【ラブライブ！】にこ「アンタこのプロフィール……」　花陽「え？」

にこ「趣味に絵を描くことってあるじゃない」

花陽「う、うん」

にこ「どんな絵描いてるのかちょっと見せてみなさいよ」

花陽「えっ」ﾄﾞｷｯ

にこ「いーじゃない減るもんじゃないし、今なんか持ってないの？」

花陽「えっ、えと、あの…」ｵﾛｵﾛ

にこ「？　何……あっ、スケッチブックあんじゃない！ちょっとだけ見せ――」

花陽「やめてっ！！」ﾄﾞﾝｯ

にこ「ッ！！」ﾄﾞｻｯ

花陽「はぁ、はぁ…」

にこ「………」

花陽「ごめん…」

にこ「…ゴメン」

にこ「……」

花陽「……」

にこ「……」

花陽「……」

にこ「……悪かったわね」

花陽「えっ、あのっ……」

にこ「何がそんなに嫌かしらないけど、勝手に触ったのは謝るわよ」

花陽「あっ、うぅ…うん……」

にこ「……」

花陽「……」

にこ（…っていっても、そんな突き飛ばすホドって、なーにがそんなにアレなのかしら）

にこ（あんなの普段の花陽からは考えられな……）

にこ（…兆候はあったかもしんないわね…何かに集中した時のパワーっていうか）

にこ（そんなに大切なモンなのかしら？それともヘタで恥ずかしいとか？）

にこ（……）

にこ（……）

にこ（……どうやって見てやろうかしら）

花陽（うぅ…謝るタイミング無くしちゃった……）

花陽（にこちゃん怒ってるかな…怒ってるよね……）

花陽（でも…にこちゃんでも…にこちゃんには…こんなの見せられないよぉ～！）

花陽（うん、でも…やっぱり謝らないと……）

にこ（…つっても、例のスケッチブックは花陽のカバンの中に入ってんのよね）

にこ（勝手に見てるところを見つかったらいくら花陽でも……）

にこ（なーんとかして合法的に……）

花陽「……」

にこ「……」

花陽「あの…にこちゃん」

にこ「んー？」

花陽「…その、ごめんなさい」

にこ「……」ｼﾞﾛｯ

花陽「」ﾋﾞｸ

にこ「別に謝んなくていいわよ、悪いのはにこだし」

花陽「でも……」

にこ「……」

花陽「……」

にこ「…なら、さっきのヤツ見せなさいよ」

花陽「」

花陽「えっ！えっと、それは……」

にこ「…なによ、そんなに嫌なワケ？」

花陽「うぅ……」

にこ「…じゃあ全部じゃなくていいわ、花陽が選んだページだけ見せてよ、それならいいでしょ？」

花陽「私が？」

にこ「そうそう、見せられるトコどっかあんでしょ？」

花陽「えっ、う、うん…わかった……」

花陽「……」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

にこ「……」

花陽「……」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

にこ「……」

花陽「……」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

にこ「……」

花陽「……」ﾊﾟﾗ…

にこ「」ﾋﾟｸｯ

花陽「/////」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

にこ（長考してるわね……）

花陽「……」

にこ（まだかかんのかしら……）

花陽「……うん、ここなら…」

にこ「ん、じゃあ見るわよ？」

花陽「うん……」

花陽「あの！本当下手だし気持ち悪いかもしれないけどあの絵って風景画とかじゃなくて人っていうかアニメ絵とかで」

にこ「」ﾋﾞｸｯ

早口かよちんかわいい

花陽「その、見てもいいけど何にも言わないでね！？感想とか言わないでほしくて、その、本当に下手なの！だから見たら何も言わないでそのまま返してくれればその……」

にこ「わかったわかったわよ……」

にこ（何がそんなに……まぁにこも昔書いてた歌詞を見せられるかって言ったらアレだけど……）

にこ「じゃあ…見るわよ？」

花陽「う、うん…///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ﾍﾟﾗｯ

にこ「……」

花陽「……」

にこ「……ふーん？何よ、普通に上手いじゃない」

花陽「そ、そうかな……？」ﾃﾚ

にこ「いやホントカッコよくかけてるわよ？このキャラは知らないケド」

花陽「そ、そんなことないよぉ///」ﾃﾚﾃﾚ

にこ「んーでもどっかで見たことある気もするのよねー」

花陽「…」ﾋﾟｸｯ

にこ「あ…」

花陽「…な、なに？」

にこ「いや名前が……エリオとウミミ？っていうの？」

花陽「あああああああああああああああ！！！！！！！」ｶﾞﾀｯ

にこ「」ﾋﾞｸｯ

終わり

終わんな

ここはニコちゃんとの百合百合漫画を描いている展開が一番でしょうがぁぁぁ！