【ラブライブ！】希ちゃんのイタズラ巡り

凛｢太陽さんがカンカンで暑いにゃ～…｣

希｢うちが地球を暑くしてん｣

凛｢どっ…どういうことにゃ！？｣

希｢ムムム…ッ、ハァ！！｣ﾊﾞﾊﾞｯ

モァァァァァァーーーーン
(熱風が突如吹いてくる)

凛｢あつにゃっ！？！？何！？今の！！！！｣

希｢これがうちのパワーや｣
(あらかじめ七輪を焚いてセッティングしといた扇風機をリモコンでオンにしたんや)

凛｢の、希ちゃんってすごいにゃー！！！｣
(希ちゃんのメンツは守られたにゃ)

凛(希ちゃんっていつも何処からネタを思いつくんだろにゃ～)

凛(凛は希ちゃん飽きなくて好きにゃー！)

お昼休み １年教室

凛｢かーよちん！お弁当食べよ！｣

花陽｢えへへ！凛ちゃん！｣

凛｢見てみて！今日ねっ！凛のお弁当はタコさんウインナーいっぱいだよ！｣ｷﾗｷﾗ

花陽｢わぁ～っ！可愛いいいっ！良かったね、凛ちゃん！｣

凛｢かよちんのは美味しそうな特大天むすおにぎりだにゃー！｣

花陽｢えっへへ…朝作るの大変だったんだぁ～｣

凛｢良かったらかよちんにもタコさんウインナー１つあげるっ！｣

花陽｢えっ！？いいのぉ！？｣

希｢うちにもタコさんウインナーちょうだい！｣

凛｢はーい！希ちゃんにもあげるねっ！｣

花陽｢希ちゃんは今日は焼肉定食弁当なんだねっ！｣

凛｢！？！？！？｣

希｢どうしたん？｣

凛｢希ちゃんいつから居たにゃ！？！？｣

希｢強いて言うなら…ずっと凛ちゃんの心の中に居たかな？｣

花陽(希ちゃん…ずっと机の下に隠れてたけど…黙ってよう)

放課後 音楽室

ポロロン タララララン～♪

真姫｢ピアノ弾いてる時が一番落ち着くわね｣

真姫｢フンフフーフンフーフフフン フフッフッフー｣～♪

真姫｢気分がいいわ、今日はいつもより上手く歌えるし｣

真姫｢ラララーラーラーララーララー｣～♪

希｢こぉこぉにぃーあ～る～♪｣

真姫｢愛してる～バンザーイ！始まったばーかーりー♪｣ﾙﾝﾙﾝ

ポロロロン～♪

真姫｢明日もよーろしーくね～！まだーゴールじゃなーい♪｣

ジャンジャン ポロロ… ピタッ

真姫｢今の誰よ｣

物陰

凛(希ちゃんはしれっと逃げてったにゃ…)

穂乃果｢わっぷ！つめたーい！｣ｷｬﾊﾊｯ

ことり｢穂乃果ちゃん！それぇ～！｣ﾎﾟﾝｯ

穂乃果｢ほいっ！｣ﾎﾟﾝｯ

ことり｢えへへー、プールで遊ぶの気持ちいいねっ！｣

穂乃果｢ほんとだねー！ボール持ってきて良かった～♪｣

ことり｢海未ちゃん早く稽古終わらないかなぁ｣

穂乃果｢きっともうそろそろ来るよ！ほら、ことりちゃん！｣ﾊﾟｼｬｯ

ことり｢ふぇぇっ！つめたぁ～い｣ｷｬｯ

穂乃果｢あっははー！・・・・、あれ？｣ｼﾞｰｯ

ことり｢ふふっ、・・・・どうしたの？穂乃果ちゃん？｣

ザブザブザブーン

穂乃果｢ねぇ…すぐそこのプールの中から何か影が…｣

ことり｢・・・・｣

ザブンザブーン

穂乃果｢ちっ！近付いてくるよううう！！！｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ことり｢・・・・｣

バシャバシャーザブンザブーン

水面からヒレが突き出す

穂乃果｢ひぃぃぃっっっ！？！？サメ！？サメがなんでぇ！？｣

※ジョーズのテーマ
ドドドドドッ

ザバァァァァァァァアッ！！！！！！！！

サメ｢シャーーーーーーーーーッ！食べちゃおっ！！！｣

穂乃果｢いやぁあああぁぁあぁあぁあぁぁあーーーっ｣ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ

ことり｢穂乃果ちゃん・・・・よく見て？｣

穂乃果｢ことりちゃん食べられちゃうよっ！？早く逃げて！！｣

ことり｢穂乃果ちゃんってばぁ・・・・よく見て？｣ｸｲｸｲｯ

穂乃果｢・・・・｣ｼﾞｰｯ

希｢しゃ～！食べちゃおっ！｣ﾋﾚ ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

希｢・・・・・・・｣

希｢あちゃ～｣ﾀﾀｯ

ピューン 希ダッシュで去る

穂乃果｢あっ！！待てーーーーーっ！希ちゃーーーん！！！｣ﾀﾀｯ

ことり(今日も楽しい一日で何よりです♪)

のぞりんとかいう有史以来最高の組合せ

部室

にこ｢さーて！ブログにμ’sの活動もうｐし終えたし、久しぶりにアイドルDVDの鑑賞でもしようかしらっ！｣

にこ｢そういえばA-RISEの新しいMVのBDが手に入ったのよね｣

にこ｢ふっふー♡楽しみ楽しみっ♡｣

にこ｢確か朝この棚にしまったはず！｣ｶｻｺｿ

にこ｢あった♡ふふふ♡｣

にこ｢BDレコーダーに設置して、と！｣ｶﾁｬｯ

シー コー ガチャ

にこ｢・・・・｣ﾜｸﾜｸﾄﾞｷﾄﾞｷ

画面 ｼﾞｬｰﾝ ﾀﾗﾗｰ

にこ｢・・・・｣ﾜｸﾜｸﾄﾞｷﾄﾞｷ

希『A-RISEやと思った？残念！うちや！』

希『終わらないパーティー！始めよっ！』

プチュンッ

にこ｢・・・・！｣ﾋﾟｯﾋﾟｯ

BDトレイ シー コー ガチャ

にこ｢！！！！！！｣ｻｯ

円盤を見ると、デザインがA-RISEではなくN-ZOMI

にこ｢！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！｣ﾀﾀｯ

ガチャッ！！バタンッ！！！！！タッタッタッタッ…

シーン

棚の裏からひょこり

希｢にこっち…ほ、ほんまに怒ってた…｣

天真爛漫のんちゃん大好き

校内

海未｢ふぅ…ようやく弓道の稽古も終わりましたし、穂乃果たちと合流しましょう！｣

海未｢こんなに暑いのだからさぞやプールはとても気持ちいい事でしょう｣ﾆｺﾆｺ

海未｢そういえば、今年初の水着でしたね…少し恥ずかしいです///｣

海未｢いえ、しかし私も常日頃から部活に稽古と精進していますし…｣

海未｢スタイルは特別悪い訳ではないはずです////｣

海未｢もう少し自信を持ってもバチは当たらない…ですよね？/////｣

海未｢ぅそれよりっ///早く更衣室へ行きましょう！｣ｽﾀｽﾀ

少し後ろから

希｢しししっ｣ﾄｺﾄｺﾄｺ

更にその後ろから

凛(あ！希ちゃん！…海未ちゃんの後を追い掛けてる！きっとイタズラする気にゃ！)

凛ちゃんは楽しい事が起こりそうなので、海未を尾行する希の尾行をする事にした

凛(あわよくばいつもイタズラしてる希ちゃんに凛がイタズラの制裁にゃ！)

更衣室

海未｢誰もいないですね…｣

────お着替え中────

海未｢シャワーも浴びてスッキリ、水着も着ましたしプールへ行きましょう！｣ｷﾘｯ

海未｢そ、その前に…｣

鏡の前

海未｢・・・・/////｣

海未｢やっぱりいつ着ても毎年恥ずかしいですね、水着…/////｣

海未｢それに、気のせいでしょうか…去年に比べて驚くほど水着がピチッとして胸の辺りがきついですが…｣

海未｢わっ！私も少し成長したのでしょうか////｣

鏡の前

海未｢・・・・バァーンッ/////｣ｷﾒﾎﾟｰｽﾞ

28282828

海未ちゃんかわいい！！

更衣室のドアの隙間から

希｢う、海未ちゃん１人で何やってるんやろ…｣

希｢ごめんなぁ海未ちゃん…｣

希｢申し訳なくなってきたやん｣

希｢うち、海未ちゃんにイタズラするのやめよ！｣

希｢…でも面白いからしばらく見てよか｣ﾆﾔﾆﾔ

更に後ろから

凛｢希ちゃんなかなか動かないけど何してるにゃ？｣

凛(しめしめ…チャンスかにゃ！？)

鏡の前

海未｢あ、蒼は正義…！キュヤ海未ですっ！////｣ｷﾒﾎﾟｰｽﾞ

海未｢っっうぅ/////////｣

海未｢・・・・｣

海未｢う…！うっみうっみうー♡///｣ｷｬｯ

海未｢わっ//私はっ！何を…っ｣ｶｧｰｯ

海未｢いえっ！園田海未、拙いながらも一応アイドルです！穂乃果やことりのように私もアイドルとして精進しなければなりません｣ｸﾞｯ

海未｢それにしても、やっぱり水着がかなり窮屈になっていますね…｣

海未｢よく見るとピチッとしすぎて身体のラインが…/////｣

海未｢こここここれじゃ！破廉恥じゃないですか！｣

海未｢ほっ、ほんとにこれ私の水着でしょうか…｣

更衣室の外

凛(あっ…凛そういえば今日、更衣室に水着置きっぱなしにしてたけど職員室に届けられちゃったかな…？まぁそんなのは後でいいにゃ！)

凛(ふふっ！希ちゃん…油断してるにゃ)ﾌﾟｸｸｯ

凛(やるなら今にゃっ！せーのっ！)

凛｢のっぞみちゃーーーーん！！覚悟にゃーーーーーー！！！！｣ﾀﾀｯ

ドドドドドッ！！！

希｢なっ！？何で！凛ちゃんが！？！？｣

ドンッ！

凛｢それーっ！！！｣ﾎﾞﾝｯ

希｢ああっーーー！！！！あかんよぉーーーーーっ！！！！！！！｣ｶﾞﾝｯ

ドンガラガッシャーン

凛(よし！海未ちゃんに見つかる前に逃げるにゃ)ｻｻｰｯ

希｢ぅあいててっ…てっ…あ・・・・｣

海未｢っっっっっ！！//////////｣ｶｧｰｯ

希｢あちゃ～、てへっ☆｣ﾍﾟﾛｯ

海未｢のおぉおおおぉおぞおおおおおおおみいぃぃいいいいいぃいぃいいーーーーー！！！！！！｣

タッタッタッタッ…

凛(希ちゃん…生きて帰るんだにゃ)敬礼

────数分後、

トコトコ

希｢・・・・｣ｸﾞｯﾀﾘ

以下 回想

海未＼ギャースカピー！／

希＼ペコペコ／

海未＼プンスコプン！／

希＼ヘコヘコ／

海未＼ガミガミガミガミ！／

希＼(地面に埋まるまで)土下座／

────────
────
─

希｢まさか凛ちゃんにしてやられるなんてなぁ…｣ｸﾀｸﾀ

希｢完全にうちの誤算やぁ～・・・・｣ｼｮﾝﾎﾞﾘ

中庭に影が１つ

希｢ん？あれは…｣ｼﾞｰｯ

中庭

絵里｢うーんっ！気持ちいいわぁ～｣

希(えりちやん！よーしえりちに慰めてもらお！)ﾄｺﾄｺ

希｢ん？｣ﾋﾟﾀｯ

希(ちょっと隠れよ)ｺｿｯ

絵里｢誰もいない…わね？｣ｷｮﾛｷｮﾛ

ゴロンッ

希(今日は海未ちゃんだったりえりちだったり、色んな一面が見えるなぁ)ﾆﾔﾆﾔ

希(だって、ぷくくっ…えりち)

絵里｢にゃーん♪｣ｺﾞﾛｺﾞﾛ

絵里｢にゃにゃーん、にゃあ！｣ｻｻｰｯ

希(あれって猫の真似でもしてるん？ぷくっ！ぷくくっ！えりちおかしいって！！)ｸﾞﾌｯ

絵里｢ふにゃ～｣ｺﾞﾛﾝｯ

絵里｢・・・・｣ｷｮﾛｷｮﾛ

絵里｢・・・・｣ｷｮﾛｷｮﾛ

絵里｢ふにゃ～｣ｺﾞﾛﾝｯ

希(わざわざ正気に戻って人が来ないか確認してるクフフやばいよえりちめっちゃオモロイやん)ｸﾞﾌﾌｸﾞﾌ

希｢・・・・ていうか何で猫になりきってるん｣

希｢あかん…えりちもしかして何か悩み事でもあるんかな…｣

絵里｢凛って普段こんな感じかしら？・・・・かにゃ？｣

絵里｢いつも語尾に『にゃ』がつくのがずっと気になってたけど…｣

絵里｢私も猫の気持ちになってみれば分かる気がしたのに…難しいわねぇ～｣

希(何かブツブツ言ってるけど…ダメ、ここからじゃ聞こえないやん)

希｢おっ？｣

絵里｢んー、きっと凛にしかわからない世界が…｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

？？｢あっ、絵里ちゃーん！｣

絵里｢っ！？！？！？｣ﾋﾞｸｯ

絵里｢はっ花陽！？｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

花陽｢絵里ちゃん１人で何やってたのぉ？｣

絵里｢ちょちょっと、天気がいいからひなたぼっこしてたの！｣ｱﾊﾊｯ

花陽｢そうだよねっ！今日は天気もよくて気持ちいいもんねっ！｣

絵里｢そうねぇ！私もなんだか気分が良くて！｣

絵里(さっきの…見られてない…わよね？)

花陽｢今アルパカさんのとこに行ってたんだけど、とても気持ちよさそうにお昼寝してましたっ！｣ﾎﾜﾜﾝ

絵里｢花陽はいつも偉いわね、アルパカもきっと花陽に感謝してると思うわよ？｣ﾆｺｯ

希(花陽ちゃん来たしもういっか！さてとー、うちもイタズラやめて穂乃果ちゃん達のとこ泳ぎに行こかなっ)ﾄｺﾄｺ

花陽｢そういえば・・・・｣

絵里｢え？どうしたの？｣

花陽｢今日、希ちゃんがイタズラしに昼休み教室に来てたよ｣ｱﾊﾊ

絵里｢またなのね～悪い癖なのよ、希ったら｣ﾊｧ

花陽｢でもね！凛ちゃんすごく楽しそうだったんだぁ！｣

絵里｢希のイタズラは悪意のない可愛いイタズラだものね、フフッ｣

花陽｢でもさっき凛ちゃんから聞いたら、海未ちゃんにこっぴどく叱られてるかもって｣

絵里｢たまーに下手打っちゃうとこあるから、海未にはお灸をすえられた方がいいわ｣ｸｽｸｽ

絵里｢でもね？あれで希ってすごく寂しがりなのよ？｣

花陽｢希ちゃんが？普段そんな感じに見えなくて、意外だね…！｣

絵里｢おちゃらけてるのは愛情の裏返しでもあるの。みんなが好きで、たまに寂しくて、だからこそ自由気ままにいるのかもね｣ｸｽｯ

絵里｢・・・・まぁ、本人がたまには素直に寂しいって言ってくれてもいいんだけど｣

花陽｢絵里ちゃんは希ちゃんの事、よく知ってるんだね｣ﾆｺｯ

絵里｢フフフ、花陽も凛の事ならよく分かってるでしょ？それと同じよ｣

花陽｢えへへ、そうだね。私も凛ちゃんの気持ちが分かるんだ！そういう事だよねっ｣

絵里｢もしかしたらね｣ﾌﾌｯ

プールにて

希｢おーいっ！うちも混ぜてー！｣

穂乃果｢あっーーー！希ちゃん！おいでおいでーっ！うししっ、さっきのお返しするもんねーっ！！｣ﾀﾀｯ

凛｢希ちゃんさっきはごめんにゃー☆｣ﾍﾟﾛｯ

希｢凛ちゃんくらえーっ！！！｣ﾊﾞｼｬｯ

凛｢うひゃっ！？つーめーたーいーっ！｣ｷｬｯ

にこ｢さっきのBDすり替えの恨みを受けなさいよぉーー！？｣水鉄砲ｼｭｰｯ!!

希｢ぶっ！！？｣ﾋﾞｼｮﾋﾞｼｮ

真姫｢みんな子供なんだから～｣ﾌﾌｯ

ことり｢子供だから楽しいんだよ♪真姫ちゃん♪｣

海未｢ええ、きっと今だから楽しいんです｣

絵里｢みんなー！お待たせー！｣

花陽｢チューペット持ってきましたっ！みんなで食べましょうー！｣

幸せやぁ！生きてるって最高！
これからもいっぱいイタズラしちゃお！

希｢うちみんなの事大好きやなぁ～｣ﾆｼｼ

おわる

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全員可愛い乙