【ラブライブ！】善子「桜内梨子」

梨子「なぁに？」

善子「桜内梨子」

梨子「はい」

善子「さくらうちりこ」

梨子「たしかに桜内梨子は私ですけど……」

善子「さくらうちなしこ」

梨子「なしこ言わないの」

善子「桜、梨……」

善子「春なの？秋なの？はっきりしなさい！」

梨子「ん～…秋…かな？」

善子「何真面目に答えてんのよ！」

梨子「なんで私怒られてるの？」

梨子「じゃあ寝よっか」

善子「うん」

おやすみ

梨子「じゃあ寝よっか」

善子「うん」

梨子「おいで」

善子「りりぃ…」

梨子「なぁに？」

善子「膝枕…」

梨子「怒りんぼの次は甘えんぼさん？」

善子「少しくらいいいじゃない…」

梨子「私も眠いから本当に少しだよ？」

善子「は～い」

善子「もっと…」

梨子「もっと…なに？」

善子「もっと撫でて…」

梨子「はいはい」

善子「リリー…」

梨子「はぁい」

善子「リリーの膝枕…好き…」

梨子「どういたしまして」

善子「リリー…」

梨子「はぁい」

善子「リリーの手…あったかいのね」

梨子「私も…眠いからかな？」

梨子「違くないわよ？」

善子「リリーの心があったかいから…」

梨子「よっちゃん、そんなこと言って恥ずかしくないの？」

善子「堕天使は恥ずかしがらにゃぃ……」

梨子「はいはい」

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「よっちゃん？」

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「よっちゃん…」

梨子「これじゃ私が寝れないじゃない…」

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「もう…ちょっとだけって言ったのに……」

善子「りりぃ…」

梨子「ふふっ…私の夢でも見てるのかしら？」

梨子「仕方ない子ね…」

梨子「そんな仕方ない子を甘やかしちゃう私も仕方なし子…」

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「……」

梨子「私、何言ってんだか…はぁ…」

梨子「よ、よっちゃん？」

梨子「いいい、今の聞いてたの？」

善子「……」

梨子「……」

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「ほっ…よかった…」

梨子「それはそうと…」

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「困ったものね…」

梨子「気持ち良さそうにすやすや寝ちゃって…」

善子「……」

梨子「これじゃ動けないじゃない…」

梨子「んん～？次はどんな寝言かな？」

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「……」

善子「……」

梨子「よ、呼んだだけ？」

梨子「……」

梨子「ほっぺ…柔らかそう…」

梨子「ちょっとくらいなら…」

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「いいわよね…」

梨子「……」

つん

善子「すぅ…すぅ…」

つんつん

善子「……」

ふにふに

善子「んん…」

梨子「あ、ごめんね……」

梨子「あぶないあぶない」

梨子「それにしても…」

梨子「すべすべで…ぷにぷに…」

善子「……」

梨子「よっちゃんかわいいぞ、このこの」

つんつん

善子「んんん…」

梨子「あ…」

善子「……」

梨子「私ったらつい…」

梨子「なんか楽しくなってきちゃったかも…」

梨子「耳たぶも柔らかそうね…」

善子「……」

梨子「ちょっとくらいいいわよね？」

ふにふに

善子「ん……」

梨子「……」

善子「……」

ふにふに

善子「ゃ……」

梨子「……」

善子「……」

善子「すぅ…すぅ…」

ふにふに

善子「ぃゃ……」

善子「……」

梨子「……」

梨子「なんだかドキドキして楽しいわね…」

梨子「二の腕♪」

ぷに…ぷに…

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「はぁ…」

梨子「よっちゃんの二の腕…癖になるかも…」

梨子「細くてスラっとしてるのに…」

ぷにぷに

梨子「どこ触っても柔らかいなんて…」

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「二の腕はぷにぷにされても平気なのね…」

梨子「この感触…ずっとぷにぷにしてられるわ…」

善子「すぅ…すぅ…」

ぷにぷに

梨子「癒されるわ…」

ぷにぷに

善子「んっ……」

梨子「あ…」

善子「……」

梨子「大丈夫みたいね…」

梨子「うーん…お次は…」

梨子「……」

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「ゴクリ…」

梨子「ダメよ梨子」

梨子「そこを触るのはいくらなんでも変態よ」

梨子「でも…どこよりも柔らかいはず……」

梨子「よっちゃんの…触りたい…」

梨子「そーっとなら…」

梨子「ちょっとなら…大丈夫よね…」

梨子「……」

すっ…

梨子「……」

梨子「ダメ…」

すすっ…

梨子「ダメよ梨子…」

梨子「やっぱりそれはダメよ…」

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「ダメ…なのに…」

すすすっ…

梨子「手が…吸い込まれて……」

梨子「あとすこし…」

梨子「……」

ピタっ…

梨子「……」

善子「……」

梨子「ね…ねごと？」

梨子「……」

梨子「寝言ならいつものこと…」

梨子「少しの寝言くらいなら大丈夫よ…」

梨子「ゴクリ…」

そーっ…

善子「ん…」

梨子「もうすこしで…」

ふわり…

善子「んん…」

梨子「ふぅ…」

梨子「あとは指先を…」

善子「りりぃ…」

梨子「曲げるだ…」

パチクリ

善子「ごめん私寝ちゃってたみたい…」

梨子「け…」

ふにゅん

善子「え…え？」

梨子「へ？」

善子「……」

梨子「これには訳があって…」

善子「……」

梨子「脚が痺れてきちゃったから…ね？」

善子「……」

梨子「膝からおりてもらいたくて…」

善子「……」

ジワっ…

梨子「その…」

善子「……」

うるうる……

梨子「よっちゃん……」

善子「……」

梨子「ごめんなさい…」

どんっ！

梨子「きゃっ…」

善子「へんたいろくでなしこ…」

梨子「ごめ……」

ぱふん

梨子「え？」

善子「……」

善子「罰として一晩中ヨハネに腕枕して抱きしめること！」

善子「ヨハネの快眠をサポートしなさい！リトルデーモン！」

梨子「よっちゃん…」

善子「いい！？わかった！？」

梨子「はい…」

梨子「ごめんね…」

善子「もういいわよ……」

善子「ねる……」

ぽふっ…

梨子「……」

なでなで…

善子「……」

善子「すぅ…すぅ…」

梨子「おやすみなさい…」

ぎゅっ…

梨子「ふぁ…」

梨子「……」

梨子「すぅ…すぅ…」

善子「すぅ…すぅ…」

ZZzzz…