【ラブライブ！】穂乃果「ちょっと足伸ばしていい？」海未「こたつで寝るのは良くないですよ……あっ///」

海未「あなたは最低です///」

穂乃果「！？」

足で悪戯しあう感じのほのうみか
素晴らしいもっとやれ

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穂乃果「はふぅ……」ぽへえ

穂乃果（こたつ、あったかい）

穂乃果「ゆきほー、ミカンもってきてー」ぐでー

雪穂「自分で取ってきなよ」

穂乃果「えー、寒いから嫌」

雪穂「私だって寒いから嫌だ」

穂乃果「うー、雪穂はまだ若いんだから少しは動かないと」

雪穂「２歳しか変わんないじゃん」

穂乃果「ううー……あー、そういえばそろそろ海未ちゃんが来るし、海未ちゃんに取ってきてもらおっか」ぐでー

雪穂「んー、それがいいね」ぐだー

海未「自分で取りにいきなさい」

穂乃果「……来てたの？」

海未「ええ、今来ました」

雪穂「あ、海未ちゃん、いらっしゃい」

海未「お邪魔してます、雪穂」

穂乃果「ねえ、海未ちゃん」

海未「お断りします」

穂乃果「まだ何も言ってないんだけど」

海未「さっきの会話、全部聞いてましたよ」

穂乃果「ミカン取ってきて」

海未「ひとの話を聞きなさい」

雪穂「あ、私のもおねがい」

海未「雪穂まで」

穂乃果「海未ちゃん、ファイトだよ」

海未「絶対嫌です。それに私は寒い中、今来たばかりなんですよ。少しは暖を取らせてください」

穂乃果「むー、はあ、仕方ないなあ。本当に海未ちゃんはワガママなんだから」

海未「どっちがですか」

雪穂（ぽかぽか～）

穂乃果「うー、さむっ！」ぶるぶる

雪穂「あ、お姉ちゃん。私のもおねがいね」

穂乃果「もう、今回だけだからね」

穂乃果（えっと、みかんみかんっと……、あった）がさがさ

穂乃果（あ、そうだ♪　穂乃果をパシりに使うような二人には酸っぱそうなのを持っていこっと♪）

穂乃果（それにしてもほんとーに今日はさむい……）ぶるぶる

穂乃果（早くおこたに戻ろ……）たったった

穂乃果「はい、持ってきたよ」

海未「あ、穂乃果。ありがとうございます」ぐでー

雪穂「そこ置いといて」ぐでーーっ

穂乃果「うーっ、さむいー！」ばさっ

雪穂「ちょっと、お姉ちゃん！　寒いから布団めくらないで！」

穂乃果「あ、ごめん」

雪穂「まったくもう」

穂乃果（……ってちょっと待って、今の穂乃果悪くないよね！？）

穂乃果（もうこうなったら、えいっ！）げしっ

海未「いたっ！？」びくっ

穂乃果「あ、ごめんね、海未ちゃ」

海未「もう何するんですか！」げしっ

穂乃果「いたっ！　むー、今謝ったのに」

海未「ふんっ」ぷいっ

雪穂（どうでもいいけど炬燵の中で暴れるのはやめてほしいんだけど）

穂乃果「……」げしっ

海未「いたっ」

穂乃果「あ、ごめんね。脚を伸ばしたら当たっちゃった」にやにや

海未「なるほど、そうですか」げしっ

穂乃果「ふぐっ！？」

海未「ふふ、すいません。私も間違って当ててしまいました」にこにこ

穂乃果（そっちがその気ならこっちだって……あれ？）スカッ

海未「何度も同じ手が通じるとでも？」にこにこ

穂乃果（ぐっ、それなら）

海未「？」

海未（炬燵に潜って、まさか！）

海未「穂乃果、それは卑きょーーー」

穂乃果「もう遅い、とりゃ！」むにゅ

海未「ぁっ！」びくっ

穂乃果「！？」

雪穂（うるさいなあ）

穂乃果（な、なにいまの感触。それにあちょっと艶やかな声は…）

海未「っっっっ/////　ほ、穂乃果！　何するんですか！」

穂乃果「……ご、ごめん////」

海未「もう……////」

穂乃果「…………////」

海未「……/////」

穂乃果「そ、そうだ！　みかん食べよっか！////」

海未「そ、そうですね////」

雪穂（……なにこの空気）

穂乃果「んーっ、みかんおいしいねー！///」

海未「そ、そうで、酸っぱ！」

穂乃果「へっ？　あっ……」

穂乃果（そういえば……）

海未「なんですかその『あっ……』は！　まさかわざと酸っぱいみかんを私に」

穂乃果「い、いや、そんなわけないじゃあん」ひゅーひゅー

海未「口笛吹けてませんよ」じとー

雪穂（私のも酸っぱい……けどこれはこれで美味しい）

穂乃果「うー、ごめんね、海未ちゃん。代わりに穂乃果のみかんをひとつあげるよ。これすっごく甘いよ」

海未「はあ、それじゃあひとつ貰います」

穂乃果「はい、あーん」

海未「！？　じ、自分で食べられますから！」

穂乃果「えっ、あっ、そっか。そうだよね。ごめんね」すっ

海未「じゃあいただきます」ぱくっ

もぐもぐ

海未「んーっ！　本当すっごく甘いですね、これ！」

穂乃果「でしょ！」

雪穂「お姉ちゃん、私にもひとつちょうだい」

穂乃果「えー、雪穂は自分のがあるじゃん」

雪穂「いや、このみかんも酸っぱいんだけど」

穂乃果「あっ……」

穂乃果（そういえば雪穂にも酸っぱいみかんを渡したんだっけ、あまりにも普通に食べてるからすっかり忘れてた）

穂乃果「仕方ないなあ……、はい、あーん」

海未「！？」

雪穂「あーん」ぱくっ

海未「！？！？」

雪穂「あ、ほんとだ、甘いね」

穂乃果「でしょ？」

海未「ほ、穂乃果！」

穂乃果「？」

海未「あ、えっと、その」

穂乃果「どうしたの、海未ちゃん」

海未「あの！　私にもうひとつください！/////」

穂乃果「え？　それはいいけどそんなに美味しかった？」

海未「……////」こくこくっ

穂乃果「じゃあはいこれ」

海未「あ、あーん////」

穂乃果「えっ」

穂乃果「う、海未ちゃん？」

海未「あーーー////」

穂乃果（いきなり口を開いて……、あっ、そういうことかあ）

穂乃果「はい、海未ちゃん。あーん」

海未「あ、あーん」ぱくっ

もぐもぐ

穂乃果（あはは、海未ちゃんも素直じゃないね）

雪穂「くすっ、海未ちゃんも素直じゃないね」

海未「なっ！？」

穂乃果（おおーっ！　流石姉妹だね）

穂乃果（それにしてもちょっと足が痺れてきちゃったなあ）

穂乃果「あ、それからちょっと足を伸ばすけど当たったらごめんね」

海未「狭いので逆側に向けてくださいね」

穂乃果「言われなくてもわかってるよー」げしっ

雪穂「ねえ、今当たったんだけどもっと向こうにやってよ」

穂乃果「あ、ごめ」

海未「ちょ、今度は私の足に……あっ///」

穂乃果「ちょ、海未ちゃん、変な声出さないで！」

海未「あ、あなたが変なところに脚を置くからじゃないですか！　もっと向こう側に伸ばしてください！！」げしげしっ

穂乃果「いやこれ以上あっちに伸ばしたら炬燵から足が出ちゃうじゃん！」ぐいっ

海未「ひゃんっ、だ、だから穂乃果っ！」げしっ

穂乃果「だって仕方ないじゃん！」げしっ

雪穂（ってか本当に炬燵の中で暴れるのはやめてほしいんだけど）　

穂乃果「もう！ここ穂乃果の部屋なのにー！！！」

おわれ

おつ
これくらいあっさりも悪くない