【ラブライブ!】千歌「おはようございま〜す、寝起きドッキリで〜す……」
- 2020.04.21
- SS

千歌「ちゃんと御両親にも、許可を得ました〜…ふぁあ、眠い……」
千歌「…それじゃ、まずは、私の幼馴染みから…」
ーーー
曜「……」zzz
千歌「おはようございます…」
曜「……」zzz
千歌「よく眠ってます、まだ夏ですから、お布団はお腹にだけかけて寝るスタイルのようです……」
千歌「シャツとスパッツですかね…これはこれで暑そう……」
千歌「では、ドッキリに移ろうと思います〜……」
千歌「今回は〜、足裏に強烈なツボを押して起こしてあげよう……!」クイクイッ
千歌「……」スッ
千歌「おはようございまーーーす!!!」グリィッ!!
曜「ぎゃっーーー!?!?!?」ピョーンッ
千歌「おはようございます!おはようございます!朝だよ!朝!!」グリグリグリッ
曜「痛い痛い痛い痛い!!!」
曜「やめてやめてやめてやめて!!!」
曜「あっーー!!!!!」
ーーー
曜「…ね、寝起きドッキリ……? もう、ビックリした……」
千歌「垂直にとんだね、体」
曜「足裏にすごい衝撃きたもん……」
ーーー
千歌「おはようございます……寝起きドッキリ、次のターゲットは〜…」
ルビィ「……」zzz
ダイヤ「……」zzz
千歌(想定外だったのは、このふたりが、一緒に寝てるってこと)
千歌「なので」
千歌「このちょっと変な匂いのする黄色の液体を……ダイヤさんのお股に……」
千歌「あ、これも御両親には言ってます…クリーニングもうちがちゃんと……」
千歌(それではgo!)
チョロロッ……
千歌(うんいい感じにオネショみたいになった)
千歌(少しの間、退散を……)
ーーー
ルビィ「ん?」
ダイヤ「……」zzz
ルビィ「……!」バッ
ピチャ……
ルビィ「!?」
ダイヤ「ん……あ、ルビィ、おはようご……」ピチャ
ダイヤ「…………」
ダイヤ「!?」
ピチャビチャ……
ダイヤ「……」ガタガタガタガタ
ルビィ「おねえちゃ…」
ダイヤ「ちっ、違います、これは何かのまちがっ……!」
ダイヤ「こ、高校三年生にもなって、お、お、おねしょだなんて、そんな訳、が……!!」
ダイヤ(で、でもこのつんとする匂い…まさか……本当、に……?)
ダイヤ「う、うう……」ジワッ
ルビィ「お、お姉ちゃん! 泣かないで……」
ダイヤ「で、でもぉ……!」ポロポロ
ダイヤ「……」グスッ
ダイヤ「…惨め、ですわ……」シュルッ、クルクルッ…
ダイヤ「こんなにビチャビチャ……うう……」
ガラッ!
千歌「おはようございます!!!朝です!!朝!!!はいっ、それ偽物でーーす!!!」
ダイルビ「っ!?」
やめろ、かぶれちゃうだろ
ダイヤ「……な、なんだ、そういうことでしたの……ほっとしましたわ……でも、少し悪趣味ですわよ」ジトッー
ルビィ「でも、お姉ちゃん。安心したね」
ダイヤ「本当です……」
ーーー
千歌「三人目は、果南ちゃん!」
千歌「さ〜て、どんな風に寝てるのでしょうか…」
果南「……」zzz
千歌「果南ちゃんは……なんだろこれ、熊?」
千歌「のぬいぐるみの手を握って寝てますね」
千歌「」パシャッ
千歌「よし。じゃあこの熊さんを……」
モンゴリアンデスワーム(ぬいぐるみ)『やあ』
果南「…………」サッー
ギャアアアアアアアアアア……
ーーー
果南「心臓はじけるかと思った……」
千歌「ごめんごめん」プニプニ
果南「ひい!? それ近づけないでよ!」
千歌「効果抜群だったね…」
果南「起きていきなりそんなのいたらビックリするに決まってるじゃない……!」
ーーー
千歌「更なるターゲット、次は梨子ちゃんです」
千歌「気持ちよさそうに寝てますね」
千歌「でもドッキリはしかけます」
千歌「こんなものを用意しました」
千歌「おもちゃの蛇」
千歌「これをベッドの周りに置いておくという考えですよ」
ーーー
梨子「……」パチリッ
梨子「ふぁあ…ん?」
ヘビ『やあ』
梨子「っー、や。やっ、きゃっ……!?」
梨子「へ、びっ、……!!」
ヘビ2『やあ』
梨子「きゃーー!?!」
梨子「…って、なんだ、これおもちゃじゃない……!」
梨子「さては千歌ちゃんね…」ガララッ
梨子「ちょっと千歌ちゃん!これはどういう……」
ガチャ
しいたけ「わんっ」
梨子「っーーーー!!!!!」
イヤァァアッァアア…
ーーー
千歌「今日はリードつけてるからもう大丈夫だよ梨子ちゃん」
梨子「……千歌ちゃん嫌い」
千歌「あ、あははは……」
千歌(こ、これはやりすぎちゃった…反省)
ーーー
千歌「そして次は、善子ちゃん! の、はずでしたが、なんとこの日、花丸ちゃんがお泊まりに来ているようです……!」
花丸「……」zzz
善子「……」zzz
千歌「さて、ここでとうとうこれを使います」
千歌「そうバズーカです 音が大きいだけのあれです」
千歌「通販で売ってました! お小遣いが消えました……よしっ、行きましょう!!」
善子「っ!?」ガバッ
善子「……敵襲!? そんな、まさかもうここがバレたというのっ……?!」
善子「おちおち休息をとる暇もないってこと……ふふ、わかってるわ」
善子「私に休息なんて、必要なかった、のよ……」
善子「私の中の堕天使はいつだって、戦いを臨んでいる……そうでしょう?」
花丸「……」zzz
善子×千歌「まだ寝てるっ!?」
善子「え」
千歌「あ」
花丸「……」
善子「なんでまだ寝てるのよ……」
ーーー
千歌「さて、最後は、鞠莉さん!」
千歌「いかにもお嬢様、って感じなので少し緊張してますっ…それでは」
千歌「おはようございます……」
千歌「ネグリジェ……」
千歌「めちゃくちゃ似合ってますね…」
千歌「それはさておき…今回は」
ーーー
鞠莉「……ん、んん…朝……」
千歌「……」zzz
鞠莉「!? 千歌ちゃ……!?」
鞠莉「な、なんで千歌ちゃんが……裸で一緒のお布団に!?」
鞠莉「……わ、私も若干ネグリジェ乱れてる…………」
鞠莉「ああ〜!? 」
鞠莉「わ、私は、なんてことを……!」
鞠莉(こ、こういうのは起こった出来事が忘れてしまっているもの、とよく言うし……)
鞠莉(まさか私、そんな……!)
千歌「……はい」
鞠莉「……私、やっちゃった?」
千歌「はい……」
鞠莉「っ! や、やっぱり……」
鞠莉「ご、ごめんなさい! 覚えてないなんて言い訳にはならないわ、このお詫びはどうしたら……!」
千歌「…そ、そんな、あたまをあげてください鞠莉さん…」
鞠莉「でも……」
千歌「おはようございまーーーす!!!」
『ドッキリ大成功!』
鞠莉「……へ?」
ーーー
鞠莉「も、もう! 本気で私、いけないところまでいっちゃったかとハラハラしたのに……!」
鞠莉「次からはやめてよねっ……」
ーーー
曜「……ねえ」
果南「ん?」
曜「…千歌ちゃんの、寝起きドッキリのことなんだけど」
ダイヤ「ああ……」
鞠莉「あれね…」
梨子「……」
曜「…やられっぱなし、なのも、なんかやだよね?」
曜「……それはね」
ーーー
千歌「うう〜ん、むにゃむにゃ……」zzz
善子「……」スッ
ドッーーンッ!!
千歌「っ!?」ピョーンッ
千歌「なっ、なにっ……!?」
ブランッ
モンゴリアンデスワーム『やあ』
千歌「ぎゃああああ!?」
梨子(……!)ポイポイッ
ヘビ『やあ』
千歌「わぁあああああああ!?」
分かる
グニグニッ!
千歌「いだっ!! な、なんでこんなところに足つぼのあれが……ぁ!!」
千歌「いっ、たたたた……」
スッ
千歌「……え」
熊(リアル着ぐるみ中身果南)『ぐぉおぉあっー!!!!』
千歌「あ、ぁあっ、あ……」パクパクッ
千歌「」ガクガクガクッ
チョロロロロッ……
千歌「へ、へ、い、いやぁ……!」ペタンッ
千歌(こ、腰抜けて……)
ドドドドドッ…
バンッ!!
8人「「「おはようございまーーーす!!!!朝です!!!!朝!!!!!」」」
千歌「」
千歌「もっ、もう寝起きドッキリはこりごりだよ〜!!」
おわり
謎の液体調べるから採取して
起きたら隣に裸千歌ちゃんがいることを願っておやすみなさい
いいオチだ
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