【ラブライブ！】凛「ハロウィンだから希ちゃんにイタズラするにゃ」

凛「み～んな凛のイタズラに引っかかるんだもん♪」

凛「いたずらしてないのは…3年生の3人だけだね」

凛「希ちゃんにイタズラするのはちょっと怖いけど…やってみるにゃ！」

凛「どうやって驚かそっかな…ロッカーに隠れて驚かそっと」

凛「希ちゃんをメールで呼び出して」

凛「早く来ないかなぁ」ﾜｸﾜｸ

凛（来たみたい…近づいたら出て行って驚かそうっと）

希「あら？いないんかなぁ？」

凛（携帯見てるからなかなかこっちこないにゃ…）

希「…」

凛（早く動かないかなぁ）

凛（来た！）

凛「じゃーん！！お化けだぞおおお！！」

希「！？」ﾊﾞﾀｰﾝ

凛「えへへ～♪希ちゃん驚いた？」

凛「あれ？希ちゃん？」

希「…」

凛「動かない…そんなにびっくりしたのかにゃ？」

凛「希ちゃん、起きて―」ﾕｻﾕｻ

希「…」

凛「あ…あれ…？起きない…どうしよう…」

凛「希ちゃん！！」ﾕｻﾕｻ

希「…」

凛「も…もしかして…希ちゃん…死んじゃったの…？」

凛「あ…その…」

にこ「なんでこんなところで寝てるのよ。起きなさいよ」

希「…」

にこ「…」

にこ「希…？」

にこ「…まさか」

にこ「凛、何があったのよ」

絵里「おはよう…希…？」

絵里「どうして床で寝てるのかしら？」

希「…」

絵里「…」

絵里「希、起きて」ﾕｻﾕｻ

絵里「起きないわ…なんでこんなことに…」

絵里「うん…」

にこ「脈もないしこれは…もう…」

絵里「そんな…希…どうして…こんな…」

凛「えっ…希ちゃん…」

凛「凛は…その…」

絵里「返事してよ！希！」

希「…」

凛「希…ちゃん…なんで…」

凛「凛はちょっと…」

絵里「希に何したのよ。凛でも許さないわよ」

凛「希ちゃんを驚かせただけ…なのに…」

にこ「ちょっとでこんな事になるわけないでしょ！」

凛「凛は…嘘ついてないもん…」ｸﾞｽｯ

にこ「泣いて許してもらおうなんて…」

凛「そんな事ないのに…」

にこ「この期に及んでまだそんな事…」

凛「凛は…」

絵里「希…頼むから目を覚ましてよ…」

凛「うわ～～～ん！！ごめんなさぁああい！！」

希「もうこんな事しない？」

凛「もうしませ～～ん！！」

希「そ、なら許してあげようかな」

凛「ぐすっ…の…希…ちゃん…？」

希「あれま、ちょっとやりすぎたかな？」

にこ「まあ仕方ないわね」

絵里「ここまでするつもりはなかったんだけどね」

希「凛ちゃん、もういたずらなんかしちゃダメよ」

凛「絶対しな～～～い！！」

絵里「…少しやりすぎたかしらね」

にこ「これぐらいしないと反省しないでしょ」

凛「真姫ちゃん…」

花陽「凛ちゃん、花陽のおにぎり勝手に食べるなんてひどいよ…」

凛「ごめんなさい…かよちん…」

穂乃果「けほっ…まだ粉被ってるよぉ」

ことり「穂乃果ちゃん大丈夫？」

海未「仕掛ける方も仕掛ける方ですが、黒板消し落としに引っかかる方も…」

穂乃果「もう少し心配してくれてもいいじゃん…」ﾌﾞｰ

凛「穂乃果ちゃん…ごめんなさい…」

穂乃果「凛ちゃん、あまりいたずらしちゃダメだからね」

凛「はい…」

凛「うん…」ｸﾞｽｯ

希「ごめんね、ちょっと怖がらせちゃったかな」

凛「凛…いい子にするからどこにも行かないで…」ｷﾞｭｰ

絵里「あらあら」

にこ「まるで姉妹ね…」

にこ「まあね、希も全く動かないからちょっとびっくりしたけど」

絵里「ちょっと楽しかったわ」

凛「二人とも…知ってたの？」

にこ「まあね、凛がみんなにイタズラして回ってるって真姫から注意してってメール来たのよ」

にこ「その後に、希からイタズラばかりしてる凛にオシオキするから協力してってメール来たからね」

にこ「最初はびっくりしたけど…後はにこにーの演技力のおかげかしらね」ﾌﾌﾝ

絵里「知ってないとあんな事できないものね」ﾌﾌｯ

真姫「わ…私の事はいいでしょ！！」

花陽「あはは…」

にこ「…気になるわね」

希「凛ちゃん、はい」

凛「…これは？」

希「凛ちゃんはもうイタズラしないって約束したからクッキーあげるね」

凛「希ちゃん…」

凛「うん…」

希「美味しい？」

凛「とっても…」ｸﾞｽｯ

希「凛ちゃん、ウチはどこにも行かんよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「本当？」

希「凛ちゃんがいい子にしてたらね」

凛「えへへ…希ちゃん大好き！」

海未「本当に二人は姉妹みたいですね」

ことり「うん♪」

おわり