【ラブライブ！】 ことり｢うみちゃんだいすき！おっきくなったら、ことりとけっこんしようね！｣ うみ｢はい、わかりました！｣ﾆｺｯ

ことり｢海未ちゃん大好き！おっきくなったからことりと結婚しよ♪｣

海未｢遠慮しておきますね｣ﾆｺｯ

ことり｢……｣ｼﾞﾄ-

海未｢……何ですかその不服そうな視線は｣

ことり｢海未ちゃんの嘘つき……｣ﾌﾟｸｩ

海未｢そんな、幼い頃の話を今更持ち出されても困ります｣

ことり｢でも約束は約束だよ？｣

海未｢ですが、昔の話です｣

ことり｢ことりの中では今でも続いてる話なの！｣

海未｢と、言われましても……｣

ことり｢ことり、あの時の海未ちゃんの言葉を胸に、今日まで生きてきたんだからね？｣

ことり｢辛い時も苦しい時もずっとずっと、昔の優しくて可愛いかった海未ちゃんの笑顔を思い出して……｣

うみ『ことり～、だいすきですっ！』ﾆｺｯ

ことり｢ふふっ……うふふ～、ことりも大好きだよ海未ちゃん♪｣ﾆﾔﾆﾔ

海未｢……｣ｼﾞ-

海未｢これでは、ただの危ない人ですね｣

ことり｢危なくないよ！昔の海未ちゃんはホントに可愛かったんだからね？｣

海未｢では、今の私は可愛くないと？｣

ことり｢昔から今まで可愛くない海未ちゃんなんか一人もいません♪｣

海未｢……ありがとうございます｣

ことり｢どういたしまして～♪｣

海未｢ただですね、そんなに大事に思っているなら、もう少しそれに相応しい状況というものがあるのでは……？｣

ことり｢だって、ずっと決めてたんだもん。告白するならことりのお家で二人っきりの時に、って♪｣

海未｢……はぁ｣

ことり｢ねぇ、海未ちゃん。ことり、あの時よりもおっきくなったんだよ？｣

海未｢まあ、そうですね。お互いに背も伸びましたし、精神的にも大人になりましたね｣

ことり｢違うよ海未ちゃん！おっきくなったのは、背だけじゃなくって……｣

海未｢……何ですか、胸とでも言って欲しいんですか？｣

ことり｢そうっ♪ことり、色っぽくなったでしょ～？｣ｴﾍﾍ

ことり｢……触ってみる？｣ﾁﾗｯ

海未｢いえ、結構です｣

ことり｢なんで即答するのぉ～！｣ﾌﾟｸｩ

海未｢……ことりは触って欲しいんですか？｣

ことり｢ふぇ？｣

海未｢分かりました、では思う存分触らせていただきます。決して動かないでくださいね？｣ｽｯ

ことり｢や、やっぱりダメぇ！///｣ﾊﾟｼｯ

ことり｢海未ちゃんの……え、えっち！///｣ｶｱｧ

海未｢言い出してきたのはことりでしょう？｣

ことり｢……知らないっ！///｣ﾌﾟｲｯ

海未｢全く……これでは色気とは正反対ですね｣ﾊｧ

海未｢まあ、そういう所が可愛いとは思いますけど｣

ことり｢え？か、かわいい？///｣ﾋﾟｸｯ

海未｢ええ、ことりは昔からずっと可愛かったですけど、今はもっと可愛いと思います｣

ことり｢も、もうっ！褒めても何も出ないよ～///｣ｶｱｧ

海未｢まあ、だからと言って結婚をする気はありませんけど｣

ことり｢でもことり達、付き合ってるんだよ？いずれはそういう事も視野に入れておいた方が……｣

海未｢ちょっと待ってください、ことり｣

ことり｢なぁに？｣

海未｢私達、何時から付き合っていることになってるんですか？｣

ことり｢……｣

海未｢……｣

ことり｢……ん～、ナイショ♪｣

海未｢内緒ですか｣

ことり｢ナイショです♪｣

海未｢では、とりあえず別れましょう｣ﾆｺｯ

ことり｢ふえええぇ！？｣

海未｢そもそも付き合ってもいないのに、何故驚いているんですか……｣

ことり｢だって、ことりは海未ちゃんとお付き合いしてるつもりだもん……｣

海未｢つもりであって、実際は違いますからね？｣

ことり｢……海未ちゃんはことりのこと嫌い？｣

海未｢いいえ、どちらかと言えば好きですよ｣

ことり｢ホントっ！？｣

海未｢ええ、本当です｣

ことり｢じゃ、じゃあ！これを期にぜひことりとお付き合いを……｣

海未｢それとこれとは話が別です｣

ことり｢ふえぇ……｣ｸﾞｽｯ

海未｢……と言いたいところですが｣

ことり｢？｣

ｽｯ……

海未｢お付き合いしましょう、ことり｣ｷﾞｭｯ

ことり｢…………えっ！？///｣ﾎﾞﾝｯ

海未｢ふふっ｣ﾆｺｯ

ことり｢あ、え、えっと……あの、え？ふええぇ！？///｣ｶｱｧ

ことり｢う、ううう海未ちゃん！ど、どういうことなの！？｣

海未｢どういう事も何も、そのままの意味ですよ？｣

ことり｢で、でも、今までずっとお付き合いも結婚もしないって……｣

海未｢それは何と言いますか……まあ、照れ隠しみたいなものでして……｣

海未｢私の本心は、ずっと昔から変わらずことりの事が好きなままです｣

ことり｢……ホント？｣

海未｢私の目を見てください、嘘をついているように見えますか？｣

ことり｢……｣ｼﾞ-

海未｢……どうです？｣

ことり｢凄く綺麗な目してる……｣

海未｢何言ってるんですか、ことりの方が綺麗ですよ｣ﾁｭｯ

ことり｢ふわぁ！？///｣ﾋﾞｸｯ

イケ海未いいね

海未｢綺麗な髪……｣ｻﾗｯ

ことり｢……///｣ｶｱｧ

海未｢綺麗な顔……｣ﾋﾟﾄｯ

ことり｢ひゃんっ///｣

海未｢綺麗な肌……｣ｽｯ

ことり｢う、海未ちゃん……///｣

海未｢ことりは本当に全てが綺麗ですね｣

ことり｢そ、そんなことないよぉ……///｣ｶｱｧ

海未｢あります｣

ことり｢うぅ……｣

海未｢それで、お返事の方は？｣

ことり｢も、もちろん付き合うっ！｣ｷﾞｭｯ

海未｢……｣ﾊｧ

海未｢ことり……私の手を取ってしまいましたね？｣

ことり｢え？えっ？な、何かダメだった……？｣ｵﾛｵﾛ

海未｢この手を取る……つまり、ことりはこれからずっと私の側にいなくてはいけません｣

ことり｢海未ちゃんが手を離してくれないから？｣

海未｢その通りです、今更辞めたなどと言われても離しませんよ？｣

ことり｢いつになったら離してくれるの？｣

海未｢死が私達を分かつまでです｣

ことり｢……それは困っちゃうね｣ｸｽｯ

海未｢まあ、流石に言い過ぎのような気もしますが……｣

ことり｢でも素敵っ♪｣

海未｢……なら良かったです｣ﾌﾌｯ

ことり｢それじゃあ海未ちゃん｣

海未｢はい｣

ことり｢もう一回言うから、今度はちゃんと返事してね？｣

海未｢お任せ下さい｣

ことり｢……｣ｽｩ

ことり｢海未ちゃん大好き！おっきくなったからことりと結婚しよ♪｣

海未｢はい、わかりました！｣ﾆｺｯ

おわり

ハラショーね！

かつお…あなたは…最高です！！