【ラブライブ！】俺「うげぇっ！朝起きたら高坂穂乃果になってる！！」

俺「理由はよく分からんがこれは奇跡！！せっかく穂乃果ちゃんになったんだ、楽しまないとなぁ」

俺「うひょー…これが穂乃果ちゃんのおっ○い…」ﾜﾅﾜﾅ

ｶﾞﾗｯ

雪穂「い、いつまで寝てるの！？学校遅刻するよ！！」

俺「あ、あわわわわわわわ」

雪穂「……わ、わぁ…////あ！なんかゴメン////」

ﾋﾟｼｬｯ

俺「うおっ！雪穂じゃん！！」

俺「この部屋は穂乃果ちゃんのいい匂いするかと思ったら自分が穂乃果だから全然匂いしないのな…」

俺「なんかがっかりだわ」

俺「せっかく初めてスカート履いてみたがスースーして気持ち悪いし」

俺「まあいいか。俺が高坂穂乃果になったということはμ’sの皆に会えるってことだろ？最高じゃねぇか」

俺「穂乃果ちゃんは割とボディタッチ多めだし皆に触れるかもな！MAXキャッホーー！」

雪穂「お、お姉ちゃん…///」

俺「ん？どうしたんだ？」

雪穂「い、いや！！別に！？///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

俺「お、おう」

俺（って、やべぇ。普段の俺で会話しちまった。高坂穂乃果になりきらないとな）

俺「ファイトだよっ！」

雪穂「….わぁ」

俺「ってゴメン！朝からうるさかったよね！？」

雪穂「い、いいよ！それくらい今日くらいは許してあげる」

俺「雪穂ってば優しい〜」ｽﾘｽﾘ

雪穂「ちょ、ちょっと！///」

俺「雪穂いい匂いするなぁ」ｸﾝｸﾝ

雪穂「や、やめて〜////」

雪穂「….いってらっしゃい」

俺（うおおぉ！玄関開けたら海未ちゃんとことりちゃんに会えるんだよな！？楽しみ過ぎる〜〜！！）

ｶﾞﾗｯ

俺「海未ちゃん！ことりちゃん！おっはよ〜♪」

海未「穂乃果！」

ことり「穂乃果ちゃん！！」

俺「ど、どうしたの！？」

海未「い、いえ…なんでもないんです。久し振りに会えたのでつい声を荒げてしまって…」

ことり「実はことりもなんだぁ。許してちょい☆」

俺（二人とも超カワイイ。ことりちゃんってプライベートだとあんなおどけるんだなぁ）

俺「ん、どうしたの？」

海未「…手」

俺「て？」

海未「手をつなぎたいんですけど…いいですか？」

俺「お、俺とぉ！？」

海未「….俺？」

俺「あ、うぅんなんでもない！！」

俺（キ、キタコレ！！まさか海未ちゃんからお手手を繋いで欲しいなんて言われるとは…これがほのうみ…）

俺「…え？」

ことり「穂乃果ちゃんはことりと…ことりとお手手を繋ぐの！////」

俺（えぇぇぇぇぇ！？！？まさかのことほの！？）

海未「じゃあこうしましょう。私が右手、ことりは左手です」

ことり「うぃっす！」ｷﾞｭｯ

海未「….///」ｷﾞｭｯ

俺（ことほのうみぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！！！）ﾅﾐﾀﾞﾊﾞｰ

俺（や、やべぇ！感動のあまり泣いてしまった！！）

俺「あ、あまり寝てなくて！」

ことり「そ、そうなんだ….もしかしてぇ、ことりのこと考えてた？////」

俺「なっ////」

俺（嬉しいけどここは平常心平常心….）

俺「うん、ま、毎日ことりちゃんのことばっかり考えてるよ////」

ことり「う、うぅぅぅぅぅ//////」

俺「どうしてうずくまるの！？」

ことり「え、ぁ…なんか嬉しくて////」

俺「そっかぁ、それって穂乃果の魅力の虜になっちゃったって….ことかな☆」

ことり「ﾎﾉｶﾁｬﾝ!!///」ｽﾞｯｷｭｰﾝ

俺（穂乃果ちゃん勝ち組過ぎだろ）

海未「…」ﾖﾀﾞﾚﾀﾞｰ

俺「あ、海未ちゃんよだれ」

海未「あ、す、すみません！」ﾌｷﾌｷ

俺「よし、学校についたぞ！」

俺（やべぇ、ずっと手繋いでたわ。もう死んでもいい）

ことり「….」ﾊﾅﾁﾞﾀﾞﾗｰ

俺「ことりちゃん！鼻血鼻血！！」

ことり「え、わ、わぁ！！」

海未「ことりって鼻血出すんですね」

ことり「それは人間だもん。出るに決まってるよ！」ﾌｷﾌｷ

海未「そ、そうでしたね」

俺「くぅぅぅぅ、学校終わったー！」　

海未「さてと、今日も部室に行きましょうか」

ことり「散水っ！」

部室

ｶﾞﾁｬﾘ

俺「やっほー！」

凛「穂乃果ちゃーん！！」ｷﾞｭｰｯ

俺「り、凛ちゃん！」

凛「ハッハッ!!本物！本物！！」

俺「な、何言ってるの？」

俺「な、なんかいつもの凛ちゃんと違うね？」

花陽「今日はいつにもまして変…ちょっと変わってるんだよね」

花陽「今日学校で初めてあったら急にスカートめくってきたりして….」

穂乃果「うらやまし….そ、それはいけないことだよね！」

凛「えぇ〜、ダメなの〜？」ｽﾘｽﾘ

穂乃果「うん、ダメダメ」

凛「そんなぁ」ｶﾞｯｸｼ

穂乃果（かよちんに凛ちゃん！やっぱりかわいいなぁ）

穂乃果（本物の凛ちゃんってこんな感じなのかぁ….俺の胸揉んできてる気がするけど多分気のせいだよな？）

花陽「なあに海未ちゃん」

海未「今日あなたの為におにぎりを作ってきたのです。食べてくれませんか？」

花陽「はぁ？また米？」

海未「え？」

花陽「わ、わあい…お米お米ー！」

海未「ふふ、嬉しそうで良かったです」

俺（かよちんのお米キャラも全開だなぁ。にしても黒ストえっろ）

穂乃果「真姫ちゃん。近くから見るとすっごい美人だなぁ」

真姫「ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ」

ことり「真姫ちゃん今日もかわいいね」

真姫「ﾊｧ、ﾅﾆｿﾚ。ﾍﾞﾂﾆｳﾚｼｸﾅｲｼ」

海未「わかる///」

真姫「は、はぁ！？意味分かんないんだけど！！」

俺（おぉぉ、これが真姫ちゃんのツンかぁ）

凛「早く会いたいにゃー！」

ことり「後から来るみたいよ〜」

ｶﾞﾁｬﾘ

絵里「ハッラショー！！」

穂乃果（おぉぉー！）

花陽「かしこい！」

ことり「かわいい！」

ほのうみりん「エリーチカ！！」

絵里「ハラショー！！」

絵里「綾瀬絵里役の綾瀬絵里よ！！」

俺（生コール&レスポンス…感動）

俺（それにかしこくないとこもエリーチカっぽい！）

絵里「何か言ったかしら？」ｽﾞｲｯ

真姫「な、なによ….////」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

絵里「もし私に楯突こうだなんて考えていたらチュウしちゃうわよ？」

真姫「ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ!!////」

俺（な、生チュウ。それにしても今日の真姫ちゃんツン多すぎねぇか？お、もしかして生理か？）

俺「え、どうして？」

絵里「だって…こんなに可愛い後輩がいるんですもの！！」

凛「絵里ちゃーん！！」ｷﾞｭｰｯ

絵里「ふふ、困った子ね」

絵里「皆も甘えたければいつでも甘えてもいいのよ？」

花陽「絵里ちゃーん////」

海未「えりちー！///」

わいわいがやがや

俺（なんてカリスマの力….皆絵里にくっついちゃってるし….絵里ちゃんの匂い嗅ぎたいし俺も行こうかな）

絵里「ほら、早く穂乃果もこっち来なさいよ」

俺「う、うん！！」

希「ストーーップ！」

俺（え？あ、のんたん、それににこにー）

にこ「アンタたち一体どうしたのよ。なんかおかしいわよ」

たちが悪い

希「せやで、なんでこんなにえりちに皆くっついてるん？」

海未「それはえりち…絵里が甘えてもいいっていうから…」

希「違うというてるやろ？」

希「えりちはウチのものなんや！のぞえりなんや！！」

花陽「のぞえりは至高」

ことり「当たり前なんだよなぁ」

真姫「当然ﾃﾞｯｼｮｰ」

俺「そりゃそうだよな」

花陽「お、リアルにこ！」

凛「にゃふー！」ｷﾞｭｰｯ

にこ「ちょ、ちょっと凛落ち着きなさいよー！」

にこ「これから大事な話があるんだから！！」

俺「大事な話？」

絵里「それは私の大好きな後輩を愛でることよりも大事なの？」

にこ「当たり前でしょうが！！」

にこ「はっきりいうわ…」

にこ「アンタ達…偽物でしょう？」

俺（何言ってるんだこのまな板）

海未「いきなり何を言い出すのですかこのぬりかべは」

ことり「はいはい、アクリル板はだまってましょーねー♪」

にこ「う、うぅ…そんなに言わなくてもいいじゃない」ｼｸｼｸ

真姫「何泣いてんのよ。ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ」

俺（にこちゃん打たれ弱いなぁ）

俺（立ち直り早っ！！）

にこ「アンタ達はまぎれもない偽物よ！」

凛「どうして偽物って思うの？」

花陽「…..」

絵里「変なこというとマトリョーシカに詰めるわよ」

にこ「なんかアンタらμ’sのキャラっぽくないのよね」

俺「キャラって…何言ってるの？穂乃果は穂乃果だよ！？何者でもないよ！！」

にこ「もし…」

俺（？）

にこ「もしこのラブライブの世界が….もしラブライブのキャラクターに一般人の精神が潜り込んでいたとしたら」

にこ「だからそのことを言ってんのよ。希はもっとやさしい言葉を話すわ。そんなに汚くない」

希「….」

希「じゃあ、アンタは…」

にこ「私は偽物よ。皆も本当の事を話しなさい。海未はどうなの？」

海未「じ、じつは….私は偽物です」

ことり「俺もッス」

真姫「偽物でーす」

俺（な、なんだこれ….）

俺「じゃ、じゃあ聞くけどよ！！俺達は一体何なんだよ！！ラブライブの世界にきて！ラブライブのキャラになりきってみて！！なんで俺達はこうなったんだよ！！」

にこ「….それはね」

……ﾌﾟﾂﾝ

監督「…気づかれたか」

スタッフ「一からやり直しますか？」

監督「今度は察しの悪い奴連れて来い」

スタッフ「ウッス」

終わり

面白かった

面白かった。