【ラブライブ!】善子「Guilty Kis……って、誰が善子よ!」
- 2020.04.13
- SS

善子「だからヨハネ!」バンッ
梨子「どうしたのよっちゃん」
善子「だからヨハ……うん、梨子は間違ってないわね」スッ
梨子「当然大声なんてびっくりしたよ善子ちゃん」
善子「のおおおおおお!」
善子「ヨ、ハ、ネ!」
鞠莉「ヨシコ!」
善子「ヨハネだってばぁぁ!」
梨子「はいはいヨシコちゃん」ナデナデ
鞠莉「だって自己紹介のアレは完全にフリじゃない」
梨子「まあ、それはたしかに……」
善子「ち、ちがうわよ!」
善子「あれは念を押すために……」
鞠莉「念を押してネタ枠ということをハッキリしてくれたわね」
善子「そうじゃないのよぉう……」
梨子「自己紹介でキャラ付け……」ボソッ
善子「でもあの鞠莉のキャラはよくわかんなかったわよね」
鞠莉「え? そう?」
善子「なんというかね」
鞠莉「まあ善子ちゃんは掴みやすすすぎるんだけど」
梨子「ははは……」
善子「でも鞠莉はなんだか最近は固定してきたわよね」
善子「最近は露骨な下ネタとか使ったり……」
梨子「露骨な下ネタ……?」
善子「そ、その……は、繁殖期……とか」モジモジ
鞠莉「あれは下ネタに入らないわよ~」
善子「あ、あんまり激しいのは使わないでよね!」
梨子「***とか××××とか?」
善子「お、おう……」
鞠莉「梨子ちゃん……」
善子「頼むわよ……」
梨子「でも、言ってみればシックスだって聞く人が聞けば×ックスな訳だし……」
善子「中学生か!」
鞠莉「中学生、ね……」
鞠莉「中学生が聞いても下ネタにならない発言なんてなかなか厳しいわよ」
梨子「そうですよね」
善子「中学生もそこまで頭の中ピンクじゃないわよ……」
善子「あんた達だって中学生の頃そんなことで頭いっぱいだったわけじゃないでしょ?」
鞠莉「え?」キョトン
梨子「……///」
善子「ピンクだったんかい!」
梨子「セクシー路線……?」
善子「まあ……確かに他のグループには出来そうにない気もするけど……」
善子「…………」ペタン
梨子「…………」スタァァァンッ
鞠莉「……まあ、サイズはともかく雰囲気的にはうちが1番と思うの」
鞠莉「ほら、AZELEAは平均は良さげだけどダイヤがいるじゃない?」
梨子「大人げな雰囲気出しておいてぺったんですからね」
善子「はっきり言うわね……」
鞠莉「そう、子供っぽく見えるマルちゃんが良いものを持っておられるのもいいけど、ありそうに見えてない、って萎えると思うの」
梨子「私たちには出来ない発言だね」
善子「というか、萎える、って……」
鞠莉「CYaRon!はホラ、そういうタイプの子じゃないじゃない」
善子「ちかようるび……確かに、2人も元気っ子がいるしね」
梨子「でも元気な子のそういうトコロって興奮しません?」
鞠莉「たしかに、ギャップでイケるわね」
善子「2人とも……」
善子「で、でもルビィは幼すぎる気が……」
梨子「それもまた然り。」
鞠莉「普段は見せなゐ姿こそ至高。」
善子「どうしちゃったの2人とも……」
鞠莉「そういうことよ」
善子「だから私たちがセクシー担当、と……」
梨子「そうだね」スタァァァンッ
善子「雰囲気がね」ペタン
鞠莉「サイズは雰囲気でカバーすればいいのよ」ユッサユッサ
善子「揺らすな!」
鞠莉「ごめんちゃい」
梨子「Guilty Kiss?」
善子「そそ、Kissの意味は言わずもがなだし」
善子「Guiltyの意味は……えっと」
鞠莉「†罪を犯す†」
善子「両端の†これ†いらないわよ」
梨子「犯すだなんて……そんな///」ポッ
善子「まだピンクだったんかい!」
梨子「悪くはないかな……///」モジモジ
鞠莉「興味はあるわよね」
梨子「ですよねー」
善子「危ない会話が聞こえた気がするわ……」
鞠莉「寄せて上げる?」グイッ
梨子「なるほど」スカァッ
善子「まあ色っぽいというか、そういう系のことを言うとか……」
鞠莉「あー、善子ちゃんの自己紹介みたいなね」
鞠莉「ちょっとねっとりした声色というか」
梨子「なぁるほどぉ……」
善子「字にすると腹立つわね」
鞠莉「ヒ、ミ、ツ(はーと)」
鞠莉「とか、善子ちゃん上手よね」
梨子「ばっちこい」
善子「正直、私ってどういうキャラでいくのかわからないのよね」
鞠莉「え? 堕天使系じゃ?」
善子「いや、それはあるけど……」
善子「堕天使を普段から発動してるのか、それとも猫をかぶる感じで堕天使して」
善子「普段は至って常識人です、でいくのか」
梨子「それは私も少し思ってるかな」
梨子「お淑やかなキャラでいくのか、それとも実は無意識に猫かぶってる系にするのか……」
鞠莉「善子ちゃんは勉強はできる設定あるしね」
梨子「キャラ濃い子が勉強できない、って言ってるわけじゃないけどね?」
鞠莉「まあアニメが始まらないとねー」
善子「そうなのよねー……」
梨子「私も……チカキチになるのかな」
善子「それ今言ったらすごくまずいと思うの」
梨子「上手くヤレるかな……」
善子「イントネーションが怪しい!」
鞠莉「ヤレるか、じゃない、ヤルの!」
善子「ちょっ……」
梨子「女の子同士でも……?」
鞠莉「今の日本人は少なくとも50人に1人は同性愛者って聞いたわよ」
鞠莉「全体の3割とも」
梨子「なら私頑張る!」
鞠莉「応援するわ!」
善子「はいアウトぉぉぉぉ!」ガタンッ
鞠莉「またメタくなるけど」
善子「……と、言うと?」
鞠莉「ほら、私たちの周りってパパ以外の男の人いないじゃない」
梨子「そういえば男兄弟がいる子もいないよね」
善子「というか姉妹すら、千歌ちゃんと黒澤姉妹だけだったっけ」
鞠莉「それに、初恋すらまだー、って子も多いじゃない?」
善子「……まぁ、たしかに」
梨子「普通は小学生とかで気になる子はいるもんね」
梨子「そういう心の発達は女の子の方が早いっていうし」
善子「まぁ……たしかに」
鞠莉「だったら今、女の子同士するしかないじゃない?」
梨子「なるほどね」
善子「いやその理屈はおかしい。」
鞠莉「だって、周りに男はいない、つまり女の子しかいない」
梨子「初恋はまだ、つまり恋が何か気づいていない」
梨子「……ということはつまり」
鞠莉「女の子同士の友情と恋の境目に気づいていない」
鞠莉「ほら、完璧じゃない」
善子「普通に男の子と出会ってない、じゃダメなの!?」
善子「しかも引越ししてきた2人は男の子の知り合いくらいいるでしょ!」
善子「つうか沼津にも男おるわ!」
鞠莉「落ち着け、口調が変わってるぞ!」
梨子「救急車か……!」ピポパボ
善子「むしろ2人のために救急車呼ぶわ!」
鞠莉「まったく善子ちゃんったら取り乱しちゃって……」
梨子「そんなに認めたくないの?」
梨子「じゃあ好きな人は?彼氏は?いるの?」
善子「いや、その……」
善子「……いないけど」
鞠莉「そんなに認めたくないなら具体例を出してみましょう」
梨子「いいですね」
善子「具体例まで用意してるの……」
鞠莉「千歌ちゃんと果南」
善子「あの2人が……?」
梨子「幼馴染の2人ですね」
梨子「おだまさる先生の漫画の方でも第1話で登場したのはこの2人だけでした」
鞠莉「見事な幼馴染感溢れる空気を楽しませてくださったわね」
梨子「さすがおだまさる先生です」
善子「それがどう女の子同士に繋がるのよ……」
鞠莉「まあハッキリ言うと私の好みですね」
善子「えらいハッキリ言うわね!」
梨子「まったくです」ウンウン
梨子『あれ?この子はただの友達じゃ……いや、まさか、この胸の高鳴りは……』
梨子「……最高ですね」
鞠莉「そうね、上も下もドキドキしてくるわ」
善子「それ多分ギリアウトよ」
善子「というか、これは女の子同士というよりは姉妹という方が正しい気が……」
鞠莉「……わかりました、次に行きましょう」
善子「次も用意してるのね……」
鞠莉「ダイヤとマルちゃん!」
梨子「1年生と3年生、離れた組み合わせですね」
善子「まあ、ダイヤちゃんはマルちゃんに甘いわよね」
梨子「果たしてただ甘いだけなのでしょうか?」
鞠莉「もしかしたら……」
ダイヤ『違うわよ、マルちゃん、そこはこう……』スツ…
ダイヤ(マルちゃんマルちゃんマルちゃんマルちゃんマルちゃん)ハァハァ
鞠莉「なんてこともあるかも」
善子「ダイヤちゃんに謝れえええい!」
鞠莉「そうね、そういうことよ」
善子「あれは普通に年下に優しいだけでしょ……」
善子「ルビィにもなんだかんだで甘いし」
鞠莉「そこよ!」ビシィッ
善子「えっ」ビクッ
鞠莉「実はマルちゃんへの矢印はルビィちゃんからも向いている……つまり!」
梨子「姉妹で1人の女の子を取り合い……?」
善子「そんな漫画みたいな……」
梨子「同じアイスを食べるほど……!」
鞠莉「つまりッ、マルちゃんが2人の気持ちに気づいて、尚且つうまく立ち回れば……」
梨子「……!」ハッ
梨子「まさか……!」プルプル
鞠莉「……やっと気づいたようね」フフッ
梨子「マルちゃんは姉妹丼を楽しめる……?」プルプル
善子「何が ハッ よ」
善子「ほとんど妄想じゃない」
鞠莉「これでも認めないのね……」
梨子「仕方がありません、次に行きましょう」
鞠莉「曜ちゃんと千歌ちゃん!」
梨子「これは先日発表された2ndPVのワンシーンですね」
善子「千歌ちゃんいないじゃない」
鞠莉「明らかにやきもちを焼いている……しかし、これは単に友達を取られたというやきもちでしょうか?」
善子「そりゃ……」
梨子「否、違いますね」
梨子「これまで気づいてなかった感情に気づく……つまりレズの芽生えです」
鞠莉「よくわかってるじゃない」
善子「あっこいつ遂にレズってはっきり言いやがったわ」
梨子「ついによっちゃんもわかってくれたんだね……!」
善子「いや、確かにこれはそう思わざるを得ないというか……」
鞠莉「まあ、今日はこれを認めただけでも良しとしましょう……」
梨子「またゆっくり強調していきましょう……」
鞠莉「強調じゃなくて調教ね……」
善子「大事なところで間違えてどうするのよ……」
善子「私はジョンレノンじゃないけどね」
梨子「違ったの!?」
善子「あんた今日テンション高いわね!」
梨子「うん!」
善子「キャラブレッブレよ!」
梨子「それが私のキャラ!」
善子「最強のキャラ付けを自分でしやがったわ!」
鞠莉「ねえよーしーこーちゃーん!」ユッサユッサ
善子「わかってるから!ゆすらないで!」
善子「という善子じゃなくてヨハネ!」
梨子「子供か!」
善子「今日の梨子ちゃんにとってその発言はブーメラン!」
鞠莉「肩揉んで~」
善子「はいはい……」モギュモギュ
梨子「ほへー」
鞠莉「あーぎもぢー」グニグニ
梨子「へっひほー」
善子「梨子ちゃんは頭どうにかしちゃったのかしら」モギュモギュ
梨子「女子高生なんてみんな頭おかしいみたいなもんでしょ」
梨子「お淑やかな女の子なんて漫画かアニメの中くらいだと思うよ」
善子「それ私たちが言っちゃダメ……」モギュモギュ
鞠莉「あ~、ぎもぢ~ぃ」グニグニ
鞠莉「だって巨乳キャラの18番じゃない、肩凝りって」ググ…
善子「そういうことかこのアメリカンハーフ!」グググッ
鞠莉「痛たたたたたたたたでも不思議ちょっと気持ちいい!」グググ…
梨子「というかそれ罵声になってないよ」
善子「私の良心が痛んじゃってね」
鞠莉「善子ちゃんマジ天使……」
善子「堕天使よ!」
善子「なに……って、誰が善子よ!」
善子「私はヨハネ!」
鞠莉「善子ちゃん善子ちゃん」
善子「だから!」
鞠莉「†堕天使ヨハネ†」
善子「よっ……横の†これ†要らないってば!」
鞠莉「わかったわよ、これからは気をつけるわ……」
鞠莉「善子ちゃん」
善子「もおおおおう!」
梨子「ふふふ」
耳かきばっかりかいてたら頭おかしくなりそうだったんで、こっちも書かせていただきました。
キャラおかしくなった子ごめん。
特に意味はないけどおまけ。
ダラダラ会話最高です!
百合スレで描いてた人だったんだな
おつおつ。梨子ちゃんぶっ壊れてて面白かった
よかったよ
善子が常識人ポジションなのが笑える
善子から溢れ出るにこ感
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