【ラブライブ！】フミコ「ほ、穂乃果ちゃん///！？」

ほのふみのSS

寝る前の一興ということで短めに。

穂乃果「ねえ、フミコちゃんは、好きな人っているの？」

フミコ「え、ええ！？ほ、穂乃果ちゃん！？急にどうしたの？」

穂乃果「昨日ね、テレビで特集してたんだ。同性同士の恋愛について」

フミコ（このご時世になんてモノを放送しているのよ･･････）

フミコ「そ、それで？」

穂乃果「そこでね、討論されてたんだ。同性愛について」

フミコ「へ、へえ～･･････」

穂乃果「参加者には賛成派や容認派もいたんだけど、やっぱり、反対する人の方が多くて」

フミコ「まあ、そういうのって世間からは冷たい目で見られるものだしね」

穂乃果「でね、穂乃果は思ったんだ。同性を好きになる事ってそんなにおかしいことなのかなって･･････」

フミコ「うんうん。それで、穂乃果ちゃんはどんな結論を出したの？」

穂乃果「穂乃果は、やっぱりおかしいとは思わない。好きっていう感情は誰にも邪魔されないすごく素敵なものだと思う」

穂乃果「誰を好きになっても、それはその人が選んだ自分の気持ち。それって誰かに否定されたり、邪険にされたりするものじゃないと思うんだ」

フミコ「穂乃果ちゃん･･････」

穂乃果「よく言われてると思うけど、大切なのは自分の気持ち！それと、その気持ちを誇れる想いの強さ！」

フミコ「……そうだね。私も穂乃果ちゃんに賛成！恋っていうのは誰かが決めるものじゃなくて、自分で気がつくものだもんね！」

穂乃果「うん！それで、想いが成就したら･･････」

フミコ「それを人々は愛と呼ぶ･･････ってね」

穂乃果「そうだね。･･････だから、穂乃果も･･････」

フミコ「穂乃果ちゃん？」

穂乃果「ねえ、フミコちゃん。どうしてこんな話したか、分かる///？」

フミコ「え？ええっと･･････な、なんでかな～～」ｱﾊﾊ

フミコ（え？ど、どうしたんだろう穂乃果ちゃん。急に顔を赤らめて･･････）

穂乃果「あのね、実は穂乃果、前からずっと好きな人が･･････いるの」ｷﾞｭｯ

フミコ「ええ！？ええっと･･････えええ！？」ｱｾｱｾ

フミコ（な、なんで顔を赤らめながら私の手を握るのおお！？）

穂乃果「ねえ、フミコちゃん･･････穂乃果じゃダメ？」ｳﾜﾒﾂﾞｶｲｰ

フミコ「だ、ダメ！？ってなに！？え、嘘！？どうなってるの！？」

穂乃果「ねえ、フミコちゃん。目、つむって///？」

フミコ「は、はい！」ﾊﾞﾁｯ

穂乃果「穂乃果がいいよって言うまで、開けちゃ･･････ダメだから」

フミコ「」ｺｸｺｸ!!

穂乃果「それじゃ、いくね･･････」

フミコ「」ﾄﾞｷﾄﾞｷ　ﾊﾞｸﾊﾞｸ

フミコ（も、もしかして私、き、キス･･････されちゃうとか？）

フミコ（そ、そんな。だって私達女の子同士だし！そ、それ以前に、付き合ってないし！）

フミコ（ど、どうしよう･･････）

―恋っていうのは、自分で気がつくものだもんね

フミコ（･･････え？）ｷｭﾝ

フミコ（い、今の何だろう?胸がなんだか苦しくなったような･･････）

「フミコちゃん！」

　　「ありがとう！フミコちゃん！」

「フミコちゃん･･････穂乃果じゃ、ダメ？」

フミコ（あ……）ﾄｸﾝ

フミコ（そっか。私、もしかして･･････）

フミコ（私の方こそ･･････ずっと･･････ずっと前から）

フミコ（穂乃果ちゃんの･･････事が）

穂乃果「フミコちゃん、もういいよ！」

フミコ「……え？」ｽｰ

ミカ「ぷくくく！」

ヒデコ「ふふっ！あはは！」

フミコ「･･････」

穂乃果「せーのっ！」

ほのひでみか「「「ドッキリ！だーいせいこーう！！」」」

フミコ「……は？」

ヒデコ「は？じゃないよ！どっきりだよドッキリ！」

ミカ「だ、ダメだ！お腹痛い！フミコちゃん途中から本気にしちゃってたでしょ！」ﾌﾟｸｸ

フミコ「ど、ドッキリ？」

ヒデコ「そう、ドッキリ！まさかあんなに本気にするなんて！」ｸｽｸｽ

フミコ「ドッキリ･･････」ﾁﾗｯ

穂乃果『ごめーん！』ｸﾁﾊﾟｸ

ヒデコ「まさか穂乃果がのってくれるとはね。流石生徒会長兼リーダー！」

フミコ「･･････あ、あんたたち～～///！！」ｶｧｧ

ヒデコ「わー！フミコが怒った！」

ミカ「にっげろ～～！！」ﾋﾟｭｰﾝ

フミコ「ま、まちなさーい///!!」ﾀﾞｯ

穂乃果「あ、行っちゃった･･････」

穂乃果「フミコちゃん、顔真っ赤だったけど、大丈夫かな？」

穂乃果「ま、何はともあれ、ドッキリ大成功だね！」

穂乃果「ばんざーーい！！」ﾔｯﾀｰ

このドッキリはヒデコ提案のミカ主導で行われたそうです。
そして、結局こっぴどく叱られたヒデコとミカは反省し、今ではいつもの三人の関係に戻りました。

でも、いつもと違うことが少しだけ･･････

「ねえ、穂乃果ちゃん。今日、一緒に帰らない///？？」

おしまい。

寝よう。

乙

これは新しい