【ラブライブ！】にこ「反則のキス」

ｶﾞﾁｬ

にこ「…」

真姫「ｽｩ…ｽｩ…」

にこ(珍しい…)

にこ「…」ｼﾞｰ

真姫「ｽｩ…ｽｩ…」

にこ(普段、憎まれ口叩いてくる真姫ちゃん…寝ている時は…ちょっとだけ…)

にこ「かわいいかも…」ﾎﾞｿｯ

にこ「っ！！」ｷｮﾛｷｮﾛ

にこ(聞かれてないわよね？)ｱｾｱｾ

真姫「ｽｩ…ｽｩ…」

真姫「ｽｩ…ｽｩ…」

にこ(熟睡してるわね…)

にこ(イタズラしてやろうかしら…)

にこ(えいっ)ﾂﾝ

真姫「ん…」

にこ「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

真姫「ｽｩ…ｽｩ…」

にこ「…」ﾂﾝﾂﾝ

真姫「ぅん…」

にこ「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

真姫「ｽｩ…ｽｩ…」

にこ(起きない…)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

真姫「ｽｩ…ｽｩ…」

にこ(間近で見ると、整った顔立ちしてるわね…)ｼﾞｰ

にこ(唇…柔らかそう)ｼﾞｰ

にこ「…」

にこ(って、なに考えてるのよ私！？)ｶｧ

にこ「…」

にこ(ちょ、ちょっとだけ…)ｿｰ

にこ(寝てるまきちゃんが悪いのよ…)

ﾁｮﾝ

にこ(これ…私の唇にあてれば、間接キスよね？)

にこ「…」

にこ(だから、何考えてるのよっ！！)ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

真姫「ｽｩ…ｽｩ…」

にこ(まきちゃんめ～)ﾑﾆｰ

真姫「ん…」

にこ(どうせ、起きないでしょ！)ﾑﾆﾑﾆ

真姫「ぅん…にこ、ちゃん？」ｺｼｺｼ

にこ「うぇ！！？」ｱｾ

にこ(起きちゃった…)

にこ「な、なぁに、まきちゃん？」

ｷﾞｭｳ

にこ「ちょっ！」ｸﾞﾗｯ

ｶﾞﾀﾝ

にこ「痛ったぁ～！」

真姫「ｽｩ…ｽｩ…」ｷﾞｭｳ

にこ(寝てる！？椅子から落ちたのに！？)ﾋﾞｯｸﾘ

真姫「ｽｩ…ｽｩ…」ﾑｷﾞｭｰ

にこ(起きない…てか抱きしめられて動けない！)ﾓｿﾞﾓｿﾞ

にこ(そして、顔が近い…)

にこ(っ！！)ｶｧｧ

にこ「ま、まきちゃん？起きて！」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

にこ「こんなとこで寝てると風邪引いちゃうから！？ねっ？」

真姫「ｽｩ…ｽｩ…」ｷﾞｭｰ

にこ「…」

にこ「はやく起きないと…」

にこ「キスするわよ！」

にこ「ほ、ほんとにするわよ…？」

にこ(今日の私…変だわ…)

にこ(でも…でも…私が変になった原因は、まきちゃんの所為なんだからね…)ｿｰ

真姫「ｽｩ…ｽｩ…」

真姫「…」

にこ(後…数センt

ﾁｭｯ

真姫「…」

にこ「うえぇぇぇ！！！？！」ｶｧｧ

真姫「…」ｶｧｧ

にこ「な、ななななんで起きてるのよ！？」

にこ「しかも、キ、キス！？」ｶｧ

真姫「し、知らない」ﾌﾟｲ

真姫「にこちゃんだって、寝てる私にキスしようとしたじゃない！馬鹿っ！」ｶｧ

にこ「う…で、でもキスしたのは、まきちゃんでしょ！！」

真姫「だ、だって！にこちゃんの唇が近くにあったから…つい…」ｼｭﾝ

にこ「ま、まぁ…まきちゃんがしなかったら、私がしてたと思うし…」

にこ真姫「…」ｶｧ

にこ「…で、いつから起きてたの？」

真姫「…」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

にこ「まきちゃん？」ﾆｺ

真姫「さ、最初から？」

にこ「まぁ～きぃ～ちゃん？」ｺﾞｺﾞｺﾞ…

真姫「い、いや違うの！最初は、すぐに起きようって思ったのよ！そしたら…」

にこ「そしたら？…あ！」

にこ真姫「」ｶｧ

にこ「椅子から落ちたとき、すごく痛かったんだからね！」

真姫「ご、ごめんなさい…抱きつきたくなって…」ｶｧ

にこ「ま、まぁ別にいいけど！」ｶｧ

にこ(やけに素直ね…)

真姫「どうするって？」ﾊﾃ

にこ「はぁ…普通、友達や先輩後輩のスキンシップで、キスはないでしょ？」

にこ「私達…そ、その…つ、付き合ってみる？」ｶｧ

真姫「ｳﾝ…」ｶｧ

変な形になっちゃったけど
こうして真姫ちゃんと恋人関係になりました

矢澤

おわり

乙です
素晴らしかった