【ラブライブ!】希「これは・・・最大のピンチやね」【助けてリリホワァウ!】
- 2020.04.01
- SS

にこ「だからぁっ!!あんたしかいないじゃない!!」
真姫「違うって言ってるでしょ!?」
絵里「に、にこ・・・落ち着いt
にこ「絵里は黙ってなさいよっ!!」バンッ
絵里「!!」ビクッ
にこ「にこが楽しみにしてたチョコレートを黙って食べちゃうなんて!どーゆー神経してるのよ!!」
真姫「だから知らないっていってるじゃない!!にこちゃんこそ!!私の楽譜っ!!」バンッ
にこ「はぁ?」
真姫「私の楽譜に落書きしたでしょ!!なによ!!このド◯えもんはっ!!」
にこ「しぃらないわよっ!!!ぬぅわんでにこが真姫ちゃんの楽譜に落書きしなきゃいけないのよっ!!!」
絵里「ま・・・真姫も・・・1度落ち着いて、ね?」
真姫「絵里は黙っててっ!!」
絵里「・・・」
真姫「なによ!μ’sは先輩禁止でしょ!!大体、尊敬されたかったらそれ相応の行動しなさいよねっ!!」
にこ「なによっ!!」ガタンッ
真姫「なんなのよっ!!」ガタンッ
絵里「ふっ、二人共!!あのね・・・」
にこまき「絵里は黙っててっ!!」ギロッ
絵里「・・・」
絵里「(にこのチョコレートを食べちゃって、真姫の楽譜に落書きしちゃった犯人・・・)」
絵里「(・・・私です・・・)」チノケサーッ
絵里「(二人が部室に来る前・・・沖縄に修学旅行中の穂乃果と電話してたら・・・話が盛り上がっちゃって・・・)」
絵里「(ついつい・・・目の前にあったチョコを食べちゃって・・・目の前にあった楽譜に落書きしちゃったわ・・・)」
絵里「(無意識・・・無意識なのよ!!あるわよね?電話してて気づいたら近くのメモ帳に訳わからない落書きしちゃってる事とか!!気づいたら近くの飲み物減ってたとか!!!」
絵里「(・・・私だけなのかしら・・・)」
絵里「(とっ、とにかく早く謝らなくちゃ!)」ヨシッ
絵里「あっ、あのね?それ、実は・・・」
にこまき「\ギャー!ギャー!/」
絵里「(・・・あぁんもう、全っ然聞いてくれない・・・、もう話変わって普段のうっぷんも爆発しちゃてるし・・・)」
絵里「(穂乃果達、二年生組みが沖縄に修学旅行中の時は私がしっかりしなくちゃいけないのに・・・もうダメ・・・)」
にこまき「\ギャー!ギャー!/」
絵里「(・・・誰か・・・)」
絵里「(誰かタスケテーーーッッ!!!!)」
ガチャ、バーン!!
~希&凛、入場~
凛「少し寂しいね・・・当然にゃ」シンミリ
希「そーいえば、修学旅行t
にこまき「うるっっっさい!!!!!!」バンッ
のぞりん「!!??」ビクッ
にこ「大体!!あんたがっ!!!」
真姫「にこちゃんだってっ!!!!!」
希「あっ・・・あの~・・・お二人さん?」
にこまき「なによっっっ!!!!」ギロッ
希「いえ、なんでもないっす」
凛「~♪」ピューピュー
凛「のっ希隊長!!!こ・・・この状況は・・・!?なんで・・・なんで争いが止まらないにゃ!?」コショコショ
希「・・・これは・・・」
凛「希・・・隊長・・・?」
希「・・・海未ちゃんや・・・」ボソッ
凛「えっ?」
希「海未ちゃんが・・・おらんから・・・ウチらの『相手を呆気にとる力』が足りないんやっ!」バンッ!
凛「そんな・・・海未ちゃんは・・・修学旅行で・・・」
希「・・・くっ!!」
凛「・・・つまり、凛達の『アホらしさ』が足りない・・・!」
のぞりん「・・・」
希「凛ちゃん、ウチ、物分かりの良すぎる子は嫌いや」
凛「凛も自分で言っててちょっぴり悲しくなったにゃ・・・」
凛「じゃ・・・じゃあ・・・」
希「ウチらには・・・この争いを止める術は・・・無い!」
凛「そんな・・・」
絵里「・・・」アワワワ
希「あかん!エリチの目が泳ぎまくっとる!!」
凛「動揺しまくりにゃ!!」
希「ってか、あの動揺を見るに、この原因、エリチやろ!!」
絵里「ガンバラネーバネーバネバギブアプ・・・」
凛「あぁ!!あさっての方向見て現実逃避を始めたにゃ!!」
希「あかん、エリチ!戻ってきてー!」
絵里「ギブアップ!!!」キョヒスルー
希「くっ!・・・もうエリチは無理や・・・!」
希「・・・海未ちゃん・・・」
のぞりん「・・・あっ」ピコーン
凛「そうだ!希隊長っ!!」
希「あぁ!凛二等兵!そーいえば、海未ちゃんが出発する前・・・」
ぽわんぽわんぽわ~~ん
~回想~
海未「それでは、行って参ります。留守を頼みましたよ、二人共」
希「オッケー任せて海未ちゃん、あっ、ウチお土産は生絞りシークワァーサージュースでいいから!」
凛「凛は野生のちんすこう!」
海未「はいはい、わかりましたよ(野生のちんすこう?)」
海未「・・・あっ、一応ですが、これを渡しておきます」スッ
希「うん?なにこれ封筒?」
凛「ラブレターかにゃ?」
海未「そんなわけないでしょう。・・・もし私が留守の間、二人が『どうしようもないピンチ』に陥るような事があったら、これを開けてください、きっと二人の力になるでしょう」
凛「凛達は大丈夫だよっ!だから海未ちゃんは気にしないで旅行楽しんで来てねっ!!」
海未「ふふっ、ありがとうございます。・・・まぁ、そのようなピンチなど、無いに越した事はないのですが・・・」
ぽわんぽわんぽわ~~~ん
~回想終わり~
希「まっ、まさか・・・海未ちゃん、こうなる事を想定して・・・!!」
凛「す・・・すごいにゃ!!さすがリリホワの頭脳にゃ!」
にこまき「\ギャー!ギャー!/」
希「凛ちゃん!!封筒はっ!?」
凛「ここにあるにゃ!!」バーン
希「よっしゃ、さっそく開けてみよっ!」ガサガサ
凛「・・・手紙?それも何枚か入ってるにゃ。番号もふってある」
希「この順番に手紙を読めってことなんかな?じゃあとりあえず一枚目・・・」ピラッ
希「その通りやよっ!海未ちゃん!」
海未『安心してください、こんな事もあろうかと、すでに手を打っておきました』
凛「すごいにゃ海未ちゃん!」
海未『部室の棚の、上から二段目の右側を見てください』
希「凛二等兵!」
凛「はいにゃ!」ダダダダッ
ガラッ!
のぞりん「・・・」
海未『そこに私のお気に入りのお煎餅をいれておきました。仲良く二人で食べるのですよ』
希「お母さんかっ!!!!」
凛「心外にゃ!凛達、こんなに困ってるのにぃー!!」
のぞりん「・・・」
希「でもまぁ、せっかくやし、後でいただこか・・・」
凛「半分こね」
にこまき「\ギャー!ギャー!/」
希「あぁ!!あかんあかん!それどこやなかった!!凛二等兵!二枚目や!!」
凛「はいにゃ!!」ガサガサピラッ
海未『この手紙を読んでいるという事はまだ、ピンチが続いてるようですね。』
希「その通りや!」
海未『本来であれば、私がそちらに行ければいいのですが・・・。しかし、流石に沖縄からそちらまで簡単に駆けつける事は出来ません』
凛「海未ちゃん・・・」
海未「もちろん、駆けつけたいのはやまやまなのですが・・・あっ、『やまやま』で思い出したのですが、実は最近、気になる山が
希「閉じろ閉じろ」パタン
凛「見なかった事にしよ見なかった事にしよ」
凛「とりあえず、この手紙は隠しておくにゃ」
にこまき「\ギャー!ギャー!/」
希「よし、凛二等兵!気を取り直して、次の手紙いってみよか!」
凛「はいにゃ!」ガサガサピラッ
海未『それで、その山の一番の魅力といったら!なんと言っても!!
希「あ~、続きや、閉じろ閉じろ」パタン
凛「隠して隠して」
希「・・・凛二等兵、残りの手紙は・・・?」
凛「ラスト一枚にゃ・・・」
のぞりん「・・・」
希「よしっ!!この一枚に賭けよっ!!」
凛「海未ちゃん!!お願いっ!!」ピラッ
海未『あれ?この手紙も見てるという事は、本当にピンチだったりしますか?』
のぞりん「するよっ!!!!」
希「ホンマかなぁ・・・」
海未『こんな事もあろうかと、私の方であらかじめ、【助っ人】を頼んでおきました。』
のぞりん「す、助っ人・・・?」
海未『その方と、力を合わせて状況を打破してください。それではご機嫌よう。園田海未』
のぞりん「・・・」
凛「希隊長、これ・・・」
希「初耳やん、一体、助っ人って・・・」
にこまき「\ギャー!ギャー!/」
ガチャ、バーン!!!!
???「待たせたナ」
~統堂英玲奈、入場~
BiBi&のぞりん「!!??」
のぞりん「・・・」ポカーン
英玲奈「・・・?」ポカーン
希「・・・ハッ!!あかんあかん!!ウチらまで呆気に取られてどうするんや!!凛ちゃんしっかり!!」
凛「えっ?あぁっ!そうだそうだ!!危ない危ないっ!!・・・ってかなんで・・・英玲奈さん?が?」
英玲奈「フッ、いやナニ、園田海未にあらかじめ頼まれていたのだヨ。キミ達にもしもの時は頼む、トナ」
のぞりん「・・・はぁなるほど・・・」
凛「(えっ?なんで海未ちゃんは英玲奈さんに頼んだの?仲良いの?)」コショコショ
希「(二人の仲はよくわからんけど・・・海未ちゃんの狙いはわかったわ!凛ちゃん、見てみて!)」コショコショ
凛「えっ?・・・あっ!!!」
BiBi「・・・」ポカーン
凛「あっ、争いが止まってる!!呆気に取られてるんだっ!!」
希「そりゃそーなるわっ!ウチにもこの状況はよくわかってないもん!」
希「そうやね!急造のトリオやけどこうなったらやるしかないな!海未ちゃんの為にも!・・・英玲奈さん!」
英玲奈「アァ、今この時この場に限り、我々はA-RISEでもμ’sでもリリホワでもナイ!」
のぞりん「うん!」
英玲奈「まして、スクールアイドルでもナイ!!」
希「それはあかん!!」
英玲奈「我々は!ヒトツノヒカリ!!!」
英玲奈「ヤルゾ!」
のぞりん「おー!!」
凛「凛は来年だけど、今から楽しみにゃ!」
英玲奈「フフフ」
希「でもウチももう一回行きたいなぁ!・・・ってか行こうかなっ!今から!」
凛「い・今からぁ!?」
デ・デ・デ・デン♪「private wars」
凛「そう、行っちゃうのぉ~♪wwwwww追いかけないけどぉ~♪wwwwww」
希「ちょwwww凛ちゃんwwww本人いるいるwwwwってか追いかけてきてよwwwww」
凛「寂しがり屋にゃwwwwwってか、沖縄は暑いけど大丈夫?wwwwww」
希「基本ダメ~♪wwwwww蒸れるのキライよぉ~♪wwwwww」
凛「論wwwww外wwwwww」
のぞりん「wwwwwww」
のぞりん「・・・」スンッ
英玲奈「アウッ!!!!!!」
のぞりん「!!!!」ビクッ
凛「凄いにゃ!さすが本物のA-RISE!迫力が違うよ!」
希「ガチのヤツやったね!本物観れて感動やわ!」
英玲奈「フフフッ、照れるじゃナイカ」
希「よし!ウチらも負けてられないよ!凛ちゃん!」
凛「うん!」
希「でもあれやね、修学旅行は行けないけど、待つ方にはお土産ってゆー楽しみがあったわ!」
凛「うんうん!海未ちゃん、何買って来てくれるかなぁ~?」
希「沖縄といえば・・・ちんすこう!」
凛「基本だね!
英玲奈「アァアァアゥッ!!!!!!」
のぞりん「!!!」ビクッ
凛「(・・・)」ドキドキ
英玲奈「フフフ・・・」
希「・・・あっ、で、でもあれやね、沖縄には飛行機に乗らなきゃダメやん?ウチ、飛行機はどちらかといえばキライなんよ
英玲奈「ゥアア゛ア゛オオゥッッッ!!!!!!」
のぞりん「・・・」
英玲奈「フフフ・・・」
希「・・・孤独n
英玲奈「ルゥゥゥア゛ア゛ア゛ア゛ア゛アァオオオオッッッッッッ!!!!!!」
希「海未ちゃん早く帰ってきてーーー!!!!」
英玲奈「あぁ、スマナイ、癖なんダ。一種の職業病だナ」
凛「・・・カッコイイ・・・」キラキラ
希「凛ちゃん、憧れるポイント違くない?」
英玲奈「そうだ、もしよけれバ、私にもアレを見せてはくれないだろうカ?」
希「あ・アレ?」
英玲奈「ウム、あの『希パワー』というヤツダ」
希「えっ///いいけど・・・なんやろ、望まれると途端に恥ずかしくなるわ///」
英玲奈「一度、生で見てみたかったんダ」
希「え、ええけど・・・い・・・いくよ?///」
希「希パワー///たぁ~~~っぷりちゅーにゅ!!はぁ~~~~いぷしゅ///」
英玲奈「希パワー120%ジュウデン、エネルギーチャージカンリョウ」ピーガシャン
希「えっ、なになに」
凛「あっ、凛、深爪しすぎたかも」
希「凛ちゃん!そこはさすがに興味もて興味もて!」
希「えっ?あ、ありがとうございます」
凛「凄い希ちゃん!A-RISEに褒められたよっ!」
希「う・・・うん(これは喜んでいいんかな?)」
英玲奈「よしッ!パワーも充電した事だし、そろそろ行くカ!」
希「えっ?どこに?」
英玲奈「どこって・・・山に決まっているだロ?」
のぞりん「えっ!!??」
英玲奈「園田海未から話は聞いていル、リリホワは問題ヲ解決した後、毎回山に登って親睦を深めるト」
希「なんやそれぇ!!??初耳やん!!??」
凛「そんな決まり無いよっ!!??」
英玲奈「ゴウニイレバゴウニシタガエ、イクゾ」グイッ
希「ちょっ!まっ!!」
凛「海未ちゃんめぇえええええ!!!!!」
のぞりん「えっ?」
英玲奈「絢瀬絵里、受けとレ」スッ
絵里「・・・えっ?私?」
英玲奈「土産ダ、みんなで食べてクレ」
にこ「あっ!!これ!!UTX限定のA-RISEチョコじゃない!!!」
英玲奈「では、またナ」グイ
希「いや゛や゛ぁあああぁああ!!!!!!英玲奈さん!!!はなしてぇえぇえええぇええぇえええ!!!!!」
凛「だぁああ゛あ゛あ゛あ゛ずぅ゛げぇ゛ぇ゛でぇ゛えぇえええぇえ!!!!!え゛り゛ちゃ゛ぁん!!に゛ぃごぢゃ゛ん!!んまぁ゛ぎぃ゛ぢゃ
ズルズルズル・・・
バタン
~希&凛&英玲奈、退場~
BiBi「・・・」
真姫「・・・」
絵里「・・・ごっ!」
絵里「ごめんなさいっ!!実はにこのチョコ食べちゃったのも、真姫の楽譜に落書きしちゃったのも・・・私なの!!!」
にこまき「えっ?」
絵里「言い訳になっちゃうけど、悪気は無かったの!!穂乃果との電話に夢中になっちゃって・・・つい、いつの間にか・・・」
にこまき「・・・」
絵里「本当にごめんなさいっ!!」ペコリ
にこ「・・・もういいわよ、頭あげなさい」
絵里「えっ?」
にこ「元はと言えば、にこが部室にチョコを出しっぱなしにしてたのが悪かったんだし、そもそもチョコぐらいであんなに怒って、大人気なかったわ・・・疑ってごめんね真姫ちゃん」
真姫「べっ、別に気にしてないわよ!わ、私もちょっと、その言い過ぎたわ・・・ごめんにこちゃん」
にこ「もういいわよ、おかげでA-RISEチョコも手に入ったんだし」
真姫「このド◯えもんも、結構可愛く描けてるじゃない」
絵里「二人とも・・・ありがとう!!!」
にこ「さって!みんなでチョコ食べましょう!」
こうして、永遠に続くかと思われた悪しき戦争は幕を閉じた!!
ありがとうリリホワァウッ!!負けるなリリホワァウッ!!
英玲奈さんは人間だよねっ!!
ありがとうリリホワァウッ!!また会おうリリホワァウッ!!
いつかまた、気まずい空気の中で!!
~完~
山に行く意味完全になくてワロタ
乙
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