【ラブライブ!】千歌「花粉症だけど頑張るよ!」
- 2020.05.03
- SS

千歌「はっくしょん!」
千歌「じゅるる…また鼻水が…鼻かまないと…チーン」
梨子「大丈夫、千歌ちゃん?凄い鼻声…」
千歌「ぜんぜんだいじょうぶじゃない…はっくしょん!」
千歌「また…鼻水が…」
千歌「鼻かみすぎて鼻が痛いよぉ…」
梨子「花粉症なの?」
千歌「うん…ティッシュを鼻につめこも」
梨子「駄目よ!アイドルがして良い事じゃないわ!」
梨子「私だって花粉症気味なんだけど我慢してるんだよ」
千歌「だっでェ…あっティッシュ切れた」
梨子「私のティッシュで鼻ふいてあげるから」
千歌「ありがとう…チーン」
千歌「鼻水もつらいけどクシャミが止まらないのもつらいよぉ」
千歌「梨子ちゃんはクシャミは大丈夫?」
梨子「私はクシャミは少ない方かな…あっ」
梨子「くちゅん!」
千歌「梨子ちゃんクシャミかわいい!良いなぁ」
梨子「そんな事で羨ましがらないでよ…」
曜「あー花粉症がつらいであります…」
梨子「曜ちゃんも花粉症なんだ、意外…くちゅん!」
千歌「曜ちゃんなら絶対に花粉症なんかにならないと思ってたんだけどな…はっくしょん!」
曜「いやいや私をどんな人間と思ってたの…」
梨子「私も」
曜「いやいやいや。私も風邪とか普通にひくよ…はーっくしょん!」
曜「じゅるる…どうやったら治るかな?」
梨子「治るかはわからないけど、花粉が身体の中に入らないようにするとマシになるんじゃない?」
梨子「マスクは当然だけど、後は眼鏡とか良いって聞くわ」
梨子・曜「うん…」
千歌「これ以上に予防するのって何だか難しいね…はっくしょん!」
梨子「それにスクールアイドルとして歌の練習しようと思ったらマスクは外さないといけないもんね…」
曜「明日から眼鏡かけようかな…」
千歌「確かにちゃっと億劫になっちゃうね…ずるる」
梨子「でも今日は練習の日だし…くちゅん!」
梨子「うん…」
曜「はっくしょん!3年生、1年生のみんなは花粉症大丈夫かな…」
千歌「どうかな…」
梨子「くちゅん…生活習慣がしっかりしてる人は花粉症対策もバッチリしてそう」
曜「あーダイヤさんなんか完璧に対策してそう」
千歌「わかるー」
ダイヤ「ヴぁああっくしょん!!!」
曜「すんごい音がしたよ!?」
ダイヤ「おはようございます、みなさん…ばぁあああっくしょん!!」
ダイヤ「花粉症がつらいですわ…」
千歌「結局ダイヤさんも花粉症になってるんだ…」
ダイヤ「しっかり対策はしていたのに!くやしいですわ…ヴぁああああっくしょん!!」
千歌・曜・梨子(それにしてもクシャミが汚い…)
ダイヤ「あら…あなた達も花粉症になってるんですの」
曜「はい…はーっくしょん!じゅるる」
千歌「鼻水とくしゃみと目のかゆみでつらいです…はっくしょん!」
ダイヤ「それは大変ですわね…。確かに普段なら休みにしたいところですが…今回は…ばぁあああっくしょん!!」
花丸「ダイヤさん達も花粉症ずらか…」
ルビィ「ぅゆ…」
ルビィ「うん…はっくしょんピギィ!!」
花丸「はっくしょんずらー!」
梨子「今のクシャミ何!?」
曜「善子ちゃんもなの?」
善子「ええ…はっくしょんヨハネ!!」
梨子「今のクシャミ絶対おかしいでしょ!?」
千歌「いいなー。ルビィちゃん、花丸ちゃん、善子ちゃんのクシャミは普通じゃなくて」
梨子「そんな事で羨ましがらないでよ…」
ダイヤ・曜(あっクシャミでそう)
ダイヤ「ヴぁああっくしょんですわー!」
曜「はーっくしょんヨーソロー!」
梨子「二人とも無理やりすぎる…」
千歌「私もクシャミの後に『輝きたい』とか『なのだ』とかつけようかなー」
梨子「千歌ちゃん、真似しては駄目よ…」
曜「はーっくしょん!やっぱり鞠莉ちゃんの事だから『HAKKUSYONN!』とか」
梨子「くちゅん!アメリカだと『ハックション』は『Achoo』って言うみたいだよ」
ダイヤ「いえ、鞠莉さんの事だから『ハックションデース!』もあるかもしれませんわ」
花丸「あーありえそうずら」
善子「きっと『ハックションシャイニー☆』よ」
ダイヤ「噂をすれば」
曜「鞠莉ちゃんの声だ」
鞠莉「グッモーニング!シュコー シュコー」
千歌・曜・梨子・ダイヤ・花丸・ルビィ・善子「ガスマスクつけてるー!!!???」
鞠莉「何って?ガスマスクよ。これを付けていたら毒ガスの中もダイジョーブよ!シュコー シュコー」
梨子「いえ、だから何でそんなものをつけてるのかって聞きたいんだけど…」
鞠莉「決まってるじゃない!花粉症対策よ!シュコー シュコー」
曜「花粉症対策だからガスマスク付けるって発想がわかんないよ!」
鞠莉「だってこれ一つあれば口にも鼻にも目にも花粉症が入らないのよ。パーフェクトッ!な対策じゃない!シュコー シュコー」
千歌「一理あるかも」
善子「カッコいい」
花丸「未来ずらー」
ルビィ「えぇー…」
鞠莉「個性があって良いんじゃない?それにガスマスクの下は美少女なんて素敵でしょ?シュコー シュコー」
花丸「自分で美少女とか厚かましいずら」
梨子「美少女でもマスク外さなかったら意味が無いんじゃないかしら…」
ダイヤ「そもそもこんなものは校則違反です!すぐに外しなさい!」
鞠莉「ノー!これが無かったら私死んじゃうー!シュコー シュコー」
曜「外すよ鞠莉ちゃん」
鞠莉「いやああああ!涙と鼻水とクシャミで私、脱水症状になっちゃううう!!!!シュコー シュコー」
ダイヤ「往生際が悪いですわね」
梨子「これは本気で嫌がってるみたいだから外すのは止めてあげた方が良いんじゃないでしょうか?」
千歌「鞠莉ちゃん凄い鬼気迫ってるって感じの声だよ」
ルビィ「おねえちゃん、鞠莉ちゃんをゆるしてあげて…」
ダイヤ「むむむ…」
鞠莉「ガスマスクつけてても良い?シュコー シュコー」
ダイヤ「鞠莉さんを許してあげてと言うみなさんの優しさに免じて許してあげます」
鞠莉「ダイヤー!みんなー!ありがとうー!!シュコー シュコー」
ダイヤ「ガスマスク付けたカッコで抱きつかないで下さい!シュコシュコうるさいですわ!」
ダイヤ「話していたらまたくしゃみが出てきましたわ…」
千歌「鼻水もまたじゅるじゅるでてきたよ…」
鞠莉「みんなもlet’sガスマスク♪ シュコー シュコー」
梨子「いや、それはいいです」
善子「はっくしょんヨハネ!…(ちょっとつけてみたいかも)」
花丸「はっくしょんずら!…(マルも同意見ずら)」
果南「遅れてごめん!お店の手伝いを少ししてたら遅くなっちゃって」
果南「おはよう。どうしたのみんなマスクつけたりして(一人おかしなマスクつけてるのがいるけど)」
曜「みんな花粉症なんだよー!はっくしょん!」
果南「あー、それでみんな鼻声なんだ」
ダイヤ「果南さん!あなたマスク付けなくても大丈夫なんですの?!」
果南「マスク?そんなもの必要ないでしょ」
梨子「嘘―!?」
ルビィ「すっごーい!」
千歌「奇跡だよー!」
曜「いやあ本当に健康優良児ってのはいるんだねー」
ダイヤ「果南さん、怖ろしい子…」
鞠莉「流石、果南だわ!ハグして!シュコー シュコー」
千歌「うーん…でも果南ちゃんだし」
曜「まあ、果南ちゃんだから大丈夫でしょ」
ダイヤ「果南さんなら大丈夫でしょう」
鞠莉「果南ならへーキ!へーキ!シュコー シュコー」
梨子「それもそうね」
果南「私、みんなにどう思われてるの…」
花丸「一人しかまともに歌える人がいないずら」
鞠莉「2人や。ウチを入れて シュコー シュコー」
ルビィ「ガスマスク付けてる人がまともに歌えるとは思えないけど…」
ダイヤ「みなさんの言いたい事はわかります。ですが私たちには時間がありません」
ダイヤ「何故ならラブライブ春の大会が1週間後の東京であるからです!」
※春の大会はこのSSの中でだけの設定です。
曜「でも、こんな状態じゃ大会で良い成績を残す事もままならいんじゃ…」
梨子「どうするの千歌ちゃん?」
千歌「…大会には出たいし、出るからには優勝したい!そしてこの学校の事をみんなに知ってもらうんだ!」
千歌「だからもちろん練習はする!でも、花粉症のせいで大会に出場できなかったら意味が無いから練習はそこそこにしてきっちり身体を休ませよう!」
ダイヤ「確かにそれが一番良い選択かもしれませんね…」
果南「私は元気だから、みんなの分まで練習するよ」
鞠莉「私も元気だからたっぷり練習するわー!シュコー シュコー」
千歌「Aqoursー!」
千歌・曜・梨子・ダイヤ・果南・鞠莉・花丸・ルビィ・善子「サン…」
「ばーっくっしょん!!!!!!」
「ごめーん」「こんな時に!」「私もしちゃった」「何やってるんですの!」「ダイヤさんもクシャミしてたずら」
果南(こんなんで大丈夫かな…)
鞠莉「シュコー シュコー」
in東京
千歌「はっくしょん!!!」
千歌「花粉症が治らなかったあああ!!!!」
曜「じゅるるぅ…鼻水が…千歌ちゃん、止める?」
千歌「いや、止めないよ…じゅるる」
ダイヤ「ばあああああっくしょん!!!こんな時のために果南さんソロバージョンでの練習をしといて正解でしたわ」
ルビィ「はっくしょんピギィ!歌は歌えないけど、ダンスだけなら花粉症のルビィ達だけでも何とかなるよ!」
善子「はっくしょんヨハネ!歌うのは無理だけど1曲分ならクシャミも鼻水も我慢してみせるわ!」
千歌「任せたよ果南ちゃん」
果南「う、うん…」
鞠莉「私も…シュコー シュコー」
花丸「ガスマスク付けてシュコシュコ言ってる人が歌うのは無理ずら」
千歌「セイントスノー!!じゅるぅ…」
理亞「何、鼻水?」
千歌「あっごめんなさい。チーン」
聖良「もしかして花粉症ですか。花粉症で勝てるほどラブライブは甘いものではありませんよ」
理亞「ラブライブは遊びじゃない」
千歌「むむむ…」
聖良・理亞「それではまた…あっ」
聖良・理亞「はっくしょんダンスナウ!」
梨子(この人たちも花粉症なんじゃ…)
ルビィ「ドキドキするよぅ…」
花丸「ルビィちゃん、がんばルビィだよ」
曜「はっくしょん!今のうちにたくさんクシャミしておこうっと」
ダイヤ「待ってる間に鼻水を出しつくすんですよ!」
善子「何か今のエロい」
千歌「うわああ。出ても出ても止まらないよ!」
「次はAqoursの出番です。準備よろしくお願いしまーす…ばっくしょん!」
梨子(東京でも花粉症、流行ってるんだ…)
善子(数分間だけでも我慢するのは辛い…でも)
花丸(果南さんが頑張ってるずら!)
ダイヤ(あなた一人に歌わせてごめんなさい…)
梨子(だからその分だけ精一杯踊るから!)
曜(果南ちゃんも精一杯歌って!)
鞠莉(果南ならきっとできるわ!)シュコーシュコー
千歌(信じてるよ果南ちゃん…)
果南(みんながいる…だから私一人でも歌える!)
果南「開いた花の香りから~♪」
果南「受けとったよ次の夢を~♪」
・
・
果南「終わったね…」
曜「お疲れ果南ちゃん」
ダイヤ「果南さんがいたおかげで何とか形になりましたわ、ありがとうございます」
果南「ありがとうを言いたいのは私の方だよ。みんながいたから歌えたんだ」
鞠莉「果南…シュコー シュコー」
ルビィ「結果どうなるかなー?」
善子「流石に歌うのが一人だけだと無理じゃないかしら…」
花丸「善子ちゃんネガティブな事言っちゃ駄目ずら」
千歌「やれるだけの事はやったんだもん。優勝は無理かもしれないけどみんな頑張ったよ…じゅるる」
梨子「千歌ちゃん鼻水!ティッシュ!ティッシュ!」
「Aqours!!」
千歌・曜・梨子・ダイヤ・果南・鞠莉・花丸・ルビィ・善子「ええええええええ!!!????」
ダイヤ「どうやら全部のグループが花粉症でろくに歌う事ができず、この大会でちゃんと歌えたのは果南さんだけらしいですわ…」
梨子「嘘―!?」
千歌「奇跡だよー!!」
鞠莉「イッツ ミラクルー!シュコー シュコー」
果南「こんなんで優勝して良いのかな…」
千歌「えーと…あっ!」
千歌「はっくしょん!!」
終わり
花粉症、やっぱつれぇわ…
花粉症もちだから辛さわかるぞ
この時期は眼球取り出して丸洗いしたくなるよな
かれこれ10年ほど飲み続けてる
花粉が効かない果南ちゃんすごい
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