【ラブライブ!】ことほのうみが百合百合するかもしれないlily whiteのSS
- 2020.04.09
- SS

凛「うん」
希「テレビの野球中継ってあるやん」
凛「あるね」
希「延長が続いて観たい番組がすぐに観られなかったりするやん」
凛「うん、アレはスゴいイライラする」
希「あとさ、番組の途中ですが──って緊急のニュースが挟まれるヤツとか」
凛「わかるけどやめてほしいよね」
希「まあそういうワケなんよ」
凛「えっ、何が?」
海未「失礼しました。では勉強を再開しましょう」
凛「トイレ長かったね?」
希「あかん」
凛「ごめんなさい」
海未「五時間前から進行具合が変わっていないのですが、やる気はあるのでしょうか?」
凛「うん」
海未「本当ですか?」
希「やる気はあるんやけどね」
凛「体が追いつかないよね」
希「そうそう」
海未「ここに未開封のお菓子があります」
希「ぃよっっっし!!! そろそろおやつの時間やなっ!!!!」
凛「エネルギーを貯えないとねっ!! 凛はうすしおがいいニャー!!」
海未「あと5ページ進めたら開封しましょう」
希「鬼」
凛「教官」
希「悪魔」
凛「園田」
海未「試験をほったらかして遊び散らかしてたのはどこの誰ですか?」
希「にこっちも」
海未「そして貴方達です」
希「そうやったっけ?」
凛「人違いじゃない?」
海未「ゲームセンター、ファーストフード店、ラーメン屋、焼肉屋──あらゆる場所を巡っていたようですね」
希「焼肉屋さんは行ったかもしれんね」
凛「塩ラーメンはおいしかったよ」
海未「四人全員で遊んでいたと、穂乃果とにこが証言しています」
希「今度穂乃果ちゃんにありったけのあんこ詰め込も」
凛「ついでににこちゃんもギガワシワシブレイクしてあげて」
海未「にこには真姫と絵里が付いてるから良い物の」
海未「私は貴方達に加え、穂乃果の面倒も見なくてはいけないんですよ?」
海未「この苦労──貴方達にはわからないでしょうね!」
希「どっかの議員さんやん」
希「穂乃果ちゃんにだけ集中しとったらええやん」
海未「幸いにも、今はことりが穂乃果に教えてくれています」
希「にひひ、海未ちゃんがいない間にことりちゃんをおやつにしちゃうよっ」
凛「やんやんっ、素直に心がはじけちゃうよぉほのかちゃんっ」
希「ってなっとるよ、今頃」
海未「なってません」
希「それより今の凛ちゃんまじえんじぇー、もっかいやって」
凛「やんない」
希「やん」
凛「ない」
希「やん」
凛「やん」
希「やるやん自分」
海未「貴方達」
海未「今の今まで、花陽は凛に付きっきりで勉強を教えていたそうですね」
希「うん」
海未「希は返事しないでください」
凛「かよちんは優しいし、いっつも丁寧に教えてくれるよ」
海未「それが花陽の疲労に繋がっているんです」
希「BGM:花陽の疲労」
海未「希は黙っていてください」
凛「一番かわいい私たちを、見ていってくださいっ」
海未「それは披露です」
凛「ふんふ~ん、星を数えて~♪」
海未「それはHelloです」
凛「悩みをっ、ぶっ飛ばすような~♪」
海未「それはAqours☆HEROESです」
希「海未ちゃん楽しんでない?」
希「BGM:花陽のふた」
海未「希」
凛「かよちんの蓋を裂けるチーズ?」
希「鋭利なチーズやんな」
海未「……本当に、花陽の憂鬱が伝わってきますよ」
希「海未ちゃんそれは狙いすぎ」
凛「ダイヤモンドかよちんの憂鬱」
海未「はい?」
凛「さすがに今のはどんうぉーりーだね」
希「Don’t worryの意味わかってる?」
凛「わかんない」
海未「気にしないでください、という意味ですよ」
凛「へぇー、海未ちゃんありがとう」
希「Don’t worry」
希「最後まで?」
海未「はい、最後まで」
希「最後までやり遂げるのにどれくらい時間掛かるん?」
海未「早くても四時間程度ですね」
凛「やだぁぁぁぁぁぁ!! もう飽きたにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
希「凛二等兵が暴れ始めたっ!! モルヒネをっ、モルヒネを用意するんや!!」
凛「うすしお味のモルヒネがいいにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
海未「わかりました、10分間だけ休憩しましょう」
凛「ホント? ホントホントっ?」
希「海未ちゃんまじえんじぇーやん」
海未「凛だけです」
希「うわぁぁぁぁぁぁぁ!! ちょっとでいいから希のこと考えてみてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
凛「希隊長、健闘を祈ってるニャ」
希「ウチイっちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
希「凛ちゃんあとでワシワシな」
凛「って絵里ちゃんなら言うよね」
希「エリちあとでワシワシな」
凛「むしろ言ってた」
希「ギガワシワシブレイク確定」
海未「私語は慎むように」
希「そういえばここウチの家やん! それウチのお菓子やん!」
凛「どんうぉーりーどんうぉーりー」
希「凛ちゃんあとでワシワシな」
凛「って海未ちゃんが教えてくれた」
希「海未ちゃんあとでワシワシな」
海未「二人ともエベレストに興味はありますか?」
希「ごめんなさい」
凛「ごめんなさい」
海未「凛はともかく、希はもう少し危機感を持つべきです」
海未「貴方は三年生なのですよ? 下級生に指導してもらうなんて、恥ずかしいと思わないのですか?」
希「だって先輩禁止!やし……」
海未「屁理屈は聞いてません」
希「にこっちだって真姫ちゃんに教えてもらっとるよ」
海未「にこはにこ、希は希です」
凛「海未ちゃんお母さんみたいだニャー」
希「いよっ、若奥様!」
海未「やっ、やめてください」
凛「lily white自慢の美人ママだよね」
海未「……もう、違います。うふふ、私は、そんなのでは……」
希「歌って踊れる賢いかわいい海未ちゃんママ!」
凛「白髪も気になるお年頃の海未ちゃんママ!」
海未「は?」
希「……」
凛「……」
海未「腑抜けている場合ではありませんよ」
希「……」
凛「……」
海未「エベレスト」
希「東條希、がんばります」
凛「星空凛、がんばります」
海未「はぁ。穂乃果とことりはどうしている事やら」
希「うひひ、海未ちゃんがいない間にことりちゃんの虹色マカロンちょーだいっ」
凛「やんやんっ、ひとくちの魔法消えちゃうよぉほのかちゃんっ」
希「凛ちゃんことりちゃんの才能あるね」
凛「それほどでもない」
海未「あの二人がどんな風に見えているのですか、貴方達は」
凛「そ、そういうワケじゃないよ」
海未「おや、そうだったのですか? それにしては雑な物真似でしたが」
希「いやいや実は凄いんよ、日々ことりちゃんのかわいさを研究してるくらい」
凛「やめて言わないで!」
海未「ふふ、ことりも凛の事を大切に思っているみたいですよ」
希「かわいさ爆発コンビの結成も近いんやない?」
海未「μ’sの二大女の子と言えば、凛とことりで間違いありません」
凛「……うぅ」
希「今度二人でぷわぷわ~お歌ってもらおうか」
海未「良いですね、ことりも喜ぶと思います」
凛「うー、ううぅー……」
希「かわいいかわいいことりちゃんとかわいいかわいい凛ちゃん」
海未「最早暴力的なかわいさです」
凛「バカっ、バカ!! 海未ちゃんも希ちゃんも嫌い!! 勉強するから話しかけないでっ!!」
希「Don’t worry」
海未「それ流行ってるんですか?」
希「この前エリちとタクシー乗っててん、お金を払う時に830円のところ」
希「エリちが1030円出したあとにカッコつけて言ったんよ」
希「おつりはDon’t worry」
凛「っふ」
希「凛ちゃん笑った」
凛「笑ってない」
希「それからウチと凛ちゃんと穂乃果ちゃんが使い始めたん」
海未「貴方達は最低です」
希「でもエリちは何がおかしいのか未だにわかってなくて、相手にしてくれんのよ」
海未「絵里……」
希「だからもう真姫ちゃんをからかいたい時によく連呼しとるん」
海未「行き着いた先が真姫への風評被害ってどうなんですか」
海未「何がですか?」
希「特に理由なんて必要ない、流行らせたいから流行らせる」
希「本当の流行って、そんな感じに始まるんやない?」
海未「名セリフみたいに言ってますが普通に最低です」
凛「んふっ」
希「凛ちゃん笑った」
凛「笑ってない」
海未「凛はマジメに勉強しているのですから、ちょっかいを出さないでください」
希「海未ちゃんがモンスターペアレントになった」
凛「ふふん」
希「なんで凛ちゃんちょっと誇らしげなん?」
海未「希も勉強に集中してください」
凛「希ちゃんはめのまえがまっくらになった」
希「ポケモンやん」
凛「えっ、海未ちゃんポケモン知らないの?」
海未「いえ、聞き覚えはあるのですが……」
希「ポケットモンスター」
海未「ああ、小さい頃にブームだったあれですね」
希「ソノダウミ、容姿端麗文武両道の才女であり作詞のセンスがずば抜けている」
凛「人を引きつける魅力、カリスマ性とでも言えばいいのだろうか」
希「それ英玲奈さんや」
海未「くっ、失礼ですよ凛、ふ、ふふ」
凛「海未ちゃん笑ってる」
海未「笑ってません」
凛「我々は一つの光!」
希「だからそれ英玲奈さん混ざっとるって」
海未「やめなさい、っふふふ」
凛「海未ちゃん笑ってる」
凛「そのまんま過ぎない?」
希「そういえば最近のポケモンって名前が六文字になったんやって」
凛「あっ、凛知ってるよ。ピカチュウがピカチュウウになるんだよね」
希「ごめん、ちょっと違う」
海未「そろそろ雑談は終わりにしませんか?」
希「まあまあ、これだけお話させてよ。ウチひらめいたん」
希「ソノダウミのままだとただの人名やん?」
希「ポケモンっぽくして──ソノダミウムってどう?」
凛「おおっ、カッコいいニャ」
海未「元素っぽいのですが」
凛「凛も! 凛もひらめいた!」
凛「──リン(P)」
希「天才」
凛「まずにこちゃん」
希「ニコニウム」
凛「おおー」
海未「完全に元素じゃないですか」
希「いや、本当のポケモンもこんな感じのいるんよ?」
凛「次かよちん」
希「パナウェーブ」
凛「希ちゃんそれはダメ」
希「ごめんなさい」
凛「次英玲奈さん」
希「A-RISEやん、別にいいけど」
凛「エレブー」
海未「ぶふぉおっ!」
希「海未ちゃん英玲奈さんに弱すぎやない?」
凛「……お腹すいたニャー」
希「終わったら焼肉食べ行こか」
凛「ラーメンがいい」
希「焼肉」
凛「ラーメン」
希「海未ちゃんはどっちがいい?」
海未「そう言われましても」
凛「ラーメンがいいよね」
海未「……強いて言うなら、チャーハンが食べたい気分です」
希「おっけー、ウチチャーハンある焼肉屋さん知ってるし」
凛「チャーハンならラーメン屋さんにだってあるよ!」
海未「私は行きませんが」
凛「えっ? なんで!?」
希「一緒に行く流れやろ、常識的に考えて」
希「あー、穂乃果ちゃんのとこかぁ」
凛「穂乃果ちゃんはことりちゃんが何とかしてくれてるよ」
希「よーしっ、ほのかは海未ちゃんがいなくてもことりちゃんのおかげで永遠フレンズだよっ」
凛「やんやんっ、友情ノーチェンジだねっほのかちゃんっ」
海未「凛と希の脳内はいつでもHappy maker!ですね」
希「……海未ちゃん」
凛「……海未ちゃん」
海未「……な、なんですかっ。貴方達に少し付き合ってみただけでしょうっ」
希「海未ちゃんの──ううん」
希「ウミちの本当にやりたいことは?」
海未「誰ですかウミちって」
凛「ほんならウミち、はよ答えんかい」
海未「誰ですか貴方は」
希「それウチのモノマネやったらはり倒すからね、凛ちゃん」
海未「貴方達がちゃんと勉強していれば一緒に行けたかもしれませんよ」
希「まあ、正論やね。がんばろ凛ちゃん」
凛「……海未ちゃんも希ちゃんも」
希「うん?」
凛「家族だったら良かったのにな」
海未「……凛」
希「楽しい時間はあっという間やもんね」
凛「勉強はイヤだけど、ふたりのコトは……」
凛「お姉ちゃんみたいに、思ってるから……」
希「──海未ちゃん」
海未「──希」
希「ウチのシグナルりんりんりんがべーやっ!!」
海未「お返事はしっかりあげますよっ、凛っ!!」
凛「ひゃわ!? く、くすぐったいよぉふたりともっ、にゃはははははっ」
「あ、あはは、海未ちゃんいらっしゃい……」
「ぐかー、ぐかー」
「……穂乃果」
「穂乃果ちゃんね、今日一日ずっとがんばってたから、起こさないであげて?」
「はぁ。希も凛もやり遂げたというのに」
「あ、ふたりも勉強終わったの? さすが海未ちゃんっ♪」
「まったく、穂乃果もしっかり予習していれば……」
「うにゅぅ、うみちゃぁん……」
「なっ、何を寝ぼけているのですかっ! 離れなさい!!」
「海未ちゃんがいなくて寂しがってたんだよ~? ふふっ、ことりもぎゅ~♪」
「こ、こらっ、ことりまで! もうっ、みんなみんな私を頼りすぎです!!」
「どんうぉーりー……。ぐかー、ぐかー」
おしまい
お付き合いありがとう
お疲れさまでした、スレタイ詐欺すまんかった
乙
乙
乙
えがった
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