【ラブライブ!】俺「オレライブ! company slave diary」
- 2020.04.07
- 雑談

いつも誰よりも朝早く職場にいる上司に、いつも通り朝の挨拶。
これをしないと─────仕事が始まった気がしないんだよね♡
「ん…おはよ」
くすくす♡ 相変わらず無愛想な人───なんて思っちゃ失礼かな?
でも流石にこの休みなしの三ヶ月、毎日この人の疲れきった顔を見てたら────こんな風になるのも仕方がないのかなって。
そういえばお母さんが昨日。
「あんた人相悪くなったわね」
なんて言ってきたけど、もしかして────。
ううん、大丈夫
俺は、まだ、大丈夫……だよね?
───さて! 今日も日付変わったら帰れるんだから、頑張らなくッちゃ☆
といっても───もう三時なんだけどね。
同僚の人が寝不足で倒れちゃって、救急車を呼んだりでドタバタしてたらこんな時間になっちゃった。
くすくす────もう、だらしないなぁ♡
おっと。
コンビニに入ってそんなこと考えてたら────もう一分も経ってる。
休憩時間は25分しかないから、急がないと。
「店員さん、レジお願いします」
顔馴染みの店員さん。
入社当初はよくレジで立ち話なんかしてたけど────最近は時間がなくてそれもなくなっちゃったから少し寂しい気もする。
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…。
店員さんが大量の栄養ドリンクのバーコードを一本一本、丁寧に読みとってくれるのをみてなんだか申し訳なくなっちゃう。
会計が終わってお店から出ようとすると店員さんが────。
「あの、大丈夫ですか?」
…どういう意味だろ?
俺は少し考えたあとに。
「ナニガデスカ?」
って聞き返してみたんだけど────。
「いえ…頑張ってください」
店員さんはそれだけ言って、お仕事に戻っちゃった。
なんだかよくわらないけど……応援されるのは気分がいいなぁ。
会社に戻ったら同僚の分の仕事が待ってることなんて、どうでもよくなっちゃった♡
店員さんも、ファイトだよ!
あと二時間で今日も終わり───なんて考えてたら大切なことを思い出した。
危ない危ない。
これはなるべく早く言わなきゃいけない、本当に大切なことだった。
「○○さん、三月三十一日と四月一日…休みほしいんですけど」
「無理」
一蹴。
そうだよね────休みなんて、貰えるわけないんだった。
くすくす♡ 俺って本当にバカだなぁ。
「ですよねー!」
「うん」
…あれ? なんで俺泣いてるんだろ────変なの。
心配かけちゃいけない!と思って上司に見えないよう隠すように顔を伏せてみたけど、書類にシミができちゃったのは失敗だったな。
反省反省☆
時刻は息を吐くと出る白い煙が目立つほど真っ暗な午前二時。少し長引いちゃったけど────今から走って帰れば四時間は寝れるかな?
そんな風に今日の俺様睡眠計画を立てながら走り出そうとすると────。
ピロン♪
LINEの通知が鳴った。
いつの間にマナーモードが解除されたんだろ?
会社出たあとでよかった、なーんて思いながら差出人を確認するために画面に表示されたポップアップをみると───そこには共通の趣味をもつ大親友の名前があって。
それをみた瞬間、俺は思わず微笑んでしたまった。
くすくす─────変なの♡
俺は「無理だった」とだけ伝えると───。
三秒も経たずに「そんな会社辞めちまえ」という返信が。
「……そっか」
そっか。
そっか──────。
くすくすくっすんくすくっすん♡ なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだろ?
辞めればいいんだ!辞めれば─────会える!
えみつんに。
うっちーに。
みもりんに。
シカコに。
パイちゃんに。
南條に。
そらまるに。
りっぴーに。
くっすんに─────会えるんだ。
くすくす♡ 辞表を出したときのあの上司の顔は面白かったなぁ。
ねえ、みんな──────諦めてない?
ラストライブの日に休みが取れなくて─────絶望してない?
なら──────そんな会社辞めちまえ!
大丈夫! きっと次の仕事なんてすぐ見つかるから!
責任なんて丸投げしていいんだよ!
こんな簡単なこと、もっと早くに気づけばよかった────。
そんなことを思いながら、今日も俺はパチンコで勝ったお金でお酒を飲むのでした♡
──おしまい──
乙
ニヤついてもうたわ
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