【ラブライブ!】海未「れんあい相談」
- 2020.04.12
- 雑談

イラッシャイマセー
海未「……失礼します」
にこ「……ん、遅かったわね」
海未「申し訳ありません、少し出かけに手間取ってしまいました」
にこ「……ふぅん」
海未「ああ、いえ大丈夫です」
オヒヤニナリマスー
海未「すみません、コーヒーを」
カシコマリマシター
にこ「……」ズズ…
にこ「……」カチャ
にこ「あんた……」
海未「はい?」コト
にこ「……綺麗になったわね」
海未「はい!?」バシャ
海未「ああ、いけません……」フキフキ
にこ「いいわよ、にこがやるわ」フキフキ
海未「……」
コーヒーオマタセシマシター
ゴユックリー
にこ「久しぶりね。卒業式以来かしら?」
海未「そうなりますね……。なので、五年ぶり、になりますかね」
にこ「……五年、か」
にこ「……早いわね―」
海未「ええ、本当に……」
にこ「……」ズズ…
海未「……」ズズ…
にこ「……それで?」カチャ
海未「……はい」カチャ
海未「……今日は、大事な相談があってお呼び立てさせていただきました」
海未「……」カチャ
にこ「……一つ、聞いていい?」
海未「はい?なんでしょう?」カタ
にこ「……なんで、私なの?」
海未「……」
海未「なんでとは、なんででしょう……?」キョトン
にこ「いやだって、あんた私に相談なんて持ちかけたの始めてでしょう?」
海未「そうでしたかね」
にこ「そうでしたわよ」
海未「……」ズズ…
にこ「……」ズズ…
にこ「アタシじゃなくてもよかったなんて言わないでよ」
海未「……」
海未「……いえ、そんなことは」
にこ「絶対言い直したわよね、あんた……」カチャ
海未「……」ズズ…
にこ「……」ズズ…
にこ「はっきりと代わりの人物を述べたわね」
海未「……」
海未「しかし、調度日本にいないという話なので……」
にこ「ああ、そういえば仕事でロシアに戻ってるんですってね」
海未「ええ、忙しい人ですから」
にこ「……まるで私は忙しくないみたいな言い方ね」
海未「そ、そのようなことは……」
海未「……」ズズ…
にこ「……」ズズ…
海未「そ、そうですね」
にこ「なんなのよ、相談って?」
海未「……」
海未「……えっと……その……」
にこ「なに、なんで急にどもるの?」
海未「い、いえ……あの……」
海未「恥ずかしくて……///」
にこ「はぁ?」
海未「……///」
にこ「……ここまでお呼び立てしといて言えないとか、シャレにならないわよ」
海未「わ、分かってます……///」
にこ「全く……」カチャ
海未「……」ズズ…
にこ「……」ズズ…
にこ「……」
海未「……」
にこ「……」
海未「……」カタ
にこ「……」カチャカチャ
海未「……」
にこ「……」イライラ
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
にこ「……」
海未「……」ズズ…
にこ「……」ズズ…
海未「……」カタ
にこ「……」カタ
にこ「……」カチャカチャ
海未「に、にこ……///」
にこ「!」カチャン
海未「そろそろ、言っていいですか……?///」
にこ「言わないんかいっ!」ガタ
にこ「むしろ言うのを待ってたんだけどっ!?」
にこ「……というか、溜めすぎて、告白でもされるのかと思ったわ」
海未「!!」
海未「……そ、それです///」
にこ「……それ?」
海未「……」コクコク
にこ「……」
海未「……///」
にこ「……告白?」
海未「……///」コクコク!
にこ「え、あんた……にこに告白するつもりだったの?」
海未「えっ」
海未「違います」
にこ「……」
海未「……」
にこ「……急に素に戻らないでよ。分かってるわよ」
海未「にこ……さすがにその年齢だと……」
にこ「うっさいっ!!」ガチャン
にこ「……」
海未「……」ズズ…
にこ「……」ズズ…
コーヒーオカワリイカガデスカー
海未「あ、お願いします」
にこ「こっちもお願い」
カシコマリマシター
トポポ…
ゴユックリー
海未「……」ズズ…
にこ「……」ズズ…
にこ「……」カチャ
海未「えっと……///」
海未「……れんあい……///」
にこ「……」
にこ「……そうだん……?」
海未「……///」コク
にこ「……」
にこ(……その言葉ひとつ言うだけで、そんなに赤面されても……)
にこ「……」
海未「……」ズズ…
にこ「……」ズズ…
にこ「……で、恋愛相談ね」カチャ
海未「……は、はい///」
にこ「っていうか、やっぱりなんでにこなの?」
海未「は、はい……?」
海未「ほ、豊富なんですか……///」
にこ「聞いてない?今、付き合ってる彼氏いるわよ」
海未「……///」
にこ「しかも高校卒業してから10人目」
海未「な、何故そんな多くの男性とっ!?」ガタ
にこ「知らないわよ……」
にこ「あの容姿だからね。男が放って置かないんでしょ」
にこ「話では、結局絵里と吊り合わなくて……ってことらしいけど」
海未「……///」
海未「は、破廉恥……です……///」カァァ
にこ(……そこまで真っ赤にして妄想してるあんたが破廉恥よ……)
海未「絵里への評価が変わってきそうです……」カチャ
にこ「……それは改めて話聞いてやって」
にこ「そんな絵里の代わりの相談相手が、なんでにこなのよ」
海未「えっと……その……」
海未「希が、」
にこ「三年組先に全員回ってたのね」
海未「……」
海未「……他意はありませんよ」カチャ
にこ「その溜めがあるって言ってんのよ」カタ
海未「……」
にこ「……」
海未「希は「こういう話題ならにこっちやん!」と、一言だけ……」
にこ「ぶっとばすわよあのアマっ!」ガチャン
にこ「あのおっぱいオバケ……今度あったら覚えてなさい……!」
海未「ど、どういうことですか……?」
にこ「希のそのセリフには「こういう」と「話題」の間に「面白そうな」が隠されてるわ」
海未「そうなのですか……?」
にこ「そうなのですっ!」
海未「……」アセアセ
にこ「……」イライラ
海未「……」ズズ…
にこ「……」ズズ…
海未「……はい」カチャ
にこ「……いいわよ、のってあげようじゃないの恋愛相談」ズイ
にこ「アイドル活動現在進行中で、恋愛ご法度なにこで良ければいくらでものってやるわ!」バーン
海未「や、やけになってませんかにこ……?」
にこ「なってない!ええ、なっていないわっ!」ギリギリ
海未「そ、それならいいのですが……」
にこ「……」
海未「……」
にこ「れんあい!……ね」
海未「……はぃ」オドオド
にこ「……といっても、どうせあれでしょ?」
海未「あれ……とは?」
にこ「穂乃果でしょ」
海未「なあぁぁぁぁっ!!!?」ガタバタン!
にこ「ちょっ」グイ
海未「どどどどどどういうことですかににににこににここ!!!」ガシガシ
にこ「まっ、おおお落ち着き、くく苦しいってのののの」ガクガク
ドウシタンダー?
海未「はっ!?」パッ
にこ「げほっ!げほっ!」
海未「……///」スト
にこ「ごほ……!」
海未「に、にこ……そ、その……大丈夫ですか……」
にこ「だ、大丈夫じゃないわよ……!」ゴホ
海未「……」ズズ…
にこ「……」ズズ…
海未「思わず取り乱してしまいました……申し訳ありません……」
にこ「ほんとよ……!」
海未「……で、ですが、何故……知ってるのですか……?」
にこ「何を……って、穂乃果のこと?」
海未「そ、そうです!」
海未「な、何故私が穂乃果のことで相談があるって分かったんですか!?」
にこ「れんあい、ね」
海未「い、今はそんなことはどうでもいいです!///」
にこ「……」
にこ「何故、と言われてもねぇ……」
海未「わ、わわわ私、穂乃果のことなんて、ひ、ひひ一言もいって無かったですよね!?」ガタガタ
にこ「まぁ、言ってないわね」
海未「どうしてですか!?どういうことですか!?すぴりちゅあるなんですか!?」ガシガシ
にこ「ちょ……!れ、冷静になりなさいいいい!」ガクガク
にこ「……」
海未「……」
にこ「……」
海未「……」ズズ…
にこ「……」ズズ…
にこ「……ここのコーヒー、美味しいわよね」カチャ
海未「………ええ、とっても落ち着きます」
海未「……」カタ
海未「……にこ」
にこ「何よ」
海未「改めて、私の相談が穂乃果だということがわかった理由をお聞かせくれますか?」
にこ「……いいわよ」
海未「返答次第によっては……」ゴゴゴ
にこ「無言で圧力かけないでよ、怖いんだけど」
にこ「……」
にこ「別に、アンタが穂乃果loveなんてことは誰でも知ってると思うけど」
海未「何故ですか!?」ガタ
海未「なんなんですかloveって!!///」バン!
にこ「愛してる」
海未「日本語にしないで下さい!恥ずかしい!///」カァァ
にこ「……」
海未「……うう……にこが怖い……!恐ろしすぎます!!」
にこ「……むしろ、それだけ取り乱してわからないと思うあんたが怖いわ」
海未「……そ、それじゃあ、私のこの想いは……」
にこ「少なくとも、μ’sのメンバーはみんな知ってるわよ」
海未「」ズーン
にこ「ちなみに出会った当初からね」
海未「」ドーン
海未「」
にこ「……」ズズ…
海未「」
にこ「……で、何?」カタ
にこ「結局、あんたのれんあい相談とやらは穂乃果であってるんでしょ?」
海未「はっ」ハッ
海未「……いえ……あの……」
海未「……」ズズ…
海未「……」カタ
海未「……はい///」
にこ(……長い)
にこ「一体どういったことで相談したいの?告白の仕方とか?」
海未「あ、その……」
海未「告白……は、上手く行ったのです……」
にこ「は?」
海未「……はい?」
にこ「告白したの!?あんたが!?」ガタ
海未「は、はい……」
にこ「じゃあもう付き合ってるの……?」
海未「そ、そういうことに、なると思いますが……」
海未「……」
にこ「……はぁ、信じられないわ」スト
にこ「恋愛映画見ただけで破廉恥って叫ぶようなヤツがねぇ……」
海未「……///」
海未「わ、私も信じられません……情けないことに……」
にこ「アンタが穂乃果loveなんてのは勿論知ってたけど……」
海未「あの、loveはやめませんか……?///」
にこ「私の見立てでは、告白まであと五年って感じだと思ってたわ」
海未「……」
海未「もしかしたら……そうなっていた可能性も……」
海未「それどころか、告白までこぎつけてさえいるかどうか……」
にこ「何よそれ、どういうこと?」
にこ「……どこかに恋のキューピッドでもいたのかしら?」
海未「……正に、その表現が正しいのでしょう」
海未「全て、ことりのおかげです……」
にこ「ことり!?」ガタ!
海未「っ」ビクッ
海未「に、にこ……?」
にこ「……あんた」ズイ
海未「ぅ……」オドオド
にこ「ことりが留学前に穂乃果に告白したこと……知ってるの?」
海未「……」
海未「はい……全て聞きました」
海未「直接、ことりの口から……」
にこ「はぁ!?」
海未「……」
にこ「……」
海未「……」
にこ「……はぁ。何考えてるのよあの子は……」
海未「……にこ」
にこ「信じられないわ……」
にこ「ことりも……あんたも」
海未「……私もそう思います」
海未「私が不甲斐ないばかりに……ことりに辛い思いをさせてしまいました」
海未「今の私たちがあるのは……紛れも無く、ことりのおかげなのです……」
にこ「……」
にこ「ことりに、一生感謝し続けなさい……」
海未「はい……」
にこ「……」ズズ…
海未「……」ズズ…
海未「……」
にこ「それで?」
にこ「告白も成功したってのに、何の恋の相談があるっていうのよ?」
海未「そ、それなんですが……」
海未「……」
海未「……///」モジモジ
にこ「……何よ」
にこ「SEXの仕方とか?」
海未「なあああぁぁあぁぁぁっぁぁ!!!?」ガタゴトバターン!
パシーン!!
海未「貴方は破廉恥ですっっ!!!」
ナンダナンダー
コンドハドウシター?
チワゲンカカー?
アノーオキャクサマ、ホカノオキャクサマノゴメイワクニ…
——————
にこ「……」ヒリヒリ
海未「……」ジンジン
にこ「……」ズズ…
海未「……」ズズ…
にこ「……」ヒリヒリ
海未「……あの、にこ……?大丈夫ですか……?」
にこ「すっっっっっっっごく、痛いんですけど」ヒリヒリ
にこ「つーか何引っぱたいてくれてんのよ!!」
海未「に、にこが悪いんですよ!」
海未「そ、そそそんなははははは破廉恥極まりないことを平然と!!公衆の場で!!///」
にこ「あんたももういい年でしょうが!!それぐらいの単語で取り乱すんじゃないわよ!」
海未「ね、年齢は関係ありませんっ!///」
にこ「それに、付き合ってるんならその先があるのが自然でしょ!」
海未「でででで、ですががががが……!!///」ガクガク
にこ「むしろ、それ以外にどんな悩みがあるってのよ……」
にこ(まぁ……仮にそれを私に聞かれても困るんだけど……)
にこ「……」
海未「……///」カチャカチャカチャ
にこ「……っていうか、穂乃果とヤッてないの?」
海未「やっ!?」ガチャン!
海未「……っ!」プルプル
にこ「次騒いだら退店」
海未「……にこッ!!言葉を謹んでくださいッ!!」
にこ「そんなこと言われても……」
海未「ほ、穂乃果と……!そ、そんな汚らわしいこと……!できるはずが……!!」
にこ「汚らわしい……」
海未「……ど、どれくらい……」
海未「……」
にこ「……」
海未「……に、二年くらいになりますかね」
にこ「二年!?」
海未「っ!」ビクッ
にこ「……」
海未「……え、えっと」
海未「……」オロオロ
にこ「……」
にこ「……絶対穂乃果は待ってるわよ」
海未「え!?」ドキ
にこ「むしろ待ちくたびれてるわね」
海未「……そ、そんな……」ドキドキ
にこ「あんたねぇ……いいかげんにしなさいよ!」
にこ「告白のことでもことりに迷惑かけてるのに、まだへたれてるつもり!?」
海未「……に、にこ……」
にこ「……あんた、いい加減穂乃果を幸せにしてやりなさいよッ!!」ガタ!
にこ「……」
海未「……にこ……」
にこ「……」
にこ「……いい?」
にこ「……穂乃果は間違いなくあんたを待ってる」
海未「……はい」
にこ「海未」
にこ「……帰ったら、何も言わず穂乃果を抱きしめなさい」
海未「……///」
海未「……」
にこ「……」ズズ…
海未「……」ズズ…
にこ「……」カタ
海未「……私に」
海未「その資格はあるのでしょうか……」
にこ「あるに決まってるでしょう」
にこ「……あんた、恋人なんでしょう?」
海未「……」
海未「……///」
海未「……はい」
海未「……」
にこ「……いい顔になったわね」
海未「……そ、そうですか?」
にこ「そうよ。その顔だったら心配いらないわね」
海未「……はい」
にこ「……」ズズ…
海未「……」ズズ…
海未「……にこ?」
にこ「れんあい相談なんていうから、どうなるかとも思ったけど……」
にこ「にこにしては、上手くアドバイスできたんじゃないかしら?」フフン
海未「い、いえ、その……」
にこ「?」
海未「まだ、相談できていないのですが……」
にこ「……は?」
にこ「……何よ、穂乃果と寝るかどうかの相談じゃなかったの……?」
海未「ち、違いますっ!!///」カァァ
にこ「……じゃあ」
海未「……」
海未「……キスをするにはどうすればいいのでしょう……?///」ボン
にこ「中学生かっっ!!!」バンッ
オキャクサマー
終わり。
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