【ラブライブ！】理事長「NYで穂乃果さんがはぐれた！？」

ヒデコ「はい！他の8人と違う電車に乗っちゃったみたいで！」

理事長『言葉の通じない国で何やってるんですか！？』

ヒデコ「こちらのミスです！フミコとミカが8人に、私が穂乃果と同じ電車に乗って追尾中！」

理事長『路線は？』

ヒデコ「アメリカの電車なんて私も分かんないっすよ！あ、穂乃果降りました！降ります！」

理事長『どこの駅で降りましたか』

ヒデコ「えぇ～……Times sq.- 42 Stって書いてあります」

理事長『了解しました。ヒデコさんはそのまま追跡を。通信切ります』

理事長『バロ果さん、こちら音ノ木坂学院理事長です。聞こえますか？』

バロ果「感明良し」

理事長『穂乃果さんが電車を間違え迷子です。護送をお願いします』

バロ果「ほいほい。それでどうすれば」

理事長『待ち構えて路上ライブを。穂乃果さんなら多分引っ掛かります』

バロ果「了解」

バロ果「ご～すぱ～♪」

ヒデコ「こちらヒデコ！穂乃果スルーしました！そのまま通り過ぎます！」

理事長『バロ果さん！もうちょっと穂乃果さんに気付かれるように歌ってください！！３ブロック東！ポイント更新急いで！！』

バロ果「えっ……？」

神モブが絡んでるならすべてに納得できる

――路上ライブ５回目くらい

バロ果「ごーすぱー……」

穂乃果「！」

ヒデコ「穂乃果引っ掛かりました！」

理事長『何とかなりましたか……バロ果さん、プラザホテルまでお願いしますね』

バロ果「はいはい」

バロ果「こう見えてもな、日本で歌ってたんだぞー」

穂乃果「ほーん」

ヒデコ「誘導完了。まもなくホテル前に着きます」

＜穂乃果っ！！

穂乃果「皆！」

理事長『ご苦労様です。バロ果さん、光学迷彩の使用を許可します』

バロ果「あいよ」

穂乃果「ここまでね、途中で会った人と一緒に」

凛「誰も居なかったにゃ？」

バロ果「ニシキノの光学迷彩は軽くていいねぇ」

公安9課だったのか…

フミコ「Angelic Angelのライブ、無事終了しました」

ミカ「それにしてもよくあんな場所でライブ出来たよね～。大通りでしょ？」

理事長「ホワイトハウスに一言言ったらＯＫ出たので」

ヒデコ「！？」

理事長「それで、ライブ映像の配信はどうなっていますか」

ミカ「すっごい好調です！」

ヒデコ「もうそこら中で流れてますよ。アキバ中に巨大ポスターとかまで貼られてて……」

理事長「根回しした甲斐がありました。さすがにゴールデンタイムにCM流したのはやり過ぎだったようですけど」

フミコ「そうやって無駄に金を使うから廃校に追い込まれたんです」

理事長「必要なお金なんです！こうしてμ’sが人気になればなるほど我が音ノ木坂もですね……」

ミカ「次のライブいつかなぁ？」

ヒデコ「ちょっと予定聞いてこようよ」

穂乃果「次のライブ！？ないないない！絶対なーい！！」

理事長「拘束しなさい！！」

ヒフミ「「「イエスマム！！」」」

穂乃果「ん゛っ！？ん゛ん゛！！」

ヒデコ「穂乃果！？どうにかならないの！？」

穂乃果「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛～！！！」

理事長「困ったことになってしまいました」

フミコ「困らせたのは私らですけどね」

理事長「しかしですね、私は感動してしまいました」

フミコ「歳とると涙脆くなりますからね」

理事長「これだけ人気がありにも関わらず、あの９人に拘り終わりにする……なんと素晴らしいのでしょう」

ミカ「老人はすぐ泣きますからね」

理事長「私はまだ若いんです！！」

ヒデコ「それでどうするんですか」

理事長「迷っているように見えましたが……穂乃果さんや皆さんの中に既に答えがあるように感じたのです」

理事長「ただ、そうするのが正しいのか分からない。そんな感じでしょうか」

フミコ「さすが歳とると人生経験豊富ですね」

理事長「教育者だからです！つまり迷いを断ち切ってしまえば答えはすぐ出せるハズです……つまり」

ミカ「つまり？」

理事長「バロ果さんの出番です！！」

ヒデコ「あいつ何でもありだな」

バロ果すげーな

――数日後

ミカ「穂乃果の座標を送ります」

理事長『確認しました。バロ果さん、今です！！』

バロ果「ごーすぱー♪」

穂乃果「この声は！」

ミカ「穂乃果釣れました！どうやら家に連れ込もうとしています」

理事長『了解です。……私も歌えば家に連れ込んでもらえるのかしら』

――穂むら前

穂乃果「何で！？せっかく再会できたのに！」

バロ果「……答えは見つかった？」

理事長『ミカさん、巻き込まれます。退避してください』

ミカ「了解」

理事長『ミカさんの退避を確認。バロ果さん、固有結界どうぞ』

バロ果「飛べるよ」

――後日

ヒデコ「理事長、報告です」

理事長「どうしました？」

ヒデコ「μ’sが次のライブを検討しているのですが……」

理事長「解散ライブ、ですか？」

ヒデコ「いえ、それが……全国のスクールアイドルを巻き込んだ全員参加型のライブを行うと」

理事長「全国の？場所と日程は？」

ヒデコ「どうやら１週間後に中央通周辺でそのことで」

理事長「１週間！？時間あるんですか！？」

ヒデコ「μ’ｓならなんとかなります」

理事長「確か、来週の土日は雨の予報ですが……」

ヒデコ「凛ちゃんや穂乃果がなんとかしますよ」

理事長「それに使用許可も取らないといけませんね……」

ヒデコ「ライブで許可って下りますかね？ストリートミュージシャンとか全く取れないそうですよ」

理事長「……ちょっと話つけてきます。それと、親御さんにも話通しておきます」

――万世橋警察署

警官「どうなさいました？」

理事長「署長は居ますか？少々お話があるのですが」

警官「あのーどのようなご用件で？」

理事長「署長は居るかと聞いているんです！」

警官「大声出さないでくださいね」

理事長「あなたでは話になりませんね……そこを退きなさい」

警官「そう言われましてもねぇ。誰ですかあなたは」

理事長「オトノキの南です」

――署長室

理事長「オトノキの南だ！邪魔すんぞ！」

署長「み、南！？」

理事長「ちょっと道路使用許可取りに来たんですが」

署長「下でやってこい」

理事長「無理だと言われたので直接署長から取ろうかと思いまして」

署長「で、場所と日程は？」

理事長「１週間後にアキバ全域。道路止めてもらえればいいので」

署長「無理に決まってんだろ！ホコ天で我慢しろ！何する気だ！」

理事長「……娘がライブすんだよ。全国のスクールアイドルを巻き込んで」

署長「お嬢が？」

理事長「えぇ」

署長「……これは貸しだからな」

理事長「どうも」

何これ面白い

お嬢

――穂むら

『UO始めました！』

ほのママ「これで良しっと。お品書きにも書いておこうかしら」

揚げまんじゅう　450円
あわぜんざい　760円
ウルトラオレンジ１２本入り　1500円

常連のお婆ちゃん「うるとらおれんじ？」

――居間

ほのパパ「……」

うみパパ「……」

キングブレード

ほのパパ「……」ボタンぽちぽち

キングブレード「……」

ほのパパ「？？」

うみパパ「？」絶遠テープぴっ

キングブレード「ぴかっ！」

ほのパパ「！！」

うみパパ「！！」

ほのパパ「！！」ボタンぽちぽち

キングブレード「赤」「青」「白」

ほのパパ「！！」わくわく

うみパパ「！！」わくわく

これがみんなで叶える物語や

――小泉家

凛ママ「アイドルの応援でどんな風にやるの？ライブって行ったことないの」

かよママ「やっぱりうちわようちわ！アイドルのライブと言ったらうちらに決まってるの！」

凛ママ「そ、そうなの？光る棒だと思ってたけど……」

かよママ「１０年以上ライブに通ってるけど昔っからうちわが主流よ？見て、これがたっくんので、これが――」

――西木野家

真姫ママ「やっぱり飾り付けに風船とか必要よね」

真姫パパ「学校に匿名で送りつけておくか」

真姫ママ「膨らますのにヘリウムも必要よね」

真姫パパ「MRI用のヘリウムでも送っておくか」

真姫ママ「色んなビルとかに飾り付けするんだから許可取らないといけないわね」

真姫パパ「片っ端から電話しろ。ダメならビルごと買い取れ」

真姫パパ…

パパ勢はしゃぎすぎわろた

――部室

絵里「そういえば道路でやるのよね？使用許可とか取らなくてもいいのかしら？」

真姫「あ……そう言えば」

花陽「個人の路上ライブですら取れないと聞きます……」

にこ「ちょっと！？どうすんのよ穂乃果！」

穂乃果「え？あっさり取れたよ？ほら」

ことり「署長さんが出てきてね、すぐにＯＫ貰ったんだー」

海未「こんなにすんなり取れると思ってませんでした」

凛「なんか風船がたくさん送られてきたにゃ」

希「このヘリウムガス、医療用って書いてあるんやけど……」

ミカ「衣装たくさん必要でしょ！量産しておいたよ！」

あんじゅ「はろ～？衣装がたくさん必要でしょ？手伝いに……え？」

英玲奈「既に量産されている……！？」

ツバサ「この学校どうなっているの！？」

完

完！

じゃないだろ？

映画のすべてに納得出るssだわw

神モブと大人勢がんばりすぎだろ…

実際問題これくらいしないと実現し得ないよなsds

医療用ヘリウム使っちゃうのかよｗｗｗ

これが冗談に思えない劇場版ラブライブ恐るべし

神モブがリジチョーズエンジェル設定好き