【ラブライブ！】穂乃果「こたつでごろごろ」

穂乃果「ねえねえ」ｶﾘｶﾘ

海未「なんでしょうか」ｶﾘｶﾘ

穂乃果「どうして私はこんな時間に勉強してるの？」

海未「それは勉強ではありません。溜まった課題です」

穂乃果「一向に終わる気配を見せないんだけど・・・」

海未「塵も積もればなんとやらと言うでしょう」

穂乃果「ゴミとなる？」

海未「山となる」

海未「暇ですね」

穂乃果「私は忙しいよ！」ｶﾘｶﾘ

穂乃果「海未ちゃんも課題進めといたら？」

海未「私はもう終わりました」

穂乃果「え”っ」

穂乃果「そんな・・・」

海未「スクフェスでもしましょう」ﾌﾞｼﾓｯ

穂乃果「ずるい！」

海未「私はもうそれを終わらせましたから」

穂乃果「・・・たしかに」

穂乃果「そいえばさ、イヤホンでスクフェスしてる人って」

海未「はい・・・」ｷｮｸｾﾝﾀｸ

穂乃果「はたから見てるとちょっと怖いよね」

海未「・・・」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

穂乃果「無言でスマホを叩き続けてる」

海未「・・・」ｼｬﾝｼｬﾝ

穂乃果「顔の表情見てたらGOODが出たのとかわかるよね」ｼﾞ-ｯ

海未「・・・」ｼｬﾝｼｬﾝ

海未「・・・」ｼｬﾝｼｬｯ…
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)

穂乃果「そしてミスった瞬間肩の力が抜ける」

穂乃果「若干指の力抜けたみたいになるよね」

海未「・・・」

穂乃果「私もやろっと」

海未「早く課題終わらせましょう」ｲﾔﾎﾝﾊｽﾞｼ

穂乃果「なんでこういう時に曲終わるのー！」

穂乃果「今イベントの報酬の子さぁ」ｶﾘｶﾘ

海未「誰とは言いませんが」

穂乃果「覚醒前の方が可愛いって私的には思うんだけど」

海未「一理ある」

穂乃果「だよね」

海未「どうしてこの時期にヴァンパイアなんでしょうか？」

穂乃果「ハロウィンの時期に描いたんじゃない？」

海未「撮影したんですね」

穂乃果「メタいのはだめかー」ｱﾁｬ-

海未「まあ、覚醒前の方が自然な笑顔なので可愛く見えるのでしょうね」

穂乃果「覚醒後は余裕のある笑みを浮かべてるからね」

穂乃果「たしかに演技してる感は隠しきれない」

海未「覚醒前のﾆﾍｪ…って方が似合ってますよね」

穂乃果「なにその嫌な感じの表現」

海未「可愛いじゃないですか」

穂乃果「そう？」ﾆﾍｪ…

海未「・・・」ﾒｿﾗｼ

穂乃果「ひどい！」ｶﾞ-ﾝ

穂乃果「そういえば海未ちゃんは大学行くんだよね」

海未「志望は決めてますね」

穂乃果「私も一応受けてみるけど・・・」

海未「将来はほむらですか？」

穂乃果「そうなんだよね」

穂乃果「大学行っても意味あるのかなーって・・・」

海未「まあ、社会勉強にもなるんじゃないですか？」

海未「損はないと思いますけど」

穂乃果「うーん確かに・・・」

穂乃果「・・・」

海未「・・・受験しなくても勉強はしてもらいますからね」

海未「ダメになってしまいますから」

穂乃果「えー！」

穂乃果「こんな事してると時間が過ぎるのを遅く感じるよね」

穂乃果「空気がどんよりしてるというか」

海未「そうですね」

穂乃果「・・・」ﾀﾞﾗ-ﾝ

海未「・・・」

穂乃果「・・・こんな時間だからもう寒いね」

海未「まあ冬の夜は冷えますからね」

穂乃果「そうだね」

海未「・・・終わりそうですか？」

穂乃果「・・・まだ3合目くらい」ﾀﾞﾗ-ﾝ

海未「・・・そうですか」

穂乃果「・・・コタツって人からやる気を奪う兵器だと私は思うんだよね」

海未「では電源を切りましょう！」ｺﾞｿｺﾞｿ

穂乃果「ちょっやめて」

穂乃果「寒くて寝ちゃう」

海未「寝たらしにますよ」ﾕｻﾕｻ

穂乃果「私こんなところで死ねない」ﾑｸｯ

海未「課題もありますしね」

穂乃果「お先真っ暗」

穂乃果「手伝ってくれぇ・・・」ｶﾘｶﾘ

海未「やーみをー吹きとーばそうよ」

穂乃果「自分から今を変えなければならないのですか・・・」ｶﾘｶﾘ

海未「課題、どれくらい終わりました？」

穂乃果「あと3分の1くらいかな」

海未「壊れるほーど愛してもー」

穂乃果「3分の1もつたーわらなーい♪」

海未「・・・なんか邪魔してるみたいですね」

海未「本でも読んでいましょう」

穂乃果「えー！暇になるじゃん！」

海未「目の前に時間を潰すのには最高のお相手がいるでしょう」ﾌﾘﾌﾘ

海未「そのセリフはまずその課題の相手が終わってからにしてください」

穂乃果「ハードル高すぎるよー！」

海未「かーべーはーこわせるものさ！」

穂乃果「壁・・・？」ﾁﾗｯ

海未「どこ見てるんですか張っ倒しますよ」

穂乃果「どこを見ているんだと思う？」ﾆﾔﾆﾔ

海未「歯は食いしばりましたか」ｽｯ

穂乃果「ごめんなさいっ」

海未「穂乃果の髪型って昔から変わりませんよね」

穂乃果「海未ちゃんもじゃない？」

海未「まあ家が家ですし」

穂乃果「なんか決まりでもあるの？」

海未「別にありませんが、雰囲気で」

穂乃果「なるほどね」

海未「そのサイドテール、面倒じゃありませんか？」

穂乃果「別にー、昔からしてるからもう馴れでできるよ」

穂乃果「なんならチョコとゴムがあれば目をつむってでもできるよ」

海未「なんかすごいこと言ってそうに見えますけど元々見えてませんよね、そこ」

穂乃果「それが見えてるんだよなぁ」

海未「あなたは何者なんですか・・・」

海未「何秒で結べるか時間計ってみましょうよ」

海未「休憩ついでに」

穂乃果「なんか海未ちゃんさっきからテンション高いね」

海未「深夜ですから」

穂乃果「海未ちゃんですら変えてしまう深夜ってこわい」ｽﾙﾙ

穂乃果「髪ほどいたよ」

海未「色っぽいですね」

穂乃果「海未ちゃん目が怖いよ」

海未「さあ準備はいいですかっ！？」

穂乃果「切り替え早っ」

この雰囲気好きだわ

海未「3・・・2・・・1、はいどうぞ」

穂乃果「ん・・・」ｻﾗｻﾗ

海未「・・・」

穂乃果「はい、できた」

海未「32秒」

海未「・・・普通ですね」

穂乃果「でも絵里ちゃんよりは早いよ？」

海未「絵里は遅い方ですしね」

海未「最近会ってませんね・・・」

穂乃果「大学入ってからは生活の時間もずれるしねー」

穂乃果「今度みんなでまた会おうよ」

海未「そうですね」

穂乃果「プチ同窓会だ」

海未「お酒飲んだらダメですよ」

穂乃果「そういえば今時間計ってたのってスマホだよね」

海未「そうですが」

穂乃果「Siriで遊ぼうよ！」

海未「試履？」

穂乃果「そんな嫌な響きがするもんじゃないよ・・・」

海未「では何なのですか」

穂乃果「えっとね・・・ちょっとスマホ貸して？」

海未「はいどうぞ」ｽｯ

穂乃果「ありがとー」ﾎﾟﾁ-

穂乃果『寒いんだけど』

Siri『すみません、よくわかりません』

海未「おおぉ、喋るんですか」

穂乃果「他にもいろいろできるんだよ」

穂乃果『ラブライブ！』

Siri『ラブlive に関するこちらの情報がwebで見つかりました』

海未「へえぇ、これなら打ち込まなくても調べられますね」

穂乃果「冗談にも返してくれるんだよ！」

穂乃果『歌って？』

Siri『歌いたくありません。』

穂乃果『歌って？』

Siri『歌を歌うのは、プロの歌手にお願いします』

穂乃果「こんな感じに！」

海未「同じことを聞いても違う返事が返ってくるんですね」

海未『家族構成を教えてください』

Siri『家族構成に関する情報がwebで見つかりました』

海未「あれ、そんな設定はないんですね」

穂乃果「じゃあさ、プロポーズしてみてよ！」

海未「え、プロポーズ？」

穂乃果「なんかスマホによって返事が変わったりするんだよ！」

海未「では・・・」

海未『付き合ってください』

Siri『そうしたいところですが、用事があるんです』

海未「フラれました・・・」ｽﾞ-ﾝ

穂乃果「じゃあ今度は私が！」

穂乃果『結婚してください！』

Siri『わたしは結婚するようなタイプじゃありませんよ』

海未「ふふ、流されましたね」

穂乃果「なんか悔しい・・・」ｷﾞﾘｷﾞﾘ

穂乃果『結婚して！』

Siri『友達のままでいましょう』

海未『デートに行きましょう！』

Siri『すみません、よくわかりません』

穂乃果『指輪あげるから！』

Siri『どのジュエリーショップですか？』

海未「モノに釣られるのですか！」

穂乃果「だって人間だもん！」

海未「人間じゃありませんよ！」

穂乃果「確かに！！」

Siri『すみません、よくわかりません』

穂乃果「wwww」

海未「www」

雪穂「・・・・・・」

雪穂(お姉ちゃん達が課題してるから温かいお茶でも持って行こうと思ったら・・・)ｽｽ…

穂乃果『結婚して！』

雪穂(何してるのお姉ちゃん達・・・)

海未『デートに行きましょう！』

雪穂(いや、海未ちゃんも何言ってんの)

穂乃果『指輪あげるから！』

雪穂(どこにそんなお小遣いがあるの！？)

海未「モノに釣られるのですか！」

雪穂(え、ツッコむのそこ！？)

穂乃果「だって人間だもん！」

雪穂(そりゃまあね！)

海未「人間じゃありませんよ！」

穂乃果「確かに！！」

雪穂「！？！？」

雪穂(何なのあの2人・・・！？)

穂乃果「wwww」

海未「www」

雪穂(しかも笑ってる・・・！)

雪穂「なっ、何があったの・・・？」ｶﾞﾗﾗ

穂乃果「あ、もしかしてお茶！」

海未「助かります」

雪穂「いや、それは良いけど今の会話は何・・・？」

穂乃果「ああ、Siriだよ！」

海未「スマホと会話できるなんてびっくりです」

雪穂「あぁ、なんだSiriか・・・」ﾎｯ

雪穂「何話してるのかと思ったよ・・・」

穂乃果「あ、扉の向こうだとSiriの音抑えてたから聞こえなかったんだねw」

海未「それは確かに不思議ですよねw」

雪穂「不思議なんてもんじゃないよ・・・」

雪穂「あーさむさむ、コタツ失礼しまーす」ｺﾞｿｺﾞｿ

穂乃果「あ、どうぞどうぞ」

雪穂「・・・ん？」

穂乃果「あったかーい・・・」ｽﾞｽﾞｽﾞ…

海未「コタツの電源切ってましたからね」ｽﾞｽﾞｽﾞ…

穂乃果「え！？」

雪穂「なんかおかしいと思ったよ」ｶﾁｯ

海未「あったかいと穂乃果が寝てしまうんですよ」

穂乃果「失礼な・・・」

穂乃果「それじゃあ、おやすみ」

雪穂「おやすみ」

海未「おやすみなさい」

穂乃果「・・・」

雪穂「ところで、お姉ちゃんの課題進んだ？」ｽﾞｽﾞｽﾞ…

海未「まあ少しは・・・」ｽﾞｽﾞｽﾞ…

海未「3時間くらいやってワーク半分くらいです」

雪穂「お姉ちゃんにしては順調だね」

穂乃果「・・・」ﾁﾗ

海未「なるべく今年中には終わらせたいですね」

雪穂「だね」

雪穂「お正月は忙しいし」

穂乃果「・・・」ﾁﾗ

海未「もう少し頑張れば終わるでしょう」

海未「・・・私も遊んでしまわないよう気をつけなければ」

穂乃果「・・・」

穂乃果「・・・」ﾁﾗ

穂乃果「・・・ねぇちょっと！」

雪穂「あ、おはようお姉ちゃん」

穂乃果「寝てないよ！ツッコんでくれるのまってたよ！」

海未「おやおや、寝起きなのに随分と元気ですね」

穂乃果「だから寝てないってば！」

雪穂「お姉ちゃん声大きいよ」

海未「深夜のテンションですかね」

雪穂「おお怖い怖い」

穂乃果「何なの2人ともー！」

海未「さあ、休憩も終わりましたし課題でも進めましょう」

海未「雪穂もわからないところあれば教えますよ？」

雪穂「あ、じゃあ英語お願いします」

雪穂「教科書とノート持ってくるね」ｶﾞﾗﾗ

穂乃果「うぅ・・・」

穂乃果「私の分もやって・・・」

海未「筆跡でバレますよ」

穂乃果「雪穂なら姉妹なんだし同じような筆跡でしょ」

海未「雪穂は貴女と違ってきれいな字を書きますよ」

穂乃果「失礼な！」

穂乃果「まあ綺麗な字ではないけど！」

海未「雪穂のノート見たことないんですか」

穂乃果「そう言えばないね」

雪穂「ただいまー」ｶﾞﾗﾗ

海未「雪穂、あなたの字を穂乃果に見せてやってください」

雪穂「え、わかりました」

雪穂「はい、ノート」

穂乃果「どれどれ・・・」

穂乃果「・・・・・・！」

雪穂「・・・どうしたのお姉ちゃん、ビックフット見つけた時みたいな顔してるよ」

海未「ビックフット見つけたことあるのですか」

雪穂「むかしね」

海未「なんと・・・！！」

穂乃果「・・・！」ﾌﾙﾌﾙ

海未「雪穂の字が自分と同じような筆跡だと思っていたそうなんですよ」

雪穂「ああー」

穂乃果「うそでしょ・・・」

穂乃果「勉強できないと思ってた人にテストの順位聞いたら自分よりも遥かに高い順位で、すごい落ち込んだ時と同じような気分だよ・・・」

海未「えらく具体的ですね」

雪穂「あ、海未ちゃんここがわかんないんだけど・・・」

海未「この問題ですか」

雪穂「この☆の文を日本語訳するの」

A、Excuse me, but will you tell me the way to the station?
B、Sorry, ☆I’m a stranger here.

海未「ふーむ・・・」

海未「間違えても良いんで適当に答えを考えてみてください」

雪穂「はーい」ｻﾗｻﾗ

海未「ついでに穂乃果も」

穂乃果「私も！？」

穂乃果「うーん・・・」ｻﾗｻﾗ

海未「できました？」

高坂姉妹「うん」ｽｯ

海未「えーと・・・」

雪穂回答『私は、ここはわからない。』

海未(あー、真面目に訳しましたね)

海未(ちなみに答えは『私はこの辺りをよく知りません』といった訳でしょうか)

雪穂「・・・」ｿﾜｿﾜ

海未(穂乃果のは・・・)ﾁﾗ

穂乃果回答『私は頭がおかしい。』

海未「！？」ﾌﾞﾌｯ

雪穂「海未ちゃん！？」

穂乃果「今私の答え見て吹いたよね！？」

海未「いえ、予想外の間違い方をしていたので・・・w」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

高坂姉妹「えぇ・・・」

海未「道を尋ねられてその返答が『私は頭がおかしい。』って・・・」

雪穂「たしかにそれは頭おかしい」

海未「ふぅ・・・」ｵﾁﾂｷ

海未「ちなみに答えは『私はこの辺りをよく知りません』と言った訳です」

海未「会話表現なんで覚えるしかありません」

雪穂「あー・・・」

穂乃果「じゃあはじめから教えてくれても良いじゃん！」

海未「一度間違えないと覚えられませんよ」

雪穂「というかお姉ちゃん、『私は頭がおかしい。』って・・・」

海未「『here』を『頭』と訳したんでしょうね」

穂乃果「え？ヘアーだよね？」

雪穂「どっちかと言うとヒアーだと思う・・・」

海未「『ここ』って意味のhereですよ」

穂乃果「・・・言われたら思い出すんだよなぁ、覚えとこう」

穂乃果「・・・」ｶﾘｶﾘ

雪穂「・・・」ｶﾘｶﾘ

海未「・・・」ﾁﾗ

穂乃果「・・・ふぁぁ」ｱｸ-ﾋﾞ

雪穂「・・・」ｶﾘｶﾘ

海未「・・・」ﾁﾗﾘ

海未(あとどれくらい終わってない課題があるんでしょうか)ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

海未(うわぁ、まだ結構ありますね)ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

穂乃果「！」

穂乃果「えっ、海未ちゃん課題やってくれるの？」

穂乃果「・・・あ、でも海未ちゃん、私の課題手伝わないって約束したじゃない！」

穂乃果「でもやりたいって言うんだったら仕方ない、やっても・・・」ｼﾌﾞｼﾌﾞ

海未「確かにそんな約束してませんし課題をするつもりもありませんよ」

海未「確認しただけです」

穂乃果「ちょっと期待したのに・・・」

穂乃果「・・・まるで終わる気がしない」

雪穂「まあ集中してなさげだしね」

穂乃果「海未ちゃん！数学だけでもお願いします！」

海未「自分でやりなさい」

穂乃果「そこをなんとか！」

海未「私は家電店の店員ではありませんよ」

穂乃果「値下げはしないってか」

海未「左様」

穂乃果「ちくしょう！」

穂乃果「・・・私は思うんだよ」

雪穂「なにを」

穂乃果「やっても良く分からない私がするよりも、やれば伸びる海未ちゃんがする方が良い気がするんだよね」

海未「なにゆえ」

穂乃果「点は海未ちゃんの方が高いじゃん？」

雪穂「まあね」

穂乃果「学年の平均点も上がる！」

穂乃果「音ノ木坂の学力も全体的に上がる！」

穂乃果「どう！？」

雪穂「可哀想に、頭に負荷をかけすぎておかしくなっちゃったんだね」

海未「・・・She is a stranger here.」ﾎﾞｿｯ

雪穂「wwww」

海未「wwww」

穂乃果「なんなの2人ともー！」

海未「第一、伸び代は穂乃果の方が高いじゃないですか」

穂乃果「伸び代？」

雪穂「点が上がる余地ね」

海未「穂乃果は頑張れば最大50点くらいとれるわけじゃないですか」

海未「私はそこまで伸びませんし」

穂乃果「確かに」

海未「なのでバカみたいなこと言ってないで自分でしてください」

穂乃果「すまんかった」

海未「わかればいいです」

雪穂「こうしてる時間が無駄でもあるよね」

穂乃果「それを言われると弱る・・・」

穂乃果「そういえばもうすぐクリスマスだね」ｶﾘｶﾘ

海未「街中そんな雰囲気でいっぱいですね」

雪穂「特に用事はないけどね」

穂乃果「・・・」ｶﾘｶﾘ

海未「・・・」

雪穂「・・・そっ、そういえばクリスマスってキリストさんの誕生日なんだよね！」ｱｾｱｾ

雪穂「人間でいうと何歳なんだろう！？」ｱｾｱｾ

海未「2015歳ですかね」

穂乃果「2016じゃないの？」

海未「その辺はよく知りません」

穂乃果「・・・」

海未「・・・」

雪穂「なんかごめん・・・」

穂乃果「それにしても、今年は忙しかったからクリスマスなんて1年ぶりだね」

海未「おそらく全世界そうですけどね」

雪穂「μ’sのみんなで集まったりしないの？」

穂乃果「うーん、どうだろ」

海未「絵里や希も大学のサークルとかで集まりがあったら悪いですしね」

雪穂「あーたしかに」

穂乃果「なんかみんな大人になっていくなー」

海未「一応人間ですからねー」

雪穂「一応って・・・」

穂乃果「なんか私だけ置いてかれてる感じがする・・・」

雪穂「そんなことないよ」

穂乃果「・・・例えば？」

雪穂「制服のリボンの色」

穂乃果「そりゃまあね！」

穂乃果「なんかこう・・・周りはみんな将来のこと考えてるのに、私は何も考えてないし・・・」

穂乃果「μ’sが解散してから、なんだか私の中の時間が止まったみたいに」

海未「そんなの、私だって同じですよ」

海未「でも、人の人生はそれだけじゃないんです」

雪穂「μ’sが解散したって、μ’sのメンバーがいなくなっちゃうわけじゃないんだし」

海未「思い出に残るのはもちろんμ’sとしてのみんなですが、その前にも後にも人生は続いてるんですよ」

穂乃果「・・・そうだよね」

穂乃果「なんかスッキリした、そろそろ寝よっか！」

穂乃果「うーん、今日も疲れたね！」ﾉﾋﾞ-

雪穂「・・・」ｼﾞﾄｯ

海未「・・・」ｼﾞﾄｯ

穂乃果「2人ともどうしたの？」

雪穂「課題」

穂乃果「」

海未「やる事はやってからにしましょうね？」

穂乃果「」

雪穂「『これから』だよ」

穂乃果「・・・どんな明日が待ってるんだろう？」

海未「少しつづつ手探りしていきましょう」

穂乃果「・・・夢は夢は終わらない！」ｶﾞｸｯ

おしまい。

おもろ乙

ありがとうー

この雰囲気好きだ