【ラブライブ!】海未母「しばらくうちで預かることになった『すずこちゃん』ですよ」海未「えっ」
- 2020.04.08
- SS

すずこ「…」ジーッ
海未「…うっ…」
海未母「では…私は少し出てきます」スッ
海未「えっ…ちょっと!お、おかあ…さま…」
シーン
海未「えええ…」
海未(…困りましたね。子供は大の苦手なんですよ…なんというか表情がよめなくて…)
すずこ「なまえはなんていうの?」
海未「…わ、私ですか…?」
すずこ「うん。あたしはねー、みもりすずこっていうんだー」
海未「す、すずこ…」
すずこ「みもりんでいいよ。おねえさんは?」
海未「そ、園田海未…と申します…」
すずこ「へー」
海未「そ、園田でいいですよ…」
すずこ「じゃあ海未ちゃんね」
海未「はぃ…」
海未「す、すずこ!」
すずこ「び、びっくりしたぁ…な、なに?」
海未「なっ、なななな何歳ですか?おいくつですか?」
すずこ「えっ、10さいだけど…」
海未「そ、そうなんですか~!私は16歳に最近なりまして…」
すずこ「おー!6個差じゃん」
海未「は、はい!」
すずこ「いろんな事教えてね?お姉さん?」ニコッ
海未「は、はい…///」
海未「…」
海未(…ん?)
海未(まずい…まずいですよ…年下1人相手にできないだなんて…このままでは園田家に泥を塗る結果に…)
海未(どうしましょう…こういった場合誰かに相談するのがはやそうですね…)
海未(…!いるではありませんか!私の近くに…!年下の扱いになれているあの方が!)
海未「…ふふふふ」ピッ
すずこ「?」
プルルルルル
ガチャッ
海未「も、もしもし!にこですか!?」
?「もしもーし⊂(^ω^)⊃」
?『だって私にこじゃないもーん⊂(^ω^)⊃』
海未「はい?」
にこ『あっ!ちょっとこら!なに勝手ににこの携帯とってんの!?』
?『おいてあったからみただけだし⊂(^ω^)⊃』
にこ『いいから返しなさーい!!というか誰からなのよ!』
?『んーなんかね、すずにこえがにてるひとだよ⊂(^ω^)⊃』
にこ『すずって誰よ!てか早くよこしなさーい!』
?『えー⊂(^ω^)⊃))))』
〈バタバタバタバタ
海未(じ、状況が全く読めません…)
海未「い、いえいいのですが…さっきのは誰です?」
にこ『あ、ああ…いいのよ…気にしないで…』
海未「は、はぁ…」
にこ『で、何の用?』
海未「それなんですが…」
すずこ「ねーねー、誰と話してんのー?」トントン
海未「へっ!?」
にこ「海未?」
海未「わ、私のお友達ですよ?」
にこ『何を今更改まって…』
すずこ「あっ!!さっきそらの声聞こえた!!」
海未「…ソラ?」
すずこ「うんー!そら!そらだよそら!おーい、そらー!」
?『すず!?』ドンッ
にこ『いった!!なにすんのよ!』
?『すずー!すずー!』
すずこ「やっぱりらそらだ!」
にこ『…?』
海未「…?」
?『すーずっ!すーずっ!』キャッキャ
にこ『…とにかくあんた、一旦ケータイ返しなさい』
?『えーっ⊂(^ω^)⊃』
にこ『…海未、聞こえる?』
海未「え、ええ…」
にこ『今からあんたの家行っていい?何もかもわかる気がするの。そう思わない?』
海未「…同感です」
にこ『…じゃあ今から行くから……』
?『えーっ!すずにあえるのー!?』
にこ『あーもう分かったから静かにしなさい!…海未、すぐ行くから』
海未「はい。お待ちしています」
プツッ
海未「…はぁ」
すずこ「?」
「おじゃましまーす」
海未「お待ちしていましたよ。に…こ…?」
?「⊂(^ω^)⊃?」
海未「…ああなんだ、前髪ぱっつんにしたんですね。よく似合っていますよ」
?「⊂(^ω^)⊃?」
にこ「って違うでしょうがっ!!どう見てもにこじゃないでしょ!?年齢とか顔とか身長とか!!!」
海未「……あれ?にこ?じゃあその子は…?」
すずこ「あ!そらだ!」
?「すずー!⊂(^ω^)⊃」
海未「この子が…そら?」
そらまる「ぐーでんもるげん!とくいそらこと、そらまるでーす!」
にこ「…で、話をまとめると…すずこは海未のママが連れてきて…」
海未「このそら、という子はにこの従兄弟で…にこがしばらく面倒を見ることになった、ということですね」
にこ「で、何故かすずことそらまるは知り合い…」チラッ
すずこ「…」ダムダムダム
そらまる「そんなんじゃうばわれるよ!!そんなんじゃうばわれるよ!!」シュッシュッ
すずこ「…」ダムダムダム
そらまる「⊂(^ω^;)⊃=⊂(;^ω^)⊃」
海未「やけに親しげですし…」
にこ「うーん…」
すずこ「え?かんけい?」
にこ「うん…まあだから、いろいろあるでしょ?友達だとか顔見知りだとか知り合いだとか兄弟だとか…それが聞きたいのよ」
海未「まあ…そうですね。私の母の知り合いでにこの従兄弟。接点はなさそうなのに仲良しなものですから…」
すずこ「えっとね、あたしとそらはともだ…」
そらまる「わたししょうらいねー!すずのおよめさんになるのー!」
にこ「!?」
海未「!?」
真姫「にこちゃぁぁぁぁぁあん!!」バァァァン
真姫「ヴぇぇぇぇ…ヴぇぇぇぇ…」ゼーゼー
にこ「な、なんでここに…」
真姫「さ、最初にこちゃんの家に行ったんだけど…にこちゃんいなくて…そ、それでにこちゃんのママに聞いたら海未ちゃんの家って……」
にこ「お、落ち着きなさいよ……なんでそんなに焦って……」
海未「…待ってください。真姫、一応聞いておきます。その…真姫が腕に抱えている子は…」
真姫「…私の、妹らしいの。名前は…」
ぱいる「ぱいちゃん!ぱいちゃん!」
真姫「な、なんか私にもよく分からないんだけど…Pile、って名前らしいの」
ぱいる「ちがうもん!ぱいちゃんぱいちゃんだもん!」ジタバタ
真姫「もー暴れないー!」
ぱいる「いみわかんない!いみわかんない!」
にこ「…言われてみれば…」
海未「真姫に似ていますね…」
真姫「イミワカンナイ!」
すずこ「…海未ちゃんー?そのこだれー?」
ぱいる「うわーっ…」キラキラ
すずこ「ちょくせつ聞いたほうがはやそうだねー、おなまえは?」
ぱいる「ぱ、ぱいちゃ……ぱ、ぱいる!わたし、ぱいる!///」
すずこ「かわいいなまえだねー!」
ぱいる「あ、あなたのおなまえはっ?///」
すずこ「んー?すずこだよ?」
ぱいる「す、すーちゃん…///」
真姫(ヴぇ?)
海未(んん…?)
すずこ「あははっ、なにそれ?あたしのなまえ?かわいーっ」
ぱいる「す、すーちゃんってよんでいいの?///」
すずこ「いいよーっ。ぱいるちゃん、よろしくね」
ぱいる「うんっ!」
海未「ち、小さい子というものは…な、なかなかあれですね…私たちより進んでいます…」
真姫「そ、そうね…」
ぱいる「すーちゃんすーちゃんすーちゃん!///」
すずこ「はいはい、なぁに?」
ぱいる「よんでみただけーっ///」
すずこ「もーっ、ようがあるときだけにしてよ」
ぱいる「えへへ…///」
そらまる「⊂(^ω^)⊃…?!?!?!?」
ぱいる「いーやっ!」
そらまる「すずはわたしのだもん!」
すずこ「へ?そうなの?」
そらまる「∑⊂(^ω^||| )⊃」
ぱいる「すーちゃんはわたしのだもんねー?」
すずこ「そ、そうだったっけ?」
ぱいる「…うぇーん」シクシク
すずこ「ええーっ…?」
にこ「なんか…この無自覚たらしなところとか…」
真姫「…完全に海未ちゃんね…」
海未「え」
ぱいる「ともだちじゃないもん!ぱいちゃん、すーちゃんのこいびとさんだもん!」
すずこ「じゃあそれで…」
そらまる「だめだってば!すずはわたしのおよめさん!」
すずこ「じゃあそれで…」
ぱいる「だめっ!」
すずこ「ええー…」
そらまる「しょうらいすずはわたしのおよめさんだもんね?」
ぱいる「ちーがう!しょうらいぱいちゃんとけっこんするの!」
そらまる「すずはしょうらいどうなりたいの!?」
すずこ「タイ料理屋さんになりたい」
にこ・真姫(まじか…)
にこ・海未「……」
真姫「な、なんでこっちをみるのよ!」
にこ「いや…そういう教育してるのかなって…」
真姫「してないわよ!というか今日初めて会ったからぁ!」
海未「流石真姫です」
すずこ「え?くれるの?じゃあぱいるちゃんとつきあうー」
にこ「あんたも付き合うんかーい!!」
海未「ちょっ…すずこ!?そんなことで交際相手を決めていいのですか!?」
すずこ「え…だって…くれるっていうなら貰っとこうかなーって…」
そらまる「…⊂(^ω^#)⊃」ピキピキ
海未「そ、それにそらの気持ちだって無下にすることになるのですよ!?」
すずこ「んー…」
海未「か、考え直しなさい!」
すずこ「…」
海未「そっ、そらに嫌われますよ?」
すずこ「じゃあやめる」スパッ
ぱいる「!」ガーン
そらまるに「∩(///^ω^///)∩」パアッ
すずこ「うーん。ごめんね。あたし、そらにきらわれるのやだから」
そらまる「ふふーん」ドヤァ
ぱいる「ふぇぇん…」
すずこ「でもあたし、ぱいるちゃんがなくのもやだなぁ…」
ぱいる「よしよししてくれたらなきやむ…」グスン
すずこ「よしよし」ナデナデ
ぱいる「えへへ///」
そらまる「…むーっ」
海未「こういうことに疎いので(彼氏いない歴=年齢)よく分かりませんが…お、落ち着きましたかね?真姫?」コソッ
真姫「そ、そうなんじゃない?(彼氏いない歴=16年)」
真姫「あ…希からLINE…なに?『真姫ちゃん!スピリチュアルなことが起きたんや!今からうちの家きて!』…どういうこと?」
海未「よ、よく分かりませんが…」
にこ「怪しいにおいしかしないわね…」
海未「…はっ!忘れていました!」
にこ「なに?どうしたの?」
海未「すずこの件で忘れていましたが…今日は穂乃果の宿題を手伝わないといけませんでした…」
にこ「…ということは一旦ここでお開き?」
真姫「そうみたいね…なんだか謎ばっかりだけど」
にこ「で、なんかどっか行きたいところないの?あんた」
そらまる「もっとすずといたかったのに…」ムスッ
にこ「しょうがないでしょ?海未も真姫ちゃんも予定があるんだから…」
そらまる「…」ムスーッ
にこ「…しょーがないわねぇ…ほらっ!おんぶ!」ヒョイッ
そらまる「わわわっ!」
にこ「にこにもっと身長があったらなんだけど…わりといい眺めでしょ?」
そらまる「……うんっ!よーし!そらぴよ号出発進行ー!」
にこ「そらぴよ……?まあいいけど。いくわよ!」
そらまる「ごーごー!」
そらまる「人多いね…」
にこ「遊具とか占領されてるわね。どうする?」
そらまる「えー!わたしすべりだいしたい!」
にこ「んなワガママ言われても…」
凛「あー!!あそこ!!猫にゃ!!」
?「ほんとだー!!」
凛「凛はこっちから回り込むにゃ!」
?「こっちは私に任せて!!」
そらまる「イ゛エ゛ロ゛ー゛ダヨ゛ォ゛ォ゛ォ゛!!」
にこ「!?い、いきなりなに叫んでんの!?びっくりしたじゃない!!」
そらまる「わ、わかんない…なんかことばがふってきた…ほんのうがさけべって…」
にこ「はぁ?」
にこ「り、凛!?」
凛「あー!なんかにこちゃんと似た小さな子がいるにゃ!こんにちわー」
そらまる「こ、こんちわ!」
凛「かーわいいにゃー!にこちゃん、この子だぁれ?」
にこ「ああ…なんかそらまる、っていってね。にこの従兄弟らしいんだけど…」
凛「どうりでにこちゃんに似てるわけだにゃ」
にこ「……で、あんたの後ろにいるその子は誰よ」
凛「えーっと、親戚の子だにゃ!ね、りっぴー!」
りほ「いいだりほです!りっぴーってよんでね☆」
凛「かーわいいにゃー!」
にこ(…凛にもなんか幼女が付いてる…何がなんだか…)
凛「にゃ?てれび?」
そらまる「天才テレビくんしらないのー!?」
にこ「あ!ここあたちといっつも見てるやつだわ!」
そらまる「それのてれび戦士ででてるひと!わーすごいっ!」
りほ「そんなことないよー!」
そらまる「りっぴーりっぴー!いっしょにあそぼ!」
りほ「うん!」
そらまる「やたー!!私、バスケしたい!」
りほ「しよ!」
凛「にゃー!!凛も混ぜるにゃー!!」
キャッキャッキャッ
にこ「…」
にこ「…なんか妙ね……」
ぱいる「ねーねーまきちゃん!ここどこー?」
真姫「どこ…って。希の家の前だけど…。というかあなたねぇ…人前でお金はそう簡単に出しちゃだめなのよ?さっきは注意し忘れたけど…世間知らずも程々に…」
ぱいる「わかった!」
真姫「まだ話してる途中よ……まったく…世話が焼けるわ」
ぱいる「このボタンなぁに?」ポチポチポチポチ
真姫「ってこら!言ったそばから!それインターフォン!」
ピンポンピンポンピンポンピンポン
ガチャッ
希「な、なんや…?いたずら?」
?「あのねー!こういうのぴんぽんだっしゅっていうんだよー!」
真姫「!?」
希「えーっとこの子は…」
?「くっすん!くっすん!」
希「…とりあえず…真姫ちゃん、上がってな?話はそこからや」
?「おちゃいれてくるー!おかしもってくるー!」バタバタ
ぱいる「おかしーー!?ぱいちゃんたべたいー!」バタバタ
真姫「あ、こら!おじゃまします、でしょ!?」
バタバタバタ…
真姫「…行っちゃったわ…」
希「えらい賑やかやなぁ…」
ぱいる「これなんていうおかしー?」
?「えーっとーえーっとー…さ、さい…さい…」
ぱいる「…さい…ちゅう?」
?「さいちゅう!」
ぱいる「さいちゅう!」
希「はいはいあいなちゃん。これはも、な、か。最中ってかいてもなかって読むんよ」
?「おおー!もなか!」
真姫「…あいな?」
あいな「うん!わたしくすだあいな!くっすん!くっすん!」
ぱいる「くっすん~!」
あいな「へへー、くっすんだよ~!」
希「真姫ちゃんよ。μ’sのメンバーや」
あいな「かわいー!」
真姫「そんなこと…/// じゃなかったわ…希!」
希「なん?」
真姫「スピリチュアルなこと、ってこの子のこと!?というか希お姉ちゃん!?姉妹なの!?」
希「んー、なんかな…今日いつものように神社のお手伝いしてたんよ。そしたらな、このあいなちゃんがいきなり現れて…うちのことお姉ちゃんお姉ちゃんって呼んでくるんよ」
あいな「おねーちゃん!」
希「親から妹がいるなんて聞いてないし…とりあえず迷子かなって住所とか聞こうとしたんだけど…」
真姫「けど?」
希「住所なんて知らん、って…しかもうちから全然離れんし…だから、家に連れて帰った。可愛いいしいいかなって」
真姫「…希は考えが安直すぎ」
希「あはは…」
ぱいる「ぱいちゃん!」
真姫「Pile、ね。なんか私の妹らしいわ」
希「おおー!うちと一緒やん」
真姫「誘拐犯と一緒にしないで。私はママから妹だって言われたの」
希「誘拐犯ってひどいなぁ…」
真姫「というか…私だけじゃないの。海未ちゃんもにこちゃんも…小さい子がついてて…」
希「そ、そうなん?」
真姫「ええ」
希「…ってことは…もしかしたら、他のメンバーにもいたりするんかな?」
真姫「ま、まさかね…」
あいな「ねーねー希おねえちゃん!私、なんちゃんのおうちいきたい!」
あいな「うん!なんちゃん!」
希「…ごめん。うち、なんちゃん知らんの」
あいな「え!なんちゃんだよ?」
希「そうやなぁあいなちゃんにとって…なんちゃんはお友達なん?」
あいな「ううん!だいすきなひと!こいびとさん!」
ぱいる「!」ピクッ
真姫「…Pile?」
ぱいる「こい、びと…!」
あいな「?」
あいな「ふぇ?」
ぱいる「どうやってこいびとさんをてにいれたの!?」
あいな「んーとね、ちゅーした!」
ぱいる「ちゅー…」
あいな「それでねーそしたらねー『おまえなにするんだ!やめろぉ!』ってなんちゃんてれるからねー、ハッキリとすきです!つきあってください!っていったの」
ぱいる「ふむふむ…」
あいな「でねっ、なんちゃんが『もうすきにしてて、わたしはネトゲができればなんでもいい』って!カップルたんじょうのしゅんかん!」
ぱいる「おおー!」
真姫(カップル…?)
希(ネトゲって…なんかあいなちゃんの恋人年相応なん?ヤバイ人と違うんかな…)
あいな「へー!そうなんだ!こくはくしなよ!」
ぱいる「したのっ!…でも…ライバルがいるから…」
あいな「あっ!それならわたしもいる!」
ぱいる「つきあってるのに!?」
あいな「うん!あのね、えーっと、しか…?さん?だったっけ…」
希・真姫(鹿…!?)
あいな「なんかね、なんちゃんはその人のことシカってよんでてー、それでね、しゅみがあうとかいって、よくふたりでおでかけとかしてるのっ!」
ぱいる「…!ぱいちゃんきいたことある!それうわき!」
あいな「うわきってなに?」
ぱいる「なんかねーうわきっていうのは…こいびとにはだまって、こいびとじゃないひととえっちなことしたりするの!」
真姫「…!///」ブハッ…ゴホッゴホッゴホン
希「…真姫ちゃん、小さい子になんて教育を…」
真姫「してないわよっ!///」
ぱいる「くっすんかわいそう!こいびとなのに!そのシカってひとさいてー!こんどあったらぼこぼこにしてやるー!」
希(鹿狩り…)ニヤニヤ
真姫(…希の考えてることが何故か伝わってくる…)
あいな「うん!ぽこぽこにしなきゃ!」
希「…ごほん。で、あいなちゃん。そのなんちゃんとやらのところいかんでいいん?」
あいな「あ!わすれてたー!会いたい会いたい!」
希「でも住所も何もかもわからんとなるとなぁ…」
あいな「んー…あ、けいたいにこえなら入ってる!」
真姫「…声?」
あいな「うん!ムービーでなんちゃんのこと隠しどりしようとしてしっぱいしたのー」
希「盗撮やん…」
真姫(希もいつだかそれに近いことしてなかったかしら…)
カメラの中のあいな「えーいいじゃん!」
カメラの中のなんちゃん「いいわけないだろ!」
カメラの中のあいな「もーおかおみせてよー!」
カメラの中のなんちゃん「いやだっ!きょひする!きょひする!」
あいな「…みたいなかんじなんだけど……」
希「…?」
真姫「…?」
ぱいる「どうしたのー?」
希「この声…」
真姫「どこかで…」
絵里「…よ、よしの…ちゃん?」
よしの「…」ピコーンガガガピロリン
絵里「…はぁ」
絵里(どうしましょう…)
絵里(お母さんが親戚の女の子を連れてきて…お世話を頼まれたのはいいのだけれど…)
絵里(さっきから私の方を見もしないわこの子…)
絵里(そんなに…このゲームおもしろいのかしら…)
絵里(パソコン使ってゲームできたのね…関心だわ…というかフローリングに座っているけど…寒くないの?)
絵里(…小さい子ってよく分からないわ…)
よしの「…」カタカタカタカタ
よしの「んーなにー?」カタカタカタカタ
絵里「お昼ご飯食べてないわよね?…お腹すかない?」
よしの「すいたー、かなー?」カタカタカタカタ
絵里「そ、そう!だったらボルシチでも食べない?私、作るの得意なのよ?」
よしの「んーもうしわけないからカップめんでいいよ」カタカタカタカタ
絵里「…そ、そう…な、ならお出かけとかしない?一日中家にこもってたら根が生えちゃうわよ?」
よしの「そときらいだからなぁ…ネトゲしてたい」カタカタカタカタ
絵里「あ、そ、そう…」
よしの「…」カタカタカタカタ
絵里「…」シュン
絵里(どうにかパソコンの前からよしのを動かさなきゃ…)
絵里「よ、よしの…」
よしの「ん、なに?」カタカタカタカタ
絵里「えっ、と…」
よしの「…」カタカタカタカタ
絵里「あ、アイドルに興味無いかしら?」
よしの「…ちょっとはある…かも」ピタッ
絵里「(手が止まったわ…!)私ね、μ’sっていうスクールアイドルやってるのよ」
絵里「そうね…歌ったり…たまにファンの人とトーク的なものをしたり…コール…とかするわね」
よしの「コール?」
絵里「ええ、そうよ!例えば…」
よしの「…」
絵里「かしこいー?かわいいー?」
よしの「え゛…」
絵里「…」ミミカタムケ
よしの「…」
絵里「…」
よしの「…」カタカタカタカタ
絵里(うう…)
絵里(…はっ!)
絵里「ね、ねぇ、よしの」
よしの「こんどはどした?」カタカタカタカタ
絵里「その…よしのがやってるゲーム?の面白さを教えて欲しいのだけれど…」
よしの「んーいいけど…」カタカタカタカタ
絵里(そうよ…私が好きなものではなくて…よしのがすきなものから話を広げなきゃ…)
よしの「まずネットゲームはね、いわゆるカンストちゅうっていうのがいるわけよでもねわたしはとくにカンストにはこだわってなくてなぜかってそれは…」カタカタカタカタ
絵里「…」ウンウン
よしの「それでつぎにチャットのたのしさなんだけどひろばにいるあばたーたちがぜんいんほんとうのひとだってかんがえるとほんとうにむねあつでそれで…」カタカタカタカタ
絵里「…」ウン…
よしの「かきんについてだけどまずあいてむがほしいかそうびがほしいかでだいぶかわってきてねわたしはおこづかいのなかからかえるぶんだからだいたいはしょうがくでかえるものを…」
絵里「…」
絵里(…どうしよう…)
絵里(分からないわ)
絵里「…」
よしの「…」カタカタカタカタ
絵里「…」
絵里(…何も変わってないじゃない!!)
絵里(どうしましょう…大人しくカップ麺買ってきた方がいいのかしら…)
よしの「…」カタカタカタカタ
絵里(…うん。それが良さそう…)
絵里(…少しは仲良く…なれると思ったのに…)
絵里(やっぱり私が怖いせいなのかしら…)
絵里「…こ、コンビニいってくるわね?」
よしの「…」ピクッ
絵里「…」
よしの「…おーいってら」カタカタカタカタ
絵里「…」シュン
ピンポンピンポンピンポンピンポン
絵里「はーい……えっ……」
あいな「…」ジーッ
ぱいる「…」ジーッ
絵里「えっ…だ、だれ……?」
あいな「あーーーっ!!」
絵里「!?」
あいな「このおねえちゃん、なんちゃんとおなじこえがする!」
絵里「へっ!?」
あいな「なんちゃんだーー!!」ギューッ
絵里「ちょっ、えっ、な……なんなの!?」
ぱいる「ぱいちゃんもぎゅーする!」ギューッ
絵里「えええ!?ちょ、ちょっと!あなたたち!」
あいな「なーんちゃん♡」
絵里「…!」キュン
絵里「も、もう…ちょっとだけよ?///」
絵里「可愛い名前ね!…私?私は絢瀬絵里。かしこいかわいいエリーチカって覚えてね?」
ぱいる「はーい!」
絵里「ふふふ。かしこいかわいい?」
あいな・ぱいる「「エリーチカ!」」
絵里「ハラショー!上出来よ!」ナデナデ
あいな「はらしょおー!」
ぱいる「はーい!ぱいちゃんしってる!はらしょーってね!あれだよね!いんぐりっしゅでいうExcellentとかgood、wonderfulっていみだよね?」
あいな「うおー!めっちゃはつおんいい!」
絵里「ぱいちゃんの言う通りよ。хорошо」
ぱいる「えへへー」
絵里(うふふ…こういうのもいいかもね)デレデレ
真姫「エリー…」
希「えりち…」
希「くっ…ふっ…え、えりち…その…///」プルプル
真姫「え、エリーにも…ふ、ふふ…可愛いところあるのね…///」プルプル
絵里「…」
絵里「…」
絵里「…!!!!?!?!////////」
希「あはははは!もうダメや!wwwww」
真姫「ちょっ…希笑っちゃダメよwwwwww」
絵里「こ、これは誤解よ!!///」
真姫「まあまあ隠さないで。誰にも言わないわ」ポンポン
希「うんうん、大丈夫やで……かしこいかわいいエリーチカ」ポンポン
真姫「ブハッwwwwwww」
絵里「希ぃ!真姫ぃ!///」
希「あーあー。えりちが完全にいじけてしもた…ま、いいや。あいなちゃん、えりちからなんちゃんの気配感じた?」
あいな「うーん。こえがねーやっぱりにてるとおもった!」
真姫「そうね……エリー起きて」
絵里「うう…なによ…これ以上いじめたら怒るわよぉ…?」
真姫「いじめないから。 …ね、エリーの家に小さい子来てない?えーっと名前は…」
あいな「なんちゃん!なんじょうよしの!」
真姫「……だって」
絵里「よしの…?よしのなら私の部屋にいるわよ?」
希「あれやろ。ネトゲしてるんやろ?」
絵里「えと…ネトゲってよく分からないけれど…パソコンを使ってゲームしてたわね…」
あいな「むっ…またひきこもってるな…なんちゃんめ…」
ぱいる「だー!!!」
バタバタバタ…
絵里「あ!ちょっと勝手に…というか誰なのこの子達!」
希「今更かいな……うーんとな…まあいろいろあるんや。うん。とりあえずうちらが面倒見なきゃあかん子達や」
絵里「随分とアバウトね…」
真姫「しょうがないでしょ…私も何がなんだかなんだから。それでね…どうやらμ’sのメンバー皆に共通して小さい子がくっついてるみたいなの。多分だけど」
絵里「…どういうこと?」
真姫「初めに…にこちゃんにも海未ちゃんにも小さい子が付いてた。それからさっきにこちゃんから連絡がきてね、凛にも付いているんだって。他のメンバーはまだ分からないけど」
希「で…うちらが考えるに、μ’sのメンバーに幼女がいてるんじゃないかなぁ…って」
絵里「そんなスピリチュアルな…」
希「ことりちゃん、花陽ちゃん…これから穂乃果ちゃんやね」
絵里「なるほど。Printemps組というわけね。どうなのかしら…」
真姫「これで3人にもいたら…ほんとに何かおかしいと思うの。でもまだ確信はないわけだから…」
希「変に騒ぐのもなぁ…」
絵里「うーん…」
ガシャーン!!!!!!
希「!?」
真姫「なに!?」
絵里「…私の部屋の方からだわ…!」
よしの「そ、そうだ!おちつけ!」
あいな「なんちゃんうるさい!」
よしの「ご、ごめ…」
真姫「Pile!あいな!」
希「大きな音出してどうしたん!」
あいな「…」
よしの「く、くっすん…な、なにしてるんだよっ!」
絵里のパソコン「」
真姫「パ、パソコンが真っ二つに…」
絵里「わ、私のパソコン…」
希「あいなちゃん!何があったか知らんけどとりあえず落ち着き!」
あいな「やだっ!」
ぱいる「うえーん!真姫ちゃーん!」グスグス
真姫「Pile…なにがあったか説明できる?」
ぱいる「うん…うん…」グス
あいな「なんちゃんみーつけた!」
よしの「お、おー…?そのこえは…くっすん?」カチカチカチ
あいな「せいかい!ひさしぶりだね!」
よしの「んーまあそうだね…」カチカチカチ
ぱいる「このひとがくっすんのすきなひと?」
あいな「うん!そうだよ!こいびと!ね、なんちゃん?」
よしの「んーあー、えっと、そうだな」カチカチカチ
あいな「…むー、なんちゃんきょういっかいもわたしのほうみてくれない」
よしの「ごめん、いま忙しいから」カタカタカタカタ
あいな「むーっ」
よしの「んなことないって」カタカタカタカタ
あいな「うそ!だってぜんぜんおはなしきいてくれないし…」
よしの「べつに…ネトゲしてないときはきいてるだろ」カタカタカタカタ
あいな「ほんとに?」
よしの「ほんとだよ」カタカタカタカタ
あいな「そんなのうそだもん…それに…しかさんってひとといちゃいちゃしてるし…」
よしの「シカはともだち。それいじょうでもいかでもない」カタカタカタカタ
あいな「それならわたしのめをみていってよ!」
よしの「えー…いやだ(ネトゲしてるし)」カタカタカタカタ
あいな「…」プチッ
あいな「…なんちゃんの…」
あいな「ばかぁ!!!!!!!」ガシャーン!
ぱいる「きゃあ!!」
よしの「うおっ!」
ぱいる「ぱ、ぱそこんが…」
よしの「くっすんのけりでまっぷたつに…」
真姫「あ、あー…」
希「なるほどなぁ…」
あいな「なんちゃんのばか!」
よしの「ばかって…というかなにしてくれるんだよ!もうすこしでとうばつできたのに!」
あいな「とうばつってなに?わたしよりだいじなの!?」
よしの「ま、まあだいじっちゃだいじ。その…くっすんもやる?」
あいな「やらない!わたしぱそこんうつのおそいもん!」
よしの「おそくてもだいじょうぶなんだって!まっててくれるから…」
あいな「きょうみないし、そんなこといまきいてないよ!」
よしの「は、はい…」
希「あ!あいなちゃん!まって!」
ぱいる「くっすん!」
真姫「………行っちゃった」
希「うち…追いかけてくる!」
真姫「分かったわ…」
よしの「…」ポカーン
絵里「…」ポカーン
真姫「……で、あなたはどうするの?それからなにエリーまでぼーっとしてるのよ…」
絵里「私のぱ、パソコンが…」
よしの「…くそー、なにがいけなかったんだ」
真姫「…はぁ、そんなの分かりきってるでしょ」
よしの「…分からない」
真姫「…はぁ。あなたもエリーに似て意地っ張りなのね」
よしの「…いじっぱりじゃねーよ…」
真姫「教えるわけないでしょ」
よしの「…なんでだよー…」
ぱいる「なんちゃん、なんちゃん」
よしの「なに?」
ぱいる「しかさんといちゃいちゃしてるの?」
よしの「は?シカと?するわけないじゃん」
ぱいる「でもくっすんはしてるって」
よしの「かんちがいだろ」
ぱいる「でもねーだめなんだよー?」
よしの「…?」
ぱいる「つきあってるひとかなしませちゃだめなんだよー」
よしの「…べつに…つきあってるとかかってにくっすんがいってるだけだし…てかいちゃいちゃとか…なんだよ…」
ぱいる「ぱいちゃんね、かたおもいしてるんだ」
よしの「え?」
よしの「…」
ぱいる「だから、くっすんもつらい!」
よしの「………そうなのか」
ぱいる「うん!」
よしの「でも…どうすりゃきげんなおせるんだ?くっすんとはしゅみもちがうし…」
ぱいる「…うーん…」
真姫「よしのの好きなものを素直にあいなに伝えればいいのよ」
よしの「…ネトゲか?」
真姫「はぁ……それ以外にないの?」
よしの「うーーん……あ、あれがいいかも…」
ぱいる「アレ?」
よしの「絵里、おい、えりち」
絵里「ぐすんパソコン………え、なに?」
よしの「…あれ、貸してほしいんだけど…」ゴニョゴニョ
絵里「…え?…別にいいけれど…何に使うの?」
よしの「ありがとう…公園行ってくる」ダッ
絵里「あ!ちょっと!待って!」ダッ
真姫「…私達も、ゆっくり追いかけましょうか」
ぱいる「うん!」
海未「穂乃果、上がりますよ」
すずこ「おじゃましまーす」
海未「靴を揃えて…」
すずこ「そろえて…」
海未「さ、穂乃果の部屋に行きましょ…」
ドタドタドタドタ
海未「…やけに2階が騒がしいですね」
すずこ「…なんだろうね」
海未「はぁ…どうせまた穂乃果が慌てて部屋の片付けでもしているのでしょう。まったく、呆れたものです」
すずこ「ふぅん」
ことり「きゃー!こわいー!あやちゃん助けてぇー!」
あや「えー?わたしにふっちゃう?」
えみ「うっちー!くび!くびだよ!くびをねらって!」
あや「そういうのほんとつかれるんですけど…」
穂乃果「がおーー!」
えみ「こうなったらわたしが!とりゃー!」
穂乃果「ぐわー!!やられたー!」
えみ「やったーー!」
ことり「…ふふふ…まだまだ甘いよえみちゃん…ことりの本当の正体は…」
えみ「ま、まさか…おまえは…コトリノドン…!」
ことり「そのとおりーー!ちゅんちゅんちゅーん!」
えみ「うわーー!うっちーがやられたー!」
あや「やられてないし…」
海未(…なんですかこれ…)
穂乃果「えー!海未ちゃん見てわからないのー?恐竜ごっこだよ恐竜ごっこ!」
海未「…」
ことり「穂乃果ちゃんがほのかザウルスでね、えみちゃんとあやちゃんが冒険隊で、ことりが冒険隊を装った悪の組織、コトリノドンなの!」
海未「そんなこと見ていたらわかります」
穂乃果(分かるの…!?)
海未「私はいまの状況を説明してほしいのです。えみちゃんとあやちゃんとは一体誰なのです?穂乃果達とはどういった関係なのですか?」
ことり「んー…あやちゃんはね、お母さんがいきなり連れてきたの!世話してほしいって!」
海未「なるほど。穂乃果は?」
穂乃果「えっと、迷子だよっ!」
海未「……」
穂乃果「ぅええええ!?いやだよ!」
海未「穂乃果…私はあなたの面倒をきちんと見ていたはずです。それを犯罪というのです。もっといえば誘拐です」
穂乃果「だ、だって…お見えの前でこんな小さな子がうろうろしてるんだよ?黙ってられないでしょ?」
海未「それはそうですが…」
穂乃果「それに…なんだか初めて会った気がしなくて」
海未「…」
ことり「…ねぇねぇ、それはそうと…海未ちゃんの後ろにいるその子はだあれ?」
海未「えと…この子は…ことりと同様、お世話を頼まれまして…」
すずこ「みもりすずこ。みもりん」
ことり「わーかわいい♡」
すずこ「そ、そんなことないって…」
すずこ「いいよー!えっと…」
えみ「わたしはねーにったえみ!えみつんだよ!」
すずこ「えみつん、よろしくね」
えみ「うん!で、こっちの子はー、うっちーだよ!」
あや「…よろしくね」
すずこ「……っ!///」
あや「なに?」
すずこ「え…いやその…えっと…なんでもない!///」
あや「あっそ…」
えみ「?」
すずこ「…///」
すずこ(…やばい…///)
すずこ(めっちゃタイプ……!///)エンダァァァァァァァァァァァァァ!!
えみ「…ははーん」
すずこ「な、なに…?」
えみ「すずったらうっちーにほれたね?」コソッ
すずこ「えっ!?な、なわけないじゃん!!///」
えみ「ぜったいそうでしょー!!わかりやすすぎー!」
すずこ「だ、だれがうっちーを…///」
あや「わたしがなに?」
すずこ「い、いえ…/// なんでもないです…///」
ことり「わーすずこちゃんったら海未ちゃんみたーい」
すずこ「なっ!?///」
穂乃果「…これは流石に穂乃果にも分かるよ~」ニヤニヤ
すずこ「う、うう…///」
ことり「かわいい♡」
海未(な、なんでしょう…まったく話が読めません…)
海未「…真姫から電話です!」
ことり「真姫ちゃんから?」
海未「ええ…もしもし?真姫?」
真姫『海未ちゃん?そっちの様子はどう?すずこちゃんは?』
海未「すずこはここにいますが…あ、ちなみに穂むらです」
真姫『穂乃果の家…?…ねぇ、海未ちゃん、小さい子、いた?』
海未「小さい子…ああ、いました。穂乃果にひとり、ことりにひとり…」
真姫『…』
海未「真姫?」
真姫『あとは花陽だけ…』
海未「…?」
真姫『今私達ね、公園にいるの。時間が出来たら皆で公園にこれない?あ、ほんとに時間が出来たらでいいから』
海未「はい…では少しくつろいでから向かいます」
海未「はい、もちろんです」
真姫『こらPile!』
海未「!?」
真姫『そらと喧嘩しないのっ!!……ご、ごめん海未ちゃん。じゃあ切るから』プツッ
海未「……」
穂乃果「真姫ちゃんなんて?」
海未「…はい…えと、時間ができたら公園に来てほしい、とのことです」
穂乃果「そっか!じゃあーおまんじゅう食べたら行こっかえみちゃん!」
えみ「うんっ!」
ことり「あやちゃんもいくよねー?」
あや「…まあ…」
すずこ「い、いこうよ!うっちー!」
あや「…みもりんにいわれなくてもいくしー」
すずこ「あ、う、ん…ごめん…」シュン
あいな「……なんちゃんのばか…」
あいな「…なんでねとげばっかりするの…なんでわたしのことみてくれないの…なんでうわきするの…」
あいな「…ぐすっ…うっ…ばーか…なんちゃんのばーか…」
あいな「うぇーん……」
花陽「…! ち、小さい子が泣いてる…!」
花陽「わわわ…ど、どうしよう…迷子かな…」
花陽「声…かけた方がいいよね?」
ゆりか「…べつにかけなくてもいいんじゃん?」
花陽「駄目だよ!放っておけないよ!」
ゆりか「んー…」
花陽「ゆりかちゃんも一人でいるのは心細いでしょ?」
ゆりか「確かに…それは心細いかも…」
花陽「ね?だから声かけてあげなきゃ…!」
あいな「ひっく…ぐすっ…だ、だれ…?」
花陽「わ、私は小泉花陽だよ…。あなたのお名前は?」
あいな「…っく…あいな…くっすん…ぐすっ…」
花陽「えっと…あいなちゃん、泣かないで?」
あいな「ぐすん…ぐすっ…」
花陽「な、泣かないでよぉ…」
あいな「うぇーん…うぇーん…」
花陽(ダレカタスケテ…)
ゆりか「…ほら、ハンカチ。これでふきなよ」スッ
あいな「あり…がと…」
ゆりか「で、おちついて、な?」
あいな「う、うん……!」
ゆりか「うんうん…」
花陽「…ゆ、ゆりかちゃん…」ジーン
あいな「うん…」
ゆりか「その…くっすん?はなんでないてたの?」
あいな「…こいびとがうわきしてた」
ゆりか「どひゃー…まじか…」
花陽「えええ……!(最近の子は進んでるなぁ…)」
あいな「それでね……っう……かなしくて…ぐすっ…」
ゆりか「あああ…ほらほら、なかないなかない。で、ひとりでないてたと…」
あいな「…うん……わたし、うわききらい…うわきするひとはぼこぼこにするってぱいちゃんときめたの!」
ゆりか「うーん…まあうわきはいけないしね。ぼこぼこぐらいがだとうだとわたしはおもう」
あいな「だよね!あなたもうわきあいてをぼこぼこにしてくれる?」
ゆりか「そんなんあたりまえじゃん!!」
ゆりか「…」ゾクッ
ゆりか「な、なんかいまさむけが…きのせいか」
あいな「えっと…えっと…」
ゆりか「…」
あいな「…えっと…」
花陽「…ワスレチヤッタノォ?」
あいな「……そうみたい…」
ゆりか「まいごか…」
花陽「うーん……お母さんのお名前とか分かる?」
あいな「おねえちゃんなら!わかる!のぞみおねえちゃん!」
花陽「…のぞみ?」
あいな「うん!のぞみ!とうじょうのぞみおねえちゃん!」
花陽「えっとぉ…あいなちゃん、チョットマッテテ-」
あいな「?」
希『は、花陽ちゃん?どうしたん?と、というか今い、忙しくて…』ゼエハア
花陽「その…希ちゃんの妹さんだっていう女の子を保護してて…」
希『…! あいなちゃん?』
花陽「はいっ!」
希『そ、そっかぁ…無事で何よりやわ…』
花陽「最初すごい泣いてたりしてどうしよう、ってなってたんだけど…ゆりかちゃんがなぐさめてくれて…」
希『ゆりかちゃん…?』
花陽「あ!そうだ…言ってなかった。その、親戚の子?をお世話することになってて…くぼゆりかちゃんって言うんだけど…」
希『…! 花陽ちゃんもか!』
花陽「…は、はい?」
花陽「そ、そんなことが…」
希『うん…それでな、さっき真姫ちゃんから連絡あって…穂乃果ちゃんとことりちゃんにも小さい子がいてるみたいで……やっぱ花陽ちゃんにもおったか…』
花陽「…」
希『ま、可愛いからなんでもええか。 …と、花陽ちゃん』
花陽「は、はい!」
希『とりあえずあいなちゃん見つけ次第公園ってことになっとるんやけど…公園まで連れてきてくれんかな?ゆりかちゃんも一緒に』
花陽「もちろんですっ!…うわぁ…楽しみだなぁ…みんなの妹的存在の女の子たちに出会えるだなんて…」
希『そうやろ?うちも何気に楽しみなんよ。 ……こう…いろんな意味で…マセガキちゃんというか…』
花陽「?」
希『なーんでもない!じゃ、公園で会おうやん!』
花陽「了解です!」
希『ほななー』プツッ
ゆりか「うんうん、わかるよ。まあひくのもだいじじゃん?」
あいな「そのてがあったかー!」
花陽「ふぅ…ってふたりともすごい仲良くなってるね…!」
あいな「うん!おしゃべりしてたら仲良くなった!ゆりかちゃんいいひと!」
ゆりか「ほめてもなにもでないぞー」
あいな「おもったことをいったまでだよ!」
ゆりか「そうかー」
花陽(ふふふ…微笑ましいなあ)
花陽「よし…じゃあ公園いこう?」
あいな「こうえんー!?いきたい!」
ゆりか「いくいくー」
あいな「ゆりかちゃん!おててつないでいこー!」
ゆりか「べつにいいけど…」
花陽(かわいい…)
そら「そんなんじゃ奪われるよ!」
りほ「えー…」ダムダムダム
にこ(…ずっとりっぴーにドリブルさせてる……凛にバスケで勝てなかったのがよっぽど悔しかったのね…)
ぱいる「そらまるうんどうへたー!」
そらまる「う、う、うるさい!」
ぱいる「というかすーちゃんダンスできるこがすきなんでしょー?そらまるだめだめじゃん!」
そらまる(うう…い、いいかえせない…)
~五分前のダンス対決~
ぱいる「…よっ!ほっ!」シユッサッパッ
ぱいる「いえーい!」シュタッ
にこ「すごい…」
真姫「誰が見てもキレキレのダンスね…」
そら「え、えっと…!よ、よいしょ…!」ポテポテ
そら「⊂(^ω^;)⊃」シュタッ
にこ「…なるほどねぇ」
真姫「ま、まあ…人には得意不得意があるわよ…」
そら「うう…」
ぱいる「…」ドヤー
ぱいる「なっ!ぱいちゃんにもえんぎりょくあるもん!」
そら「ナニソレイミワカンナイ(笑)」
ぱいる「むーーっ!ばかにしたぁ!」
~十五分前の女優対決~
そら「にこちゃんのモノマネするね!」
そら「にっこにっこにー♡あなたのハートににこにこにー♡」
そら「えがおとどけるやざわにこにこーっ♡」
そら「どぅめどぅめどぅめ~♡にこにーは、みんなのも、の♡」
真姫「百点満点」
にこ「どういう意味よ!……ま、まあ確かに似てる、かも」
ぱいる「えっとじゃあ…まきちゃんのモノマネ!」
ぱいる「オコトワリシマス!」
ぱいる「イミワカンナイ!」
にこ「ある意味似てるけど…」
真姫「似てないわよ!」
にこ「まあ得点つけるとしたら…低いわね」
ぱいる「…!」ガーン
そら「ふふーん」ドヤァ
りほ「そうだよ!」ダムダムダム
にこ「そうは言っても…」
真姫「こればっかりはね…」
そら「つきあいのさだよ!ともだちれきながいからわたしがすずとつきあう!」
ぱいる「ともだちれきでしょ?こいびとれきじゃないからかんけーないもん!」
そら「かんけいあるっ!というかすずはわたしがすきなの!」
ぱいる「ちーがーう!すーちゃんはぱいちゃんがすきなの!」
凛「ある意味にこまき磁石だにゃ」
真姫「意味わかんない…」
凛「そのすずこちゃんって子は海未ちゃんの子なんでしょー?」
にこ「まあ…そうね」
凛「だったら傾向的ににこちゃんの子も真姫ちゃんの子も好きにならない気がするにゃ。どっちかっていうと海未ちゃんはーーー」
海未「真姫、お待たせしました!みんな連れてきましたよ!」
そら「すず!」
すずこ「……///」ボーッ
あや(……なんかしせんをかんじる…)
そら「…すず?なにぼーっとしてんの?」
すずこ「は!え、いや!な、なんでもない!」
ぱいる「すーちゃん、このこたちだれ?」
すずの「えーっと…こっちがえみつんで…その…こっちが………/////」
あや「…まさかなまえわすれたの?」
すずこ「そ、そんなわけ!えっと、こっちーがうっちーね!」
ぱいる「わーい!よろしくね!えみつん!うっちー!わたしぱいちゃん!」
そら「わたし、とくいそら!そらまるっ!」
りほ「りっぴー!」
えみつん「うんっ!よろしく!」
あや「よろしくー」
真姫「…下の子達はとっくに打ち解けたみたいね…」
凛「みんなかわいいにゃー!」
穂乃果「ねーっ!かわいい!」
にこ「はぁ…そんなこと言ってる場合?どうすんのよこれ」
穂乃果「どうするって?」
にこ「明らかにおかしいでしょ?μ’sのメンバー全員に幼女がついてんの」
穂乃果「えー?そうかなー?」
ことり「まあ確かに…ちょっと不自然、かも?」
穂乃果「でもでも!もしかしたらμ’sのメンバー以外にも小さい子が付いてる人がいるかもしれないじゃん!今日はそういう日なのかも!」
真姫「はぁ…馬鹿言わないで。ありえないでしょ」
ことり「うーん…」
真姫「まあそうだけど…」
ことり「ことりも凛ちゃんに賛成♡ あやちゃんに着せたいお洋服がたくさんあるの!」
穂乃果「穂乃果も!妹が増えたみたいですごく楽しいから凛ちゃんと同じ意見だよ!」
にこ「…ったく…小さいこのお世話ってそんな簡単なものじゃないのよ…軽々しく考えす…」
凛「あー!にこちゃん顔がにやけてるー!」
にこ「うるさいっ!」
真姫「…そうね、私が馬鹿だったわ。気にしないのが一番ね」
穂乃果「そうだよっ!………ってあれ?海未ちゃんは?」
海未「た、た、たすけてください!!」
海未「いたたたた…わ、わかりませ…」
そら「うみちゃーん?わたしのだよねー?」グイーッ
海未「いたいですっ!いたいですっ!わかりません!」
りほ「わーなんかたのしそう!わたしもひっぱる!」カミグイーッ
海未「いたいですっ!!」
えみ「たのしそーー!わたしもー!」ウデグイーッ
海未「いたいですっ!!!」
あや「ばかじゃないの…」
すずこ「う、うん!そ、そうだね…みんなばかだねうっちー!」
あや「ヘラヘラしてるあなたもばかみたい」
すずこ「」
すずこ「…ぐすん」
にこ・真姫・ことり(あー…なるほど……)
穂乃果・凛「?」
真姫「希!あいなは見つけたの?」
希「うん、どうやら花陽ちゃんが見つけてくれたみたいで…さっき連絡があったよ。でな、花陽ちゃんにも幼女おったみたい」
真姫「やっぱりそうなのね」
希「…で、あといないのはえりちだけか…」
りほ「きんぱつのひと?」
希「うん、知ってるん?」
りほ「そらまるとバスケしてるときにいっしゅんみた!」
希「そうなん?」
りほ「でもね『うーんくっすんのやつみつからないな…やっぱかせんじきいこ。またはこうていかな。いくぞえりち』『まちなさいよぉ!』とかってどっかいっちゃったよー?」
希「よしのちゃんと一緒か…なら安心やな」
えみ「うーん…てがかりは…こうえんと、かせんじきと、こうていにあるものかぁ…」
りほ「というかくっすん、ってだれなの?」
ぱいる「ぱいちゃんのおともだち!かわいいんだよー」
りほ「へー!」
あいな「おーーい!みんなー!!」
ぱいる「…あ!うわさをすればくっすんだ!」
あいな「やっとついたー!でもでも!おててつないでらあっというまだったねー!ゆりかちゃん!」
ゆりか「まーね!」
花陽「はぁ…ついた…」
凛「かよちーん!」
花陽「わっ!凛ちゃん!」
凛「早くかよちんの子に会いたかったんだにゃ!やっぱりかよちんの子かわいいにゃー!」
花陽「えへへ…かわいいよねぇ…」
あいな「ぱいちゃんとはともだち!ほかのことははじめてあうよー!」
ゆりか「へぇーよろしくね」
希「ねぇ花陽ちゃん、ここに来る途中えりちみなかった?」
花陽「絵里ちゃん…ですか?見てないけど…」
希「うーん…どこまで行っちゃったんやろうな…」
花陽「何かあったの?」
希「えっとなぁ…カクカクシカジカでよしのちゃんとあいなちゃんが喧嘩しててな…それでよしのちゃん謝るなら今やと思うんだけどなーって。あいなちゃん、ゆりかちゃんやらのおかげでだいぶ機嫌ええみたいやし」
あいな「うん!わたしゆりかちゃんすき!なんちゃんにはまけるけどねー!」
ことり「なんか…いろんなところで皆恋愛中なんだね…」
にこ「…そうね。最近の子はマセてるわ」
ゆりか「まって……?なん…ちゃん?」
よしの「こうえんについた…ながきみちのりたた……」グッタリ
よしの「いいかげんきげんなおせよぉ…くっすんのためにこれ……ってあれ?シカ!?」
あいな「…え?しか…?」
ゆりか「おー!よしのんじゃん!ぐうぜんだね!」
よしの「なんだよーみずくさいなぁ。いるならいってくれればよかったのに」
ぱいる「その…ゆりかちゃんは…シカ、なの?」
ゆりか「うんーそうだよ。奈良県にちなんでみんなからは、しかちゃんとかよばれてる。だからきょうくっすんになまえでよばれたのはしんせんだったなぁ…」
あいな「…(すごい、なかよさそう…)」
よしの「なーんだ…くっすん、シカとなかよくなってたのか。よかったよかった…」
あいな「よくないよ!」
よしの「うえっ!?」
あいな「…なんちゃん…やっぱりシカさんのほうがすきなの?ゆりかちゃんのほうがすきなの?」
よしの「く、くっすん…えと…」
あいな「ぐすっ…ばか!なんちゃんのばかばかばか!ばーかっ!!!」ダッ
よしの「あ!」
ぱいる「くっすんが!」
希「ま、またどっか行っちゃった!!お、追いかけ…」
絵里「…まって!」
希「…!」ピクッ
絵里「……よしの」スッ
よしの「な、なんだよ……」
絵里「あなたが追いかけなきゃ」
よしの「でも…くっすんにぜってぇおいつけないよ…くっすんあしはやいし…それに…」
絵里「…」
よしの「なん、か、きらわれてるかも、だし」
絵里「はぁ……ヤキモチって言葉、よしのは知ってる?」
よしの「……まって、ググる」
オッケーグーグル
よしの「……ググった…で、なに?」
絵里「私が言えるのはここまでよ。さ、はやくあいなを追いかけて」
よしの「え、ま、まじかよ……くそぉっ…まってろくっすん!」ダッ
希「……いやぁ…なんか…かわいいなあ…」
にこ「ほんとにね…」
ゆりか「わたし…なんかわるいことした?」
花陽「ゆ、ゆりかちゃんは悪くないと思うなぁ…」
穂乃果「よしのちゃん!ファイトだよっ!」
えみ「ふぁいとだよっ!」
あいな「はぁ…はぁ…」
あいな「なんちゃんのばかばかばか…やっぱりしかさんのほうがすきなんだ…」
あいな「さっきだって…あんなになかよさそうに…」
あいな「でも…しかさんがわるいわけじゃないんだよね…」
あいな「だってあんなにいいひとだもんね…」
あいな「…じゃあ…わるいのはなんちゃんでもゆりかちゃんでもなくて…もしかしてわたしなのかな…」
あいな「…」ジワッ
あいな「…ぐすっ…」
あいな「あれ…というか…ここどこ…!?」
あいな「ついとびだしたから…みちがわかんなくなっちゃった…」
あいな「ぐすん…うえーん………なんちゃ……」
よしの「おーい!くっすーん!」
よしの「はぁ…はぁ…つらい……うんどうぶそくにこれはつらい…はぁ…わたしももうとしだな…」
あいな「な、なんちゃん……あのね、わたし…その…」
よしの「なに?」
あいな「なんちゃんの…じゃまじゃないかな?」
よしの「…は?」
あいな「だ、だって…なんちゃん……わ、たしのこと…あんまりみてくれないし…その…じゃまなのかなって…」
よしの「…」
あいな「……ぐすっ…」プルプル
よしの「…くっすん、これあげる」ピラッ
あいな「…?なに、これ?」
あいな「うん…サッカーボールのしゃしん、だね?」
よしの「その……くっすんサッカーすきってまえいってたろ?だから…サッカーしてるこにサッカーボールかしてもらった。でね、わたし…しゃしんすき、だから…えっと……」
あいな「…」
よしの「どっちものすきなものあわせてみましたー…てき、な?」
あいな「…へ?どーいうこと?」
よしの「う、う、うるせー!い、いいからうけとれこんにゃろーー!」グイグイ
あいな「…!」
あいな「ありがとう!なんちゃん!」
よしの「うん…」
あいな「ふへへー、なんちゃんおかおまっか!」
よしの「うるせーー!///」
あいな「うん!そーだね!」
よしの「…ったく…」テクテク
あいな「…」テクテク
よしの「…」テクテク
あいな「…ねね、なんちゃん」
よしの「んあ?」
あいな「いまはむりかもだけどさ…おおきくなったらわたしをこいびとにしてくれる?」
よしの「…」
あいな「…いまでもいいけどー、なんちゃんにむりはさせたくないし」
よしの「…べつに…むりとか…」ポソッ
あいな「え?」
よしの「なんでもない……うん、そうだなー。おぼえてたらね」
あいな「…うんっ!」
よしの「はいはい、こんどはなんですか」
あいな「おててつないでもいい?」
よしの「き、きょひする!!」
あいな「えーなんでー!」
よしの「こんなみちばたではずかしいだろー!」
あいな「はずかしくないよー!えいっ!」ギュッ
よしの「けっきょくつなぐのかよっ!」
あいな「つなぐ~!」
よしの「はぁ……ま、あったかいからいっか…」
あいな「ねー!あったかい!」
よしの「しかたないなぁ…」
あいな「ふふふっ…ありがとう!」
あいな「おーい!みんなー!」
希「…!あいなちゃん!……もー心配したんよ?」
あいな「ごめんなさいっ!でもなんちゃんがいたからへいきだったー!」
希「そうかぁ」
あいな「うん!ねー、なんちゃん!」
よしの「お、おう……てかもう手離すぞ」パッ
あいな「あっ…!もう!なんちゃんったら!」
よしの「……」フイッ
希「…こういうところはえりち似やね」
絵里「?」
7人「…」ニヤニヤ
ぱいる「音ノ木坂学院に入学…!」
りほ「ついにJKだー!」
ーーー彼女達は音ノ木坂学院の生徒になっていた…
ぱいる「えー!?なんちゃんが生徒会長なの!?」
ゆりか「まじで!?あのよしのんが!?」
りほ「それで…くっすんが生徒会副会長!?まさか!?」
あいな「そのまさかさ!」
よしの(ネトゲしたい…)
ーーーそれぞれが変わっていた…
えみ「すず!変顔しすぎ!!」
すずこ「素の顔なんだけど!」
ーーー時には笑い…
そら「…ぐすっ…体育嫌だ…特にダンス…」
あいな「がんばろそらまる!教えたげる!」
ーーー時には泣いて…
すずこ「うう…おっぱい大きくならない…」
ゆりか「揉んであげるよ?」
すずこ「チェンジで…」
ーーーたまには立ち止まり…そして……
そら「すずには…私だけ見ていてほしい」
すずこ「…そら……?」
ーーーまた、恋が始まる
すずこ「ぱいるちゃん……」
あいな「あの頃の約束覚えてる…?」
よしの「約束…?」
ーーー心も体も大人に近づき…
あや「え…気持ち悪い…」
すずこ「…!」ガーン
ーーー素直になれないお年頃…
すずこ「…私はどうすりゃいいの…」
ーーー思い悩む三森すずこ…
りほ「…私と…する?」
ゆりか「えっ」
ーーー意外なところでも百合の花が…
よしの「だから私は!ネトゲがしたいんだ!生徒会長だってしたくなかった!あの日の押しに弱すぎる私を殴れ!」
あいな「ぐすっ…なんちゃん…」
そら「……すずにとって…私はその程度…?」
すずこ「まって…まってよそら!!」
ーーーぶつかり合う彼女達…
えみ「はっきりしてよ!!!」ググググ
すずこ「ぐ…」
あや「え、えみつん!みもりん息してない!」
ーーー喧嘩をしてしまうことも…
すずこ「…私はどうすりゃいいの…」
ーーー思い悩む三森すずこ…
すずこ「…決めた…私…あなたを、選ぶね」
ーーーみもりんが出した結論は…
ここまで読んでくれた人ありがとう
最高に楽しかった乙
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