【ラブライブ！】穂乃果「つ、つ、月が綺麗ですね！！///」にこ「？そうねぇ」

海未「そうですね。今日の夜道は明るいですし、私が送らなくても大丈夫そうです。」

ことり「……」ﾊﾟｼｰﾝ!

海未「……？」ﾋﾘﾋﾘ

穂乃果｢だ、駄目だよにこちゃん！死んじゃやだ！｣

海未「そうですね。地球にぶつかってきそうなくらい大きくて綺麗な月です」

穂乃果（また微妙な言い方する…）

海未「でも、地球にぶつかって地球が滅亡して、このまま死んでしまうのもいいかもしれませんね」

穂乃果「えぇっ！？絶対だめだよっ！」

海未「ふふっ。冗談ですよ」

穂乃果「もうっ…」

穂乃果（海未ちゃんってば鈍いんだから…）ﾑｽｰｯ

海未（ちょ、ちょっと遠回しすぎたでしょうか…///）

花陽「えーと…私も分かんないや」

凛「そっかー、かよちんも知らないんだー」

花陽「うん、ごめんね凛ちゃん」

凛「ううん、全然鬼にすることないにゃ！」

花陽「ふふふ、ありがと♪…それにしても…」

花陽「今日も月が綺麗だね」

花陽「えっ///」ﾃｸﾃｸ

花陽(これは…もしかして….月が綺麗ですね、だけど君の方が….みたいな奴ですか？///)ｱｾｱｾ

花陽(ちょ、ちょっと待って下さい…..心の準備が///凛ちゃんにあんな事言われたら…..ｷｬｰｰ///)ﾓｼﾞﾓｼﾞ

凛「かよちん」

花陽(ｷｬｧｧｧｧｧｧ///ま、待ってまだ….ﾀﾞﾚｶﾀｽｹﾃｪｪｪ)

凛「じゃあね！また明日学校で！」ﾌﾘﾌﾘ

花陽「へ？」

にこ「？そうねぇ」

にこ「でも私は真っすぐなあんたが1番好きよ」

にこ「だから勇気を出して」なでなで

続けてどうぞ

にこ「？そうねぇ」

にこ「でもあんたには負けるんじゃない？」

にこ「なぁーんて…」ﾁﾗ

穂乃果「///」ﾌﾟｼｭｰ

にこ「…しょーがないわねー」

ことり「ごめんね、遅くまで待っててもらちゃって」

海未「いえ、私も詩をまとめておきたかったですから」

海未「それに、暗い夜道を一人で帰るというのは…やはり心配ですからね」

ことり「心配してくれるんだ？」

海未「当たり前です。ことりは私の大切な友達なんですから」

ことり「やーん、海未ちゃん大好きー！」ｷﾞｭｰ

海未「ふふ、私もことりのことは好きですよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ことり（…ほんとに、こんなに、大好きなんだけどなぁ）ｷﾞｭｰ

ことり（もし、この想いをこのまま伝えたら…）ｷﾞｭ…

海未「…ことり？どうかしましたか？」ｷｮﾄﾝ

ことり（…やっぱり、ダメだよね、こんなの。迷惑かけちゃうもん）

ことり「…ううん、何でもない。それより、ねぇ、海未ちゃん」

ことり（…でも、それでも…）

ことり「月…綺麗だね」

ことり（これくらいなら…いい、よね）

ことり（…やっぱり、ダメかぁ）

海未「…どうやら、待たせてしまっていたのは私のほうだったようですね」

ことり「…？」

海未「ですが、傾く前に気付けてよかった。…ことり」

ことり「…海未ちゃん？」

海未「私もお慕いしています」

ことり「…ぇ？」

海未「好きですよ、ことり」

ことり「…ホントに？え、嘘…」ﾎﾟﾛﾘ

海未「え、こ、ことり！？す、すみません！も、もしかして私の勘違いか何かでしたか！？」

ことり「ううん…違うの。うれ…しく…って…！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

海未「…ことり」ｷﾞｭ

ことり「ごめ…ん。もう少しだけ…このままで…」ｷﾞｭｰ

海未「貴方が望むなら、いつまででも」ｷﾞｭｰ

にこ「？そうねぇ」

にこ「でもね？月は太陽がないと輝けないのよ？」

穂乃果「え？」

にこ「そこは気づきなさいよ…///」ﾎﾞｿｯ

ことり「へっ！？///」

ことり「えっとえっと///」

穂乃果「～？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ことり「夜更かし・・・したい気分です///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

穂乃果「いいよ～」ｺﾞﾛﾝ

穂乃果「ことりちゃんが膝枕してくれるならね♪」

ことり「わぁ～///」ｱﾜｱﾜ

にこ「？そうねぇ」

にこ「でも月が輝けるのは夜だけ…」

にこ「朝には太陽にその輝きを奪われてしまうわ」

穂乃果「違うよ、月が疲れたら太陽が輝いて、太陽が疲れたら月が輝いて…そんな風に支え合ってるんだよ」

穂乃果「まるで私達みたいにね」

にこ「…何言ってるのよ、あほのか」

絵里「…」

ｸﾞｲｯ

穂乃果「わっ」

ﾁｭｯ

穂乃果「う、腕に…///」

絵里「私、死んでもいいわ」

穂乃果「え…？」

穂乃果「やだよー！ 絵里ちゃん死んじゃやだー！」

絵里「あ、あれ？」

にこ「えぇ、凄く綺麗」ﾃｸﾃｸ

海未「ふふっ、にこと月を見ながらお散歩とは良いものですね」

にこ「そうね、あんたと夜空の下で歩くのは落ち着けて、好きよ」

海未「あ、ありがとうございます…
　　　…あの、よければまた、こうして一緒に夜空でも見に行きませんか？」

にこ「えぇ、もちろんよ。何度でも行きましょ、また月の綺麗な日に」

凛「ｯ！？……そ//そうだね////…星綺麗だね」

希「星空さん全体……めっちゃ綺麗やね」ﾆﾔﾆﾔ

凛「！！？ｯ////////…ぅん////き、綺麗だね」

希「ふふ…こっちの星空さんはかわええなぁ」ﾆﾔﾆﾔ

凛「も、もう////希ちゃんのバカ！」

こうですか？分かりません

「？そうねぇ」

「 （あ、あれれ？月を褒めればいいんじゃないの？？） え、ええとねにこちゃ」

「そうねぇ…こんな日はゆっくりお月見でもしたくなるわね」

「え？」

「そこに老舗和菓子屋の跡取り娘が作ってくれたお団子なんかあれば
それはもう楽しいお月見になると思うわ」

「に、にこちゃん…それって」

「あんたは真っ直ぐなのが取り柄なんだから変な言い回ししなくていいの」

「………うん！それじゃ毎日たくさんお団子作るよ！えへへ」

「それじゃにこが太っちゃうでしょ　バカねぇ…」

にこ「？そうねぇ」

にこ「アンタの味噌汁、飲んでみたいわね」

穂乃果「？？………！？///」

穂乃果「ほ、穂乃果ガンバるよ。にこちゃん！」

にこ「……」

にこ「やっぱヤメたわ」

穂乃果「え～、なんで～？」

にこ「アンタのかわりに私が毎朝作ってあげるわよ」

穂乃果「…う、うん///」

穂乃果「にこちゃん」

にこ「なによ」

穂乃果「穂乃果たまにはパンも食べたいな」

にこ「…あほのか」

にこ「そうねぇ」

穂乃果「……あ、あれ？それだけ？」

にこ「なぁーによそのきょとん、とした顔」

穂乃果「いや、だって…」

穂乃果（う～ん…？昨日見たサイトじゃ『あなたのことを愛しています』みたいな意味だよー、って書いてたのに…）

穂乃果「……にこちゃんって、変なところで鈍いよね」

にこ「はぁ？……まぁ、でもそうね。そんな何番煎じかも分からない言葉に返事するつもりは無いわ。本気なら、あんた自身の言葉で言いなさい」ﾌﾌｯ

穂乃果「っ…///」

穂乃果「は、はい…///」