【ラブライブ!】凛「ねえ、にこちゃんも行くよね?」
- 2020.03.25
- SS

真姫「…にこちゃんなら卒業したでしょ。」
花陽「凛ちゃんってば、ふふ。」
凛「あ!そ、そうだった!にこちゃんって3年生だったんだよね!いっつも一緒だったから忘れてたにゃ!」
花陽「もう~、さすがに失礼だよ!」
真姫「とか言って、花陽も笑ってるじゃない。」
凛「あは、はは…」
凛(なんだろ…これでいいはずなのに、かよちんもいて、真姫ちゃんもいて…寂しくないのに…胸がチクチクするよ…)
りんにこっていいと思いませんか。
「はい!先輩!私、◯◯みたいなイメージでやりたいです!」
花陽「え、ええ!?◯◯?…え、えと…確かに今人気もあるし、かっこいいけど新曲のイメージとは違うかなって…」
「え~!でも、絶対ウケルと思うんです!」
「うんうん!私も好きだもん!」
「クラスでもみんな◯◯の話ばっかだもんね~!」
花陽「あ、あの…みんな…その…だから、ね…?」
「部長!もう決めちゃいましょうよ!」
「私、センターやりたいかも!」
「え~!ずるい、ずるい!」
花陽「うう…聞いて~…」
凛(かよちん……)
凛(にこちゃんだったら、きっとクドクドうるさいんだろうな…)
凛(でも、最後には凛達の面倒見てくれて…)
凛(ちゃんとできるまで付き合ってくれて…)
「ねえねえ、誰の役やる?私◯◯がいいな!」
真姫「…」イライラ
凛「!」ハッ
凛「ちょ、ちょっとみんなストップ!かよちんのお話聞こうよ、ね?」
花陽「凛ちゃん…ありがとう。…あ、あのね、今度の曲はね…」
「…ごめんなさい。生意気言っちゃいました。」
花陽「ううん。わかってくれてよかったよ。私も◯◯好きだから、今度はそういう曲もやろうね?」
「はい!…よーっし!次のライブ頑張るぞ!」
真姫「…脳天気よね。図太いっていうか。」
凛「…ごめんね、かよちん。」
花陽「え?どうしたの凛ちゃん。」
こういうのいいと思いませんか。
真姫「はあ?そうですけど…」
「やっぱり~!暇なら俺らと遊ぼうよ!ファンだからさあww」
花陽「え、えと…」
凛(困ったにゃ…こういう時は…そうだ!)
凛「え、えっと~、困ります~!今はプライベートなんで…そ、その…サインだけなら…っていうか…」
「プライベートならなおさらいいじゃん!ねっ?今はアイドルじゃないから自由じゃん?」
凛「あっ…」 (か、肩に手をまわしてきたよ…)
凛(なんで?にこちゃんがいつもこうやって追っ払ってくれたのに…)
花陽「タ、タスケテ…」
凛「か、かよちん…」(体おっきい…怖い…)
真姫「ちょ、ちょっと!離しなさいよ!」
「アイドル3名様、お持ち帰り~www」
「げっ、やべ!」
「逃げんぞ!」
凛「えっ…?助かっ、た…?」
にこ「…あんたたちね…プライベートは気をつけなさいってあれだけ言ってたでしょ?」
「「にこちゃん!」」
にこ「まったく…自覚がないっていうか、成長が見られないっていうか…っておわっ!」
凛「…うっ…ぐす…にこちゃん…にこちゃん…」ギュー
にこ「…何よ、もう…そんなに怖かったわけ…?」
凛「うん…!うん…!」
にこ「しょうがないわね…あんた、にこほどじゃないけど、可愛いんだから気をつけなさいよ?」
凛「うん…!うん…!」ギュッ
花陽「凛ちゃん…」
こういうのもいいと思うんですが、賛同してくれませんかね。
凛「やっぱにこちゃんだ!おーい!にーこちゃー…」
凛「…きれいな人たち…アイドルスクールの人かな…」
凛「そっか…にこちゃん、友達できたんだ…」
凛「ふーん、そっか…そうだよね……うん…だよね…」
凛「…かえろ。」
これはどうでしょう。
凛「にこちゃんは凛しか見ちゃダメだよ」
みたいなヤンデレ凛ちゃん
「あ、す、すいませ…キャッ!」
穂乃果「あたた…」
「ご、ごめんなさい!穂乃果先輩!」
穂乃果「うん、大丈夫だよ!◯◯ちゃんこそ平気?」
「は、はい!穂乃果先輩!」
穂乃果「も~、先輩禁止!うちの部の伝統だからね?」
「あ…!はい…」
海未「はい、じゃあ、今のところもう一度。」
―――海未「…あの様子では大分参っているようですね。」
真姫「ちょっとあの子には難しいんじゃない?少しフリを変えても…」
花陽「え?…で、でも…そしたらまた落ち込んじゃうんじゃ…」
ことり「うん…それに、ダンスの事だけじゃないみたい…このまま続けてもいいのかって悩んでるみたい…」
凛「えっ?そんな…」
穂乃果「…うん、ちょっと行ってくるね。」
海未「おねがいしますよ。穂乃果。」
穂乃果「?」
凛「も、もしよかったら…凛に、行かせてほしいにゃ…」
『――アンタ達、これからどうすんの?』
『まったく、しょうがないわね…ほら、にこも手伝ってあげるから。』
凛(…凛じゃまだまだかもしれないけど…でも…)
凛「――隣、いいかな?」
「あ…凛先輩…」
凛「先輩禁止、だにゃ――」
にこ先輩の大きさに気づいて自分なりにその役目を受け継いで行こうとするのとかいいと思うんですよ。
いや続けてください
にこ「毎晩チャットしてるでしょ…っていうか、急がないと遅れるわよ。」
花陽「うん!まさか伝伝伝のディレクターズ・カット版が出るなんて…生きててよかったよ~!」
にこ「何やってんのよ凛、さっさと行くわよ。」
凛「あ…うん!」 (にこちゃん…なんか大人っぽいにゃ…///)
花陽「買えてよかった~!早起きした甲斐があったよ~!」
にこ「そうね、凛のおかげで特典もコンプ出来たわ。ありがとね。」
凛「えっ…あ、うん…お安い、御用にゃ…」
花陽「あっ!あれ見てにこちゃん!」
にこ「えっ!もう出てるの?なんで?フライングじゃないの?」
花陽「これって~~~!」
にこ「やっぱ~~~!!」
凛(…にこちゃん、楽しそう…かよちんも……)
凛(…かよちんの方が、話してて楽しいよね、きっと……アイドルのこと、もっと勉強しようかな。)
自分より近い位置にいるかよちんに嫉妬したりするんだよ
凛「…」 ポー
にこ「…何?…あっ、ひょっとして、にこがあんまり可愛いから見とれちゃった~?」
凛「…うん。」
にこ「えっ!?」
花陽「リ、リンチャン?」
凛「…えっ?あ、違う違うの!ウソウソウソ!そうじゃなくて!」
にこ「違うってどういうことよ!そこは素直に認めてればいいのよ!」
花陽「あっ、ひょっとして凛ちゃん…お化粧してみたいの?」
凛「えっ?」
にこ「…ああ。高校生じゃ、そんなにしっかりメイクできないもんね。てか、する必要もないし。」
花陽「今日のにこちゃん、すっごく大人っぽいもん!花陽も憧れちゃうよ!」
にこ「そ、そう?…当然よ!ま、まあ、特別に、ちょっと教えてあげてもいいわよ。…えっと、ほら、凛、やったげる。」
凛「え…いい、いいよ、凛はそういうのは…」
にこ「またそんな事言って…ほら、こっち来てじっとして。……こっち向きなさいよ。」グイッ
凛「…あ…ぅ…///」
なんだかんだで大人な先輩に色々教えてもらうのとかいいと思うんですよ
「あー開き直ったにゃー!」
「うるさーい!」
このやり取りすき
なぜかそこで泣いた

かわいい
花陽「あっ、にこちゃん…」
にこ「気にしないでいいわよ。今日は付き合ってもらったんだし。ごちそうするわ。」
凛(…ちえ…結局かよちんとしゃべってばっかだったにゃ…)
花陽「え、でも…でも…」
凛「…に、にこちゃんは貧乏なんだから無理しないほうがいいにゃ!」
にこ「そうね、でも今はバイト代入ったばっかだから平気よ。気にしないで。」
凛(…あれ。なんで怒らないの。)
にこ「今度は真姫ちゃんも来れるといいわね。よろしく言っておいて。」
凛「…自分で言えばいいのに」ボソッ
花陽「?」
凛(よろしく言っておいて…なんて、なんだか友達じゃないみたいにゃ…)
ふとしたことでちょっと距離を感じちゃったりするのもいいと思うんだよ。
「えっ?来てるの?いいなあ、私も会いたかったなあ。」
凛「…!」
タッタッタ
凛「にこちゃんたち来てるって本当!?」ガチャ
絵里「ハラショー、凛。久しぶりね。」
希「凛ちゃん元気~?」
凛「あ…」
海未「こら、凛!急にドアを開けてはいけません!」
凛「あ、ご、ごめんにゃ。」
絵里「ふふ、海未は相変わらずね。」
希「凛ちゃんも相変わらず元気そうで安心したよ~。」
凛「うん!元気りんりんの凛だもん!」
無自覚な好意もいい
凛「あ、うん。ごめん。」
真姫「久しぶり、エリー、希。…にこちゃんは?」
絵里「ああ、誘ったんだけどアルバイトがあるって。」
真姫「ふーん…」クルクル
希「相変わらず真姫ちゃんはにこっちのことが大好きなんやなあ?」
真姫「ちょ!そんなんじゃないし!ヤメテヨ!」
希「照れない照れない~、どうなん?もうキスぐらいしたん?」
真姫「はあ!?イミワカンナイ!」
凛(…)
凛(…え?あれ…?今、凛すごくいやなこと考えてた…)
友情と板挟みになるのもいい
真姫「違うって言ってるでしょ!」
「っ!…あ、ごめん、なさい…私…」
真姫「あ…ちが…そうじゃなくて…」
凛「…真姫ちゃんは照れてるだけだよね~!」
真姫「違うって言ってるでしょ!」
凛「じゃあ怒ってるの?」
真姫「あ…いや…そうじゃなくて…えっと、だから…違うんだけど違わなくて…ああ!もう!」
凛「あはは!大丈夫だよ◯◯ちゃん!やっぱりツンデレだから!」
「あ、はい!えへへ…」
希「…ふ~ん。凛ちゃんも立派に先輩してるんやんなあ?」
凛「当然にゃ!どこかの元部長さんとはちがうにゃ!」
海未「またそんなことを言って…」
凛(違うよね、まだ…)
後輩との架け橋になろうとするちょっと大人になった凛ちゃんもいい
ことり「わあ~、かわいい!すっごくいいよ!うんうん!」
凛「そ、そうかな…ちょっと可愛すぎない…?」
ことり「ううん!凛ちゃんはかわいいんだからこのくらいお洋服もかわいくないと!ねっ、かよちゃん?」
花陽「うん!とってもよく似あってるよ!」
凛「そ、そうかな……えと……もうちょっと考えるね!」
――後日
凛「にこちゃん!このお洋服どうかな?」
にこ「ふ~ん。…ちょっと甘すぎない?ことりあたりが好きそうね。」
凛「あ、そ、そうかな?じゃあやめ」
にこ「別に、似合わないとは言ってないわよ。アンタにしては良いセンスだと思うわ。着てみたら?」
凛「…うん!」
ことりのことももちろん大好きだけど、多少毒をはかれたほうが安心する凛ちゃん。
凛の服が誰のチョイスかしっかり分かってるにこちゃんまじパイセン
凛「…こうして…こうして…」
ことり「凛ちゃん大丈夫?手伝おうか?」
凛「大丈夫にゃ!…できた!」
海未「…あの、一応聞きますが…これは一体…?」
凛「麻婆豆腐にゃ!前ににこちゃんが作ってたでしょ?」
穂乃果「へえ~!凛ちゃんすごいね!」
ことり「あ、あはは…」
見よう見まねでお姉さんのものまねするみたいなのがいいと思うんだ
凛「どうせあんな性格だから友達いないに決まってるにゃ。ちょっと電話してあげよーっと。」
凛「…あ、もしもし?にこちゃん?」
にこ『凛?なんか用?』
凛「んー、用は無いけどにこちゃんが寂しがってると思って♪
にこ『はあ?用がないなら切るわよ。忙しいの。』
凛「あっ、待って待って!えっと、その…あ!駅前のラーメン屋行った?」
にこ『…行ってないわよ。ねえ、本当に用がないなら…』
凛「ちょ、ちょっとまって!…イミワカンナイ!」
にこ『はあ?こっちのセリフよ!』
凛「まきちゃんのマネ!にこちゃん好きでしょ?」
にこ『はあ…しょうがないわね…暇なの?…少しだけだからね。』
にこ『最近どうなの?穂乃果達はちゃんとやってるの?』
凛「うん!去年より元気なくらい!」
にこ『ま、そうでしょうね。そうそうこの前のPV見たわよ…え?ああ、高校の後輩。』
凛「?」
にこ『うん、そんな長引かないから。先行ってて。うん、うん。後から行く。…ああ、ごめんね凛。それで…』
凛「…彼氏?」
にこ『はあ!?なんでそうなるのよ!友達よ!友達!これからお茶しに行くとこだったの!』
凛「…ふーん…そっか。邪魔してごめんね。」
にこ『え?別にいいわよ。いつも一緒にいる子だから。』
凛「…っ!…ごめん。もういいから。また電話するにゃ。ばいばい。」
にこ『え、ちょっと待ってより』ピッ
凛「…」 ボスッ
凛「…なんで真姫ちゃんのマネなんかしちゃったんだろ…」 ギュ
わがまま凛ちゃんもかわいい
にこちゃん姉属性後輩思いで面倒見も良い
凛ちゃんの妹属性との親和性が強すぎてニヤニヤする
少し大人っぽくなったにこにーもまた良い
何気なく書かれた一言一言が読ませるね、心の機微を
にこ「…ったく、なんでにこ達が夕飯の支度なんてしなくちゃいけないのよ…」
希「あれ~?OGの相手とか夕飯の支度してる暇があるなら一回でも多く練習しろ、って言ってたのは誰やったかなあ~?」
にこ「うっさいわね!わかってるわよ…」
希「まあ、おかげ様で宿代浮いてるんやからええやん。明日はこの辺のスピリチュアルスポット巡ろうな?」
絵里「…ハラショー。さすがにこね。手際がいいわ。」
にこ「え?…当然よ。っていうか、こんなの誰でもできるでしょ。」
希「それがそうでもないんよ。エリチはロシア料理以外はからきしやもんな。」
絵里「それを言うなら、希だって一人暮らししてた割には全然じゃない。私よりひどいわよ。」
希「違うって、うちはエリチの顔を立ててあげてるんよ。」
絵里「またそんな…ねえ、にこ、またうちに来てよ。料理を教えてくれないかしら?」
にこ「いやよ。アンタ達人の目の前でもそうやって平気でイチャつくから。」
にこ「…はあ?」
希「で、結局誰にするん?手のかかるお嬢様?無邪気な妹分?…それとも自分を尊敬してくれる一番弟子…」
にこ「…」
希「おお、こわ…。包丁持ってにらまんといてよ。ジョークやって、ジョーク。」
にこ「…あんた、大学行って性格悪くなったんじゃないの?」
希「違うよ、心配してるだけやも~ん。」
にこ「あんたねえ…」
絵里「はいはいそこまでにしなさい。今のは希が悪いわよ。」
希「は~い。ごめんな、にこっち。…ほんでも、このまんまじゃいられんのと違う?」
にこ「…うっさいわね。」
にこ「ああ、いいの。置いといて。そのくらいしかできないでしょ。」
絵里「ちょっと、失礼ね。私だってにこほどじゃないけど基本的なことなら…」
希「ああ…そういうこと。」
にこ「…」
ガチャ
凛「おなか減ったにゃ~!」
花陽「ごめんね、絵里ちゃん、希ちゃん、にこちゃん、お夕飯の支度やってもらって…」
真姫「なに?まだ出来てないの?」
絵里「お疲れ様。悪いけどまだなのよ。疲れたでしょうからシャワー浴びて休んでていいわよ。」
凛「え~?凛おなかへったよ~!にこちゃんさっさと作るにゃー!」
凛「え~?」 ウロウロ
花陽「…」ソワソワ
真姫「…」クルクル
希「…あれ?にこっち、これ忘れてるんと違う?」
にこ「ああ…そうね。アンタ達、悪いんだけど、ちょっとその絹さやの筋取っておいてくれる?そのくらいならできるでしょ。」
凛「…!…しょうがないにゃ~。にこちゃんはうっかりさんだね!」
にこ「ありがと。助かったわ。」
凛「…!」 エヘヘ
凛「~♪」 トリトリ
絵里「…にこってやっぱり優しいわね。」
にこ「何?今さら気づいたの?」
やはりμ’s皆良い
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