【ラブライブ!】希「ウチと?」花陽「私が?」「「食べ歩き番組?」」【安価SS】
- 2020.04.01
- SS

希「名前からしてもうヤバイやん…。」
絵里「そこの商会長の娘さんが私たちのライブを見て感動したそうよ。」
花陽「それはうれしいです。」
絵里「ざっくり言うと商店街復活の為に私たちにPRしてほしいんだって。」
希「言うてもウチらがそこまで影響力あるんかなぁ?」
花陽「アイドルグッズのショップでμ’sの売り場は少しずつ広くなってるけど…。」
絵里「これはね、私たちにとっても有意義なことよ。」
希「というと?」
絵里「この番組はケーブルテレビでの放送の他にインターネットでも配信されるわ。それで、番組中でライブが出来るの。ラブライブ予選前に弾みをつけとこうということね。」
希「だからって何でウチと花陽ちゃん?」
絵里「まったりとした雰囲気の番組だから、よ。スタッフはカメラさんと炊飯器さん。味はいいのに客が居ないと嘆いていたわ。」
のぞぱな「「やろう/やりましょう!」」ズイッ
絵里「と、とにかくOKなのね。連絡しておくわ。」
SS自体は不慣れなので拙いところがあるかと思いますが、お付き合いください。
>>6 >>9 ありがとうございます。ゆっくりになりますが頑張ります。
希「μ’sの東條希でーす。」
花陽「同じく小泉花陽です。」
希「いや~、花陽ちゃん、それにしてもここ、どこなんやろ?」
花陽「え~と、私たちは、『矢倍商店街』さんに来ていま~す。」
希「そうそう、これから、ウチらが矢倍商店街の魅力を余すところなく、伝えていくよ~。準備はいい?」
ピピピピピピ
花陽「炊き上がり、よし!準備完了です。」
希「抜かりないな!それじゃ、しゅっぱーつ。」
花陽「おー」トテトテトテ…
希「それじゃ、まずは一軒目、行ってみよー!むむむ、あれは>>8屋やね。」
花陽「初手から必殺技並みの破壊力ですよォ!?」ワクワク
ガラガラガラ…
希「こんにちはー」
ヘイラッシャイ!ナンニイタシヤショ!
希「ナイスなミドルやね。」
花陽「お店の中も良い匂いですぅ~。」
希「とりあえずお勧めを。」
花陽「あ、ご飯って持ち込み可ですか?」
ソノニモツ、スイハンキカイ。…ジョウチャンニメンジテ、コンカイハトクベツダ
花陽「わあ、ありがとうございます。私もお任せで。」パナァ
カシコマリヤシタァ
花陽「はわぁ…この匂いだけでご飯三杯はいけますよぉ…」ペタペタ
希「もう盛っとるし!抑えて、抑えて!炊飯器それ十合までやから!」
ヘイオマチ
希「おお…これはねぎ間とハツやね」ゴクリンコ
花陽「私のはかわとササミです。二本ずつなんですね。冷めないようにするための気遣いがまた嬉しいですね~。」ゴハンモグモグ
希「美味しい!この美味しさの秘訣って何です?」
店主「そりゃあ、親父のタレに兄貴の育てた地鶏、弟の育てた葱だな。
俺の腕なんてまだまだ。料理人は一生修行ってやつよ!」
花陽「家族の絆が作る焼き鳥、か…。ファンになっちゃいそうです。
ていうか今なりました!」
希「ええ話やぁ~。」
花陽「幸せですぅ~。」ハフゥ
希「さて、焼き鳥屋『男酒場』さんの評価は!」
のぞぱな「「(せーの、)星4つです!」」
花陽「いやぁ~、堪能しました~。」
希「二人とも二十歳超えたらまた一緒に来よ。お酒も込みで。」
花陽「大人の人たちは『ビールによく合う』って言えると思うと羨ましいです…。」
希「それじゃ、次行こうか。」
花陽「はい!」
ガラガラ…アリヤトヤンシタァー
希「いや~、次はどんなお店やろ?」
花陽「地図で確認しますね…」キラーン
希「花陽ちゃん?目が…。」
花陽「次は、ご飯に合うアレのお店ですね!」
希「アレって何~、気になるやん。」
花陽「ふふっ、お楽しみです♪」
トテトテトテオテ…
花陽「着きました!江戸時代から続く佃煮屋さんの『源蔵』さんです!」
希「おおー、花陽ちゃん的には必殺技連発やね。ん?あそこ、誰かおるな。マキちゃんと…>>15ちゃんやん!」
Pileちゃん!?さん!?様!?」
花陽「の、希ちゃん落ち着いて~><」
真姫「あら、あなた達。」
Pile(以下敬称略)「ん?真姫ちゃん知り合い?」
真姫「さっき話してた仲間のうち二人よ。」
希「ウチ…じゃない、私、東條希です。」ペコリンコ
花陽「は、はじめまして、小泉花陽です。」ペコリンヌ
Pile「はじめまして。Pileです。(!?この子達、
くっすんとシカちゃんに声が似ている!?)」
希「(ホンマに真姫ちゃんと声そっくりやん)」ヒソヒソ
花陽「(うん、びっくりしちゃった。
真姫ちゃんが二人いるのかと…)」ヒソヒソ
真姫「?何やってんの?三人とも。」
一同「「「いえ、何も。」」」
真姫「そう、撮影でしょ、行きましょ。」ワクワク
花陽「こんにちはー」
ハーイ、イラッシャーイ
花陽「わぁ、どれも美味しそうでご飯に合いそうです~。」
真姫「ふーん、どれも黒くて同じに見えるケド?」
花陽「全ッ然違うよ!いい?佃煮っていうのはね(中略)
ということなんだよ。分かった?」
真姫「はい…」チエネツフラ~
(花陽の佃煮講座中)
希「Pileさんは何か好みのあります?」
Pile「そうね~、真姫ちゃんに是非、
これを食べさせてあげたいわね。」
希「ほうほう、Pile屋も中々ワルですなぁ。」ニヤァ
Pile「フッフッフ、お代官様ほどでは…」ニヤァ
(花陽の佃煮講座おしまい)
希・P「「はーい!」」
花陽「ご飯は行き渡りましたかー?」
希・P「「はーい!」」
真姫「ツクダニスゴイツクダニスゴイツクダニスゴイ…ハッ!?」
まき は しょうき に もどった
花陽「では、手を合わせてー」
一同「「「「いただきます!」」」」
真姫「あれ?私まだ選んでないけど…」
希「大丈夫、ウチとPileさんがとっても美味しいの選んだから。」ニヤァ
Pile「味は折り紙付きよ。」ニヤァ
真姫「はいはい、一体どんな…キャァァァァァァァァッ!?」シリモチー
希・P「「wwwwwwwwwwww」」
真姫「ちょっと!何よコレぇ?」
希「イナゴ。」
真姫「ヴぇええ!?」
Pile「騙されたと思って食べてみなさい。」
花陽「真姫ちゃーん、あれほど佃煮の凄さを
説明してもまだ分からないかなぁ…?」ゴゴゴゴゴ
希「なんかキャラ違わへん?」
真姫「た、食べるわよ………
………………………
目が合った~(泣)」
希「さあ、目を瞑って、パクッと。」
Pile「勇気を持って、飛べるよ!」
真姫「それ違う人の台詞…南無三!」パクッ
真姫「見た目は…まあ言わせないで。でも、
しっかり味わってみると丁寧な仕事で、優しい味ね。
子供の頃から秋葉原だったけど
長野県の山奥の景色が見えてきたわ…」ウンヌン
Pile「すっかり佃煮にハマったみたいね。」
希「ありゃあ二時間番組の喋りや…。」
花陽「そうです、真姫ちゃんはμ’sの佃煮大臣になれる逸材です!」
希「佃煮大臣って何…?まあいいや、ウチらも食べよ。
真姫ちゃんのリアクションも満喫したし。」スッ(ハンディカメラ)
花陽「私のは蜂の子です♪」
Pile「私はヤツメウナギにしました。」
希「ウチはざざむし…って花陽ちゃんインハイ攻め過ぎや!」
花陽「でも、これが一番好きなんですっ!」
希「そっか、まあ食べよ…。」
Pile「…」ムグムグ
花陽「…」mgmg
希「…」ゴックン
希「誰か喋って!これTVやなくてラジオだったら放送事故やったよ!?」
Pile「食べてる最中に喋るのはマナー違反よ。」
花陽「今は、ご飯に集中するのが職人さんと
農家さんへの最大の礼儀です。」キリッ
希「お、おう…。」
(数分後)
希「食べ終わったね?」
花陽「それじゃあ、Pileさん、真姫ちゃん、
佃煮屋さんの『源蔵』さんの評価は~?」
P・真「「(せーの、)星3.8つです!」」
真姫「見た目はアレだけど、美味しかったわ。見た目は…」
希「じゃあ次は蜂の子行ってみる?」
真姫「え?花陽が食べてたやつ?無理無理無理、あれだけは無理~。」
Pile「えみつんなら躊躇いなく食べてくれそうなのでお土産に買っていきま~す。」
ガラガラガラ アリガトーゴザイマシター
希「はい、では佃煮屋『源蔵』さんのゲスト、西木野真姫ちゃんと、Pileさんでした~。」
花陽「ありがとうございました。」
希「でも、まだまだ行くよー。」
希「次のお店は…あった!>>22 屋!」
花陽「あれは…>>23 ちゃんですね。」
安価どうどうと踏んでんじゃねえ
安価下でにこ
花陽「!?」
希「『>>22 人違いです。』」
希「なんだったんやろなぁ?」
花陽「さあ?」
希「それはそうとフランス料理屋やね。」
花陽「あれって、にこちゃん!?」
にこ「にっこにっこにー♪
あなたのハートににこにこにー♪
笑顔届ける矢澤にこにこー♪
にこにーって覚えてラブにこー♪」
希「にこっちがwwwフランス料理てwww」
花陽「希ちゃん笑いすぎ…。」
にこ「ちょっとぉ!」
希「真姫ちゃん、Pileさんと出るとこ逆だったんちゃう?w」
にこ「あのねぇ、スーパーアイドルにこにーにかかればフランス料理だって…」
花陽「…?」
にこ「フランス料理だってぇ…作法のご教授お願いします!」
花陽「」ズコー
希「うん、素直でよろしい。」
にこ「あら、そうだったの」ホッ
希「それでも一定の格式のあることもあるんよ。」
にこ「どっちなのよぉ!」
花陽「世界遺産になる味…楽しみです!」ゴクリ
希「花陽ちゃんはブレないなぁ。まあ入ろうか。」
bienvenue
花陽「へ?何語?」
にこ「フランス語に決まってるじゃない…?」
イラッシャイマセ、オセキマデゴアンナイイタシマス
花陽「…日本語っぽく聞こえるフランス語もあるんだね…。」
にこ「そ、そぉ~ねぇ~、い、今のはにこの
可愛さに惚れて口説いていたに違いないわ…」フルエゴエー
希「普通に日本語やったよ。席に案内するって。」
(説明なう)
希「だって、にこっち分かった?」
にこ「と、当然知っていたわよ。花陽、分かった?」
花陽「う、うん…ちょっと自信ないけど。」
にこ「しょぉ~がないわねぇ~。スーパーアイドルにこちゃんが教…」
希「にこっち、ナプキン首にかけるのは子供のやり方や…。」クスクス
にこ「なぁっ!?…」
花陽「こたろう君に教えてあげてください。」
にこ「ちょっと花陽までぇ~!」
のぞぱな「「シーッ。」」
にこ「わ、悪かったわよぉ。」コゴエ
希「お、そうこうしてる間に前菜が来たよ。」
花陽「美味しそうです♪」
にこ「え?少なくない!?」
希「にこっち、コース料理やから…。」
※ナイフやフォークが複数用意される場合は外側から使いましょう。
花陽「野菜の味が活きてますねぇ~。」ウットリ
希「次も来るよ。今回は割りと省略して前菜→メイン→デザートの流れやね。まだ撮影も残っとるし…。」
にこ「見りゃ分かるわよ。」
花陽「えーと、牛肉のブルゴーニュ風煮込みだそうです。」
にこ「えーっ、牛さんかわいそう~。」ウルウル
希「今更何言うとんねん。」
にこ「ま、それもそうね。…や、柔らかい。」
希「ローリエの香りもいい感じやね。」
花陽「ほっぺたが落ちそうですっ。」
希「名残惜しいけど、次がデザートやね。」
希「これでええんよ。」
デザートニナリマス
花陽「コースで食べるマカロンはいつもとは違う味わいがあります…。
どうしたらこの味が出せるのかなぁ…?」
にこ「希、デザートにエスプレッソって渋いチョイスするわね。」
希「こういうところで自由が利くのも特徴やね。
まさに『性格が分かる納得のチョイス』ってやつやん?」
にこ「COLORFUL VOICEの歌詞使ってんじゃないよ」
一同「「「wwwww」」」
希「そういうにこっちもこれぞデザートって感じやね。」
花陽「ストロベリーソースのかかったアイスクリームとケーキ、だもんね。」
にこ「そうよ、アイドルたるもの、いつでも可愛く、でしょ?」
花陽「今日はにこちゃんにフランス料理で分かる
アイドルの矜持、しかと受け取りました。」
にこ「そ、そぉ~よぉ~、感謝なさ~い
(実は食べたかっただけなんて言えない…ッ!)」
希「なんか怪しいなぁ。それはそうとにこっち、フランス料理店『ラファール』さんは星、いくつ!?」
にこ「星…5つ!スーパーアイドルにこにーにとって不足なしのいい料理だったわ。」
花陽「と、いうわけでフランス料理店『ラファール』さんのゲストは矢沢にこちゃんでしたー。」
花陽「でもまだお店あるんだよね。」
希「そうやねぇ…おや?向こうから走ってくるのは>>34 ちゃんと>>35ちゃんやん。」
花陽「トオリスギチャッタノォ!?」
里穂「凛ちゃん速過ぎ…」ゼェゼェ
凛「…ぁぁぁああああっ!」キキーッ
凛「行き過ぎたけどやっと停まったにゃー。」
花陽「すごい下り坂だったもんね。」アハハ
希「と、いうこととで次のゲストは凛ちゃんと飯田里穂ちゃんや!」
花陽「(どうしよう、また声がすっごい似てる人だー。)」ヒソヒソ
希「(もうこの番組の宿命なんやない?)」ヒソヒソ
里穂「にゃにゃにゃにゃーん!飯田里穂です、よろしくお願いしまーす。」
凛「口癖とられたけど気にせず行くよー、星空凛にゃー!」
花陽「わぁー、よろしくお願いしますー。」
里穂「さっきPileちゃんから聞いたけど二人とも本当に似てるわね、
声…くっすんとシカコちゃんに。」
希「あはは、ありがとうございます。ということで、この二人が来たということは!」
花陽「見えてきました、ラーメン屋さんです!」
ガラッ
ヘイラッシャイ!オクノセキドウゾー!
凛「ここは、あっさり目のスープが特徴なんでしょ?」
スゴイナ、ジョウチャン
凛「えへへ~。」
里穂「凄い音してるけど…?」
店主「ウチの弟子が麺を打ってるんだ。良い音してるだろ。」
凛「(この店…できるにゃ!)」
希「(なんか凛ちゃんがご飯が美味しい店に入ったときの
花陽ちゃんみたいな目になっとる…)」
花陽「ん?この匂いって?」
店主「良い感覚してるねぇ、ウチはメンマも自家製だ。」
花陽「おぉ~」パチパチパチ
店主「もちろんチャーシューもな!」
希「!?」ガタッ!
里穂「この子達凄い…。」
店主「さ、伸びる前に食いねぇ。」
一同「「「「いただきまーす!」」」」
凛「これは…王道を往く醤油ベースのスープが麺と絡み合って…」ズルズル
凛「テンション上がるにゃー!」ズルズルズルズル
花陽「すごい、さっきまであんなに食べたのに、箸が止まらないぃ…」ズルズルズル
里穂「え?これリアクションとらないとダメなの?」ズルルー
希「ちゃいます、この子たち、感動が頂点に達するとこうなってまうんです。」ズルズルー
希「アカン。ウチも我慢できない…。」
里穂「え?ちょっと!?」
希「スープ!麺!チャーシュー!
終わって欲しくないエンドレスワルツやぁああああああ!!!」
里穂「!?」
里穂「え、えーっと、ラ、ラーメン界の至宝やー。」
一同「「「ありがとうございます/にゃ。」」」
凛「ふー、おいしかったにゃー。」
里穂「三人のリアクションが面白すぎてwww
あ、でもラーメンも美味しかったです。」
希「では、里穂さん、凛ちゃん、このラーメン屋『らぁめんだんでぃ』さんは星、いくつ!?」
里・凛「「(せーの、)星4.5!にゃー。」」
ガラガラガラ アザッシター!
花陽「では、『らぁめんだんでぃ』さんのゲストは飯田里穂さんと星空凛ちゃんでしたー。またねー。」
凛「ばいばいにゃー!」
里穂「ありがとうございましたー。」
花陽「そうだね…あ、着信。」ダレカタスケテー、ダレカタスケテー。ダレカタ…
花陽「もしもし、絵里ちゃん?」
絵里(電話越し)『ああ、花陽?今日の撮影は一旦ここまでにしましょう。
残りの分は後日に。あ、でも一旦エンディングだけ録っておいて。』
花陽「はい、分かりましたぁ。」ピツ
花陽「今日はエンディングだけ録っておしまいみたいです。」
希「そやねぇ、さすがに食べ過ぎたわ。花陽ちゃんも、明日から、頑張りなよ~。」
花陽「あっ…うぅ、だれかたすけて…」
希「じゃ、エンディング録るよ。」
3,2、キュッ!
希「いや~、たくさん食べたね~。」
花陽「そうだね~、どれを思い出してもほっぺたが落ちそうです~。」
希「ゲストの皆もいい食べっぷりだったなぁ。」
花陽「と、いうわけで」
希「「μ’sが行く、ぶらり矢倍商店街食べ歩きの旅」お別れのお時間です。」
花陽「素敵なご飯をありがとうございました。」
希「いいところやから一度はおいでやす~。それでは、」
のぞぱな「「またどこかでー!」」
安価は頭を使う分書いてて楽しかったです。
二年生組と絵里がゲストの分も後日やる予定です。
ご縁があればまたお付き合いください。
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