【ラブライブ!】曜「最近千歌ちゃんを見るとドキドキする…」
- 2020.04.13
- SS

曜「熱も出てないし…体調もいつもどおりなのに」
曜「まぁ考えてもしょうがない!こういう時は海に飛び込むのが一番!」
曜「というわけで!海へヨーソロー!」
千歌「おーい!曜ちゃーん!」
曜「ち、千歌ちゃん!どうしたの⁉」ドキッ
千歌「これからアクアのみんなで千歌の旅館に泊まることになったんだけど…曜ちゃんもどうかな?」
曜「千歌ちゃん家の旅館⁉行く!行く!行きたいであります!」
千歌「やったぁ!それじゃあ旅館まで出発進行!」
曜「ヨーソロー!」
曜「うん!千歌ちゃんの家、温泉あるしみんなで入るのも楽しいしね!」
千歌「もう全員揃ったの?」
梨子「あとはルビィちゃんとダイヤちゃんだけかな」
善子「もう!このヨハネを待たせるなんて、失礼しちゃうんだから!」
梨子「よっちゃん、海に落ちちゃったからびしょ濡れだし、早く入りたいもんね」
千歌「一番乗りで来たかと思ったら、びしょ濡れでびっくりしたよ…」
善子「ああ!これも神からの嫉妬なのね!この超絶美少女ヨハネが温泉でさらなる美貌を手に入れることに恐れて…」
果南「善子、みんなと一緒に入るの楽しみだったもんねー」
鞠莉「善子ったら、かわいい!これがジャパニーズ温泉ガールね!」
善子「ヨーハーネー!次よよよ、善子なんて呼んだらこのヨハネが…」
ルビィ「とうちゃーく!みんな遅れてごめんね」
ダイヤ「ルビィがぐすぐすしてるからよ、お姉ちゃんは準備できてたんだからね」
花丸「ルビィちゃん!ダイヤちゃん!」
千歌「よーし!みんな揃ったね!じゃあ温泉へレッツゴー!」
全員「ゴー!」
善子「…」
曜「やっぱり温泉はいいねー」
花丸「五臓六腑に染み渡るずらー」
千歌「丸ちゃんたらおじさんみたいだよ」
梨子「でも本当に気持ちがいいね、日頃の疲れが溶けていくみたい」
鞠莉「みんなでお風呂に浸かるなんてシャイ煮ー☆ね!」
果南「あはは…って、ん?何この小さいお風呂?」
ルビィ「ねねね、熱湯風呂⁉︎」
ダイヤ「なんでそんな危険なものがここにありますの⁉︎」
千歌「アイドルの一環としてこういうのも必要かなって」
善子「絶対に押さないでよね、絶対に押しちゃだめよ!」
花丸「なんで善子ちゃん熱湯風呂の前に移動してるずら」
善子「ヨハネじゃなくてよしっ…⁉︎」ツルッ
善子「」バッシャーン!
梨子「よっちゃん⁉︎セリフ間違えてるし、自分から落ちちゃうなんて⁉︎」
千歌「千歌も手伝うよ!」
曜「いや、一人でだいじょ…!」つるっ
千歌「ぐえっ!」バターン!
ルビィ「不幸が移った⁉︎」
曜「ご、ごめん!今すぐ退くから!」
千歌「う、うん」
曜「(って、ちちち、近い!)」
曜「(ど、どうしよう!緊張して身体が動かせない)」
千歌「よ、曜ちゃん?」
曜「(あっ…なんか身体がほわほわしてきた…)」
曜「(あれ…千歌ちゃんって…こんなにかわいかったけ?)」
曜「(なんかドキドキしてぷかぷかす…る…」ばたっ
千歌「よ、よーちゃーん⁉︎」
果南「こっちもできあがっちゃたよ…」
善子「ふ、不幸…」
梨子「よっちゃーん!」
花丸「善子ちゃーん!」
鞠莉「くっ…私がもう少し早く善子を救出していれば…!」
梨子「よっちゃん!無理しちゃだめだよ!」
ダイヤ「二人とも大丈夫ですわ、少し意識を失っただけでしょう…」
ルビィ「少し長湯しすぎちゃったかな…」
果南「いや、長湯っていうか熱湯…」
花丸「とりあえず、あがって二人が回復するのを待つずら」
曜「はっ⁉︎、ここは?」
果南「あっ起きた?」
曜「果南ちゃん⁉︎って善子ちゃんは⁉︎」
ダイヤ「先ほど善子さんも目が覚めました」
果南「あっダイヤ」
曜「え、えーとあのあとどうなったの?」
果南「善子が頭から熱湯風呂に入っちゃって、私と鞠莉が救出」
ダイヤ「で気づいたら貴方も倒れていて今に至るの」
曜「そっか…ならよかった」
果南「どうしたの?どこかぶつけた?」
曜「……」
曜「実はね…最近千歌ちゃんを見てるとドキドキするっていうか、落ち着かないというか」
曜「胸がぎゅーってするような気がして」
果南「……」
果南「曜、恋って知ってる?」
曜「ええ、恋⁉︎そういうのはちょっと曜ちゃん分かんないなー、私オクテだし…」
ダイヤ「はぁ…貴方の場合、オクテじゃなくて鈍感っていうの」
ダイヤ「そして、今貴方が千歌さんに思ってる気持ちが恋よ!」
果南「へぇ、ダイヤも恋とか分かるんだねー」
ダイヤ「わ、私は恋なんて興味なくてよ!そんなの愚か者のすることですわ!」
曜「ちょ、ちょっと待ってよ!わ、私千歌ちゃんのことが好きなの⁉︎」
果南「今の曜の話聞いた感じだとそうかなーって」
曜「そ、そんなぁ!私が千歌ちゃんに恋してるなんて!これから千歌ちゃんにどう会えばいいのか!」
曜「ええ!そんな投げやりな!」
果南「だって、私たちがどうこうしても意味がないし…」
ダイヤ「ええ…、それに考えすぎて練習に身が入らないなんてことはないようにしてくださいね」
果南「まぁ、曜は曜なりのペースで進めばいいと思うよ、ほらヨーソローって」
曜「ヨーソロー言ってる場合じゃないよ⁉︎」
ダイヤ「では、私たちはこれで…」
曜「えっ⁉︎」
果南「ゆっくり休んで元気になったら、宴会場においでよ!」
曜「ま、まって私も行く!」
ダイヤ「まだ、だめよ、万全ではないのだから」
果南「そうそう、千歌のことでも考えときな」
曜「ええええ⁉︎ちょっと行かないでよ!二人ともおお!」
果南「あっ、ええっとー、あれは~」
ダイヤ「…」
果南「あっあれだよ!あれ!家族愛!家族愛ならセーフ!」
ダイヤ「なっ!家族愛なんて御法度ですわ!」
果南「いや、家族愛は普通でしょ…」
ダイヤ「だめよ!だめ!家族愛なんてお姉ちゃん認めません!」スタスタ
果南「あっ、ダイヤ…!」
果南「行っちゃった…、まぁいっか!」
曜「恥ずかしい!恥ずかしい!」
曜「…もういいや!寝よう!明日になればなんとかなるはず!」
曜「みんなおっはよー!」
花丸「あっ曜ちゃん!おはよう」
梨子「曜ちゃんおはよう!もう元気になったんだね!」
曜「もっちろーん!曜ちゃんは今日も元気いっぱいだよ!」
曜「(うん、うん、この調子、この調子!いつもの私だ!)」
千歌「おはよう!…あっ!曜ちゃん!よかったー昨日宴会場に来なかったから心配したよー」
曜「(ち、千歌ちゃん⁉︎)」びくっ
千歌「?…曜ちゃんなんでそっちむいてるの?」
曜「じ、実は寝違えちゃって…!」
梨子「ええ!大丈夫?湿布いる?」
曜「う、うん!大丈夫!ちょっとすれば治るから!」
鞠莉「シャイニー☆みんなもう揃ったかしらー?」
善子「おはヨハネ!堕天使ヨハネのお目覚めよ!」
花丸「鞠莉ちゃんに、善子ちゃん!おはようずら~」
善子「ヨ・ハ・ネ!」
鞠莉「あらダイヤ、寝ぐせがついてるわよ?」
ダイヤ「うそ⁉︎さっきちゃんと身だしなみを整えたはずなのに!」
鞠莉「う・そ☆」
ダイヤ「え!」
鞠莉「ふふっ、ダイヤったらかわいいとこもあるのね!」
ダイヤ「ま~り~!」
曜「べ、別になんでもないよ!」
果南「ふーん…なんか怪しいなぁ~」ニヤニヤ
千歌「曜ちゃん寝違えちゃったんだって…」
果南「ほう…」ニヤニヤ
千歌「あっ!千歌寝違えの治し方知ってるよ!」
千歌「曜ちゃん、治してあげるね!」
曜「ええ!ええっと!だい、大丈夫だから!」
果南「なんか顔も赤くなってきたしね」
曜「ちょ、果南ちゃん!」
千歌「ええ!大丈夫⁉︎やっぱ昨日のまだ治ってないんじゃ…」
曜「わー!ラジオ体操まだしてなかった!ちょっと行ってくるね!先にご飯たべてていいよ!」
千歌「あっ、曜ちゃん!」
果南「くくっ、曜ってばあんなに動揺しちゃって」
ルビィ「みんなおはよう!さっき曜ちゃんがすごい勢いで走って行ったけど大丈夫?」
果南「大丈夫、大丈夫!」
ルビィ「?」
梨子「ルビィちゃんも来たことだし、曜ちゃんには悪いけど先にご飯食べよっか」
千歌「うん!」
梨子「はは、日曜に泊まっちゃったしね…」
千歌「そういえば、曜ちゃんは?」
梨子「曜ちゃんなら先に学校行ってるって言ってたよ」
千歌「そっかぁ~、曜ちゃんは元気だなぁ」
梨子「元気なところが曜ちゃんのいい所の一つだからね!私たちも見習わないと!」
千歌「そうだね!よーし、今日もがんばるぞー」
曜「学校では普通に話せるようにならないと」
曜「ってあれは千歌ちゃんと梨子ちゃん!」バッ
曜「…なんだか楽しそう」
曜「……」
曜「うん、そうだね…」
千歌「曜ちゃん…?」
曜「……」
千歌「曜ちゃん…大丈夫?なんか元気ないよ?」
曜「なんでもないよ」
千歌「でも顔色悪いよ?保健室行った方が…」
曜「大丈夫だってば!」
千歌「ご、ごめん」びくっ
曜「あっ…」
曜「ごめん!私やっぱり体調よくないみたい!ちょっと保健室行ってくる」
千歌「曜ちゃん…!」
曜「それに嫉妬なんかしてる…」
曜「こんなんじゃ、嫌われても仕方ないよね」
曜「うう~、な、なにやってんだろ私…」
果南「曜いる~?」
曜「果南ちゃん!どうして⁉︎」
果南「さっき曜が保健室に入って行くのを見かけたって聞いてね」
曜「もうほっといてよ!私体調悪いから寝るの!」
果南「うん、ゆっくり休みな」
果南「あとせっかくだし、寝付くまで話聞いてあげるよ」
曜「……」
曜「せっかく話しかけてくれて、心配してくれたのに」
曜「それなのに私は千歌ちゃんを避けたりして…」
曜「ううっ、嫌われちゃうなんてやだよ…」
果南「…」
果南「曜はさ、千歌をどんな子だと思ってるの?」
曜「ええ!それ聞くの⁉︎」
果南「うん」
曜「末っ子で甘えたで、むちゃなことをやろうとしたり」
曜「でも、自分のことやりたいことにまっすぐでいろんなことを変えてきて、いつもキラキラ輝いてて!」
曜「こんな海に飛び込んでばかりの、普通の女の子とは程遠い体育会系な私にアイドルなんてやらせてるすごい子だよ」
曜「危なかっしくてほっとけなくていつも目で追いかけちゃう…」
曜「でも、私の憧れで…」
曜「大好きなんだ」
曜「私、千歌ちゃんが大好きなんだ!」
千歌「曜ちゃん…」
曜「そう、千歌ちゃんがそうやって名前呼んでくれるのも好き…って!」
曜「ち、千歌ちゃん!い、いたの⁉︎いつから⁉︎」
曜「そ、そんな!千歌ちゃんに全部聞かれてるなんて!どうしよう恥ずかしいよ!」
千歌「曜ちゃん…千歌ね、千歌の思ってる曜ちゃんはね」
千歌「好きなことにまっすぐで、キラキラしてて…それにとってもかわいいのに自分に自信がない…」
千歌「運動神経抜群で元気いっぱい!それにちょっとロマンチストだよね」
曜「そ、そんなこと!、私は可愛くないし!千歌ちゃんの方が」
千歌「いや絶対曜ちゃんの方がかわいいよ」
曜「千歌ちゃんの方がかわいい!」
千歌「曜ちゃんの方がだってば!」
曜「千歌ちゃんのバカ!」
千歌「曜ちゃんの方がバカだよ!」
曜千歌「…」
千歌「ぷっ」
曜「千歌ちゃん?」
千歌「千歌たちなんだか似てるね」
曜「…ふふっ」
曜「うん!私もなんかそんな気がする!」
曜「ええ!さっき聞いてたんじゃないの?」
千歌「曜ちゃんの目を見て聞きたいの!」
曜「むりむり!そんなの恥ずかしいよ!」
千歌「さっき千歌にあんなことした罰だよ!」
曜「ええ!そ、そんな!」
千歌「曜ちゃーん?」
曜「ううっ、わ、私渡辺曜は…ち、千歌ちゃんが…が…」
千歌「が?」
曜「す、す、大好きです!」
千歌「よ、曜ちゃん、顔真っ赤だよ!」
千歌「千歌は別にいいよ!」
曜「やだ!私もがんばったんだから言ってよ!」
千歌「……」
曜「ほら!早く!」
千歌「……好き」
曜「ち、千歌ちゃん!かわいい!」
千歌「もう曜ちゃんのバカ!」
千歌「えっ!そ、それって」
曜「い、いいかな?」
千歌「いいけど、曜ちゃんからやってよ!」
曜「ええええ!むり!」
千歌「曜ちゃんからやりたいって言ったのに!」
千歌「う、うんそれならいいよ…」
曜「(ううっ、すごいキンチョーする)」プルプル
千歌「(どうしよう!千歌、こんなことするの初めてだよ…)」ドキドキ
曜「えいっ」ぎゅっ
千歌「えっ?」
曜「やったー!千歌ちゃんと手繋げたー!」
千歌「……」
曜「千歌ちゃん?」
千歌「曜ちゃんのバカー!鈍感!」
曜「ちょっ、千歌ちゃーん!どうしたのー⁉︎」
鞠莉「ふふっ曜も千歌もとってもキュートね!」
善子「これもヨハネがあの灼熱の湯に入ったおかげね」
梨子「よっちゃんに大事がなくてよかったよ」
梨子「あと果南ちゃんに曜ちゃんが保健室行ってたこと教えたのもよっちゃんだしね」
善子「べ、別に、たまたま見かけて果南に教えただけよ!」
梨子「うん!よっちゃんは優しくていい子だね!」
善子「違うわよ!リリー!だ、堕天使のヨハネが良い子なんてありえないんだから!」
ダイヤ「家族愛…」
ルビィ「お姉ちゃん?」
花丸「ダイヤちゃんどうしたずら?」
ダイヤ「か、家族愛…ピッチピチ…」バターン!
みんな「ダイヤちゃん⁉︎(お姉ちゃん⁉︎)」
終わり
見てくれた人ありがとう
俺も、もともとよーちか好きだったけど恋アクみたら書かずにはいられなかった
よーちかもっとはやれ!
よかった。ようちかはもっと増えてもいいと思う。
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