【ラブライブ!】ファイナルから立ち直れないおっさんの一人語り聞いていってくれ
- 2020.04.12
- 雑談

今日はファイナルの思い出を話そうと思う。
前みたいに話聞いてよ。一人で語るからさ。
μ’sのファイナルライブの開催が発表されたのと同時に、μ’sの活動終了時期が明確になった時。
見た瞬間、まずいと思った。
なんで開催日が平日なんだよ。
なんで年度末なんだよ。
忙しくないわけないじゃん。
そうか俺ももうおっさんなのか
俺「あのですね、地元の友人が4月2日に結婚式があるらしくて、それの二次会の幹事をすることになりまして、つきましては3月31日と4月1日にお休みをいただけないでしょうか?」
上司「いいよ」
すっげー軽いよ上司。
でもありがとう上司。
そんなわけで、なにがなんでもファイナルライブに行くための段取りを整え、劇場版BDが届いたのと同時に申込みを済ませた。
13時からトイレに篭ってイープラにアクセスするも、当然のようにつながらない。
・・・まぁ、想定の範囲だ。
そう言い聞かせて、用を済ませたようにそそくさとトイレを後にする俺。
結果は15時頃にでも確認して、総合とかに「BD1枚で両日通ったはwwwwwww」とか書いてやろうと思ってた。
現実は非情である。
14時前に、イープラス様からご連絡があった。
「抽選の結果、残念ながら」
イープラ●ね。
「イープラス●ね」スレに、とりあえず「イープラス●ね」とだけ書いて、仕事を再開した。
あと、ラブライバーと知っているお客様へのメールの末尾に「イープラス●ね」って書いた程度にイープラス●ね。
15時のチャイムがなり、部署の各々がタバコを吸うなりトイレに行くなりする時間になった。
いわゆる休憩時間だ。
俺はというと、13時からお腹が痛いふりをして、14:50くらいからトイレにこもっていた。
イープラスにアクセスし、結果を確認するためだ。
言い忘れてたけど、さっき落選したのは3/31のぶんだけで、4/1のはまだ連絡がなかった。
お客様に?正気か?
これだからライブ慣れしてない人間はな!
再発行手続きが終わり、申し込み状況を確認する。
3/31
チケットが確保できませんでした。
4/1
チケットが確保できました。
あれ?
イープラスって幼馴染だよねー?(錯覚)
リロードしても、再読み込みしても、ブラウザ立ち上げ直しても、アイフォン起動しなおしても、
表示されるのは
「4/1
チケットが確保できました」
だけ。
イープラ最高!!!!!!!愛してるばんざい!!!!!!!!
ここはトイレの個室の中だと気がついたのは、不意に元気になってた息子を見てからだった。
さて、残るは3/31だけ。
これからBD2次とか待ってるだろ。
それでとってやるさ!!
最高に晴れやかな顔で個室を出て行く俺を見た人はいなかった。
きっといつも以上にキモイ顔してたから、見られなくてよかった。
あらかじめネタバレしておく。
3/31はライブビューイングでした。
BD2次とかないし、HP先行では落ちるし、機材解放でも落ちるし。
完全見切れ?なにそれ現地LV?
挙句には、イープラ●ね事件。
11時から一般受付開始で11時から定期メンテってなんやねんボケ客舐めとんのかコラ。
イープラ●ね。
いいんだ、ファイナルライブの2日目に行けるんだ、1日目はLVでもいいんだ。
きっと、1日目しか現地行けない勢が羨ましくなる程のセトリが2日目には用意されているんだ。
1日目勢では見ることができないMCが、2日目現地でみることができるんだ。
そういって、自分を騙すようにして4月1日を待っていた。
5thBD見て感動しすぎてスレ立てたりした。
1期2期劇場版通して見たりもした。
先行通販が届いて、装着してみたりもした。
おおおお!これか!これがファイナルライブの正装か!
妙にテンション上がって、金沢の友人(伏線)に写真送ったりもした。
そして。
そびえ立つ「チケット着弾スレ」。
BD先行組は割とアリーナ多めだな。
でもHP一般でもアリーナとかいるんだな。すげえな。
そんな感想を交えながら、自分の着弾をそわそわしながら待っていた。
チケットを発送しましたメールから着弾まで、体感で5年半あったように思える。
いざ着弾してみると、むしろ冷静になれるもので。
開封するまで、神頼み的な意味をこめて1日おいてみた。
神棚があったらそこに祀ったりするんだろうけど、賃貸なもので、テーブルの上に置くだけだったけど。
開封する手は震えるが、それは武者震いだろう。
これから歓喜するための、アレなんだろう……!
ピリピリと封を解き、中身を確認するっ!
2階3塁側。
イープラス●ね。
着弾スレに報告し、輝夜のコールを間違えないように練習し、ブレードの予備電池を買い込み。
来たる、3月30日。
翌日にLVを控えていた俺は、突然の腹痛に見舞われた。
緊張するとなるアレって聞いたけど、なんでこのタイミングで……!
なんとか会社に行くも、顔色悪いとか言われて、結局午後は早退させてもらう。
マジでお腹が痛かったんです(迫真)
3月31日。ファイナルライブの初日。
LVスレとか現地スレとか見て、レスしまくってた。
ステシネぼっちで暇だなぁってレス、多分俺です。ごめんなさい。
気持ちが抑えきれず、3時間前にステシネについてしまう俺。
買うもの買ったのになぁ……とは思いつつ、物販スペースを覗き込む。
なんとステシネ、ブレードが山のように残っているではないか!
とりあえず確保。
なんとステシネ、各学年のブレスレット(劇場版のやつ)が山のように残っているではないか!
そういえば金沢の友人、3年推しだったな。
とりあえず確保。
もう一枚くらいほしかったけど、まぁいいか。
3人くらいレジに並んでいて、列とも言えない列に並ぶ。
その時、レジ奥のダンボールに、黒いのが見えた!
もしかして、もしかするんじゃね!?
俺「あ、あの、奥のダンボールの黒いのって、」
店員「パーカーです」
俺「あ、じゃあ、それ一つ」
Tシャツじゃねーじゃん。
1回目は成功したのに、2回目以降失敗するモニター……
なんとかならんかったのか!
3歩目うっちーもLVじゃ見れなかった。
>>51の質問だけど、
18人ならうっちー、9人ならまきちゃん。
そしてLV1日目の極めつけって言ったらアレだよね、アレ。
物販スレで話を聞いてみると、
「臭すぎて着れたもんじゃない」
みたいな話があったから、LV会場では着ないことを固く決意する俺!
そして開演30分前。
「ラブライブ!ファイナルラブライブ、入場開始します」
そんなアナウンスがステシネ内に流れる。
よっしゃ行ったるで!って意気込んでたら、全然周り動かない。
え、なに?ステシネって外れ会場なの!?
開演10分くらい前まで両隣りいなかったから、一席飛ばして話かけてたりした。
俺「だ、誰推し……ですか?」
イケメン「まきちゃん」
マジかよ、と思いつつ会話を広げようと頑張る俺。
俺「あ、真姫ちゃん!いいっすよね!」
そして言葉が詰まるコミュ障俺。
やっべぇどうしようはよ真ん中の人来てくれできればコミュ障で!
なんて祈りは虚しく、イケメンから話しかけてくれる。
イケメン「君の推しメンは?」
イケメン「過去の参戦は?」
イケメン「ブレードの色順、どうしてる?」
イケメン「ファンミ行った?」
あぁ、とか、うぅ、とか、あんまりはっきりと答えられない俺。
イケメン「輝夜のコール、頑張ってね」
「俺、この人にならケツ貸してもいいや」
って思った。
ちなみに話によると、イケメンさんは3rdかららしい。
女と分かれたのがきっかけでハマったとかなんとか言ってた。
別世界線の俺かよ!あ、俺イケメンじゃない!
開演2分くらい前になって両隣りが埋まって、なんか安心した。
ぼららら、僕今、MC、夏色……
セトリは2日目と同じだし、とりあえず感じたこと。
あまりにも最高。
CP→PFの流れはステシネでは一番盛り上がったし、
ミミミ→スラスラ→ノーブラ→キラセンの流れでは客とキャストの喉を殺したいのかな、って思う程だった。
いろいろと思い出補正が強いキラセンでは泣いたよ。
テープが舞う音が空耳しちゃうほど5th見てるから、なかったときは少し肩透かしだったけど、それでも控えめに言って最高だったよ。
LV会場としては、僕光?もしかしなくても僕光だな!?あのセットが出てきたんだな!?
程度の予想しかなく、現物を見るまでは歓声をあげることができなかった。
そして映し出される、蓮の花が開いて行く様。
周りはおおおぉぉぉぉぉ!!!って感じだったけど、俺は言葉を失ってしまった。
なんだよ。
なんだよこれ。
バカ言ってんじゃないよ。
控えめになんて言えるかよ。
最高って言葉だけじゃ、俺が伝えたい気持ちの1/100の伝わらないんだよ。
言葉がないんだよ、なんて言えばいいんだよ。
ああ、そっか。
μ’sが教えてくれたっけ。
今が最高!!!!!!
激しく後悔し始めた。
なんで。
なんで!
完全見切れでも現地に行こうとしなかったのか!!
バカなのか俺は!!
バカなんだな俺は!!
5万人の中では有象無象の俺の声でも、届く可能性はゼロじゃないのに!!
LVじゃゼロなのに!!!
俺はバカだ!!!!
感動の涙と後悔の涙を同時流しながら洗濯物を回していた。
ここ分かりすぎて辛い
俺に至っては両日LVだったからな…
気持ちだけは届いたんだと自己満足してるわ
目が覚めて気がつく。
……凛ちゃんパーカー、生乾きだわ。
うおおマジか、どうしたらいいの!?教えてお前ら!
など思っていたら、同じ悩みを抱えるお前らがいた。
なるほど、ドライヤーか。
そりゃ髪が乾くくらいなら、服くらい乾くよな。
それとなくパーカーが乾いたので、カバンに詰めて。
いざ。東京!!
知っている人も、体験した人もいるのではないだろうか。
あの地震を。
俺氏、のぞみ12号にて東京へ向かっている最中に地震に会う。
名古屋をこえたあたりで停電してしまい、新幹線立ち往生。
いつ頃復旧するとか、そういったアナウンスなし。
停電中のため空調設備停止、喫煙はご遠慮下さい。
……まじかー。
喫煙厨の俺、本気の涙目。
俺君ってば、わりと東京方面にへの出張が多いんだよ。
EX-ICってので通常より安く乗れるから、それにしてるんだよ。ポイント貯めるとグリーン車に乗れるんだけど、今回はポイント貯まりきってたからグリーン車にしてたんだ。
余談終わり。
ライブ本スレでこんな話をしたら、なんと同じ新幹線に乗ってるやつがいたんだよ。
で、俺グリーン車にいるけど、お前くる?って聞いたら、来るって。
たまたま隣空いてたし、隣に座ってもらって、30分くらいかな、そのくらいお話をさせてもらった。
そいつ、1stからのラブライバーだったらしい。
大先輩だよ。
そいつって言ってごめん。そのお方。
途中で新幹線が動き出して、客席確認で回ってきた人がいたから離れちゃったけどさ。
それじゃあ、また現地で!って別れ方、すっげぇ仲間っぽかった。
いや、仲間なんだよな。座席とか経歴とか関係なく、同じアーティストを応援する仲間。
言葉にできないけどさ、なんかこういうのっていいな、って思ってしまった。
そのお方、BD先行でアリーナだって。俺?2階席3塁側wwww
こともなげに水道橋駅に到着するけど……
ええー……
なにこのチケット乞食どもの列。
100万積まれても10000000万積まれても譲らねぇよ。
これで「10万で譲りました」って言ったらこのスレ終わりじゃん。スレ落としてくださいレベルだよ。
5万人の有象無象にすらなれないゴミクズ共が!チケット保持者様がお通りだ、道を明けないか!
なんて心の中で思ってたら、
「輝夜のコールの1回目はfufuではない」
って人いてワロタ。
「だよね!」って言ってあげた。
あのにーちゃん、チケット持ってたのかなぁ……
人ごみいっぱいで怖い俺氏、無事に喫煙所へ避難完了。
くはぁ。5万人ってこんなにいるのか。
μ’sからしたら俺なんて5万人の客の1人だけど、これが5万倍いるわけか。
すげぇ気持ち悪いな。
一服を終え、いざドームの中へ!
もうね。
周りが人、人、人。
これらが全部、ないし9割くらいはあのビッグエッグの中に入るんでしょ?
んで蠢くわけでしょ?
キモチワルーイ。
珍しく人ごみの中にまぎれたもので、人酔いしてしまう俺。
何が仲間だ、ふざけんな。俺はぼっちだ。
UOを入れてる腰袋も装着!
早速喫煙衝動に駆られる。
あぁ、こんなことなら友達ってやつを作っておくんだった。
でもどうやって友達って作るんだろう?
そんなことを考えていても煙草を吸えるわけじゃないので、2列くらい後ろにいた女の子の声をかけた。
「あの、俺ぼっちで来てるんですけど、煙草吸いに行ってる間だけ荷物見ててもらっていいですか?」
「ええ、全然いいですよ!」
笑顔で返してくれる女の子。惚れてしまいそうだ。
この気持ち悪い顔で最大限の爽やかさを出したけど、キモイとか思われてるんだろうなぁ、トラウマになったらどうしようかなぁ。
そんな暗澹とした気持ちで煙草吸ってたら、ジャラジャラしたのから声かけられた。
「ぼっち?それがどうしたんすか!」
「俺が、俺たちが仲間です!!」
ジャラジャラ集団が、そこにはいた。
普段なら轢かれた野良猫でも見るような目で見るやつらだけど、こういう時は本当、なんだろう。
やっぱり嬉しいな。
俺が持ってたUOと、そいつら各自の推し色のサイリウムを交換した。
きっと穂乃果推しと勘違いされたんだろうけど、まぁいいや。
ちなみにそいつら、海未ちゃんと凛ちゃんとかよちん推しだった(武装がそう言ってるんや)
俺の荷物を預かってくれている女の子たちに、これ以上迷惑はかけられないからさ。
「あの、すみません!」
って声かけたとき、あからさまにビクッ!ってしてた。
こんな顔でごめんなさい。
荷物受け取るのと同時に、UO持っているか聞いてみた。
こんな顔だけどさ、ぼっちは寂しいんだもん。
もってない、って言ってたから、3本くらいあげた。
使ったことないって言ってた時に、ちょうどもぎゅだった。
「この落ちサビで一緒に折りましょう?練習ですよ(にっこり)」
さて、女の子にはどんな気持ち悪い顔が見えていたのか、俺にはわからないけど。
ふむ。俺かっこいいんじゃね?
って思ったけど、冷静に考えると押し付けがましいキモオタだよな。
何が悪いんだよ!!
それから開演1時間前くらいに、俺の隣と前後がやってきた。
隣と後ろは女の子で、前はいわゆる「お前ら」ってやつら。
後ろの女の子が色順をスラスラ順に変えたい、けどやり方わからない、って声が聞こえた。
俺「あ、俺わかるから、変えてあげようか?」
きっと俺史上最高にかっこいい声が出たと思う。
受け取って、変えようとしてる最中。
前方のお前らから声をかけられる俺。
キモオタ「誰推しっすか!?私はことりちゃん一筋なんですけど、最近かよちんも可愛いなって思ってきて、でもやっぱりことりちゃんで、ほら、Tシャツもことりちゃんなんですけど、バンクルはかよちんで」
俺「はい、これで設定終わりましたよ。確認してみてください」
キモオタ「だってことぱなじゃないですか、それじゃかよちんも推さなきゃ、みたいな使命感があって、ほら、メガネもかよちんっぽいのにしましたし」
女の子「わぁ、ありがとうございますー!」
キモオタ「あと、中の人なら断然みもりんですよね、ミルキィもソロも追ってるんですよ」
俺「いえいえ。ところで、誰推しです?」
キモオタ「今日はジョルノ出ると思いますか、私はでないと思うんですよね、昨日動きすぎですし、あ、私昨日アリーナでしてね」
みたいなお前ら。
そいつの隣が来たら、となりに話し続けてた。
いやぁ、コミュ能あるオタクってこええ。
開演前2回目のスノハレの時かな。
座席はほぼ全員揃ってるっぽいし、練習でUO折ってもいいな、って思ってたら。
照明の暗転。
どよめきからざわめきへ、そして悲鳴。
ああ、来る。
来てしまう。
俺の、俺たちにとってのファイナルライブ最終日が。
豆粒にしか見えないと思ったメンバーは、案外近くに感じることができた。
すべての曲のコールはおそらく間違えておらず、完璧だった。
腕よ抜けろ、喉よ裂けろと言わんばかりに応援した。
これが最後だと思うと、仕事がーとか言うのは考えないことにした。
5万人の内の1人という、極わずかな声援を送り続けた。
有象無象の応援がμ’sへと、直接伝わる。
その事象ですら感動的で、終始泣きながらも全力で声を上げた。
腕を上げた。
腕が抜けてもいい。
腹筋がつったままでもいい。
俺の応援などなくても彼女たちは最高のステージを作り上げるだろう。
だけど、それの片棒を小指の先ほどで触っていた、という事実がほしかった。
少しでも彼女たちを輝かせるための手伝いができたら、と思わずにはいられなかった。
俺にできる全力を尽くして、ステージの上の「18人」を応援した。
どうしよう、言葉が足りない。
最高って言葉じゃ足りない。
この燃えたぎる心の内を、なんて言葉にしたらいいんだろう。
きっと、誰もが言葉にできないんだ。
だから、うおおおお!とか、わああああ!とか、叫ぶんだ。
それじゃあ、俺も叫ぶしかないじゃないか。
ありがとう!
なんかもう!いろいろ!全部!ありがとう!
ありがとう、ありがとう、ありがとう!!
29年間生きてきて、この日程ありがとうって言った日はない。
自身を持ってそう言える。
正直、期待したよ、トリプルアンコール。
期待に胸ふくらませて、潰れかかってる喉を動かして、μ’sと叫んだよ。
ありがとうって気持ちと、あと一曲やってほしい、ってエゴをこめて。
μ’s、μ’s、μ’s、μ’s
このコールは、きっとμ’sが出てくるまで永遠と続くものだと思っていた。
だけど、現実は非情で。
アナウンスも非情で。
演目は全て終了したって。
なんとなく俺も拍手したけど、本当はしたくなかった。
ここで拍手したら、終わりだって認めてしまいそうで。
でも現実は終わりで。
でも終わって欲しくなくて。
でも綺麗に終わったって思いもあって!
でも認めたくなくて!
相反する感情が自分の中でぐるぐると渦を巻いて、全部が涙となって外に出て行った。
ありがとう、ってつぶやいたけど、そんなものは拍手にかき消された。
抜け殻のようになった俺。
周りのように語らう友もおらず、一緒に泣き合う仲間もいない。
ぼっちって辛い。
心の底からそう思った。
身支度をし、オフ会への準備をするけど……
なんかもう、いかなくていいんじゃないかな。
どうせリア充みたいな連中の集まりで、ほとんど身内なんだろ。
そこでも疎外感味わうなら、いっそぶっちぎったほうがまだマシだ。
ダークサイドへと堕ちる一歩手前レベルまでの闇っぷりを発揮したけど、約束は守んなきゃなぁ、っていう基本的な感情のみで会場へと向かっていた。
①女性がいる
②ほとんどがお前らっぽい連中
③俺の好きな漫画家の、ファイナルライブカウントダウンイラストが貼られている
安心したのは②。
なんだよ、お前らぼっちかよwwwww
ぼっちって、俺だけじゃないじゃんwwww
今日の話し、昨日の話し、これまでの話し。
乾杯して、さらに話し込む。
推しメンやら、趣味やら、スクフェスのことやら、仕事のことやら。
楽しかった。
本当に楽しかった。
なんだよ、お前らいいやつばっかじゃん。
くっさ、とか、つまんね、とか、そんなことばっかり言うくせにさ。
ちゃんと顔合わして話ししたら、すっげぇ楽しいやつらじゃん。
匿名だからって、ギスギスする必要ねぇじゃん。
酔った勢いだけどさ、俺、お前らのこと割と好きだよ。
会場で前の席の人、ごめんな。
もう少しまともに相手してあげればよかったな。
むしろ、ここからが本番だよ。
朝8時、金沢から友人到着wwwwww
秋葉原駅前で合流して、金沢へとんぼ返り。
目的?
その友人がSPLVにひとりで行けないレベルのぼっちだから、俺もSPLV同席してやるために金沢行くんだよ。
でも、行くぞ!って言ったら行くかー、って程度には興味あったくらいだったんだ。
今回のを逃したら、絶対に後悔する!って言って、半ば無理やり連れて行くような格好なんだけどさ。
友人にはセトリのネタバレをしない程度に車内BGMを2日目セトリに近づけて、7時間?近くかけて金沢へ到着。
金沢のラブライバーの情報がなかったから、動物園だったらどうしようとか、お通夜状態だったらどうしようとか、色々考えてたけどさ。
結局そういう心配って、俺個人じゃ解決しようがないし、杞憂に終わるんだよね。
やっぱりLVって神席だわ(錯覚)
5時間経過した。
俺としては、終了から24時間が経過したことになる。
友人「すっげー……すっげー……」
などと、大分ご満足いただけた模様。
5時間?嘘やろ、1時間か2時間やろ
飯くいながらセトリを話ししていたら、
「ユニットの時点で2時間くらい経ってるって……嘘やろ……」
とぼやくくらいにはしっかりはまってもらえた様子。
考えてみたら俺、寝ずにファイナル2日目を2回も体験してるんだよなぁ、42時間くらい活動してるんだよなぁ
って思いついた瞬間、眠気がマックス。
こたつに潜り込んで、そのまま熟睡しました。
翌朝、というか昼前だけど。
気がついたら、ほとんど声が出ない。
出たとしてもかすれた声。
ははは、と。
乾いた笑いが出てしまった。
もうこのレベルで全力を出す必要はないんだな、って。
同時に泣けてきた。
終わった、って実感しちゃって。
ああ……もう。
また泣けてきた。
あれから一週間。
最初の頃は、周りから声について笑われたよ。
でも木曜、金曜と、喉が治ってきて、声がいつも通りになって。
土曜、本格的にいつも通り。
もういっそ、一生治らなくてよかったのに
そしたら、絶対に忘れることがないのに
いい感じに疲れて眠くなってきた。
今日も今日とて、つまらないオ●ニーみたいな話に付き合ってくれてありがとう
おやすみ
お前ら大好きだ
戦争なんて起きないね
ヲタ目線すぎる感想レスも好きだよ
スレ立てるだけのことはあったな
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