【ラブライブ!】鞠莉「Rolling rice balls !!」【Aqours昔話】
- 2020.04.28
- SS

鞠莉(おじいさん)「う~ん!これで午前中は終わり!」ノビー
お昼になったので切り株に腰をかけ、お昼ご飯を食べることにしました。
そのお昼ご飯とは――
鞠莉「Rice ball !!!」
Rice ball !! です
おじいさんは独り言を言いながらRice ball !!! を食べていました。
すると――
鞠莉「あっ!」ポロッ
おじいさんはRice ball !!! を落としてしまいました。
鞠莉「待って!それはダイヤが作ってくれたRice ball !!! なの!」
ころころころころとrollingするRice ball !!! を追いかけて、おじいさんは走ります。
おじいさんがRice ball !!! に追いつきそうになった瞬間、Rice ball !!! が、ぽっかりと開いた穴にshoooooooot!! されてしまいました。
鞠莉「超!existing!!」
そんなこと言ってる場合ですか!?
鞠莉「あっ、そうだ落ちちゃったんだ……」ショボン
おじいさんは悲しみます。
おじいさんは穴を覗きます。
鞠莉「ん?」
すると穴の中からなにやら音楽や歌が聞こえてきました。
Rice ball is rolling rolling rolling♪
Rolling rolling into this hole♪
え、英語……
おじいさんは不思議に思います。
鞠莉「けど結構良い歌ね♪まだRice ball !!! はあるからもう一つ入れてみましょう」
そう言うとおじいさんは、手持ちのRice ball !!! を穴の中にshoooooooot!!
鞠莉「超!existing!!」
Rice ball is rolling rolling rolling♪
Rolling rolling into this hole♪
鞠莉「これは面白いわね!」
おじいさんはすっかりご機嫌になって、食べかけのRice ball !!! 以外は全て穴の中へshoooooooot!! してしまいました。
鞠莉「~♪この歌良いわねぇ♪」
そうしてRice ball !!! が無くなるとおじいさんは帰っていきました。
木こりじゃないんですか!?
鞠莉「腹が減ってはなんとやら、よ」
お昼になると、早速Rice ball !!! を取り出して穴の近くまで行きます。
鞠莉「さぁて、今日も素敵な歌を聞かせてくれるのかしら?」
おじいさんは次々にRice ball !!! をshoooooooot! shoooooooot! shoooooooot! shoooooooot! していきます。
ちょ!やり過ぎじゃないですか?
鞠莉「No problem!」
その根拠はいったいどこから……
Rolling rolling into this hole♪
「ねぇ、ちょっと多くない?」
「それは思った」
「一気にやる必要はどこに……」
ほらぁ~
鞠莉「oh……sorry sorry」
鞠莉「これからは1個ずつ入れていくわ」
おむすびを入れていきました。
鞠莉「あ、もうRice ball が無いわ……」
おじいさんは少し物足りないようです。
鞠莉「そうだわ!穴の中に入って頼めば良いのよ!」
その体でどうやってその穴の中に入るのですか。
鞠莉「そこはほら、魔法の力でちょちょいと」
ボン!
穴が大きくなりましたね……
おじいさんは穴の中に入って行きました。
鞠莉「目が……回るぅ!」コロコロ
おむすびと同じ容器ころころと転がりながら。
ドシン!
鞠莉「痛っ!」サスサス
おじいさんは穴の奥に辿り着きました。
鞠莉「ここは……?」
曜「貴女がおむすびをくれた人?」
鞠莉「えぇ」
梨子「美味しいおむすびを沢山、ありがとうございました」ペコリ
鞠莉「良いのよ、お礼はダイヤに言って!」
善子「ダイヤ?」
鞠莉「ダイヤは私の妻よ!」
ルビィ「結婚してるんですか?」
鞠莉「逆にこの歳でしてないのはヤバいでしょ」
……一部の人に突き刺さるのでやめてください。
ルビィ「花丸ちゃん気に入っちゃって」
鞠莉「そう言ってもらえるとダイヤも喜ぶと思うわ」
善子「今度はこっちがお礼をする番よ」
そう言って鼠達――言ってませんでしたね。彼女達は鼠です――は臼と杵を持ち出し
ぺったん鼠のお餅つき♪
ぺったんぺったん穴の中♪
と歌いながらお餅をつきました。
鞠莉「Thank you!」モグモグ
出来上がったお餅をおじいさんはモグモグと食べます。
鞠莉「delicious ! とっても美味しいわよ!」
曜「そう言われると嬉しいね」
花丸「オラも食べたいずら……」
ルビィ「花丸ちゃんは我慢してね」
鞠莉「ん?」
驚くことに、欲しい物が何でも出てくる打ち出の小槌を貰いました。
鞠莉「ホントに良いの?」
善子「良いのよ、こっちは沢山のおむすび貰ったから」
鞠莉「……分かったわ」
鞠莉「See you again ! いつかまた会いましょう!」
そう言っておじいさんは帰っていきました。
ダイヤ「帰ってきて早々うるさいですわね」
鞠莉「あのね、これ!これがあれば!」
ダイヤ「はいはい、いいから落ち着いてください」
おじいさんは興奮のあまり話が通じませんでした。
―数分後―
鞠莉「落ち着いたわ」
ダイヤ「まったく……どうしたんですか?」
ダイヤ「小槌?」
鞠莉「打ち出の小槌よ!欲しい物が何でも手に入るの!」
ダイヤ「それ本物ですの?」ジー
鞠莉「嘘だったらあの穴に灯油を流し込んで火をつけるわ」
ダイヤ「自重しなさい」ピシッ
鞠莉「あぅ……」
ダイヤ「そうですねぇ……やはり子供でしょうか」
そうです。
この前の話といい、昔話には子供がいない老夫婦が多過ぎます!
鞠莉「それならやってみましょ」
おじいさんは小槌を振ります。
鞠莉「よいしょ」ブンッ
果南「?」
ダイまり「うわぁ!?」
一瞬でおばあさんの膝の上に赤ちゃんが乗っていました。
ダイまり「あ……」
果南「びぇぇぇぇん!!!」
ダイヤ「あぁ!泣き止んでください!」
鞠莉「ダイヤ!こーゆー時は唄を歌うのよ!」
ダイヤ「え?そんな事言われても……」
果南「おぎゃぁぁぁ!」
鞠莉「マリーにお任せ!」
おじいさんは歌い出します。
鞠莉「Rice ball is rolling rolling rolling♪
Rolling rolling into this hole♪」
それですか!?
ダイヤ「どう……ですか?」
果南「すぅ……すぅ……」zzz
ダイまり「ほっ」
これ以後、おじいさんおばあさん、赤ちゃんで3人仲良く暮らしたそうな。
千歌「おむすびおむすび♪」タッタッタッ
千歌「あれ?無い」
曜「昨日までは沢山あったよね?」
梨子「どうして……」
善子「盗まれたのかしら」
ルビィ「えぇっ!?あんな量のおむすびを?」
花丸「犯人は誰ずら」モグモグ
千歌「花丸ちゃん……」
花丸「なに?」
曜「ご飯粒、ついてる」チョイチョイ
花丸「」
善子「裏切り者めぇぇ!!」
梨子「捕まえるわよ!」
花丸「いやぁぁぁ!!」
海未「私は『みかんの恩返し』ですね。渡辺さんを弄るのがら楽しくて……ふふっ」
曜「何いってんの!?」
海未「おや、居たのですか」
曜「いたよ!?ていうか全員いるよ!」
海未「そうでしたか」
鞠莉「私の出番増やしてくれてありがとうね」
海未「いえいえ」
海未「『みかんの恩返し』で出てくるのは千歌さんと曜さんだけなので」
千歌「ってことは?」
海未「出番は鞠莉さんだけ少ないです」
鞠莉「いいもん……途中から増えたからいいもん……」
ダイヤ「鞠莉さん……」
海未「そこで1つ提案があるのですが」
Aqours「?」
曜「はいはいはい!!渡辺曜はナレーターがしたいです!」
鞠莉「ずるいわよ!私だってしたいわ!」
海未「」
海未「まぁそうなんですが……他の方は?」
千歌「どうでもいいよ~」
果南「興味ない」
梨子「私も」
ルビィ「ルビィも別にいいかなぁ……」
善子「同じく」
花丸「ずら」
海未「曜さんと鞠莉さんだけですか」
ダイヤ書き忘れてた
ダイヤ「わたくしもですわ」
曜「わたなべわたなべ言われたからやり返したい」
鞠莉「もっと出番を」
海未「……」
海未「ですがここは公平にくじでいきましょう」
ようまり「へ?」
ピッ
海未「>>34の人ですね」
鞠莉「嘘……」ガクッ
海未「チッ」
曜「今舌打ちした!」
海未「してませんよ」
曜「したよ」
海未「ではいつかまた」
曜「無視しないで!?」
本当に終わり
次作も期待してる
楽しかったよ、乙
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