【ラブライブ!】ルビィ「あっ、抹茶プリンだ」パクッ
- 2020.04.25
- 雑談

ルビィ「えへへ…」ペロリンチョ
ダイヤ「っ!!……」(頬に緑色の……)
ルビィ「ごちそうさま~」トットコトットコ
ダイヤ「………仕方ありません……少し茶色くなったバナナでも」ムキムキモグモグ
ダイヤ(どうすれば良いのでしょう…せっかくの抹茶プリンを……)
お母さん「あたりまえでしょ!!ルビィは自分のお金でおやつ買ったことないんだから!!冷蔵庫にある食べ物が全部自分の食べ物だと思うんじゃないよ!!」
ルビィ「うゅ……」(怒ってる……)
お母さん「うゆ…じゃないわよ!!いつもいつもダイヤがどんな気持ちでプリンを買って帰ってきてるか考えたことあるの!?」
ルビィ「………ごめんなさい…」
お母さん「謝るならダイヤに謝りなさい!!」
ダイヤ「………………」(プリン……プリン……プリン)
ルビィ「おねえちゃん!!」
ダイヤ「はい!?プリンがどうしましたか!?」
ルビィ「えっ!?」(うわっ、やっぱりなんでもお見通しなんだ……)
ダイヤ「あっ、いえなんでもありません」(思わず口から出てしまいました!!)
ダイヤ「………抹茶プリンのことですか?」
ルビィ「る……ルビィは…勝手におねえちゃんのプリンを…いつもいつも……ルビィはどろぼうです…いくらでも罰してください…」
ダイヤ「……大丈夫です……過ぎたことを気にしても仕方がありませんわ…」
ルビィ「ほんとお!?」パァ
ダイヤ「ええ…これからはちゃんと見えやすいところに名前を書いておきます…」
善子「それはルビィが悪いわ」
花丸「お母さんの言うとおりだよ」
ルビィ「うゅ……やっぱり……」
善子「食べる前に誰かに聞きなさいよ」
花丸「マルはおじいちゃんが買ってきたものはいくら食べても怒られないよ」
ルビィ「えっと…だからおねえちゃんにいままでのプリンを返したくて…」
善子「なるほどね」
花丸「ルビィちゃんの手作りプリンずら」
善子「そりゃまあできるなら……」
ルビィ「花丸ちゃん、善子ちゃん……ルビィに力を貸して…」
善子「そのぐらい自分でやってみなさいよ…だいたいルビィが勝手にプリン食べたのが
花丸「もちろん!ルビィちゃん一緒にがんばろうね!おいしいプリンをダイヤちゃんにプレゼントするずら!!」
善子「………」
ルビィ「ほんとお!?よかったぁ」
花丸「え?」
ルビィ「いや……ルビィが悪いので……ルビィがどろぼうなのが悪いので……」
善子「ルビィは悪くない!!ルビィずら丸!!プリンを作るわよ!!全力で!!」
ルビィ「そう?じゃあ善子ちゃんも一緒にがんばろ」
善子「もっちろんよ!!」
ルビィ「うん、たまごと牛乳とおさとうだけでも作れるんだね」
花丸「何か加えたいね」
善子「いちごね……いちごジャムを乗っけましょう」
花丸「クリームも乗せるずら」
ルビィ「わぁぁおいしそう」
花丸「じゃあ放課後………どこにするの?」
ルビィ「うぅーんおねえちゃんにないしょにして驚かせたいから…ルビィのおうちはなぁ……」
花丸「マルのおうちは今日おじいちゃんのお友達がお酒飲みに来るからダメだよ」
善子「ふんっ…やっぱり私がいないとダメね」
花丸「家庭科室借りようか」
善子「ずら丸!!」
花丸「冗談ずら」
ルビィ「牛乳……」
低脂肪牛乳
花丸「それ美味しくないよ」ヒョイッ
ルビィ「そうなんだぁ…たしかに不味そうな気がしてきたよ」
善子「ねえねえ、あっちに新しいじゃがりこがあったわよ」✨✨
花丸「じゃがりこはプリンに使わないよ」
ルビィ「次はたまご……たまご……茶色と白どっちがいいかなぁ」
花丸「ふつうの白でいいと思うずら」
善子「でも茶色のパッケージのニワトリはなんかカッコいいわよ?」
ルビィ「うーん……たしかに」
善子「えっ!?」
花丸「コケコッ」
ルビィ「白にしろって花丸こっこちゃんはいってるよ」
善子「むむむ……コケコッ!!」
花丸「ココケッ」
ルビィ「わわわ、善子こっこちゃんまで」アワアワ
善子「じゃんけんぽんっ!!✌」
花丸「✊」
善子「あっ!」
花丸「あっちむいてホイッ」
善子「ほあっ!?→」
花丸「マルの勝ちだね」
ルビィ「じゃあ白にするね!!」
善子「もちろん持ってきたわ」
ルビィ「さっすが善子ちゃん」
花丸「レジ済ませちゃおうよ」
ルビィ「そうだね」
善子「っ!?あれは…」
ルビィ「なあに善子ちゃん」
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ルビィ「おねえちゃん!?」
花丸「しかもその手には……」
善子「抹茶プリン……」
ルビィ「……………」
善子「よっぽど楽しみにしてたのね」
花丸「マルたちには見せたことないような笑顔」
善子「自らの犯した罪の重さを知りなさい」
ルビィ「反省します……」
花丸ルビィ「おじゃましまーす」
善子「ということでキッチン使うわよ?」
善子母「もちろんいいわよ、善子がお友達を家につれてくるなんて」ポロポロ
善子「どっかいって!!」
花丸「………」ニタァ
善子「はやくプリンよ!!作るわよ!!」
ルビィ「えへへぇ……」
コッコッコッ…カパッ
花丸「おっ!ルビィちゃんたまご割るのがうまい!!」
ルビィ「よいしょ……んしょ」
カッカッカッカッ
花丸「すごいよルビィちゃん」
ルビィ「えへへぇ」
善子「ずら丸実況してないで何かしなさいよ!」クリームマゼマゼ
花丸「だって三人もいらないよ」
ルビィ「……か……かんたんだね……ほらもうお湯のなかに十分入れて弱火だって!!」
花丸「マルがやるよ」
善子「器はこのコップでいい?」
花丸「うん」
トポポ
ルビィ「弱火、弱火」カチッ
花丸「しばらくまつずら」
花丸「また待つずら……」ホケー
ルビィ「暇だねぇ」
善子「以外と簡単ね……」
花丸「あっ」
トットコトットコ
善子「ずら丸どこいくの?」
花丸「善子ちゃんお部屋」
善子「ああっ!待ちなさい!!」
ルビィ「えぇ……」
善子「いいでしょ別に!!」
花丸「みて、ルビィちゃん……『漆黒』だって……」
ルビィ「うゆ……黒魔術……」
善子「もお!!!」
花丸「せっかくだから占ってほしいな」
善子「!!もちろんいいわよ」
ルビィ「わあいルビィも!!」
花丸「はやくはやく」ワクワク
タロットテキトウニパラララー
善子「……………食べ物で特をする……」
花丸「やったぁ!!」
善子「なんかピンポイントね……」
ルビィ「ルビィは!!ねえルビィは!?」
パラララー
善子「……………っ!?…………」
花丸「どうしたの?」
善子「えっ…えっと……とってもハッピー?……」
ルビィ「えへへルビィ幸せなんだねぇ」
善子「この本によると……大いなる災い……失敗が待ち受けるって……」コソコソ
花丸「ええっ!?」
善子「今はとりあえず黙っときましょ……士気に関わるわ……」コソコソ
花丸「そうだね」コソコソ
ルビィ「?」
花丸「こりゃいくらでも食べられるずら!!」
善子「大成功ね!!」
善子母「私にもひとくち!……モグモグ……うんおいしい」
ルビィ「じゃあ土曜日に…おねえちゃんのプリンを作るよ!!」
花丸「がんばってね」
善子「き……気を付けなさいよ!!」(災い……まさか……本当に来ないわよね)
ダイヤ「ふふふ、ルビィ…楽しそうですわね」プリンパクッ
ルビィ「なんでもないよぉ♪おやすみおねえちゃん」(おねえちゃん、ほっぺに抹茶プリンがついてるよ♪)
ダイヤ「おいしいですわ♪」ペロリンチョ
ルビィ「えへへ♪」カッカッカッカッ
ダイヤ「まあルビィお手伝いですか!!」パァカンシン
ルビィ「あっ!おねえちゃんは来ないで!!」ギュンッ
ダイヤ「ああっ!?」
ダイヤ(どうして……まさかルビィ……毒を……)
お母さん「んなわけないでしょ!黙って待ってなさい」
ダイヤ「あっはい」(どうして私の考えを……)
ポンッ
ダイヤ「ルビィ……これは……」
ルビィ「プリンだよ!……ルビィはいつもおねえちゃんのプリンを食べちゃってたから……ルビィがおねえちゃんにプリンをあげるの!」
ダイヤ「まあ……」ポロポロ
ルビィ「おねえちゃん…食べてから泣いてね♪」
ダイヤ「ええ…いただきます」
ダイヤ「はむっ」ガリッ
ダイヤ「!!」ガリッ
ダイヤ(これは……たまごの殻!?)
ルビィ「お味はどうかな?自信作だよ?」
ダイヤ「ええ……とってもおいしいですわ……」ゴリッゴリッ
ダイヤ(何故こんなにたまごの殻が……)ゴリガリッ
ルビィ「えへへへ、よかったぁ」
ダイヤ「おいしいですわ……おいしいですわ……」ゴリゴリ
ルビィ「えへへよかっなぁおねえちゃんが喜んでくれて」
お母さん「これからは勝手に食べるんじゃないよ」
ルビィ「うんっ」
ダイヤ「るび
ルビィ「また作るね♪おねえちゃんのために!!」
ダイヤ「つ……次は私も手伝いますわ……」
~fin~
また会う日まで………
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