【ラブライブ!】南條「えぇー!?廃校の危機!?」
- 2020.04.10
- SS

今そんな学園が経営破綻で廃校の危機に!
これはそんな廃校の危機に立ち上がった9人の物語である。
<昼休み・生徒会室>
南條「廃校ねぇ。まぁいっかー」
楠田「いやいやいや!南ちゃんなんとかしようよ!」
南條「えぇ~?めんどくさいよー。ただでさえどっかの誰かに推薦されて流されるままに生徒会長になっちゃって忙しいってのに・・・」
楠田「冗談で推薦しちゃった☆」
南條「お前だったのかぁ!」
南條「そんなって・・・おかげでネトゲする時間が減って・・・」
楠田「はいはいはい。とにかく廃校阻止しないと!えーっとまずは・・・。どうしよっか南ちゃん?」
南條「やる気だけかぁ!?」
楠田「そうだよやる気しかないよ!だって考えるの苦手なんだもん!」
南條「あのねくっすん・・・。簡単に廃校阻止とか言ってるけど実際難しいと思うよ?経営破綻ってことはお金がないってことだから仕方ないんじゃないかな?」
楠田「ならお金を稼ごう!あっ!このバイトすごいよ!お話しするだけで2万円だって!」
南條「ちょいちょいちょい!楠田さんにこれはまだ早いんじゃないかな~?」
楠田「えっ?あっそういう仕事なの・・・///?」
楠田「じゃあ南ちゃんも一緒に・・・///」
南條「やらねーよ!もうね億単位で稼がないとむーりーなーの!」
楠田「億!?」
南條「そうなのーだからあきらめよーね。てか今の学院生が卒業するまで存続するみたいだし、私達はあと1年なんだからいいじゃん」
楠田「後輩達が可愛そう!」
南條「・・・それはまぁ仕方ないよ。」
楠田「うー!もう南ちゃんなんて知らない!私帰る!」ガラガラ!
南條「ちょっ・・・くっすん!」
南條「・・・仕事してけよ!」
新田「あっ、くっすん~どったの?」
楠田「えみつ~んいいところに!ねぇ聞いて聞いて南ちゃんがね!」
新田「んー?(これはまた南條さん語りかな?適当に流しとこう・・・)」
楠田「もうね!おこなの!おこおこ!」
新田「そっかーおこなんだねー」
楠田「もうね!信じらんない!」
新田「そうだねー信じらんないねー」
楠田「えみつんもそう思うよね!?」
新田「思う思う」
新田「うんうん、協力は大切だね・・・。協力・・・?」
楠田「うん!廃校阻止運動に協力して!」
新田「ええっ!?なんでそんな話になってんの!?」
楠田「え?最初からその話しかしてないよ・・・?」
新田「いやいや全くそんな流れなかったし」
楠田「・・・難しいことよくわかんない」
新田「こっちがわからんわー!」
楠田「とーにーかーく。よろしくねえみつん!とにかく人数集めておいて!それじゃあ私忙しいからいくねー!」ダッダッダッ
新田「ええっ!?ちょっとくっすん!」
新田「行っちゃったよ・・・。てか人数集めるってなに?」
内田「いや、意味分かんないしやだよ」
三森「タイ料理食べたい」
新田「うん、すずは話聞こうね?あと私も全然理解してないから大丈夫だよっ」
内田「だめじゃねーか!」
新田「さっきくっすんがいきなり話してきてまだ私も混乱してる」
内田「あぁくっすんか。それなら納得」
新田「納得されちゃったよくっすん・・・」
三森「モグモグ・・・。ていうか人数集めてなにすんの?」
新田「さぁ?」
新田「あーそれっぽい」
三森「でもさー、廃校阻止するんでしょ?それならやること限られるでしょ」
新田「おっ・・・なになに?」
三森「ふっふっふ。それはミュージカルだ!」
内田「えぇ~。めんどくさそうだからやだ」
三森「がーん」
新田「すずは舞台派だもんね~。うっちーは声で仕事してるし私も運動はちょっと・・・」
内田「でもえみつん腕相撲めっちゃつy」
新田「あー!あんなところにティラノサウルスの化石がぁ!」
三森「えっ!?まじでか!?」
新田「ほんとー!?うっちーありがとう!」
三森「仕方ないなーそこまで言うなら私も」
内田「そんな嫌々なら別に」
新田「うん、無理強いはしないよすず?」
三森「ええっ!?」
内田「じゃ、いこっかえみつん。とりあえずくっすんから詳しい話を聞きたいね」
新田「そうだねーどこだろう?」タッタッタ
三森「ぽつーん・・・」
三森「ええっ!?」
三森「冗談じゃなく本当に置いてかれた・・・」オーイオイオイ
<マッテロヨーエミツーン!ウッチー!
新田「すず置いてっちゃったけどいいの?」
内田「そのうちやっぱり入れてくれって泣いて戻ってくるでしょ」
新田「私はいやな予感しかしないけど・・・」
南條「昼飯食べる時間ないし、とりあえず飲み物だけ買って凌ぐか」ゴクゴクッ
南條「ぷふぁー!仕事終わりのいちごオレは格別だぜぇ!」
久保「・・・ねぇどいて」
南條「おわぁ!・・・ってシカじゃん!中学以来?久しぶり~」
久保「うん」
南條「てかこの学院に来たんなら教えてよー」
久保「よしのんには関係ないでしょ」
南條「相変わらずひねくれてるなー、あっ、友達はできた?シカは心の扉が硬いから心配なんだよねー」
久保「うるさいなぁ、よしのんは私のお母さんかっ」
南條「はっはっは。ははは、お母さんか・・・。シカのさり気ない毒が身に染みるぜぇ・・・」
南條「いやなんも。んで友達はできたのー?」
久保「しつこいなぁ。・・・まだだよ」
南條「一人も?」
久保「一人も」
南條「っかーこんなナイスバデーな女を放っておくなんてもったいない」チラッ
久保「ど、どこ見てん!」ドガッ
南條「いたっ!じょ、冗談だよ・・・」
久保「よしのんは目つきがいやらしいんだよ」
南條「これは生まれつきだぁ!私の両親に謝れぇ!」
久保「いや、もう女ったらしな流し目だもん」
南條「どうゆうことだぁ!」
久保「ごめんごめん」
久保「そんなにいらない・・・」
南條「まったくもー」チャリン ガタゴトッ
南條「ほれっ、ジュース」ポイッ
久保「わっ・・・」
南條「これ好きだったでしょ?奢ってあげるっ」
久保「いいよ別に、これくらい払う」
南條「いいのいいの!その代わり友達を作ること!ってもう昼休み終わるじゃん!
あっ、そうそう私こう見えて生徒会長だから何か困ったことあったら生徒会室まで来て!じゃあね!」タッタッタ
久保「ちょ、よしのん!」
久保「・・・余計なお世話だっての」プシュ・・・ゴクゴクッ
久保「ったくよしのんのせいでこのジュース、いつの間にか好きになったよ」
久保「にしてもあのよしのんが生徒会長?・・・似合わな」フフッ
南條(その代わり友達作ること!)
久保(そんなこと言われてもなー)
飯田「えぇ~本当に?すっごーい!」
久保(簡単に言うけど既にグループが出来上がってるから輪に入れないんだよね。まだグループに入れてないのは私と・・・)
pile「・・・」ウズウズ
久保(あの娘だけだなー。まぁ私と違って輪に入りたがってるみたいだけど。なら声をかけてみるか・・・?名前なんだっけ。なんとか・・・なんとかえりこ・・・。くそっいきなり名前呼びなんて馴れ馴れしすぎる!)
久保「まぁ私には無理だね。本でも読むか。」
pile「あ、あの!」
久保(うおっ、あっちからきた!)
pile「そ、それなんて本なんですか?」
久保「えーっと、適当に図書館で借りたから私もよくわかんない。今から読むし」
pile「そ、そうなんですね・・・。本が好きなんですか?」
久保「別に。やることないから読んでるだけ。あ、でも一人で完結することが好きだから好きと言えば好きなのかも」
pile「へ、へぇ~」
久保「・・・」ペラペラッ
pile「・・・」アセアセッ
久保(うぉぉぉい!なんで私本読んでんだぁぁぁ!せっかく声かけてくれたってのに失礼すぎでしょ!)
pile「えっと・・・おもしろい?」
<ガラガラッ
先生「あー、すまん少し遅れた。授業始めるぞー」
飯田「はーい」
久保(先生タイミング悪っ)
久保(終わったな・・・。さようなら私の華やかなエンジョイ高校生活。そんなの興味ないけど。)
pile「・・・」ショボーン
pile「あ、あの久保さ」
久保(あ、よしのんが言ってた生徒会にでも行ってこよう。やっぱ友達つくりなんて無理だし、お金は返したい。)タッタッタ
pile「い、行っちゃった・・・」
pile(うー・・・。今日も友達出来なかったよぅ。本で書いてあった通りに話しかけてみたのに)
pile「はぁ・・・。音楽室で歌って発散しよっかな・・・。」
pile「そうと決まればよいしょっと。」
飯田「ごっめーん!今日これから仕事だからカラオケいけないんだー!今度は絶対行くから!」
pile(いいなぁ。私もあれくらい忙しくなりたいし、友達もほしいなぁ)
pile「ううん!飯田さんはその分芸歴も長いし実力があるっ。私も歌の練習して上手くなれば自然に友達も仕事も・・・」エヘヘ・・・
pile「よっし!そうと決まれば自主練よ!」
pile「星は語り始めた~♪」
三森「みもっ?」
三森「なんかいい声が聞こえる。これはみもりんシスターズ第2号にふさわしい原石に違いない!」
三森「ふふふっ。この部屋か・・・」
三森「見つけたぞぉ!我がシスター!」
pile「ヴぇぇぇ!?」
pile「えっ?だ、誰?」
三森「私は三森すずこ。にしてもあなたいい声ね、私感激しちゃった」キラキラッ
pile「ええっ?そうですか///」
三森「そう!君は素晴らしい!どうかその力を私に貸してくれないか?」キラーン
pile「ひゃ、ひゃい・・・///」チョロローン
三森(やったぜ)
pile「堀え・・・」
三森「え?堀江?」
pile「ぱ、pileです!」
三森「堀江パイル?面白い名前だね」
pile「ち、違う!」
三森「え?まぁぱいちゃんでいいよね?」
pile「ぱいちゃん・・・///」チョロローン
三森(この娘ちょろすぎない?)
三森「よっし、あとはあいつを誘えば戦力的に大丈夫かな!ついて来てぱいちゃん!」
pile「はいっ///」
pile(やった!やっと友達が出来た!しかもこんなかっこいい先輩・・・///)
pile「すーちゃんここは?」
三森「す、すーちゃん?」
pile「すーちゃんがぱいちゃんって呼んでるからすーちゃん!」
三森「お、おう」
三森「えっと、そうそうここにもう一人のみもみもシスターズがいるから誘いにね」
pile「へぇー、どんな人?」
三森「うーん、面白いやつだよ。まぁ会えば分かる」
pile「へぇ~、楽しみ!」
三森「たのもぉぉぉぉ!」ドガァッ!
徳井「ヘイパス!」
三森「お、おう?バスケットボール?」ダムダム
三森「畜生!なんて緩慢でうざい動きなんだ・・・!」ダムダム
徳井「ほわぁ!」シュバシュバッ
三森「くっ・・・!」
pile「なにしてんの?」
徳井「バスケに決まってんじゃん!」
pile「イミワカンナイ!」
三森「そうだよ、なんでバスケしてんだ私達」
徳井「いや、スラ○ダンク一気読みしたらバスケしたくなってね」
三森「それは仕方ないね」
徳井「デッショー。すずもどう?」
三森「いいね」
三森「はっ!危うくそらにもってかれるとこだったぜ・・・」
徳井「てかその娘だれ?」
三森「堀江パイルちゃん。ぱいちゃんって呼んであげて」
pile「違うけどいいや・・・。pileです☆」
徳井「徳井青空よ。で?」
三森「私達と一緒に廃校阻止しようぜ」
pile「えっ?」
徳井「は?てかぱいちゃんもわかってないじゃん!」
三森「今言ったからね」
徳井「うぉぉぉい!」
pile「でも、すーちゃんがやるなら私もやるっ」
三森「ぱいちゃん・・・」
徳井「なにこの空気・・・」
徳井「えぇー。てかなにすんの?」
三森「さぁ?」
徳井「うぉぉぉい!」
三森「まぁ、なんとかなるっしょ」
pile「かっこいい・・・///」
徳井「ちょいちょーいpileさーん。これのどこがかっこいいのかなー」
三森「まぁ協力してよ」
徳井「はぁー。じゃあやること決まったら教えてよ。そんときに判断する」
三森「さっすがそら!後でビックプロジェクト持って来るから待っててね!」
徳井「はいはい・・・」
三森「これで戦力は充分・・・。えみつんとうっちーに宣戦布告してやるぞ・・・」
三森「ぐふふふふっ」
徳井(またよからぬこと考えてるなーこりゃ。)
内田「そうだねー、もうやめちゃう?」
新田「探すこと?」
内田「いや、全部。よく考えなくてもめんどくさいよ」
新田「いやいや!諦めるの早くない?」
内田「でもなー。ってなんか校門前騒がしくない?」
新田「あーほんとだ。どうしたんだろう?」
飯田「や、やめてください!」
男A「あー、痛いわー。ちょーいたいわー」
男B「こりゃお譲ちゃんにハート持ってかれちゃったなー責任取ってくれる?」
飯田「そ、そんな!ちょっと急いでて不注意だったけど。え?ハート?どうゆうこと?」
男A「うるせぇなぁ!こうなったらあれだよなぁ、あれ・・・」
男B「あぁ、あれやってもらうしかねぇよなぁ・・・」
飯田「だ、誰か助けて・・・」
<セ、センセイニレンラクシタホウガ・・・
<デ、デモコワイシ・・・
<チョットサムクナイカニャー
「その必要はないよ」ゴゴゴ
飯田「えっ?」
男A「あぁん!?なんだ譲ちゃん!?」
内田「めんどくさいな、パンチでいいや」ポコッ
男A「おぅふっ!」
男B「男A!」
男A「も、もっとして・・・///」
内田「きもちわるっ」
男A「罵倒も最高だぜっ・・・」グフッ
男B「男Aぇぇぇぇぇ!!!くそう男Aの敵ぃぃぃ!」パーンチ
新田「おっとさせないよ」ガシッ
男B(なんだこの女!?俺のパンチを受け止めて。って手が離れねぇ!)
男B「くっ・・・離せ・・・!」
新田「男の人なのにこれが全力なの?」
男B「なんだと・・・?」
新田「私はまだ3%しか本気出してない」
男B「なんだとっ・・・」ガクガク
新田「怪我したくなかったら失せな」
男B「は、はぃぃぃぃぃ!」
新田「ふぅーうっちーお疲れ」
内田「もうえみつーん脅かしすぎー。あれじゃあ可愛そうだよ」
新田「え?だって本当は1%も本気じゃなかったし・・・」
内田「えみつん強すぎ・・・。そんなことより」
新田「そうでした。大丈夫?怪我ない?」
飯田「はい!おかげ様で!」
内田「よかったー。てかこんな学校前なのにあんなのがうろうろしてるなんて」
新田「まぁここ芸能関係の子が多いから、そういうの目当てなんじゃない?」
内田「ふーん」
飯田「あ、あの何かお礼をしたいんですけど・・・」
新田「え?別にいいよー」
内田「待ってえみつん。えっとあなたの名前は・・・」
飯田「飯田里穂です!りっぴーって呼んでください!」
内田「私は内田彩、うっちーでいいよ。こっちはえみつん」
新田「よろしくね!」
飯田「ええっ!?すごい!私でよければお手伝いします!」
内田「ありがと♪じゃあ急いでるみたいだしまた今度ゆっくり話そうね」
飯田「あっ、そうだこれから仕事があるんだった!」
内田「今度は絡まれないようにするんだぞー」
飯田「はいっ」タタタッ
内田「ふぅ・・・。まぁこんなもんかな」
新田「うっちー・・・」
内田「ん?」
新田「恐ろしい子・・・!」
内田「なんでだよっ!」
楠田「メンバー集めはえみつんに任せておいて私は南ちゃんの説得を頑張るぞー」
楠田「まずはこの黒板消しトラップで追い詰めてやる・・・!」
楠田「あれ?なんか違う気がするけどいっか♪」
楠田「まだかなまだかなー」
コンコン
楠田「きたー!ってノック・・・?ま、まずい!」
久保「失礼しますー、南條先輩はいらっしゃいますkボフッ」
久保「・・・」
久保(なんか昔もこんなことされたことがあるなー)
久保「はぁ・・・。まぁいいや、粉払って帰ろ」パッパッパ
楠田「ちょちょちょちょ!」
久保「え?」
久保「?」
楠田「いやこれ私仕掛けた。私、めちゃ、悪い、おーけー?」
久保「お、おーけぇ」
楠田「だからごめんなさぁぁぁぁい!!!」
久保「いやいいですよ。あ、いやよくないですけど」
楠田「ううう、許してくれないよねぇ?ごめんねぇ、こんな可愛いのに・・・」
久保「これくらいの可愛さならよかったな・・・」
楠田「えっ?」
久保「なんでもないです。南條先輩はいないんですか?」
楠田「なんちゃん?私も待ってるんだよね~。そうだ!一緒に待とうよ!お詫びしたいし!」
久保「えぇ?いやでも・・・。」
楠田「遠慮するでなーい!てかお詫びさせて!罪悪感でどうにかなっちゃいそうだから!」
久保「わ、分かりました」
久保「えっ!?ちょっそんな勢いよくやったら!」
楠田「うわぁ!ごほっごほっ!」パッサー
久保「ケホッケホッ。ほら言わんこっちゃない・・・。ってはははっ。すごい顔ですよ?」
楠田「え?かがみかがみ・・・。うわ舞妓さんみたい!あははっ!」
久保「もう、しっかりしてよー。ってすいません一応年上ですよね?タメ口ですいません」
楠田「え?全然気にしなくていいよ!ていうかまだ自己紹介してなかったね!わたし楠田亜衣奈!くっすんでいいよ!」
久保「私は久保ユリカ。よしのんからはシカって呼ばれてるよ」
楠田「よしのん?あっ南ちゃんのことか。なんでシカなの?」
久保「秘密」
楠田「えー教えてよー」
久保「ひーみーつー」
楠田「いいもーん南ちゃんから教えてもらうし!」
久保「よしのんも忘れてるんじゃないかな?それよりもさ、ふふっ」
楠田「あははっ、顔と頭綺麗にしよっか!」
「ちょっと真面目にやってよー」「あはははっ!そーれそれ!」
南條「は、入りづれぇ・・・」
南條「でも入らなきゃ仕事できないし、覚悟を決めろ愛乃!」
南條「あーっ、今日も授業疲れたわぁー、ってシカとくっすんじゃーん!2人ともいつの間に仲良くなって・・・」
南條(なんで2人ともくんずほぐれつで服乱れてるんだ?こ、これは・・・)ピキーン
南條「あははー。失礼しましたっ!」シュバッ
楠田「ごごごかいだよぉぉぉぉ!南ちゃんんんんん!」
久保「待ってよしのぉぉぉぉん!!!」
~
南條「はい、それでは仕事でもするかね」
久保「おお、本当に生徒会長だったんだね」
南條「えっ、信じてなかったの?」
久保「そりゃあね」
南條「ひどい!」
南條「推薦なんて誰でもできるわぁ!」
楠田「ぶーぶー。職権乱用~」
南條「どういうことなの・・・。てか早速なんかあったのシカ?」
久保「えっーっと、昼のジュースのお金を返しに」
南條「えー、いやいいよ。先輩からの好意は受け取っておきなー」
久保「あんまりこういうの慣れてないから」
楠田「えっ!?シカちゃん南ちゃんにジュース奢ってもらったの!?私ものみたーい!」
南條「くっすん、ちょーっと静かにねぇ?てか友達作ったんだからいいじゃない」
久保「友達?」
南條「ほれ」
楠田「ん?」
久保「あー。私達もう友達だったんだ。それは盲点だったわ」
楠田「えぇっ?私の一方通行だったの!?シカちゃんひどい!」
久保「いや、久しく友達作ってないからどこから友達なのかわかんなくて」
楠田「ううう・・・。なにやら壮絶な過去があったんだねぇ!私たちは一生友達だよ!」
久保「えっ、そういう重いのはちょっと・・・」
楠田「ぐふぅっ!」
楠田「ていうか南ちゃん!」
南條「な、なんだよ」
楠田「廃校阻止しよ!」
南條「またその話ー?昼で終わったんじゃないの?」
楠田「ふっふっふ。残念だったね!既に私の優秀な部下が仲間を募っているのだー!」
南條「まためんどくさいことを・・・!」
久保「廃校すんのここ?」
南條「お前はそこからかぁ!朝に理事長が話してたし、掲示板に張ってあっただろう!」
久保「昼まで仕事だったし、掲示板なんて見ないし、話す友達もいないし・・・」
楠田「南ちゃん!なんでシカちゃんをそうやっていじめるの!」
南條「私が悪いの!?」
南條「え?乗り気なの?」
久保「興味本位で聞いてるだけ」
南條「はぁーよかった」
楠田「それを皆で考えるんだよっ」
南條「はいはい、もうやめよって。今日の仕事終わってないし。てかくっすん!昼の書類私が片つけたんだから放課後ぐらい働け!」
楠田「ぐぬぬっ。さり気なく押し付けたのにばれてたのか・・・」
南條「生徒会なめてんかー!」
楠田「くそぅ・・・えみつんはまだか!このままじゃ仕事をしなくちゃならなくなるっ・・・!」
南條「いや、やれよ」
コンコン
楠田「キター!」
楠田「えみつーん!」
内田「やっほー。あぁやっぱり生徒会室か。そういえばくっすん副会長だもんね、忘れてたよ」
楠田「がーん」
楠田「いやでもグッドタイミングだよ2人とも!」
新田「え?」
楠田「ほら南ちゃん!この2人が廃校阻止活動に協力してくれるメンバーだよっ!」
南條「えー?本気なのくっすん?」
新田「南條さーん。私達もよくわかんないですけどこれなんなんですか?」
南條「くっすんが暴走してるだけだから気にしないで」
楠田「違いますー!今回は本気ですー!てか納得しないでようっちー!」
内田「えぇ?だってねぇ?」
久保「なんかカオスになってきたな・・・。さり気なく帰ろう・・・」
新田「まぁとにかくくっすんが満足するまで廃校阻止の活動について意見を出すってことにしませんか?」
南條「拒否する!拒否する!この話自体生徒会の仕事じゃないしさっさと終わらせてよしのお家帰りたい!」
内田「なんでこの人生徒会長やってんの・・・」
楠田「それはねー。せっかく応援してくれてる人の気持ちを無下には出来ないって。あのときの南ちゃんかっこよかったな///」
南條「や、やめろぉ!恥ずかしいだろう!」
新田「またくっすんの南條さん語りが始まるよ・・・」
久保「よし、盛り上がってるし今のうちに・・・!」
久保「うぉぉぉ!?」
三森「その話待ったー!!!」
新田「すず!」
三森「廃校阻止するのは!」
pile「私達よ!」
久保(ええっ!?なんとかえりこさんなにしてんの!?)
内田「うわー。なんかめんどくさそう」
新田「たぶん原因うっちーだからね!?」
三森「ふっふっふ。今更懺悔したって遅い!私達は既に3人のメンバー!人数的にこっちの方が上!すなわち私達の勝利!」
pile「すーちゃん素敵・・・///」
内田「いや、りっぴーとくっすん入れればこっち4人だけど」
三森「なんだと・・・!」
三森「くそぅ・・・!こうなったら・・・!」
三森「私達のグループに入れさせてやってもいいぜ・・・?」
内田「は?」
三森「すいません、内田さんの家来にさせてくだしゃい・・・」グスッ
内田「別にそういう争いしてないんだけどまぁいいや」
pile「涙目のすーちゃんも可愛い・・・」
南條「えっ、これでなに?何人集まってるの?」
新田「えーっと、私うっちーりっぴーにすずとー」
三森「ぱいちゃんとそら」
久保「ぱい?えりこじゃないの?」
pile「パイル!」
久保「お、おう」
南條「くそぅ!なんでこんな人数集まってんだ!シカ!シカは私の味方だよね!?」
久保「えぇぇっ!?私!?えーっと・・・。まぁでも廃校しなくなるんだったらそっちの方がいいとは思うよ」
南條「ぐはぁっ!?」
楠田「ナイスシカちゃん!どうだ!これで納得したか!」
南條「くぅっ、仕方ない・・・。でもただ働きなんて嫌だからちゃんと費用がおりるように理事長に話つけに行かなきゃ」
久保「よしのんちゃっかりしてんね」
南條「まぁね。そんじゃ書類とかまとめるから明日皆で理事長に直談判ね?これでいいでしょくっすん?」
楠田「おーけぇいわかった」
南條「はいはいー、ということで解散解散ー」
みんな「はーい」
<いやーまさかノリで始めたことがこんな大きくなるなんて思わなかったよー
<巻き込まれるこっちの身にもなってよねーくっすーん
<あははー、いいじゃんいいじゃん♪
南條「おいそこのスイートコーン何帰ろうとしてんだ?」
楠田「あ、ばれちゃった?」
南條「はたらけぇ!」
南條「ということで私達9人で廃校阻止に向けて活動するために許可して頂けないでしょうか理事長」
木皿「素晴らしい!ちょうど私もこのまま廃校なんて嫌だからね、新たなプロジェクトを立ち上げてたのだが君達を見て閃いたよっ!」
楠田「えっ!なんですか!」
木皿「驚きたまえ、そして君達は幸運だ!名づけてスクールアイドルプロジェクト!君達はこのランティス学院から羽ばたく9人のアイドルユニットになるんだ!」
みんな「えぇぇぇぇぇ!!!!!!????????」
これは廃校の危機に瀕した学校を救った
9人の愛と青春の物語である。
続かない。
学年はキャラと一緒です。
シカちゃんとなんちやまんは同じ中学って設定。
面白くなくてもいいんだったら書くよ。
久保「な、奈良県から引っ越してきた久保ユリカです・・・!」
<ナラ!?
<テカメッチャカワイクネ
<シンチョータケー
先生「はい、じゃあ久保さんの席はあそこね」
A子「よろしくね、ユリカちゃん」
久保「よろしく・・・」ドキドキ
久保(中学1年の中途半端な時期に私は親の仕事の都合で引越し、このランティス中等学校に転入した。最初は関西人だからってチヤホヤされてたけど、元々人付き合いが得意な方じゃない私はいつの間にか一人ぼっちだった)
久保(そんなある日、彼女はオーディションに私も一緒に出てくれないかと誘ってきた。正直ガラじゃないけど、彼女の話を聞いている内に興味が出てきていたの事実だった私は一緒に受けることにした)
久保(これが、私の人生で一番悔やむ選択だとは知らずに軽く返事しちゃったな。私はがむしゃらに勉強した。A子ちゃんに恥をかかせたくなかったからね。でもその結果・・・)
久保「ねぇねぇ!A子ちゃん!私オーディション受かったよ!」
A子「そっか・・・」
久保「もうねすっごく嬉しいの!でも私なんかが受かったんだからA子ちゃんも受かったよね!」
A子「落ちたよ」
久保「えっ・・・?」
久保「なんでって・・・私にもわかんな」
A子「最初から!」
A子「あんたを当て馬にするために仲良くなってたんだよ。あんたルックスだけはいいからね。でも性格はてんで暗くて笑っちゃうわ!本当に関西人なの?」
久保「ご、ごめん・・・」
A子「ごめんて言うなぁ!あんたが謝ったところで何も変わらない!私が惨めなだけ!」
A子「もういいよ。じゃあね”久保さん”」
久保「ま、まって・・・」
久保「待ってよぉぉぉ!!!」
久保(それから私はクラスのリーダー格でもあったA子を筆頭とする女子にいじめられるようになった。大体想像出来るいじめを受けた気がするな。もう感覚がにぶくなって何も感じなかったけど。)
久保(それも気に食わなかったのか、どんどんやることがエスカレートしていったなぁ。もちろんクラスに居場所がない私は昼休みはずっと図書館に引きこもってた。)
久保(そんなある日のことだったなー。よしのんに出会ったのは。)
南條「よっとお隣失礼」
久保「・・・なんですか」
南條「うーん。いやあなた毎日図書館に来るからさー。友達いないの?」
久保「すっごい失礼な人ですね。ていうかずっと見てたんですか?」
南條「あははごめんごめん、ちょっとデリカシーがなかったかな。そりゃあだってねぇ、こういうとこって私みたいな陰キャラが集うくらーい場所なのに、えっらい美少女が本を読んでりゃ気になるでしょ」
久保「可愛くたっていいことなんてないですよ・・・」
南條「うわっ、可愛さを自覚してるあたり大物だ」
久保「そういう意味じゃ・・・」
久保「あの・・・。私本読みたいのでどっかいってくれませんか?」
南條「まぁまぁ私も友達が骨折してここの図書当番をなぁなぁで引き受けちゃって暇だから話し相手になってよ」
久保「・・・勝手にしてください」
南條「おっ、じゃあさじゃあさネトゲとか興味ない?今ね~あれがあっついんだよね~」
久保「ネトゲ・・・?」
久保(でも楽しかったな・・・)
南條「てかさー私達結構話すようになったけどお互いの名前知らなくない?」
久保「ここで会うだけなんだし、教えたくない」
南條「守備堅っ。寂しいこというなよー。あっ!そういえば奈良出身なんだっけ?」
久保「はぁ・・・。あなたも関西人なのにーとか言う人?」
南條「いやいやそうじゃなくて!てか関西人全員テンション高いわけないっしょ。ええっと、そだそだ!この前さ修学旅行で奈良行ってきたんだけどすっごいシカがいるの!シカ!」
久保「まぁいるね」
南條「だからシカ!」
久保「は?」
南條「だからシカって呼ぶね」
久保「え、やだよ」
南條「じゃあ名前教えてよ」
久保「それもやだ」
南條「じゃあシカでけって~い」
久保「めんどくさいからもうそれでいいよ」
南條「やっりぃ。あ、私のことはそうだなー。よしのって名前だからよしのん!うむ我ながらいいセンスだ」
久保「自分のニックネームを自分で付けるのってどうなの」
南條「え?そうかな?」
久保「変な人」フフッ
南條「笑うなー!」
久保「ここ図書館だから静かにしなよ・・・よしのん」
久保「遅い・・・」
久保「・・・いやいや別に待ってないし。来ないなら読書に集中できていいじゃん」
久保「・・・」ソワソワ
久保「もうこないのかな・・・」
久保(いつだったかな。冬のある日に4日連続よしのんがこない日があった。最初は私に飽きて来なくなったんだなって冷めてたけど、なんでだろう。一言文句言わないと気が済まなくて探そうと決意したんだよね)
久保「ってあいつ何年生だよ。私より身長低いけど・・・1年生?」
久保「いや違う・・・。この前修学旅行に行ったって話してたから・・・。え?3年生?てことは」
久保(今月はもう2月の前半・・・。もう少しで卒業しちゃうんだ・・・よしのん)
久保「それなら卒業する前に会わないと!」
図書委員「あ、あのー」
久保「あぁん!?」
図書委員「ひぃっ!」
久保「あ、すみません」
久保「なんちゃん?」
図書委員「南條愛乃ちゃん。あれ違った?」
久保「よしの・・・。いやその人です」
図書委員「だ、だよね。私が治ったあとからも毎日ここに来てシカちゃんと話してたもんね」
久保「シカちゃん・・・。えっ?ていうかまだその人が全然治らなくてーってよしのん言ってたけど・・・」
図書委員「あなたに気を遣わせたくなかったんじゃないかな。南ちゃん優しいから」
久保「余計なお世話だっつの・・・。じゃあ何?もう私がいなくても大丈夫だろうって?それなら最後に挨拶ぐらいしてよ!ねぇ図書委員さんあいつのクラスどこ!今すぐ話をしに!」
図書委員「ちょ、ちょっと落ち着いて。あのね・・・。南ちゃん今インフルエンザで休んでるの」
久保「へっ・・・?」
(あの後、図書委員さんがよしのんに私が荒れた日のことを話したみたいで、すっごいニヤニヤ見られるようになったな・・・。まぁ私も冷静じゃなかった。その後私は図書委員さんに住所を教えてもらって・・・)
南條「くっそー。今いいところだってのにこんな時に誰だよ・・・。ってシカ!?」
久保「久しぶり・・・」
南條「お、おう。どうぞ・・・」
久保「ありがと」
南條「・・・」
久保「インフルは?」
南條「へ、へぇ!昨日には熱が下がってピンピンしております!」
久保「そう・・・」
久保「なんか作ろうか?」
南條「い、いえいえ!もうこの通り元気なのでお構いなく!」
久保「そう・・・」
南條「・・・」
南條「あのぅ・・・なんか怒ってらっしゃる?」
久保「怒ってないよ」
南條「そ、そうでしゅか・・・」
南條「えっ・・・。えっ?今更?」
久保「興味なかったし」
南條「ひどいっ」
久保「もう卒業だね」
南條「そうだねー。高校生活はもっとリア充生活送りたいけど私には無理だろうな~」
久保「どこいくの?」
南條「んー?ランティス学院だよ」
久保「あそこか・・・」
南條「こう見えて、歌だけ自身あるのだ。今はちょっと喉の調子が良くないから私の美声を聞かせてあげられなくてシカに申し訳ないなー。あー申し訳ないなー」
久保「別に平日なら毎日聞いてたし・・・」
南條「なんだって?」
久保「なんもない。てかなに?ずる休みしてまたネトゲでもしてたの?」
南條「う、うるせー!だってまだ?お医者さんも様子見た方がいいって言うし?学校にも迷惑かけたくないからなー」
久保「こっちは寂しいんだよ」
南條「さっきから小声でどうしたの?」
久保「教えてよネトゲ」
南條「まじで!?今まで全然興味なかったのに!?」
久保「早くして。興味なくなる前に」
南條「らじゃー!」
久保(それからは、卒業までよく外で遊んだりしたね。ラーメン屋行ってよしのんが全力で食べたーとか行って時計やら眼鏡を忘れたのはいい思い出)
久保(そしてついに・・・)
久保「卒業おめでとう。よしのん」
南條「おっ、ありがとー」
久保「・・・あのさ。初めてあった日からずっと昼休みに図書館に来てくれてありがと・・・」
南條「うーん?私が楽しいから行ってただけだよー」
久保「そう・・・」
久保「よしのんはさ。私がなんでいつも図書室にいるか聞かなかったよね。なんで?」
南條「そりゃ、話したくないことだろうなって思ってたからね。もし、話してくれてたら全力で力になってやろうとは思ってたよ?」
久保「ふふっ。取り越し苦労でよかったね」
南條「まったくだよー。あっはっは」
南條「はーい!ちょっと待っててねー!」
南條「ごめん、そろそろ行かないと」
久保「うん・・・」
南條「私がいなくてもさ・・・。楽しくやってける?」
久保「頑張る・・・」
南條「シカは美少女なんだから引く手数多だよっ」
久保「だといいな・・・」
南條「ふふっ。それじゃあ行くね・・・」
南條「またね・・・。ユリカ」
久保「じゃあね、よしの」
久保「笑顔で送れたよね・・・?」
久保「また会おうね・・・よしのん・・・」
先生「久保さん進路はどうするの?」
久保「ランティス学院に行きます」
~
「おーい、なにしてんだーシカー!練習始まるよー!」
「ごめんごめん!今行くよ」
「よしのんっ」
みんな「・・・」
楠田「どったの南ちゃん?頭おかしくなった?」
南條「くっすんにだけは言われたくねぇ!」
楠田「なにをー!」
新田「ま、まぁまぁくっすん落ち着いて」
楠田「えっ、落ち着くの南ちゃんじゃね?」
内田「まぁそこは・・・。うん」
楠田「どうゆうこと!?」
南條「ううう、聞いてよ~シカ。なんか理事長が?私達の仲を深めるために合宿をしようって
いきなり言ってきてさ?しかもこのゴールデンウィーク全部使ってだよ?もうヤケになるしか
ねぇよ!」
久保「なんでそんなことで逆切れしてんだ」
飯田「えー!それって皆でお泊り出来るんだよね!?すっごい楽しそう!」
南條「甘いよりっぴー!私はね、今まではネトゲ一本だった人生に生徒会の仕事とかいうイレ
ギュラーが発生して、更にアイカツもしなくなっちゃって毎日睡眠時間をすり減らして頑張っ
てるんだよ?あ、ネトゲをね」
飯田「う、うん」
南條「だからゴールデンウィークくらいネトゲ三昧させてよ!」
久保「それただのよしのんの我侭じゃねーか!」
南條「いいじゃん我侭で!だって人間だもの!」
久保「よしのん、高校生になっても変わんないね・・・」
南條「あっはっは、子供心は常に持っておきたいからね!」
ね・・・」
楠田「わ、わたしなりに頑張ってるもん!」
南條「まともに書類すら作れねぇ奴が何言ってやがんだぁぁぁぁ!」
楠田「だって難しいんだもん」
内田「なんでくっすん副会長してんの?」
徳井「どーせ南條さんがいるからでしょーよ」ウバワレルヨ!
pile「っ分かるよくっすん!大好きな人のそばにはずっといたいもんね!」チラチラッ
三森「・・・ん?」ダムダム!
楠田「えっ///」
楠田「ち、違うし!そんなんじゃないから勘違いしないでよね南ちゃん!」
久保「むっ・・・」
南條「訳分かんないこと言ってないで仕事しろ。てかそこの2人!生徒会室でバスケすんな!
ここはお前らの私室じゃないんだぞ」
なんかうちにいっぱいあって持ってきちゃいました」
南條「おー、なんか毎日悪いねぇえみつん」モグモグ
新田「いえいえー」
内田「お茶もどーぞ♪」
南條「お、ありがとねうっちー」
南條「ゴクゴク・・・、くぅー!やっぱり煎餅とお茶の組み合わせは最高だなぁ・・・」
飯田「そうだねぇ・・・」ボリボリ
南條「・・・」カキカキ
<すずなんて小指でいけちゃいそうだな~?
<いったな~、ほーれほーれ チョチョン
<うぉぉぉ、ば、バランスがぁ バタン!
<あっはっは!まるちゃん弱すぎぃ!
<わははははは!
南條「・・・」カキカキ
<はい、あーん
<んー。ふふっ、醤油!めっちゃ醤油!
<もはや醤油でしかない!
<しょっぱ!超しょっぱい!
<ものすっごい醤油!
<わはははははっ!
ピキィッ・・・!
南條「お前ら馴染みすぎなんだよぉぉぉぉぉ!!!」ガタン!
南條「ん?じゃねぇよ!てかさー何食ってんの!?」
楠田「南ちゃんも食べる?すっごい醤油だよっ」
南條「そんな得体の知れないものいるかぁ!てかさーもうこんな親密なら合宿しなくてよくな
い?」
飯田「えー!私したーい!」
pile「わたしもわたしもー!」
南條「この元気っ娘共め・・・」
内田「私はどっちでもいいですけど、そもそもどこでやるんですか?」
南條「え?まぁ経営破綻してる学院だからね。ここでやるっぽいよ」
楠田「やだやだ!合宿するなら海いきたーい!」
内田「えー、焼けるしやだよ。てかまだ寒いでしょ」
新田「そもそも、遠いところ行ったらお金かかっちゃうしねー」
徳井「ま、学校が妥当かなー」
pile「ウズウズ・・・」
pile「な、名前で呼ばないで!」
久保「えーなんで?」
pile「な、なんとなく」
久保「え、なに?命でも狙われてるの?」
pile「狙われてないよ!」
久保「冗談だって、でどうしたの?」
pile「えっと・・・。実は・・・」ゴニョゴニョ
久保「えっまじ?えりこ何者?」
pile「パイル!」
久保「へいへい。じゃ皆に言うね。おーい、なんかえりk」バシィッ!
久保「・・・ぱいちゃんがプライベートビーチと別荘持ってるからそこでやらないかだって」
三森「えええっ!?別荘!?ビーチ!?」
pile「う、うん///」
三森(ふ・・・ふふっ。流石私が見込んだ原石なだけあるぜ堀江さん!)
三森「ぱいちゃん・・・。今めっちゃ輝いてるよ☆」キラーン
pile「ひ、ひゃいっ///」チョロロローン
徳井「相変わらずちょろいなおい」
南條「まてまてまて!そこまで行くお金はどうすんだ!」
飯田「費用でおりないのー?」
南條「ぐぅっ・・・おりるかも・・・。てかうっちーが行きたくないみたいだしやめとかな
い?」
内田「んー、プライベートビーチなら人もいないし寒けりゃ別荘に戻ればいいし、いいんじゃない?」
南條「なん・・・だと・・・」
南條「だ、だが私はみとめんぞー!断固拒否する!」
楠田「じゃーじゃー!多数決!民主的にきめよーじゃないかー!」
南條「ハイハイ!よしのはんたーい!ていうか合宿はんたーい!」
< シーン
久保「じゃ、行くってことで。そういえばどのあたりに別荘あんの?えりこ」
pile「南あたりにある島?あと名前で呼ぶな!」
久保「はいはい。えらく大雑把だなー。一応水着持ってくか」
内田「えっ、持ってく?いくらなんでもこの時期に寒くない?」
徳井「ていうか南の島・・・?日本なの?」
新田「私パスポートなんてもってないよー」
pile「たぶん日本!後でパパに聞いとく!」
三森「頼んだよ、ぱいる」キラキラ
pile「うん・・・///」
楠田「そりゃりっぴー!すいか割りでしょー?ビーチバレーでしょー?あっ!私あれやりたい
!水圧で空を飛ぶやつ!」
三森「水圧でそらを飛ばす?何それ面白そう!」
徳井「え?なにその恐ろしい遊び?絶対いやなんだけど」
三森「いけるいける」
徳井「いやいやいやいや!」
楠田「違うよ!まるちゃんじゃなくて私が飛ぶの!」
三森「くっすんを飛ばすの?」
楠田「違うって!水圧で空を飛ぶの!」
三森「そらも飛ばすの?」
楠田「もー違うって!」
飯田「あっ、もしかしてフライボード?」
楠田「それだー!それやりたい!」
飯田「でも、あれ確か専門の人がいないと出来なかった気がするよ?」
楠田「ガーン・・・」
楠田「・・・ん?どったの南ちゃん合宿の準備しよ?」
南條「・・・・・・・・まじで?」
~
飯田「ついたーーー!!!」
楠田「ひゃーーーー!!!」
三森「真夏の太陽がまぶいぜぇ!」
内田「死ぬ・・・」
pile「え?うん。たぶん日本」
新田「たぶんって・・・」
南條「やだー。かえるー。よしのお家帰ってネトゲするー」
久保「往生際が悪いよ、よしのん」
南條「やだやだー」
南條「・・・はっ!あいつらが私を呼んでいる!行かなきゃ!」ダッ
久保「あきらめろっ」バシィッ
南條「ぐえっ・・・」
久保「ほら、別荘まで行くよ」
南條「ううう・・・」
三森「別荘までどれくらいなのぱいちゃん?」
pile「えっーっとあったあった。皆これに乗ってー」
徳井「車!?えっ、ぱいちゃん運転できるの!?てか免許は!?」
pile「ないよ?いつもパパが運転してたし。でもなんとかなるっしょ」ブロロロロ
徳井「いやいやいや・・・」
楠田「あっ!私免許あるよ!」
南條「そういえば前に取ったってはしゃいでたね・・・」
内田「え、くっすん運転するの?」
楠田「任せて!お母さんに褒められるくらい上手いよ!・・・チップは怖がってたけどね」
内田「・・・私歩いていこっかな」
新田「私も」
楠田「ちょっとは信頼してよ!」
※この世界では17才から普通免許を取れるようです。
楠田「いらっしゃいませませ!」
楠田「皆乗ったねー?よしっ。ミラーオッケー。シートベルトオッケー。鍵も・・・ちゃんと
閉まってるね」
南條「おっ、ちゃんと確認しているなんて、なんだかんだいってしっかり勉強して取ってきた
だけあるね。これなら安心かなー」
楠田「それじゃあ・・・・・。飛ばしていくよ!皆何かに掴まってて」ブォォォォォン!!!
南條「えええっ!?ひょわぁぁぁぁぁ!!!」
飯田「ひゅー!くっすん飛ばすねー!!!」
楠田「あっはっは!私は今風になってるよー!ふぅぅぅぅうううう!!!」
内田「・・・ちょーしにのんなっ」コツン
楠田「いたぁっ!・・・す、すいません」
~
楠田「とー」
飯田「ちゃっく!」
三森「おおーここが」
内田「でかいね」
新田「うわー」
徳井「予想以上だわ」
南條「えりこって誰だよ」
pile「はいはーいみんなー!どうぞどうぞ!」
楠田「私一番のーり!」
飯田「あっ、くっすんずるい!ってうわぁ・・・!」
内田「おおこりゃ絶景だねー」
三森「オーシャンビュー!」
新田「別荘の奥がもう海なんだねー」
久保「ほらよしのん。海綺麗だよ?」
南條「ん?おおぉ!!!すげぇ!青い!」
久保「そりゃ海だからね」
南條「海なんてみたの何年ぶりかなー」ワクワク
久保「来てよかったでしょ?」
南條「・・・うん」
久保「じゃ、遊ぶかー!」
久保「負けたくないからね」
南條「ほえっ?」
久保「ほらほら支度してっ、もう皆行っちゃったよー」
南條「え、いいよいいよ」
久保「もうー、今更なんでさ。どうせ私達しかいないんだから恥ずかがらなくても」
南條「いやそうじゃなくってさぁ」
久保「あぁ?スタイル?まぁよしのんはいろいろちっさいもんね・・・」
南條「お前が規格外なだけだ!・・・だからさぁ」
久保「なにさ」
南條「・・・元々乗り気じゃなかったから水着持ってきてない」
久保「・・・は?」
<ポンポーン
<フッフッフ、イクヨソラ!、ミモリスマーッシュ!
<コーイ! ゴファッ!
<マ、マルチャーン!!!
<スーチャンカッコイイ・・・
<クソゥ・・・、マルチャンノノカタキハトルヨ!
<チ、チョット! パイチャン!ナンカチリョウスルモノナイノ!
<マッテエミツン。ンー、コリャアレダナ。タブンモウチョウダナ
<スーチャンスゴイ///
<ワタシヒトリジャダメ!エミツンチカラカシテ!
<アソンデナイデハコブヨ!コノポンコツドモ!
久保「・・・」トコトコ
久保「・・・」シュタッ
内田「・・・」ゴクゴク
内田「・・・」チラッ・・・
内田「・・・飲む?」
久保「・・・飲む」
南條「あー、快適な室内で見る海もいいもんだな~」
~
新田「ふぅー食べた食べたー」
飯田「こんな開放感あるバーベキューなんて初めだよー!すっごい楽しかった!ありがとねぱ
いるちゃん!」
pile「ど、どうもいたしまして///」
徳井「こいつ誰でもこんなのか・・・」
つもBBQよっ。こっちは南国カーニバルだぜっ」
内田「女しかいないけどね」ヒック
徳井「(´・ω・`)」
pile「ねぇねぇくっすん」
楠田「なに?ぱいちゃん?」
pile「この後さ、肝試ししようと思ってるんだけど・・・」
楠田「ええっ!?肝試し!?」
pile「シーッ!」
pile「でね、組み分けなんだけど細工しようと思うんだ」
楠田「ええっ?そんなことしていいの?」
pile「私とくっすんしか分からないようにするの!」
楠田「でもなんで私にそんなこと教えるの?」
pile「南條さんとペアがいいでしょ?」
楠田「な、なぜそのことを・・・!」
pile「このぱいちゃんにはなんでもお見通しよ」
pile(くっすんは分かりやすいからね☆)
pile「えっ///」
pile「さ、流石くっすん・・・。態度に出してないつもりだったのにばれてたなんて・・・」
楠田(たぶんみもりん以外気付いてると思うな)
pile「それじゃあ、今からくじの特徴を言うね・・・」
楠田「ふむふむ・・・なるほど・・・!」
楠田「おっけー!それじゃあ早速皆に声かけてくるから仕込みは頼んだよぱいちゃん!」
pile「任せて!」
<おーい皆これから肝試しやるってさー!
<えーやだよー
<いいじゃんいいじゃん!
久保「む?」ヒック
~
pile「ということで・・・じゃん!カードの裏側に番号が書いてあるから好きなの引いて!
ツーペアが3組で後は3人1組ね!」
くっすん以外の皆(なんかカードめっちゃ折れ曲がってる!!!)
新田(これはそれぞれが組みたい人と組めるように細工されている!)
三森(つまり!ここで最初にツーペアの片割れを手に入れた人は、ねぇ私といかない・・・?
と誘ってるも同然!)
飯田(そ、そんな恥ずかしいことはできないよ!ここは安全圏のスリーカードを狙っ・・・)
飯田(ち、違うこれは・・・!)
徳井(そうか・・・!スリーカードを選んだらこのメンバーの誰とも2人きりになりたくない
という嫌悪の意思表示!)
三森(それはもっと出来ない!くそぅ!ぱいちゃんの目的は一体なんなんだ!)
pile(なんで皆カード取らないんだろ)
楠田(ねー)
楠田(・・・今更だけど南ちゃんがスリーカード選んだらだめじゃん!)
南條(え、肝試しやだな・・・)
新田(くっ・・・。ここは最初に動くべきなのか?むしろツーペアの方が安全・・・)
内田「それじゃぁぁ私これぇ!」
新田(うっちー!)
三森(そのカードは・・・!)
内田「ふふふっ」ヒック
飯田(さ、誘ってる!あの野獣の目つきは獲物を狩る目!)ビクッ
新田(流石うっちーだね。この状況下で先手を打つなんて・・・)
三森(うっちーのあれは来るものを拒まずのスタイル!やられた!その手があった!)
徳井(恥ずかしいと思っていた自分がバカだったわ!それなら今すぐ私もツーペアを!)ダッ
内田「ふふふっ・・・。ほらー皆早く引きなよ?私、はやく肝試しいきたいな~」ヒック
徳井(・・・ま、待て!)
三森(そうだ・・・。ここで他のツーペアに走った場合うっちーの誘いを断ることになる・・
・!)
新田(それはもはや絶交と同義!)
徳井(なんてこった・・・。これじゃあ何もできない!)
飯田(でも今のうっちーと2人で肝試しはなんか怖いよ!)
新田(い、一体どうしたら・・・)
pile「あーもう!皆引くの遅い!あと30秒!」
みもえみりぴそらくす(なんだってーーー!?)
pile(えへへ~。すーちゃんと肝試し・・・。わざと抱きついちゃってもいいよね?キャッ)ニヤニヤ
三森(笑ってる・・・!?)
三森(そうか・・・、最初からこれは・・・)
みもえみりぴそら(ぱいちゃんとうっちーの策略・・・!)
※違います
飯田(何の計画だか知らないけど二人の思い通りにはさせないよ!)
徳井(皆!私が最初にいくわ!)
新田(いいや!そらまるには荷が重いよ!私に考えがあるn)
南條「え、じゃあこれでいいや」
久保「これやぁぁぁぁぁ!!!」シュッパーン!
楠田「なっ!?負けるかぁぁぁ!」
新田(今なら・・・!)ピキーン
飯田(誰がどれをどの瞬間取ったか分からない!)
徳井(いくよ・・・!)
三森(らじゃー!)
pile「え、えぇえ!?ちょ、ちょっとぉ!私とすーちゃんのカードぉ!」
ドンガラガッシャーン!
内田「・・・なんだこれ」ヒック
~
pile「はい、くじの結果は以上の通りでぇーっす」
三森内田
新田飯田
徳井pile
久保南條楠田
南條「なんかぱいちゃんテンションめっちゃ下がってない?」
久保「しらん」ヒック
楠田「ぱいちゃん・・・」
三森(ふっ・・・。勝ったな。でも私はまだ・・・)
内田「みもちゃんか~。よろしくね~?」ヒック
三森(私の戦いはこれからだっ・・・!)
新田「まぁ妥当な感じだねりっぴー」
飯田「そうだねえみつん!」
徳井「まぁすずじゃないけどさ楽しも?ぱいちゃん?」
pile「うー」
pile「まぁ、仕方ないかっ。はーいルール説明しまーす」
pile「さっきうちの人に頼んで祠をセットしてもらったので」
徳井「祠をセットってどうゆうことなの」
pile「まぁまぁまぁ。そんでそこにこのお札を貼ってきてもらいまーっす」
pile「はい、いじょー説明おーわり」
徳井「あ、まだやる気戻ってねーわこれ」
pile「はっ!まてよ・・・!すーちゃんを先に行かせて追い越せばいいんじゃ・・・!」
pile「はーい!それじゃあまずはぁ最初に決めた内田すーちゃんペアからどーぞぉ♪」
内田「私についてこれる?みもちゃん?」
三森「ふっ・・・。望むところだ」
pile「はーい、いってらっしゃーい☆」
pile「・・・」
pile「さて・・・。いくよそらまる」
徳井「いや、司会進行役は最後だろ」
pile「あっ」
内田「ふっふふっふふーん♪」ヒック
三森(くっ・・・。今日のうっちーはいつもよりかなりテンションが高いぞ・・・。一体何を
企んでいるんだ!)
内田「ふふふ」
内田「・・・・ねぇそれで隠しているつもり?」
三森「え?」
三森(私がうっちーの動きを伺っていたのがばれた!?)
三森「ご、誤解だようっちー?」
内田「あははっ!もう遅い!!!」
三森「う、うわぁ!ごめんなs」
脅かし役A「グハッ!」
内田「ふふっ、まずは一人・・・」ペロリ
内田「・・・どうしたの?先に進も?」
三森「お、おういぇー」
新田「何もこないね・・・」
飯田「むしろなにもなさすぎて怖いよ・・・」
新田「そ、そうだね・・・。あっ、あれが祠なんじゃない?」
飯田「ええっ?もう着いたの?ただ歩いているだけだっt」
新田「シッ!静かに!話し声が聞こえる!」
飯田「ええっ!?」
<オイ・・・コレナンダ・・・
<キヨミズカト・・・
<アァン? フザケテンジャネーゾ サケハイッテネージャネーカ!
<エエッ?
<コンナンデワタシヲゴマカセルトオモッテンカ?
<アノ・・・ウッチー、フダハラナイ?
<フダヲハル? サケモハイッテネーノニハレルワケネーダロ! オイミモチャン、ドウスンダヨ
<ハッテクダサイ・・・
<ッチ・・・ シカタネーナ
<ア、アリガトウゴザイマス!
新田「・・・」
飯田「・・・」
新田「帰ろっか」
飯田「うん」
南條「く、くっすーん?シカー?わ、私にちゃーんとついてくるんだぞー?」ガシィッ
楠田「わ、私にもしっかりついてきていいんだよー?しかちゃーん、なんちゃーん?」ガシィッ
久保「なんなんこれ?」ヒック
久保「・・・ねぇ、動けないんだけど」
南條「動けない・・・?もしや金縛り!?」
楠田「ええっ!?シカちゃん大丈夫!?」
久保「いや、あんたらのせいだからね?」
南條「くそぅ!シカの思い忘れないよ!」
楠田「うん!シカちゃんはずっ友だよ!いくよ南ちゃん!シカちゃんの敵をとりに!」
南條「おう!くっすん!」
南條「・・・」ガシィッ
楠田「・・・」ガシィッ
久保「・・・動けよ!!!」
徳井「そこの3人なにしてんの?」
pile「両手に花・・・///」
久保「だ、誰か助けてぇ・・・」
飯田「はーっさっぱりさっぱり!」
楠田「浴場もひっろかったねー!」
内田「ううん?あれ?もう夜?」
三森「へ、へぇ!内田の姉御!どうかしやしたか!?」
内田「なにしてんのみもちゃん。きもいよ」
三森「あるぇー?」
新田「んじゃーあとは寝るだけだねー」
徳井「ふっふーん!じゃあ私ここー!」
楠田「あっー!ずるい!じゃあ私南ちゃんの隣ー!」
南條「えぇ?やだようるさいし」
楠田「がーん」
久保「どこでもいいじゃん。眠いし早くねよーよ」
新田「そうだねー。てか明日からなにすんの?」
pile「遊ぶんでしょ?」
新田「合宿じゃなかったっけ・・・」
南條「仲良くなってこーいって言われてたからまぁこれでいいんじゃない?」
徳井「てかさー、私達って結局何なの?」
内田「アイドルねぇ・・・」
新田「まぁやれることだけでもやってこーよ!これからは歌とかダンスのレッスンがあるみたいだし!」
徳井「だ、ダンス・・・」
三森「あっはっは!そらのダンスは個性的だもんね」
楠田「あーまるちゃんはヤバイ」
徳井「うるさーい!お前ら2人が段違いなだけだわー!てか私さ歌もそこまで得意じゃないのになんで選ばれた!」
飯田「そうなの?じゃあそらまるって専攻なんなの?」
徳井「・・・美術」
pile「ええっ!?」
徳井「漫画家になるためにこの学院にきたの!だからアイドルって聞いてびっくりしたわ!ポ
スター作りとかかなぁって思ったら私も一員なんかいっって!」
新田「あははっそれはすごい!」
南條「でも、そらの絵は上手いよねー」
徳井「いやーまだまだっすよ。でもさ、正直私にはちょっと難しいかなって思ってたから丁度
よかったかも」
三森「またまた~遠慮して~。本当は諦め切れてないんでしょ?」
って仲間と過ごした方が楽しいし有意義だなーって今日改めて実感したよ。夢を追いかけるの
も大事だよ。それが自分のエネルギーになるからね。でも楽しいを共有できる人を作るのもま
た同じくらい大切なことなんだなって思うな」
徳井「・・・やっぱ。一人だと辛いもん」
久保「・・・」
徳井「ってーなんからしくないこと言っちゃったかなー!?」
内田「いや、いい話だったよそらまる」
新田「感動したよ!」
楠田「ブラボー!」
徳井「や、やめーい///」
徳井「ううう。も、もう私寝る!おやすみ!」
三森「ふふっ。じゃあ私達もねよっか?夜更かしはお肌の天敵ですものね!」ハハッ
内田「はいはい」
飯田「じゃあおやすみー!」
新田「おやすー」
pile「すぴー」
楠田「寝るのはやっ!よーっし私も明日のためにねるぞー!」
新田「ファイトじゃねっつーの・・・」zzz
飯田「はじまるーらーじおー・・・」zzz
ガララ ガチャ
南條「・・・シカ?」
久保「一人は辛いか・・・」
トコトコ
久保「・・・誰?」
南條「よっこらしょ。お隣失礼お嬢さん」
久保「なんだよしのんか」
久保「・・・ふふっ、なんだか懐かしいねその座り方」
南條「まぁ、約3年ぶりかな?」
久保「そだね」
南條「いや、いいや。話したくないっしょ?」
久保「・・・別にもう昔のことだし気を遣わなくていいよ」
久保「ていうか、知ってたんでしょ?いじめられてたって」
南條「ばれてたの?」
久保「まぁ私が隠そうともしてなかったしね。・・・そんで、いろいろ根回ししたんでしょ?」
南條「・・・シカさんはなんでもお見通しだなー」
久保「当時の私がこのこと知ってたら確実にキレてるからね」
南條「おおこわいこわい」
久保「ほーんと。お節介なんだから・・・」
南條「・・・でも、意味がなかった」
久保「私にとってはヒーローだったよ」
南條「ううん。そうじゃないんだ。私は中途半端に手をかざして逆にシカを苦しめたんじゃないかって心配だった」
久保「そこまで辛くはなかったよ。ずっとまぁ一人で寂しかったけれど」
南條「ごめんね。でもね、でも私は怖かった。ネットで話すシカは全然普通だけど本当は何を思ってるのかなって」
南條「もしかして恨んでるのかもって」
久保「そんなことないっ」
南條「それは、あの自販機で会ったときに分かったよ。あぁ変わってなかったって。本当はさ知ってたんだ。シカが入学してるの。一応生徒会長だからね」
南條「でも、会うのが怖かった。聞くのが怖かった。」
南條「私はただの臆病者なんだよ」
久保「よしのん・・・」
南條「だから今度は絶対に最後まで手を離さないって決めたんだ」
南條「・・・そうだよ。まぁくっすんのおかげで私の出る幕なかったんだけどさ」
久保「きっかけはよしのんだったよ」
南條「そう?」
南條「・・・ねぇ、今日楽しかった?本当は学校でこそーっと楽しもうと思ってたのにこんなビックイベントになって私も驚いてるけど」
久保「なんかビーチからの記憶が曖昧だけど楽しかったよ」
久保「でも・・・。いつかなくなってしまう友情なんだろうなって思ってる」
南條「あいつらがそんな奴に見える?」
久保「見えないよ。だからこれは私の問題。私の抱えてる心の壁なの」
久保「だけどきっと・・・。このメンバーならいつか完全に打ち解けられる気がするよ」
南條「ふふっ。それを聞いて安心した」
南條「よしっ、じゃあそろそろ寝よう。明日もどうせ騒がしいんだから」
久保「そだね・・・」
久保「でも、もうちょっとここで海を見ていたいかな」
南條「しょーがないなー。もう少しだけ付き合ってやんよ」
久保「ふふっ、ありがと」
久保「これからもよろしくね、よしのん?」
南條「おう、こっちも頼むぜシカ」
終わり
楠田「くすくすっ。昨夜はお楽しみでしたねナンジョルノさん?」
飯田「りぴりぴっ。昨夜はお楽しみでしたね?シカコさん?」
南條「・・・くっすん。帰ったらとっておきの仕事があるんだよね。もちろんやってくれるよね?大丈夫!そのうち辛さも感じなくなるから!」
久保「・・・りっぴー。帰ったら私のおすすめのお店に連れて行ってあげるよ。もちろんついて来てくれるよね?大丈夫!最初は優しいから!」
楠田「ヒィ!?」
飯田「ヒィ!?」
なんかシカちゃんとなんちゃん推してる感じだけどぱいちゃん推しです。
旬なネタも盛り込んでくれてて楽しかった
またネタあるなら書いてくれると嬉しい
普通におもしろかった
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