【ラブライブ!】真姫「海未とケンカしちゃった…」

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1: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:03:11.92 ID:JO0OK4On.net

真姫「もう海未なんて知らない!」

海未「なんですかその言い方は!」

真姫「私帰るから」

海未「ま…待ってください!真姫!」

4: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:03:44.52 ID:JO0OK4On.net

穂乃果「真姫ちゃん?どうしたの?」

真姫「私帰るから」イライラ

穂乃果「えっ?これから練習だよ?」

真姫「今日は気分じゃないの」

穂乃果「そんな…待ってよ」

真姫「触らないで」バシィ

穂乃果「わっ!」

真姫「あっ…」

真姫「ご…ごめんなさい…」

真姫「ケガしてないわよね…?」

6: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:04:43.90 ID:JO0OK4On.net

穂乃果「だ…大丈夫だけど…」

穂乃果「真姫ちゃん…何かあったの?」

真姫「…学校では話したくないわ」

穂乃果「じゃ…じゃあ、外に行こう?」

真姫「勝手にして…」

7: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:05:38.98 ID:JO0OK4On.net

――喫茶店――

穂乃果「真姫ちゃん、何かあったの?」

真姫「海未と…ちょっと…」

穂乃果「ケンカしちゃったの?」

真姫「…」

穂乃果「…」

真姫「私が…悪いのよ」

8: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:06:48.73 ID:JO0OK4On.net

穂乃果「え…?」

真姫「些細なことで…私が怒っちゃって…」

真姫「その後は、売り言葉に買い言葉で…その…」

真姫「ケンカになって…」

真姫「…」

9: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:07:53.16 ID:JO0OK4On.net

真姫「それに…」

真姫「練習しないで帰ろうとして」

真姫「穂乃果の手を払って…ケガさせたりしたら…」

真姫「本当に何やってるのかしら…私」

11: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:08:31.26 ID:JO0OK4On.net

穂乃果「真姫ちゃん…」

穂乃果「穂乃果の事は気にしないで大丈夫!」

真姫「本当にごめんなさい」

穂乃果「それにケガしてないもんね」

真姫「で…でも…」

13: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:08:47.11 ID:D6B+hWPL.net

うみまきほんとすき
15: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:09:24.36 ID:JO0OK4On.net

穂乃果「それよりも、海未ちゃんと何があったの?」

真姫「曲を作る時にちょっと揉めて…」

真姫「別に海未が悪いとかじゃなくて…」

真姫「先に怒っちゃった私が悪いのよ…」

真姫「穂乃果…私どうしたらいいのかしら?」

真姫「きっと、あんな事して…海未…怒ってると思うし…」

16: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:10:07.72 ID:JO0OK4On.net

穂乃果「真姫ちゃんは…その…海未ちゃんと仲直りしたいんだよね?」

真姫「仲直りしたいけど…」

真姫「それよりも謝りたい…という方が正しいかしら…」

穂乃果「じゃあ大丈夫だよ」

真姫「で…でも…」

穂乃果「穂乃果と海未ちゃんって昔からケンカばっかりでね」

穂乃果「でも、次の日には悪い方が謝って仲直りするの」

穂乃果「だから、ちゃんと謝れば大丈夫だよ♪」

穂乃果「でも、大抵ことりちゃんが手を貸してくれるんだけどね」アハハ

18: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:11:02.55 ID:JO0OK4On.net

真姫「でも…穂乃果みたいに海未と付き合い長くないし…」

穂乃果「付き合いの長さなんて関係ないよ」

真姫「え…?」

穂乃果「だって私たちはμ’sの仲間で友達なんだから!」

真姫「穂乃果…」

穂乃果「」ニコニコ

真姫「ま…まあ…ね」

19: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:11:48.96 ID:JO0OK4On.net

真姫「わ…私…海未に謝ってみる…」

穂乃果「真姫ちゃん…」

真姫「だ…だから…その…穂乃果も手伝ってよ」

真姫「私一人じゃ…自信ないし…」

穂乃果「穂乃果に任せて!」

20: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:12:46.41 ID:JO0OK4On.net

真姫「…」

真姫「自分で言ってアレだけど…穂乃果に任せて大丈夫かしら…?」

穂乃果「真姫ちゃんひど~~~い!!」

真姫「ふふっ…冗談よ」

穂乃果「真姫ちゃんのいじわる…」

穂乃果「でも良かった♪」

真姫「?」

穂乃果「真姫ちゃんずっと落ち込んだ顔してたから」

穂乃果「笑ってくれて良かったなって」エヘヘ

23: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:13:37.91 ID:JO0OK4On.net

真姫「~~っ///」

真姫「ほ…ほら!さっさと行くわよ!」

穂乃果「えっ?どこに行くの?」

真姫「今日は私に付き合いなさいよ」

穂乃果「えっ!?でも練習は?」

真姫「今日は海未と顔合わせにくいし…」

穂乃果「じゃあ、真姫ちゃんとデートだ」

真姫「で…デートって…」

穂乃果「じゃあ、遊ぶぞーーー!」

24: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:14:48.65 ID:JO0OK4On.net

side海未

海未「はあ…私は何をやっているのでしょうか…」

ことり「なんか大きい声が聞こえたけど…何かあったの?」

海未「こ…ことり…」

海未「別に…なんでもありませんよ…」

26: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:15:28.29 ID:JO0OK4On.net

ことり「本当?」

海未「は…はい…」

ことり「本当に?」ズイッ

海未「全く…ことりには敵いませんね…」

ことり「海未ちゃん、顔に出るからすぐわかるのに」ムー

海未「そんな事ないと思いますが…」

28: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:17:57.69 ID:JO0OK4On.net

ことり「それで?何かあったの?」

海未「そ…その…真姫と…」

ことり「真姫ちゃんと?」

海未「少し、言い争いになってしまって」

ことり「つまり、ケンカしちゃったって事?」

海未「そ…そうですね…」

29: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:18:54.93 ID:JO0OK4On.net

ことり「なんでケンカしちゃったの?」

海未「曲の事で…その…揉めてしまって」

ことり「そうだったんだ…」

海未「私が真姫を怒らせるような事を言ってしまったので…」

海未「真姫を帰らせてしまいました…」

ことり「海未ちゃん…」

30: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:19:40.29 ID:JO0OK4On.net

ことり「じゃあ、真姫ちゃんに謝らないと…」

海未「ええ…ですが」

海未「真姫が会ってくれるかどうか…」

ことり「大丈夫だよ」

ことり「ことりがなんとかしてあげる!」

海未「すみません…」

ことり「じゃあ、練習行こう?」

海未「はい…」

ことり「海未ちゃん…」

31: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:20:13.05 ID:JO0OK4On.net

ことり「穂乃果ちゃんと同じように謝れば大丈夫だよ」

海未「…はい」

ことり「…」

ことり「はい、海未ちゃん」

海未「これは…?」

ことり「ことりが作って来たクッキーだよ」

32: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:20:58.43 ID:JO0OK4On.net

ことり「良かったら食べて?」

海未「…いただきます」モグモグ

ことり「おいしい?」

海未「おいしい…です…」

ことり「少しは元気出た?」

海未「…ありがとうございます、少し前向きに考えてみる事にします」

ことり「よかった♪」エヘヘ

海未(本当に…ことりには敵いませんね…)

33: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:22:14.46 ID:JO0OK4On.net

――夜――

海未「結局、真姫は練習に来なかったですね…」

海未「でも、穂乃果と一緒にいたみたいなのでよかったです…」

海未「こういう時は…誰かに話を聞いてもらいたいですから…」

海未「あら?ことりからメールが来ましたね」

海未「明日、お昼前に喫茶店に集合ですか」

海未「…明日はちゃんと謝らないといけないですね」

海未「ですが…穂乃果以外とこうなるのは初めてで…どのように謝れば…」

34: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:23:30.22 ID:JO0OK4On.net

side真姫

真姫「今日は穂乃果と遊び過ぎたかしら?」

真姫「穂乃果からメールがきたみたい」

真姫「明日、お昼前に海未と会うのね…ちゃんと謝らないと…」

真姫「…自信ないけど」

35: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:24:46.02 ID:JO0OK4On.net

――翌日――

真姫「確か、ここのお店に集合だったはずだけど…少し早く来ちゃったわね」

真姫「穂乃果も来てないみたいだし…」

真姫「近くに本屋さんあるし、少し時間つぶしてこようかしら」

真姫「そういえば、小説の新刊が出てたはずだし」

真姫「…ついでにこの本も」

36: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:25:55.49 ID:JO0OK4On.net

アリガトウゴザイマシター

真姫「少し早いけど、行きましょうか」

真姫「あ…あれは…海未…」

真姫「…」

真姫「私と同じ本を…」

真姫「本当…不器用なんだから…」

37: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:26:27.17 ID:JO0OK4On.net

真姫「…そんな本買わなくていいわよ」

海未「ま…真姫!?」

真姫「き…昨日は…わ…悪かったわ…」

真姫「そ…その…ごめんなさい…」

38: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:27:17.60 ID:JO0OK4On.net

海未「こ…こちらこそ…すみませんでした」

真姫「…いいわよ」

海未「真姫…」

真姫「じゃ…じゃあ行くわよ」

真姫「外で穂乃果が待ってるし」

海未「穂乃果がですか?」

海未「私はことりと…ということは」

真姫「二人には迷惑かけちゃったわね」

海未「ふふっ…そうみたいですね」

39: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:29:24.34 ID:JO0OK4On.net

海未「そういえば、真姫はどのような本を買ったのですか?」

真姫「べ…別になんでもいいでしょ」

海未「仲直りのしるしというわけではありませんが…一緒の本を読んでみたいです」

真姫「ちょ…」ポロッ

海未「こ…これは…」

40: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:30:16.91 ID:JO0OK4On.net

『友達と仲直りするための方法』

海未「…」

海未「どうやら考える事は一緒だったみたいですね」

海未「お互い不器用なところありますから」

真姫「~~っ///」

真姫「ほ…ほら!さっさと行くわよ!!」

海未「ええ、行きましょう」

おわり

41: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:31:25.54 ID:oIBzL517.net

おつ
良かったよ
43: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 23:33:25.33 ID:+czdOMGz.net

50: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/07/05(火) 06:08:07.85 ID:pivW6OUm.net

海未「……真姫、一通り聴かせてもらった上でですが、言わせて頂いても
   いいですか?」

真姫「何よ、遠慮しないで聞かせて」

海未「その……私も、出来るだけ曲にあった詞を書きたいと毎回それなりに
   頭をひねっているのですが、それにしても、ちょっと今回のこれは……」

真姫「……どういう意味?」

海未「いえ、その、決して批判というわけではないのですが、いつものμ’sの曲と
   比べてもちょっと独特というか……その……」

真姫「……あんまり良くなかったかしら?新境地を狙ったのは確かだけど」

海未「ええ……私、この曲に詩をつけられるか、自信がありません……」

真姫「……いいわよ、私もこだわるわけじゃないから、この曲はやめておくわ」

海未「そんな!勿体ないです、せっかく作った曲なんですから」

真姫「(ムッ)だって、詩がつけにくいって言ったのは海未の方じゃない、無理して
   使うことないわ、こんな曲」

海未「真姫、こんな曲、だなんて言わないで下さい、曲に良い詩がつけられ
   ないのは私に才能が足りないからであって……」

真姫「海未にできないなら他の誰にも出来ないでしょ。
   詩がつけられない曲を残しとく意味ないじゃない」

海未「ちょっと真姫、落ち着いて……」

真姫「私は落ち着いてるわよ!もう海未なんて知らない!」

海未「なんですかその言い方は!」

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海未「ふむ……『ワーオワーオ!夢ならば……ねねねワーオワーオ!覚めないで』、っと……(カキカキ)」

海未「……よし!できました!やればできるものですね!」

これが喧嘩の真相