【ラブライブ!】ダイヤさんの1日
- 2020.04.28
- SS

ダイヤ「ふふっ…」
今日は楽しみにしていた個数限定の抹茶プリンを楽しみましょうか…
ああ、このプリンを手に入れるために寒風吹き荒ぶ早朝から並んだ甲斐がありましたわ。
さらに!このプリンを一段と楽しむためにデザートグラスも用意いたしましたわ。
わたくしはなんて完璧な人間なのでしょうか……
ダイヤ「プリンだぁ!プリンですわぁ!」
ダイヤ「嬉しいな、楽しいな~」
ルビィ「お姉ちゃん……」
ダイヤ「!?」
ルビィ「…………」
ダイヤ「い、いつからいたんですの……」
ダイヤ「ルビィ!」
ルビィ「は、はいっ!」
ダイヤ「部屋に入って来るときはちゃんと一声かけなさいと、いつも言っているでしょう!」
ルビィ「ご、ごめんなさい!声はかけたんだけど……」
ダイヤ「わたくしが入っても良いと言いましたか?」
ルビィ「ご、ごめんなさい……」
ルビィ「うん、ごめんねお姉ちゃん」
…………
……
ダイヤ「ふぅ…… 情けない所を妹に見られてしまいましたわ」
ダイヤ「まあ、ルビィのことですから他人に言いふらしたりすることは無いでしょう」
ダイヤ「では、プリンさんを頂くことといたしましょう」
ダイヤ「そーれ!ぷるぷる~」
プリン「」プルプル
ダイヤ「ぷるぷる~」
プリン「」プルプル
ダイヤ「ぷるぷ…」ツルッ
ダイヤ「あっ…」
ベチャ……
ダイヤ「…………………」
ダイヤ「あぁ……」
ダイヤ「あああぁぁぁぁ!!」
ダイヤ「わたくしのプリンがーーー!!!」
|c||´༎ຶ.-༎ຶ||
まだプリンのショックを引き摺っていますが、気を取り直してスクフェスでもしましょうか……
今日は未熟DREAMERの配信日。
わたくし達3年生の思いがつまった本当に大切な曲……
みなさんからの評価も良くてわたくし本当に嬉しいんですの。
いつもそばにいても~♪
ダイヤ「果南さんの歌声は素敵ですわね」
ダイヤ「さあ、次はわたくしのパートですわね。」
わかってほしいと願う~♪
ダイヤ「あら?」
ダイヤ「えっ?えっ?えっ?」
ダイヤ「どういうことですの?わたくしのパートは?」
ダイヤ「あれ?あれあれあれ?」
ダイヤ「なんでですの?わたくしは嫌われ者なのですか?」
ダイヤ「あぁ… 悲しすぎますわ……」
|c||;.-;||
|c||´.◡`||
このまま家に居ても気分が滅入るだけですわね。
気分転換に散歩でもしましょうか……
…………
……
外を歩くには少し寒いですが、わたくし冬の寒さは、嫌いじゃありませんの。
寒いからこそ陽の光の暖かさをより感じられますし、生きているとより実感できますからね。
ダイヤ「こんにちは」
花丸「あっ?ダイヤさんこんにちはずら~」
ダイヤ「今からお出かけですか?」
花丸「うん。お腹が減ったからごはんを食べに行こうかと思ってるんです」
ダイヤ「そういえば、プリンも食べ損ねましたしお腹が空いてきましたわね……」
花丸「よかったらダイヤさんもいっしょにどうかな?」
花丸「やったあ!ダイヤさんと2人きりになることは少ないかならうれしいな」
ダイヤ「ふふ… わたくしもですわよ?今日は楽しみましょうね」
花丸「じゃあ早速、お店に向かうずら~」
ダイヤ「ところで、今日はどんなお店に向かうんですの?」
花丸「ハンバーガー屋さんずら」
ダイヤ「えっ?」
ダイヤ「嫌ではないですが、せっかく花丸さんとの食事ですので他の所にでも……」
花丸「何かおすすめのお店があるの?」
ダイヤ「う~ん……」
花丸「じゃあハンバーガーにするずら」
ダイヤ「仕方ありませんわね… わかりましたわ」
店員「いらっしゃいませー」
花丸「さっそく注文するずら~」
…………
……
花丸「さてと、ダイヤさん。冷めないうちにいただくずらよ?」
ダイヤ「そうですわね。いただきます」
花丸「いただきま~す」
ダイヤ「たまにはこういう食事も悪くありませんわね」
花丸「ダイヤさんのお家は厳しいもんね」
それでも黒澤家を継ぐ者としてはしっかりしないといけないですから」
花丸「ルビィちゃんも大変ずら」
ダイヤ「ルビィにはもう少し、しっかりしてほしいんですけどね……」
花丸「仕方ないずら。
優しいお姉ちゃんには甘えたいものなんだよ」
ダイヤ「やはり甘やかしすぎに見えますか?」
花丸「ううん、そうは思わないよ。
姉妹なんだったら妹が可愛いのは当たり前の感情だと思うよ?」
花丸「マルからすると優しいお姉さんがいてとってもうらやましいずら」
ダイヤ「そう言っていただけるとなんだか気持ちが楽になりますわ」
花丸「ダイヤさんは堅すぎると思うずら」
ダイヤ「それは性格ですからしかたがありませんわよ。
わたくしに鞠莉さんのような振る舞いをすることなんて不可能ですし……」
花丸「でもそれもダイヤさんのいい所だよ」
ダイヤ「まったく… 花丸さんは貶したり持ち上げたり、敵いませんわね」
ダイヤ「なんですの?」
花丸「今日、ルビィちゃんを叱ったでしょう?」
ダイヤ「…………」
花丸「話はルビィちゃんから聞かせてもらったずら」
ダイヤ「ルビィはあなたに話したんですのね」
花丸「はっきり言うと、今回はダイヤさんが悪いと思うずら」
花丸「いくらなんでも八つ当たりは良くないよ」
ダイヤ「……そうですわね」
花丸「できればルビィちゃんに謝ってあげてほしいずら」
ダイヤ「今回のことはわたくしが悪いですわね。
わかりましたルビィにはきちんとあやまります」
花丸「もう怒ってないずらか?」
ダイヤ「ええ、怒ってませんわよ」
ダイヤ「もちろん。約束いたしますわ」
花丸「きちんとルビィちゃんに謝ってあげてね」
ダイヤ「謝りますわ」
花丸「ルビィちゃん、ダイヤさんは怒ってないよ」
ダイヤ「?」
ルビィ「え、えへへ……」
ダイヤ「ルビィ!近くにいたんですの!?」
花丸「ルビィちゃんはオラがこっそり呼んでおいたずら」
ダイヤ「まあ!近くにいるならいると早く…」
花丸「ダイヤさん!怒っちゃいけないずら」
ダイヤ「あっ… ごめんなさい」
ダイヤ「そうですわね……」
ルビィ「あ、あの、お姉ちゃん…」
ダイヤ「今朝は悪かったですわね。
たかだかプリンのことくらいで大人気なかったですわ。
ごめんなさい」
ルビィ「ううん、ルビィの方こそごめんなさい。
ちゃんと返事を聞く前にお部屋にはいっちゃったんだし」
花丸「これで2人とも仲直りだね」
あなたの好きなフライドポテトを頼んできてあげますわ」
ルビィ「あの… お姉ちゃんのポテトをもらってもいいかな?」
ダイヤ「わたくしのをですか?
もう冷めてしまってますし、新しい物を注文してきますわよ?」
ルビィ「ううん、お姉ちゃんのがいいんだ」
ダイヤ「まぁ♡なんていじらしいのでしょうか…
やはりルビィ、あなたはわたくしにとって最高の妹ですわぁ!」
花丸「やれやれずら……」
花丸「とんでもないよ。マルは何もしてないずら」
ダイヤ「わたくしからもお礼を言わせていただきますわ」
ルビィ「よかったらまた、うちに遊びに来てよ。
ねえ、お姉ちゃん」
ダイヤ「それは良いですわ!黒澤家の威信を賭けて全力でおもてなしさせていただきますわ!」
ルビィ「ご馳走もたくさん用意するね」
花丸「ご馳走!?それは楽しみずら~」
…………
……
わたくしの華麗なる日常はいかがでしたでしょうか?
また黒澤ダイヤのファンが増えてしまうのが心配ですわね……
わたくしのお話はここで終わりですが、Aqoursの物語はまだまだ続きます。
わたくし共々、これからもAqoursをよろしくお願いいたしますね。
一度くらいわたくしも1番を取ってみたいものですわ。
みなさんわたくしに投票してくださいましね!
賢くて、可愛くて、生徒会長で、スクールアイドルな黒澤ダイヤでした。
おしまい
まるちゃんってダイヤさんにも物怖じせずに話すいい子だわ
ダイルビ好き
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