【ラブライブ！】海未とにこのショートコント「コンビニ」

にこ「小腹空いたしコンビニで食べ物買っとこ」ｳｨｨﾝ

海未「いらっしゃいませー」ﾍﾟｺｯ

にこ「…ん？　あっ！」

海未「……あ、私はキャメロン・ディアスではないですよ？」

にこ「違うわ！どんな自意識してんのよ、あんた日本人でしょうが」

海未「よく友人に似てるって言われるんです」

にこ「そいつに眼科医紹介してやりなさい…じゃなくて、あんた海未でしょ？」

海未「…はい、そうですが？」

にこ「うっわぁ、久しぶりね～、もう4年振りくらいじゃない？」

海未「…は、はい…そうですね…お久しぶりです…」

にこ「…あんた私の事覚えてないでしょ？」

海未「い、いえそんなことは…ないですよ？」

にこ「じゃあ私の名前言ってみなさいよ」

海未「や…矢沢永吉！」

にこ「Ha～Ha、…って誰がよ！ちょっと嬉しく思っちゃったじゃない！」

にこ「字違うけど、矢澤は合ってるから、下の名前思い出しなさい」

海未「あっ、IKKO！」ﾊﾟﾁﾝ

にこ「どんだけ～！…って数が違う！惜しい！あんたわかってやってんでしょ！？」

海未「えぇ、覚えてますよ、にこ」

にこ「あ、あぁ…サンコンとか言い出さなくて安心したわ…」

にこ「それにしても海未はコンビニで働いてるのね」

海未「はい、お饅頭が食べたくて」

にこ「…いや動機おかしいでしょ、どんだけ買うつもりよ」

海未「IKKOです」ﾌｯ

にこ「ちょっとだけうまいような事言ってんじゃないわよ！あぁその顔やめろ！」

海未「園田だけに？」

にこ「うっさい！」

海未「……あの、すいません、レジ前で私語は控えていただけると…」

にこ「いやもうめちゃくちゃ話した後でしょうが！…はぁ、まぁいいわ商品取ってくる」

＿
＿＿

にこ「…じゃあこれで」ﾄﾞﾝ

海未「はい、ぷっちょが一点」ﾋﾟｯ

海未「はいぷっちょ入りました～！」

にこ「なによその掛け声！ぷっちょを万札みたいな扱いすんな！」

海未「コカコーラが一点、……あ、こちら温めますか？」ﾋﾟｯ

にこ「温めないわよ！炭酸抜けるわ！よくそんな親切心みたいな感じで言えたわね！」

海未「週間少年ジャンプが一点、」ﾋﾟｯﾎﾟﾁｯ

＼年齢確認が必要な商品です／

にこ「ぬぁんでよ！」

海未「少年って書いてあったので…」

にこ「大人にもジャンプくらい買わせなさいよ！」

にこ「…だいたい、少年なら女の私は買えないじゃないの」

海未「そうですね、じゃあ男になってからいらしてください」

にこ「無茶言うな！」

にこ「…あ～、あとメビウス一つ」

海未「…すいません、番号でお願いします」

にこ「ったく、しょうがないわね～、3番よ3番」

海未「……すいません、2進数でもう一回言ってもらえますか？」

にこ「意味わかんないわよ！コンピューターかあんたは！」

海未「あ、真姫のモノマネですか？」

にこ「素よ！セリフ違うし！…あぁもう11番よ11番！」

海未「えっと…はい、これですね」

にこ「なんでそれで通じるのよ…」

海未「あとはお弁当が一点で以上ですね…あ」

にこ「今度は何よ！？」

海未「……これ当たりですね！ちょっと取ってきます！」ﾀﾞｯ

にこ「当たり！？　…なんかキャンペーンでもやってたのかしら…まぁ得したわね」

海未「…お待たせしました、こちらになります」

にこ「え、同じ弁当なの？」

海未「はい、こっちは当たらないのでこちらの当たる方と交換になります」

にこ「…当たりってつまり期限切れの弁当ってこと！？紛らわしい言い方すんじゃないわよ！ぬか喜びじゃない！」

海未「まぁ、そうなりますね」

にこ「ちゃんと廃棄しなさいよ、ったく…」

海未「Pontaカードはお持ちですか？」

にこ「ん、ハイ」

海未「ありがとうございます」ｽｯ
海未「それではお会計が1600円になります」

にこ「ちょちょちょ、ちょっと！なにサラッと懐にカードしまって進めようとしてんのよ！」

海未「あっ、すいません、つい癖で」

にこ「あんたはマジシャンかなにかか！」
にこ「…はい、1600円」

海未「はい、ちょうどお預かりします」

海未「レシートは、まぁ要りませんよね」ｸｼｬｸｼｬﾊﾟｼｰﾝ

にこ「待て待て待て、待ちなさい、レシート必要だから、その捨てたの拾って」

海未「…はぁ…こんなものが必要なんですか…？」ﾌﾞﾂｸｻ

にこ「なんでレシートに対してそんな当たり強いのよ…うわもうグッシャグシャじゃないこれ…」

海未「まぁともあれ、ありがとうございました！」

にこ「ともあれって何よ……あ！」

海未「…なんですか？こっちは今気持ちよく終わらせようとしてたんですが」ｷﾞﾛｯ

にこ「態度悪っ！怖っ！忘れ事くらいしたっていいじゃない別に！」

にこ「うちの公共料金、払うんだったわ、はい」

海未「…はぁ、仕方ないですね、特別ですよ？」ﾍﾟｯﾀﾝﾍﾟｯﾀﾝ

にこ「いやいや、あんたこれ仕事でしょ！？」

海未「30000円です」

にこ「はい、これもちょうどね」

海未「はい、ありがとうございました～」

にこ「…そこは一万円札入りました言いなさいよ！」

海未「あ、ポットはあちらになります」

にこ「………何に使えってのよ！？」

にこ「…はぁ、疲れた、もう帰るわ、じゃあね」

にこ「頑張んなさいよ、たぶんクビになると思うけど」

海未「あ、にこ、待ってください」

にこ「…何よ？」ｲﾗｲﾗ

海未「左手を、出してもらえますか？」

にこ「…はぁ…？」ｽｯ

海未「ほっ」ﾍﾟｯﾀﾝ

にこ「…はぁ！？」

海未「再入場の際は、そちらを提示してからになりますので」

にこ「ここは遊園地か！！」

にこ「さっきからなんなのよいったい！あんたが海未じゃなかったらクレームもんよ！？」

海未「…だって…久しぶりににこに会えたんです、長く話したいじゃないですか」

にこ「！　海未…」

海未「本当はここに入ってきた瞬間にわかっていました、以前と変わらぬまま、美しいにこでしたから」

にこ「ま、まぁね…///外見には気をつけてるし///」

海未「…あなたは強く、心の広い人です、だから以前からあるこの悩みも、あなたになら言えるかもしれない」

海未「…一つ、お願いがあるんです、聞いてくれますか？」

にこ「な、なな何よ…？///まぁ、聞いてあげなくもないけど…」

海未「私を養ってください」ﾊﾞﾝ

にこ「…は？」

海未「今日でここクビになるんです、家賃が払えません」

にこ「ひ、人の事散々口説いた最後がそれか！
というかやっぱりクビにされてるのね！あれほほ素なんじゃないの！？」

海未「お願いします、私に安定した衣食住をください！」

にこ「清々しいまでに寄生する気ね！」

海未「にこぉ…！お願いします…！」ｳﾙｳﾙ

にこ「わ、わかった、わかったから袖引っ張んな！
次の仕事見つけるまではいさせてあげるから！あんたこの4年でだいぶ変わったわね！」

海未「あ、ありがとうございます！」
海未「……っし！」ｸﾞｯ

にこ「ガッツポーズはせめて隠れてしなさいよ！もういいわ！」

うみにこ「ありがとうございました～」

面白かった
乙です

乙～
面白かったｗ

海未ちゃん実家で暮らせばええやん…

ワイは割と好きやで
おもろかった

タバコ吸うにことか想像できねえｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

真姫ちゃんはなぜか想像できる

可愛い

ショートではないが面白かった