【ラブライブ!】海未「本格的な炒飯をつくります!」
- 2020.04.02
- 雑談

ことり「明日はお休みで皆んな「明日の分も」って張り切ってたからね」
穂乃果「そっか~明日は休みかぁ
海未「私は大丈夫ですよ」
ことり「ことりも平気だよ」
穂乃果「わーい!明日は遊ぶぞ~!」
グー
穂乃果「あっ///楽しみすぎてお腹すいちゃった えへへ」
ことり「私もお腹すいちゃったなー」
海未「それなら今日はうちでご飯食べていきませんか?そしてそのまま泊まりましょう」
穂乃果「え!?いいの!?」
海未「勿論です」
穂乃果「やったー!!海未ちゃんちに泊まるの久しぶりだなぁ~」
ほのこと「じゃあ一回帰ってまた行くね」
海未「待ってます」
海未「どうぞ」
ほのこと「お邪魔しまーす…ってあれ?海未ちゃんだけ?」
海未「はい。実は家族皆んな遠くへ出掛けていまして今日は帰ってこないみたいなんです」
穂乃果「ふ~ん、もしかして海未ちゃん寂しくて穂乃果達を呼んだのぉ?」
海未「ち、ちがいます!」
穂乃果「本当に~?」
海未「ほ、本当です!!」
ことり「ふふふ」
海未「もう!ことりまで!とにかくご飯にしましょう!」
穂乃果「ハッ!そういえばお腹が空きすぎて死にそうだったんだった!」
ことり「もしかして海未ちゃんの手作り?」
海未「もちろんです!」
穂乃果「え!?何作ってくれるの!?」
海未「それはズバリ…」
ほのこと「ズバリ…?」
ことり「炒飯って海未ちゃんの得意料理の…」
穂乃果「そういえば海未ちゃんが作った炒飯今まで食べたことなかったなー!楽しみにしてるよ!」
海未「任せてください」
ことり「何か手伝うことある?」
海未「いえ結構です。しかし!」
穂乃果「しかし?」
海未「今ここで園田流炒飯をあなた達に伝授したいと思います!!!」
ことり「炒飯って簡単そうで中々難しいよね。でも伝授ってどうやって?」
穂乃果「ただ呼び方が違うだけじゃないの?」
海未「甘い!!!!!」
穂乃果「ヒィッ!」
海未「穂乃果、ことり、炒飯に入ってる物を全て挙げてください」
ことり「お米と卵と…」
穂乃果「ネギと焼豚…あとカマボコとかキノコ類とか…」
ことり「シャケとか枝豆とか入ってるのもあるよねっ」
海未「やはりそうですね」
ことり「どういうこと?」
海未「あなた達はやはり炒飯と焼き飯の区別がついていません。炒飯は米、卵、ネギ、焼豚のみです。他のものは認めません」
穂乃果「カマボコとか美味しいよ!!」
海未「それは焼き飯なのです!そしてこの真実を知った時焼き飯にさよならを告げ新たに炒飯に出会うのです!!!!!!!」
ことり「海未ちゃん何か…」
穂乃果「危ない宗教の信者みたいになってる…」
ことり「待ってました!」
穂乃果「説明長いよぉ~」
海未「使う調味料は塩コショウ醤油のみです。炒飯はなるべく早く仕上げるため事前に調味料は小皿に準備しておきます」
海未「そしてこの中華鍋鍋です」
ことり「おぉ~立派な中華鍋~」
海未「ですがここで気を抜いてはいけません!炒飯は中華鍋も大事な要素の一つです」
穂乃果「また説明!?」
海未「なるべく厚いやつを使ってください。厚いのは温度が上がるのに時間がかかりますがその分温度が下がりにくく高温が保たれるのです!」
ことり「なるほど…」
海未「では早速鍋を空焼きしていきます」
穂乃果「からやきって何?」
海未「空焼きとは何も入れずに鍋を熱することです。そして終始火は一番強くしてください!」
海未「フッ時が来たようですね」
ことり「海未ちゃん?」
海未「空焼きで煙が出たら開始の合図です!まずサラダ油を…」ドボドボ
穂乃果「海未ちゃん油入れすぎだよ!」
ことり「急に揚げ物作るのかと思った…」
海未「安心してください。捨てますよ」
ことり「それは勿体無いんじゃ…」
海未「炒飯に犠牲は不可欠です。こうしてまず沢山の油を入れることで油の膜が出来て鍋に食材がくっ付かなくなるのです」
海未「捨てたら次にこれを…」
穂乃果「この白いのは?」
海未「これはラードという固体の油です。これが炒飯の味と言っても過言ではありません」
ことり「中華料理全般に使えるんだよねっ」
海未「流石ことりですね。ラードは中華料理全てに必須です。ではラードも溶けてきたのでここからが本番です。よく見ていてください」
穂乃果「ら、ラジャー」
ことり「冷やご飯の意味はあるの?」
海未「冷凍することで水分が減っているのでパラパラになりやすいのです」
穂乃果「中華屋さんみたいに激しく鍋を振るのかと思ったけど違うんだね」
海未「いい所に気が付きましたね。中華屋さんは火力が強いため焦げやすくそれを防止するために鍋を振っているのです。それに対して家庭用コンロは火力がそこまで強くはないため鍋を振ってしまうと鍋の温度が下がってしまうだけでメリットはありません」
海未「まずはオタマで軽くダマを潰しつつ炒めていきます。ここで強くやりすぎるとお米が潰れてしまうので注意しましょう」
海未「ご飯と卵がある程度混ざったらネギ、炒飯、塩胡椒を入れます」
ことり「塩胡椒ちょっと多くない?」
海未「と思うでしょう?実は多めに入れたほうがより美味しくなるのです」
海未「軽く炒めたら鍋肌から醤油を垂らします」
穂乃果「何で直接入れないの?」
海未「鍋肌から真ん中にたどり着くまでに醤油に火が通り半焦がし醤油となり香りが出るのです!」
海未「あとは軽く混ぜて完成です!!」
ことり「なんだかんだで3分も経たないくらいで完成しちゃった…」
海未「今回は園田スペシャルをお見せしましょう。盛り付ける時一度オタマに入れることで中華屋のあの丸い形になるのです!!」
穂乃果「この形ってやけに美味しそうだよね」
ことほの「頂きます」パク
穂乃果「こ、これは…」
ことり「中華屋さんの炒飯…」
海未「我ながら中々美味しく出来ましたね」
海未「炒飯は火力などの問題で諦めてる方が多いと思いますが様々な工夫で美味しく作ることができるのです!あっ因みにIHはアウトですよ!」
穂乃果「海未ちゃんって本当に炒飯得意なんだね~」
海未「勿論です。にこより美味しく作れる自信があります」
ことり「じゃあ今度勝負してみよっか」
海未「受けて立ちます!この園田流炒飯に勝てる者はいません!!皆さんも是非作ってみてください!」
穂乃果「ねぇねぇ海未ちゃん」
海未「はい?なんでしょうか?」
穂乃果「焼豚の作り方も教えてよ!」
ことり「あっそれことりも気になってた!」
海未「いいでしょう園田流焼豚の作り方を覚えましょうか」
海未「まず肉選びからです。基本的に脂が多すぎず少なすぎず程よい量がのった肩ロースをオススメします」
穂乃果「牛さんって大きいから肩のお肉美味しそうだよね!」
ことり「穂乃果ちゃん焼豚は豚肉だよ…」
穂乃果「えっ、あ、あはは…」
海未「それが終わったらタレ作りです!」
ことり「タレって難しいよね」
海未「人によって好みが違いますからね。ですが人の好みはある程度は同じなので大体の量は知っておいたほうがいいでしょう。」
穂乃果「穂乃果は濃いのも薄いのも好きだよ!」
海未「まず醤油とみりんと酒を2:2:1で肉の半分の高さまで入れます。そして砂糖大さじ1を入ればある程度は完成です。」
ことり「以外と簡単なんだねっ」
海未「先ほども言った通り好みは人それぞれなためここからは自分の舌で味を決めます。濃すぎれば水を薄すぎれば醤油を加え自分の好みに合わせます」
穂乃果「味見して味を決めるって本物の料理人みたいだね!」
ことり「えへへ」
穂乃果「穂乃果だってお饅頭作ってるもん!」
海未「タレの味が決まったところでにんにく一欠片、しょうが1cm、ネギの青い部分を入れ火にかけます」
ことり「まだお肉は入れないの?」
海未「冷たいタレにお肉を入れて火をかけると灰汁が出てしまうことがあるので危険です。タレが一煮立ちしたところで肉を入れます。」
海未「肉を入れたら蓋を閉め20分程度経ったらお肉をひっくり返しまた20分待ちます」
穂乃果「最初に肉を焼いたのになんでまた火を通すの?」
海未「それは勿論中にまで火が通ってないからです。蓋を閉めることでより早く中にまで火が通ります。それが終わったら半日ほど放置して完成です。6時間経ったらひっくり返すと中まで味が染み込みます」
ことり「一緒に味付き卵も作れるの?」
海未「勿論です。ただタレがまだ熱い時に卵を入れてしまうと軽く火が入ってしまうためそれを見越して少し茹で時間を短くするか完全に冷めてから入れるのがいいでしょう」
穂乃果「ブロック肉って以外と多くて使い道に困るよね」
海未「勿論最もオススメは炒飯ですが焼豚丼なんかもオススメです」
海未「さらにおつまみ系であればサラダ菜に焼豚と白髪ネギ、コチュジャンを乗せて包んだサンチュもどきやサンドイッチ用のパンを薄く延ばしたものに焼豚と焼豚のタレに豆板醤と甜麺醤を合わせたソースを乗せて包んだ北京ダックもどきなんかもオススメです」
穂乃果「私たちいつの間に海未ちゃんの弟子になってたんだ」
ことり「というか中華アイドルってなんだろう…」
海未「うん!今日も炒飯が美味い!」
あって、それからずっとサラダ油しか使ってないよ(´・ω・`)
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