【ラブライブ！】海未｢ことり、寒くないですか？｣

ことり｢ふぇ？どうしたの、いきなり？｣

海未｢今は冬ですね｣

ことり｢う、うん？そうだね……｣

海未｢冬は寒いです、とても寒くて凍えてしまいます｣

ことり｢海未ちゃん、何が言いたいのかな？｣

海未｢そんな時、ふと人肌が恋しくなったりはしませんか？｣

ことり｢あ……わかっちゃったかも♪｣

海未｢もし、そうであれば是非私が手を貸してあげても構いません――｣

ことり｢これでいい？｣ｷﾞｭｯ

海未｢……｣

ことり｢ふふっ｣ﾆｺﾆｺ

海未｢あ、ありがとうございます……｣

ことり｢どういたしまして♪｣

ことり｢どう？ことりの手は暖かい？｣

海未｢……とても、温もりに溢れています｣ﾆｷﾞﾆｷﾞ

ことり｢そっか、よかったぁ♪｣

海未｢何故、私が手を繋ぎたいと？｣

ことり｢ん～とね、ことりの中の海未ちゃんセンサーが感じ取ったから、かな？｣

海未｢海未ちゃんセンサーって……なんですかそれ？｣ｸｽｯ

ことり｢海未ちゃんの考えてることが、何でも感じ取れちゃうセンサーなのですっ｣ｴｯﾍﾝ

海未｢では、今の私は何を考えていますか？｣

ことり｢ちょっと待ってね……むむっ｣ｳ-ﾝ

ことり｢！｣ﾋﾟ-ﾝ

海未｢分かったみたいですね｣

ことり｢うんっ！正解は……えいっ｣

ｷﾞｭｯ

ことり｢腕くみで～す♪｣

海未｢……流石です｣

ことり｢もっと暖かくなったでしょ？｣

海未｢ええ、ことりは暖かいですね｣ﾌﾌｯ

ことり｢ことりだから、羽毛のお陰で冬でもぽっかぽか……ってなんでやね～ん♪｣ﾋﾟｼｯ

海未｢……｣

ことり｢あ、あれ？海未ちゃん？｣

海未｢…………｣

ことり｢な、何か言ってよぉ～……ことり、恥ずかしいよぉ///｣ｶｱｧ

海未｢……ぷっ｣

海未｢ふふっ……うふふっ……可愛いですよ｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝｯ

ことり｢かわいいって……何だか馬鹿にされてるみたい……｣ﾌﾟｸｩ

海未｢いえいえ、馬鹿にするだなんてとんでもない。きちんと褒めていますよ｣

海未｢ただ、ことりにお笑いは向いてませんね。何をやっても可愛くなってしまいますから｣

ことり｢う、うん……ちょっと恥ずかしかったし///｣

ことり｢勢いでやっちゃだめだね///｣ｴﾍﾍ

海未｢まあ、私も嫌いではないですけどね｣ｸｽｯ

――――――

ﾄｺﾄｺ……

ことり｢あ……分かれ道だから、ここでお別れだね｣

海未｢いえ、送りますよ｣

ことり｢え？ことり、一人でも大丈夫だよ？｣

海未｢ことりが大丈夫でも、私が心配なんです｣

ことり｢でも……｣

海未｢さあ、行きましょう｣ｽﾀｽﾀ

ことり｢わわっ！……もう、海未ちゃんったら｣ｸｽｯ

ことり｢うわぁ……まだ六時なのに、こんなに真っ暗だよ～｣

海未｢冬は本当に日が落ちるのが早いですね｣

ことり｢海未ちゃんの顔が見えないよ～｣

海未｢流石にそこまでは暗くないでしょう……｣

ことり｢えへへ///｣

ﾋｭ–!!

ことり｢ひゃうぅ……寒い｣ﾌﾞﾙｯ

海未｢今のは中々に寒かったですね｣

ことり｢……急に風強くなってきたよぉ｣ｷﾞｭｯ

海未｢ふむ……｣

ｻｯ

海未｢これでどうでしょうか？｣

ことり｢これって……｣

海未｢いえ、よくこうして一つのマフラーを二人で使っている人を見かけるので……暖かいのかと思って｣

ことり｢うん……暖かいよ｣

海未｢ですがこれ……歩きにくくないですか？｣

ことり｢そんなことは気にしちゃだめ！｣ﾒｯ

海未｢……まあ、ことりが構わないなら私はいいですけど｣

ことり｢確かにちょっと歩きにくいけど。その代わり、海未ちゃんがすぐ隣にいるよ？｣

海未｢私はいつもことりの隣にいますけど？｣

ことり｢それよりもっと近いでしょ？ほら、横向いたらキス出来ちゃいそうな距離だよ……｣ﾎﾞｿｯ

海未｢……｣

ことり｢……｣

ﾁｭｯ

ことり｢……しちゃった♪｣

海未｢ことりが誘ってきたんですからね？｣

ことり｢乗ってきたのは海未ちゃんだよ？｣

海未｢……では、お互い様という事にしましょう｣

ことり｢そうだね｣ｸｽｯ

――――――

ことり｢到着～♪｣

海未｢何事も無くて良かったです｣

ことり｢送ってくれてありがとね、海未ちゃん｣

海未｢こんなのお安い御用ですよ、気にしないでください｣

ことり｢海未ちゃんは優しいな……｣

海未｢では、また明日会いましょう｣

ことり｢うん……｣

海未｢……｣ｼﾞ-

ことり｢……｣ｼﾞ-

海未｢ことり？帰らないのですか？｣

ことり｢海未ちゃんと離れたくないなって……｣

海未｢何を言っているんですか、ほら早く家に入ってください。風邪ひきますよ？｣ｼｭﾙ

ことり｢あうぅ……ことりのマフラーがぁ｣

海未｢これは私のマフラーです｣

ことり｢また今度やってね？｣

海未｢ことりが望むならば｣

ことり｢わかった……じゃあ、ことりは帰ります！｣

海未｢それが一番です｣

ことり｢海未ちゃんも帰ったら、ことりに連絡してね？心配だから｣

海未｢はい、約束します｣

ｶﾞﾁｬ

ことり｢それじゃあ、ばいばい｣ﾌﾘﾌﾘ

海未｢ええ｣

ﾊﾞﾀﾝｯ

海未｢ふぅ……｣

海未｢さて、ことりも送り届けたことですし……私も帰りましょうか｣ｽﾀｽﾀ

海未｢うぅっ……風が身に染みます……｣ﾌﾞﾙｯ

海未｢これで私が風邪を引いてしまっては、ことりに合わせる顔がありませんね。少し急いで――｣

ｶﾞﾗｯ!!

海未｢ん……ことり？｣

ことり｢……｣ｽｩ

ことり｢う～みちゃぁ～ん！！大好き
ぃ～！！｣

ことり｢きゃあ、言っちゃったぁ♪｣ﾀﾀｯ

海未｢……｣ﾎﾟｶ-ﾝ

海未｢……｣ﾎﾟｶ-ﾝ

海未｢い、今のは一体？｣

～♪

海未｢今度はメールですか……？｣ｽｯ

ことり『さっきはいきなりゴメンねm(｡>__<｡)m気持ちが抑えられなくなっちゃって///』

ことり『気をつけて帰ってね？連絡待ってます ことり（・8・）』

ことり『P.S大好きだよ♪』

海未｢ことり……ええ、私も大好きですよ｣ﾌﾌｯ

海未｢……風が強く吹いていますけど｣

海未｢今日は……とても暖かいですね｣

おわり

最近ことうみが書きたくて仕方ない

体温が50℃に上昇したわ どんどんことうみかいてくれ

スレタイかつお余裕

乙

少し前の強気な海未ちゃんと同じ作者なのかな
海未ちゃん丸くなったなぁ

乙
まだまだ書いていいんやで

さすがかつおのことうみ
あたたまるわぁ～

かつおつ

さすがかつお様

有能ことうみかつお

カツオに礼拝した

かつおのおかげで寒い冬もぽっかぽかです～

ま～たかつおが神スレを建ててしまったのか

かつお節のことうみすき

最近のｳﾐﾁｬｰは甘々やな
まえのツンデレみたいなのも好きだけど

溶けちまったよ

さすかつ

安心のかつおだった

ことりちゃん大好き

書きたくてしかたないならどんどん書いてくれ