【ラブライブ!】穂乃果「居たい場所」にこ「居るべき場所」
- 2020.04.13
- SS

トントン
にこ「はーい」
穂乃果「し、失礼します!」
にこ「あぁ、あなたね。アイドル研究部に入りたいっていうのは」
穂乃果「はい。実は私たち6人でμ’sというアイドルグループを結成してて」
海未「色々なことがありまして私たちはアイドル研究部に入部したいのです」
ことり「お願いします、どうか入部させて下さい」
にこ「アイドル研究部の部員が1人だけだと思って舐めてるんじゃないの?」
海未「い、いえ!そんなことは!」
にこ「最近ではアイドルのアの字も知らないなんて人も来るのよ」
花陽「わ、私はそんなことありません!」
にこ「じゃあ念のために聞いておくわよ。今一番熱いスクールアイドルは?」
花陽「はい、UTX学院のA-RISEですよね」
にこ「そう。アイドルなんて下らないことだと思うかもしれない。でもアイドルがいなきゃ困る人だっているのよ!」
にこ「だからあなた達が生半可な気持ちで入りたいなんて言ってるのであれば今すぐに帰りなさい」
穂乃果「生半可だなんて、そんなこと思っていません!」
にこ「まあいいわ。取り敢えず軽く面接をするわよ。軽く自己紹介をしてちょうだい」
穂乃果「じゃあまずは私から…高校2年高坂穂乃果です」
にこ「たしか老舗の和菓子屋の娘だったわよね」
にこ「アイドルをやる前は何かやってたの?」
にこ「はぁ…毎日放課後はプラプラ遊び歩いてたわけね」
穂乃果「い、いえ!何ていうか自分探しといいますか…」
にこ「最近はそういうカッコつけた言い方するけど要は根性がないのよ」
穂乃果「すみません…」
にこ「それで何かアピールポイントはないわけ?」
穂乃果「一応剣道やってました」
にこ「いい?剣道やっててもアイドルには役に立たないわよ。寧ろ剣道で変な筋肉がついちゃってることもあるのよ」
穂乃果「ですよね…すみません…」
穂乃果「世界剣道選手権大会で優勝したくらいですかね」
にこ「ゆ、優勝!?!?つまり世界一!? あ、あぁそういえば一時期テレビで話題になってた最年少で世界一になった高坂さんって・・・」
穂乃果「多分、はい。私かと。」
にこ「凄い人じゃない!!日本の誇りって言われたわよ!!」
穂乃果「まあそう言ってくれる人はいましたけど」
にこ「何でアイドルなんかやってるのよ・・・ちょ、ちょ、てか何で剣道辞めちゃったの!?!?」
穂乃果「あのー決勝戦で10年連続で優勝してる人から3本取って周りから大きな歓声が聞こえたんですけど」
にこ「うん、うん」
穂乃果「何かちょっとこれ違うなーって思って」
にこ「違くない!!違くないわよ!!その瞬間のために練習するみたいなところあるでしょ!!何でそのタイミングで違うなーって思っちゃうのよ」
穂乃果「い、いえ、あのそういうお知り合いの方がいらっしゃるんですか?」
にこ「いないか・・・いないわよ・・・」
にこ「うるさい!とにかく戻った方がいいわよ!」
穂乃果「私が戻る気ないんです。お願いします!入部させて下さい!」
にこ「やめた方がいいわよ…こんな部活わざわざ入らなくても個人的に出来るわよ…」
穂乃果「ちょっと待ってください!そんな言い方やめて下さい!私が生まれて初めて本気でやってみたいって思ったことなんです!」
にこ「えっちょっと待って、生まれて初めてってあなた剣道はやりたくなかったの?やりたくなかったのに優勝しちゃったの!?」
穂乃果「運動不足は健康に悪いって海未ちゃんが言うから・・・」
にこ「がびーん!!今更だけど剣道で優勝なんて運動会のリレーで1位とは訳が違うのよ!?世界一ってもうみんなの憧れよ!夢1位!なりたくてもなれないのよ!!」
穂乃果「それで矢澤先輩!もうそんなの1年も前の話なんです」
にこ「いやそれでも・・・」
穂乃果「それに!剣道やってたなんて経験、アイドルには役に立ちませんから」
にこ「・・・まあね…そうよ…!いくら竹刀の扱いがうまくたってアイドルでは役に立たない!調子に乗るな!!」
穂乃果「調子には乗ってないですけど・・・」
にこ「まあもうあなたは一旦置いておくわ」
真姫「つり目って… 高校1年西木野真姫よ」
にこ「西木野ってまさかあの病院の…」
真姫「まあ一応」
にこ「ふ、ふん!そんなのあなたの親が凄いだけであなた自身はそうでもないじゃない!何か自分をアピールしてみなさいよ!」
真姫「特にないけど・・・まあ一応外科手術は何度かやったことあるわね今はもうやってないけど」
にこ「げ、外科手術!?外科ってあのお医者さんの!?」
真姫「それ以外に何があるのよ」
にこ「えぇ…もう手術とかやっちゃってるんだ…まだ高校生なのに…てか!何でやめちゃったの!?!?」
真姫「冠動脈バイパス手術っていうのをやったのよ。それが46時間かかる大手術だったの。それが終わってわたしが手術室から出たら親族の人たちが私にバーッと寄ってきて」
真姫「それで私が成功ですって言ったらもう親族の人が泣いてお礼言ってくれて」
にこ「成功…したんだ…」
真姫「それで頑張ってよかったなーっていう気持ちと同時に」
にこ「うん、うん」
真姫「何かちょっとこれ違うなーって思って」
にこ「違くない!!!」
やべえテレビみてねえから元ネタわかんねえ
真姫「なんか求めてるものじゃないっていうか…これじゃないっていうか…何かそんな感覚だったのよ」
にこ「どういう感性してんのよあんたは!?もうとにかくどうでもいい!!どうにかして戻れないの!?一刻も早く戻った方がいいわよ!もし言い辛いのなら私が掛け合ってもいいわよ」
真姫「えっ矢澤先輩何かそういう知り合いが?」
にこ「・・・。一昨日健康診断してくれたお医者さんが…」
真姫「いやそれだと意味ないわよ。日本医師会じゃないと」
にこ「うるさい!とにかく戻りなさい!あんたのためよ!」
真姫「私に戻る気がないのよ!私はこの部活に入りたいの!」
にこ「やめた方がいいわよ あんたの腕を必要としてる患者さんは大勢いるはずよ」
にこ「いないわよ!いない!こんな部活無くたって誰も困りゃしないわよ!部費でグッズ買い漁ってるだけなんだもの」
真姫「最初と言ってることが違うじゃない!」
にこ「だってあんたらクラスが来ると思わなかったからね!」
真姫「それに!外科手術の経験なんてアイドルでは役に立ちませんから」
にこ「・・・。そうよ…!聞きなさい西木野真姫!ライブでメスを使う?握手会で鉗子を使う?コッヘルを使う?」
真姫「いや…」
にこ「使わないわよ!あんたがやってきたことなんて糞の役にも立たないの!!ひけらかすな!!!!」
真姫「別にひけらかした訳じゃないじゃないイミワカンナイ」
にこ「あんたも一旦保留よ」
やっぱそうだよなこれ
でもやっぱなんかみたことある気がする
凛「高校1年生星空凛だにゃ!」
にこ「ショートカットのアイドルって珍しいわね。それで何か強みはあるわけ?」
凛「運動神経だけは誰にも負けないにゃ!!」
にこ「それだけ?流石にそんなの弱すぎるわ」
凛「うーん・・・にゃー・・・・ 何も思いつかないにゃ・・・かよちん、凛の凄いところ知らない?」
花陽「そうだなー・・・じゃあ小学生のころやってたアレは?」
凛「えー!?アレは凄くもなんともないにゃ!」
花陽「確かにそうだけど一応言っておいたほうがいいんじゃない?アレ」
にこ「さっきからアレって何よ。いいから言ってみなさいよ」
にこ「はいはい」
凛「え、えっと…小学生の頃・・・シ、シ、」
にこ「し?」
凛「シークレットサービスを…」
にこ「シークレットサービスゥ!?!?シークレットサービスってあれよね!?大統領をガードするSPのことよね!?!?」
凛「アメリカではSPとは言わないから正確にはSpecialAgentにゃ」
にこ「どっちでもいいわよ!!」
凛「あっごめんなさい!ごめんなさい!」
にこ「謝らなくていいわよもう同じくらい凄いもの」
にこ「何よあんた運動神経の塊じゃないの」
にこ「てかさ、もうスペシャルエイジェントになったらスペシャルエイジェントでいいじゃない!スペシャルエイジェントとして生きていくわよ!にこならそうするわよ!何でやめちゃったの!?」
凛「えーっとこれは表沙汰にならなかった事で」
にこ「ウンウン」
凛「大統領のパレードがあって、そこで凛が隣に座ってたんだにゃ」
にこ「ハイ、ハイ」
凛「そしたら遠くの窓がキラッと光ったから危ないと思って大統領を伏せさせたんだにゃ」
凛「そしたら弾丸が頭の上をシュッと通り過ぎて…大統領は何とか無事だったにゃ」
凛「そしたらその後にホワイトハウスに友人として招かれて、凄腕の東洋人が国家を守ってくれたーみたいに言われて良かったなーと思うと同時に」
凛「何かちょっとこれ違うなーって」
にこ「違くない!!!!」
小っちゃい会社に医者とか宇宙飛行士やってきたやつが面接にきたってやつ
「なんかちょっと違うなー」で見覚えあるなって思ったんだけど
にこ「にこなんて絵葉書でしか見た事ないわよ…ホワイトハウスなんて… 普通そのタイミングで思わないでしょ!」
凛「うーん…」
にこ「何でそこでやめちゃうのよ!!」
凛「何かこう空虚感みたいなのに襲われて」
にこ「だんだん分かってきたわよ…何か普通は自分を良く見せたいとか職業を自慢したいとかあるじゃない?多分あんたらにはそれはないんでしょうね・・・」
凛「そうかにゃ?」
にこ「うんきっとそうなのよ。私ならスペシャルエイジェントになったら自慢するもの。言うもん!スペシャルエイジェントになりましたって!そういう感覚がないのよね?」
凛「ちょっとよくわからないにゃ」
にこ「にこだったらもうなる前から言うもん。スペシャルエイジェントになりますって!」
にこ「てかそんな事言ってる暇じゃないわよ!どうにかして戻れないの!?もしあれだったら私が掛け合ってもいいのよ!?」
凛「矢澤先輩はそういう知り合いいるのかにゃ?」
にこ「・・・。お母さんの知り合いにマイケルっていう…」
凛「い、いやホワイトハウス…」
にこ「ホワイトハウスはないわよ・・・絵葉書でしか見たことないわよ・・・」
凛「それだとちょっと・・・」
凛「凛に戻る気がないのにゃ!!凛はアイドルをやりたいの!!」
にこ「やめたほうがいいわよ…いい?星空凛。あんたの腕を必要としてる国家は沢山あるのよ」
凛「だからこの部活を必要としてる人だって沢山!」
にこ「いないのよ!!実際!実際いないのよ!こんな部活無くなっても誰も困らないわよ!無くなったことにすら気付かれないわよ!」
にこ「今はもうネットがあれば全てを調べ尽くせる時代なのよ!?スマホ1台あれば出来ることなのにどうして部活なんて作っちゃったの?馬鹿なの?私」
凛「とにかく!やりたくもないことをするのは嫌なんだにゃ!それに!スペシャルエイジェント時代の経験なんてアイドルでは役に立たないにゃ」
にこ「あっ…そ、そうよ!全く役に立たないわ!アイドルの中に暗殺者はいない!」
にこ「私はアイドルを大統領と呼んでるの。アイドルを守る部活なの!言うなればアイドルファン皆んながスペシャルエイジェントよ!!この部活に入ったらアイドルを大統領と呼びなさい!!」
凛「大統領…?」
にこ「そうよ!ほら!そこのポスターに向かって大統領と呼んでみなさい!」
凛「だ、大統領!」
にこ「うむ」
にこ「そういうことよ!図に乗るんじゃないわよ!アイドルを舐めないでよ」
にこ「あんたもちょっと後でね」
ことり「はい、2年の南ことりです」
にこ「確か理事長の娘よね。取り敢えずアピールポイントを言ってごらんなさい。もうどんなに凄いのが来ても驚かないわよ」
ことり「メイド喫茶でバイトしてます!!」
にこ「メイド喫茶でバイトォ!?」
にこ「世界一、外科手術、スペシャルエイジェントと来てメイド喫茶!?」
ことり「はい」
にこ「あんたら凄いわね・・・もう別け隔てないわね」
にこ「ビックリしちゃったわよ前から来ると思って構えてたら後ろからスコーンってやられた気分だわ・・・」
ことり「あと服飾も好きで色んな人の衣装を作ってます」
にこ「あーはいはいμ’sのね」
にこ「レディーガガァ!?もしかしてあの奇抜な衣装いつもあんたがデザインしてんの!?」
ことり「ま、まぁ一応」
にこ「そうね、そうよね。今まで凄い経歴の持ち主揃いだったしあんただけ普通なんてありえないわよね」
にこ「取り敢えず次の人行くわね」
花陽「こ、小泉花陽です。1年です。」
にこ「花陽ね。何かアピールポイント教えなさい」
花陽「潜水士やってました」
にこ「せ、潜水士…?」
花陽「海上保安庁の…あっ!海猿のやつって言ったら分かりますか?」
にこ「あ、あぁ!あれね!お母さんが好きで漫画全巻持ってるわ。だから私も知ってるわよ」
にこ「あの主人公がやってたことをあんたがやってたわけね」
花陽「は、はい!そうです」
にこ「花陽聞きなさい」
花陽「はい?」
にこ「私もこれくらいじゃ驚かなくなったわよ」ドヤ
にこ「そ、そうなんだ…それでどうしたの?」
花陽「次は画家になりまして…」
にこ「画家!?もうμ’sには芸術的な才能の持ち主までいるわけね・・・」
花陽「それでフランスで賞を取ったんですけど何かちょっと違うなーって」
にこ「もう思っちゃうんだもんね。もうそれは仕方ないわよねうん。やめちゃうもんね。それでどうしたの?」
花陽「その次はスペインに行って…」
にこ「うん近いもんね。あんたからしたらフランスからスペインなんてすぐよね。私は秋葉までしか行ったことないのに」
花陽「それでお小遣いが月1500円じゃ足りなかったので闘牛士でお小遣いを稼いで」
にこ「小遣い稼ぎするような仕事ではないけどねマタドールは。夢2位よ!憧れの仕事!まぁまぁあんたならやっちゃうのよね」
花陽「そんな感じで今に至ります」
にこ「どんな感じか分からないけどあんたも色々濃かったわねちょっと一回落ち着かせて」
海未「はい。高校2年園田海未と申します」
にこ「凄い敬語ね…これはまた凄い経歴の持ち主かしら」
海未「いやそうでもないですよ。私がやってたのはエクソシストくらいですから。」
にこ「エクソシストって何。エクソシストって何なのよ・・・」
海未「取り憑いてしまった人の悪魔払いをする…」
にこ「あぁーもうμ’sには霊的な才能の持ち主までいるのね!!本当に凄いわね!えぇ…もうμ’sは才能の塊よ…」
にこ「久々に聞いてみようかしら…どうしてエクソシストをやめたの?」
海未「はい。子供に悪魔が取り憑いたという話を聞いて私のところに依頼が来ました。」
にこ「ウンウン」
海未「子供の家に行ったらもう子供が化け物のような顔になってまして。それで私が聖水を撒いて十時切って「あなたの居場所はそこではありません」みたいなことを言ったら顔が元に戻って」
海未「で、やってよかったです。と思うと同時に」
にこ「これ違うなって違くない!!!違くないのよ!!」
にこ「でももうしょうがないわよね。そのタイミングでね。だって化け物みたいな顔が元に戻る瞬間を見て違うなって… もう思っちゃうんだもんね。仕方ないわよ。」
にこ「違くないって言っても無駄よね。それで?」
海未「エクソシストをやめて今に至ります」
にこ「なるほど。もうμ’sは才能ね。才能の塊ではなく才能。もうμ’sはアイドルじゃなくて才能。」
海未「お願いします!どうか私達を入部させて下さい!」
にこ「嫌です。」
μ’s「お願いします!!!!!!」
にこ「お断りです。」
穂乃果「どうして!?」
花陽「何も続かない自分に嫌気が差してたんです!」
真姫「誇れる自分になりたいのよ!」
にこ「今でも十分に誇れるわよ!こんな経歴で誇れなかったら誰が誇れるのよ!!」
にこ「嫌よ。やだ!やーだ!お断りよ!」
ことり「やっぱりフラフラしてた自分探しの期間が長かったから…」
にこ「違うわよ!豪華すぎるのよ!!あんた達の自分探しは!もはや自分探しじゃないわよ!?一体何人分の人生を歩んできたのよ!!分けてほしいわよ・・・」
海未「矢澤先輩、やはりそんなの納得出来ません。私達のどこに問題があるか教えてください!」
にこ「ない!!!逸材!!100点!!ただ恐縮しちゃうのよあんた達みたいなのが入ってこられたらさ…もう今タメ口使ってるのも嫌なの!サイン欲しいと思ってるわよ」
にこ「そんな人達に入られたらもうビクビクしちゃうわよ…あんな達ならきっと些細なミスも指摘されるもの…もう放っといてよ…」
穂乃果「矢澤先輩!お願いします!!μ’sを入部させて下さい!」
にこ「あんた達いい?大空に羽ばたくべき人間がこんなことろに来たらダメなのよ!」
にこ「違うわよ!!こんなところダメ人間の掃き溜めよ!」
穂乃果「矢澤先輩…」
にこ「掃き溜めよ…」
穂乃果「でもさっき誇りを持ってやってるって言ってたじゃないですか!」
にこ「誇り持ってたってダメなのよ…部費ももうカツカツよ…そういう時に今にも消えそうな地下アイドルを見て安心するような人間よ!私は!ここはもうダメ人間のオアシスなの!!」
にこ「だからもう…放っといてよ…」
穂乃果「矢澤先輩お願いします!」
にこ「やだ」
μ’s「お願いします!」
にこ「嫌だ!もうそっとしておいてよ!」
μ’s「お願いします!!!入部させて下さい!」ドゲザー
にこ「え、ちょ!やめて下さい!やめて下さい!あーなんかよく分からないけど今この姿見られたら殺されそうな気がする」
μ’s「矢澤先輩お願いします!!!」ドゲザー
にこ「やめて!やめて!μ’sさんやめて下さい!」ドゲザー
μ’s「お願いします!!!入部させて下さい!」ドゲザー
にこ「ちょ、なんなのよこいつら…気持ち悪いわよ…」
にこ(っ!!)
にこ「分かったわ。入部を認めるわ」
μ’s「本当ですか!?ありがとうございます!!」
にこ「ただし条件があるわ。あなた達がやってきた中で一番マシだったものは何?」
穂乃果「私は剣道かな」
ことり「服飾…」
海未「エクソシストです」
花陽「と、闘牛士です」
凛「スペシャルエイジェントにゃ」
真姫「外科医ね」
にこ「じゃあそれらを半年続けること。それが入部の条件」
にこ「あなた達は見たところ忍耐力にかけてるの、アイドルをやるより忍耐力を付けるのが先よ」
μ’s「そ、そんな…」
にこ「どうかしたの?あなた達のアイドルに対する思いはそんなものだったの?」
μ’s「分かりました!必ず半年耐えてみせます!」
にこ「いい返事ね。待ってるわよ」
μ’s「失礼しました!」
にこ「羽ばたくのよ…」
にこ(でも、これでよかったのよ。あの才能をこんな場所で消費するわけにはいかないもの…)
にこ(あいつらの居場所はここじゃない。これは日本の…いや世界のため)
μ’s「あのー」
にこ「おぉっ、どうかした?」
μ’s「やっぱり皆んなと離れるのは寂しいので皆んなでメイドカフェでバイトします」
にこ「・・・。」
にこ「それじゃあ意味ないのよぉ!!!!!!!」
終わり
ちなみに元ネタです
ちょいちょい改変してます
上手くまとめてて良かった
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