【ラブライブ!】にこ「まほうつかいはじめました!」
- 2020.03.31
- 雑談

にこ「なんで~?にこ、真姫ちゃんの写真が撮りたいの~
真姫「ふん、もうにこちゃんなんか嫌いよ」
にこ「あれれ……真姫ちゃんに怒られちゃったぁ」
真姫「」ツーン
にこ「でも、この魔法を使えば……」
ポワワワワワワ
真姫「あっ、あっあっ」
にこ「すぐに、にこの虜になっちゃうの!」
真姫「にこちゃ~ん……ごめんね、本当は大好き♡♡」スリスリ
にこ「ちょろいわね」
凛「にこちゃん、ガムあげる」
にこ「わっ、ありがとう」
バチーン
凛「あはははっ!ひっかかったぁ!」
にこ「むむ~~、バカにしたわね~!」
にこ「凛なんかネコになっちゃいなさい!」
ポワワワワワワ
凛「わ~~っ!」
ボフン
凛「にゃっ!?」
にこ「今日は一日その姿で反省しなさい」
凛「にゃぁ、にゃあー!」ジタバタ
凛「にゃあああ!」ハナセー!
にこ「ほーら大人しくしなさい」ナデナデ
凛「ふにゃあ……」ゴロゴロ
にこ「あっそうだ、このまま部室に連れていこおっと」
ガラガラガラ
海未「おや?ネコですか?」
にこ「そうよ、拾ったの」
凛「ふにゃあ!ふにゃあ!」ジタバタ
にこ「こーら、良い子にしなさい」
海未「かわいいですね~」ナデナデ
凛「にゃあぁ……」
にこ「面白いでしょ~」
凛「にゃー!にゃー!」
海未「しかし、野良猫ですか?にしては毛並みがよろしいような……産まれたてのように綺麗です」
にこ「実は捨て猫なのよ、海未にあげるわ」
海未「そ、そんな、私の家じゃ引き取れません」
ポワワワワワワ
海未「大切に育てます♡」
凛「にゃー!にゃー!」
穂乃果「~♬」
にこ「そうだ、ことりに変身して……」
ポワワワワワワ
ボフン
にこ「この姿で穂乃果をからかっちゃお~っと」
にこ「ホノカチャーン♬」
穂乃果「おっ、ことりちゃん!やっほー!」
穂乃果「えっ、え?」
にこ「驚かないで聞いてね……」
穂乃果「……うん」
にこ「私ね……穂乃果ちゃんのことが大好きなの!」
穂乃果「……へ?なぁんだ、それなら私もことりちゃんのことが……」
にこ「ちがうの!友達としてじゃなくて、恋人として……女の子として好きなの!穂乃果ちゃん!私と付き合ってください!」
穂乃果「へ!?あわわわ……ど、ど、どうしよう、海未ちゃぁ……」
にこ「お願い!今返事して!」ギュッ
穂乃果「うう、うう~~ん………ことりちゃんは大切な友達だし……」
穂乃果「あわわっ……キス!?突然すぎるよぉ!」
にこ「んん~~っ……」チュパチュパ
穂乃果「いやあああっ!来ないでぇぇ!」
にこ「んんん~~……」
パシーン!
にこ「痛ぁっ!」
希「にこっち!また魔法でイタズラしてる!」
にこ「げっ……出たわね、悪いまほうつかい、東條希!」
希「悪いまほうつかいはどっちのことや!」
穂乃果「えっ、じゃあこれは……」
ボフン
にこ「くぅぅ~~……もう少しだったのに……」
希「見てみ!ほら!にこっちのせいでどれだけ多くの人が傷ついてるか……」クドクド
にこ「むぐぐ……」
希「穂乃果ちゃんがかわいそうやろ……えいっ!」
チュミミミミ
穂乃果「あれ?」ケロリ
希「ちょっぴり穂乃果ちゃんのさっきの記憶を消させて貰ったで」
にこ「くぅ~、いつも邪魔ばっかりしてぇ~……」
希「さ、にこっち、大人しくし!」
希「あれ?今日は素直やな……」
にこ「なぁんてね!」
ポワワワワワワ
希「ああっ、しまった!」
ボフン
希「やぁん!」
にこ「5歳にしてあげたわ、その体じゃ魔法も使えないわよ」
希「んんーっ!ばかぁー!」ポコポコ
にこ「痛くないわよ~~」ナデナデ
希「くううう……にこっちのあほ!ひんにゅう!」
にこ「今はあんたの方が貧乳でしょうが!もう一発くらいなさい!」
ポワワワワワワ
希「あっ、な、なにしたん」
にこ「さあね♡」
希「んんっ……や、やぁぁん……」ショワアアア
にこ「のぞみちゃん、おしっこはトイレでしなきゃダメにこ~~♡」
希「うぇぇん……」プルプル
ポワワワワワワ
希「んんっ」
にこ「はい、私はだれ?」
希「にこお姉ちゃん♡」ダキッ
にこ「ふっふっふ……悪くないわねぇ」
希「お姉ちゃん、うち、アイス食べたい~~♡」
にこ「仕方ないわね~~、かわいい妹のためなら……」
ポンッ
にこ「はい、ザクリッチよ」
希「やったぁ~~♡」
にこ「その前におむつ取り替えてきなさい!」
希「はぁ~い♡」
にこ「とりあえず邪魔者は消えたわね、まだまだ遊ぶわよ」
花陽「……」キョロキョロ
にこ「あれ花陽、どうしたの?」
花陽「あ、にこちゃん、凛ちゃんがいないんですっ、電話にも出てくれないし」
にこ「凛……?ふぅーん、どこ行ったのかしらねぇ」
花陽「凛ちゃんに貸したノート、返してもらわないと……」
にこ「……」
ボフン
にこ「それってこれのこと?」
花陽「あっ!なんでにこちゃんが!?」
にこ「ぐーぜん、凛に会って渡しておいてって頼まれてたのよ」
花陽「はぁ~、良かったぁ……で、でも凛ちゃんはどこに……」
ポワワワワワワ
花陽「……あれ?私、なにしてたんだっけ?」
ポワワワワワワ
ボワン
花陽「……ぴゃあ!?無くなっちゃった!?」
にこ「花陽のおっぱいを貰ったわ、ふふふ……」
花陽「に、にこちゃん、返してぇ~~!」
にこ「ついでにそれっ!」
ポワワワワワワ
ボフン
花陽「……ぴゃあ!?あるっ!?」
にこ「男の子にしてあげたわ」
花陽「……」ドキドキ
にこ「なに自分の体触ってドキドキしてんのよ~~!」
花陽「にこちゃん、元に戻してよぉ~!」
にこ「ふふふ、今からやってもらいたいことがあるのよ」
ポワワワワワワ
にこ「行きなさい花陽、下校中のことりを誘惑するのよ」
花陽「うん、やってみる」
花陽「ねぇ、そこの君?」
ことり「えっ」ドキッ
花陽「ことりちゃん、だよね?私……じゃなくて、僕、μ’sのファンなんだよ」
ことり「そ、そうなんですかぁ~ありがとうございます~」
花陽「それで、良かったら、その……」
ことり「?」
にこ「むう、花陽、あんまり上手じゃないわね」
にこ「顔も身長もことり好みに整えたのに、まだダメかしら」
にこ「よし、花陽の魅惑パワーを300%アップさせるわ」
ポワワワワワワ
花陽「……」
ことり「ど、どうかしましたか?」
花陽「」壁ドンッ
ことり「ええっ!?」
ことり「ええ~~っ、えっ、えっ!?」
にこ「もはや誰よ……」
花陽「大好きなんだ、もう離さないぜ……」
ことり「わっ、わっ…きゃあ~~っ!」
にこ「しまった!ことりが悲鳴をあげてるわ!」
にこ「むむむ、誤算……男には興味は無かったのかもしれないわね」
にこ「仕方ないわね、花陽を女の子に戻して……二人はラブラブのカップルということにしましょう」
ポワワワワワワ
ことり「花陽ちゃん♡」
花陽「ことりちゃん♡」
チュッチュッチュッチュッ
にこ「ハッピーエンドね」
凛「ふーっ!!」
にこ「海未じゃない」
海未「にこ、どういうことですか!さっき、部室でいたらこのネコがキーボードを叩き出して……画面に『りん、にこちゃんにネコにされちゃった』って……」
にこ「ありゃ……バレちゃったわね」
海未「なにをしたんですか!それにその無駄に大きい胸はなんですか!不自然です!」
にこ「あ~うるさいわねぇ~~!だまってなさい!」
ポワワワワワワ
海未「……うみみ?」ポケーッ
にこ「あんたなんか超バカになっちゃいなさい」
海未「うみっうみっ♡」
ステン!
にこ「何もないところでつまづいた」
海未「うみみ~~……」
にこ「くっくっく……面白いわね」
海未「うー!!うー!!」
ガツガツモグモグ……
海未「うみぃ~~♡」
にこ「もう一個欲しいかしらー?」チラッ
海未「うーっ!うーっ!」
にこ「そうね、じゃあおすわり!」
海未「うみっ!」
にこ「お手」
海未「うみぃ~~」ゴロゴロ
にこ「お手って言ったでしょ~~っ!なにゴロゴロしてんのよ!」
海未「ぅみ……」ポロポロ
にこ「なによ、泣かなくてもいいじゃない……」
海未「うみぃ……」スリスリ
にこ「……まったく、しょうがないわね~~」ポイッ
海未「♡♡」モグモグ
ゴロン
海未「すぅ……すぅ……」
にこ「あらら……寝ちゃった……情けない姿ね」
にこ「そうだ、凛もいたのね、そんなにうるさくすると二度と元に戻してあげないわよ」
凛「……にゃあ……」
にこ「反省してるかしら?」
凛「……にゃあ」
にこ「よしよし、それじゃあ……」
ポワワワワワワ
ボフン
凛「……ぷはぁ!にこちゃん、ひどいよーっ!」
にこ「ふふん、これに懲りて私には逆らわないことね」
凛「……でも元どおりに……あれっ?何これ……」ピョコン
にこ「耳と尻尾だけはそのままにしといたわよ、面白いから」
凛「ええーっ!」ピコピコ
にこ「それっ」ガシッ
凛「にゃああっ、掴まないでっ!」
にこ「へーっ、こんな触り心地なのね」
凛「ううっ……」
にこ「ほらほら」グイグイ
凛「ひ、引っ張らないでにゃ~~っ!」
にこ「それと本能も残しておいたわよ、はい、サンマ……」
凛「うっ、サンマ……お魚……」
にこ「さぁ、どうするかしら?」
凛「うっ、うっう~~っ……にゃああっ!!」カジカジ
にこ「ネコの本能が勝ったわね」
ビビビビ
にこ「!?」
カチーン
にこ「う、動けないっ!?」
にこ「もしかしてこれは……」
絵里「まったく、イタズラばっかりして……」
にこ「やっぱり!絵里!」
絵里「体を石にさせて貰ったわ、逃げられないようにね」
にこ「んん~~っ!帰らせなさいよぉ~~!」
にこ「だってぇ、やっと三年生になれて使えるようになったんだからぁ!」
絵里「だから魔法がどれほど危険か、わざわざ二年かけて勉強したんじゃないの!」
にこ「むぅ~~っ!でもせっかくだし使わなきゃ楽しくないじゃない~っ!」
絵里「このことは理事長に報告するわ。反省の余地がないなら魔力没収ということで……」
にこ「そ、そんなのやだぁ!」
にこ「ううっ……うっ」ポロポロ
絵里「今更泣いても……」
にこ「ごめんなさぁい……調子に乗ってました……まほうつかい、やめたくない……うぇぇん」ポロポロ
絵里「……まったく、にこは勉強はともかく、魔法使いとしては優秀なんだから……」
にこ「ひぐっ、ぐすん……」
絵里「……はぁ」
ビビビビ
にこ「……あっ、動ける」
にこ「……はい……」
絵里「もう……次は無いわよ、にこ!」
にこ「……はぁい」
絵里「はい、早く行きなさいっ!」
にこ「……」トボトボ
真姫「……はぁ」
ことり「……」
花陽「にこちゃん、もう悪いことしちゃだめだよ!」
にこ「反省してます……もうしません……」
希「うーん、どうする、みんな?にこっちは謝ってるけど」
穂乃果「うーん、どうしよっかなぁ~~」
海未「それなりのおしおきが必要ですね」ニコッ
凛「あっ、それじゃあこんなのはどうかなぁ!」
凛「にこちゃん、飲み物おかわりーっ!」
穂乃果「からあげ追加ねー!」
海未「サラダも一つお願いします」
にこ「うう~~っ」
絵里「希、何してるの?」
希「みんなでわいわいパーティやん♬」
絵里「……矢澤にこ大反省贖罪パーティ……?」
希「にこっちは今日1日魔法を一切使わずにみんなの飲み食いの世話をして貰ってるんよ」
絵里「なるほどね……魔法のありがたさを再確認させてるのね」
にこ「はいおまち!エッグタルトよ!」
凛「ぱちぱちぱち!」
ことり「おいしそう~」
希「まぁ、反省させるつもりやったけど……思った以上に魔法使わんでもノリノリなんやけどね……」
絵里「そうね、にこ、私にもジュースちょうだい」
にこ「げっ、絵里……はいはい、わかったわよ……わかったから理事長報告はやめてよね」
絵里「まぁ、それはこれからの行い次第ね」
にこ「むぐぐ……」
魔女を育成する伝統的アカデミーである
学生は二年間の魔法倫理、道徳の基礎教育を終え、三年生から実践段階に入る
潜在的に魔力を持つ女性だけが入学できるが、現代日本ではその数は殆ど絶滅の危機にある
近頃は生徒数の減少で廃校の噂もどこかしこで囁かれているのであった……
絵里「残念ながら無理ね」
にこ「万能というわけじゃないのよね……」
絵里「万能じゃないわよ。あくまで生き物の性質をちょっといじったり、空を飛んだり出来るくらいよ」
にこ「そうね……でも私の目標は最高のまほうつかいよ!宇宙ナンバーワンの!」
絵里「その前に魔法倫理の再履修をした方が良いと思うけど」
にこ「うっ」
絵里「まったく、すぐにこは感情的になるんだから……」
にこ「うるさいわねーっ!絵里なんかこうよっ!」
ポワワワワワワ
絵里「きゃっ!」
ボワン
絵里「」
にこ「ふふん、ペリメニにしてやったわ」
希「にこっちー?全然反省してないやん?」
にこ「……げ」
希「もっと重いおしおきがいるみたいやなぁ……」ニヤニヤ
にこ「ひ、ひぃぃぃ……」
おわり
続編期待
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