【ラブライブ!】千歌「今日はおうちデート!」ダイヤ「来るのは2度目……ですわね」
- 2020.04.22
- SS

ダイヤ「この前よりは片付いてるんですのね」
千歌「そりゃ毎回汚くしませんよー」
ダイヤ「……この前よりグッズ増えてません?」
千歌「あー、この前買ったんです。Am@zonって便利ですよね」
千歌「……ぎくっ」
ダイヤ「これのせいでしたのね……」
千歌「ご、ごめんなさいっ」
ダイヤ「きちんと謝ったので許してあげますわ」
ダイヤ「それにしても、どうして千歌さんのおうちですの?」
千歌「いや、この前呼びましたけどあまりのんびり出来なかったなー……って」
ダイヤ「宿題目的でしたものね」
千歌「だから、今日はまったりのんびり過ごしませんか?」
千歌「……ヤッテマスヨ」
ダイヤ「ノートがまっさらのようですが……」
千歌「そ、そこはまだやっていないんです!」
ダイヤ「あら、本当でしたの?」
千歌「……騙しましたね!」
千歌「うぅ……」
ダイヤ「……まあ、今日は勘弁してさしあげますわ」
千歌「……はいっ。あ、ちょっとお菓子取ってきますね」
ダイヤ「ありがとうございます」
ダイヤ(千歌さんのお布団……)
ダイヤ(……千歌さんの匂いがしますわね)
千歌「すみません、みかんとお煎餅しかなかったですー」
ダイヤ「ぴぎゃぁぁっ!?」
千歌「うわっ、どうしたんですかいきなり」
ダイヤ「な、なんでもありませんわ!」ドキドキ
ダイヤ「え、ええ……ありがとう」
千歌「私みかん好きなんですよねー」
ダイヤ「千歌さんにぴったりですわね」
千歌「えへへ、そうですか?」
ダイヤ「イメージカラーもオレンジですものね」
千歌「そこはみかん色って言って欲しかったです……」
千歌「みかんに免じて許してあげます」
ダイヤ「どういうことですの……?」
千歌「意味なんてありません」
ダイヤ「そうですか」
千歌「そうですよー、っと……すっぱ!」
千歌「ダイヤさんも外れてるじゃないですか」
ダイヤ「むぅ……」
千歌「お茶です、どうぞ」
ダイヤ「気が効きますねのね、ありがとう」
ダイヤ「……静かに時間が流れてますわね」
千歌「沼津行くのも良いですけど、こういうのもたまには良くないですか?」
ダイヤ「だからと言って私の誘いを断った理由にはなりませんわ」
千歌「だからそれはすみませんって!」
千歌「たまに冗談に聞こえないんですよ、まったく……」
ダイヤ「千歌さんのおうちは梨子さんのおうちの隣なんですよね?」
千歌「そうですね、家族付き合いも最近多いですよ。夕飯食べに来たり」
ダイヤ「……そうですのね」
ダイヤ「そ、そういうつもりで言ったのではありませんわ!」
千歌「あれ、顔に書いてましたよ?」
ダイヤ「う、嘘!?」
千歌「嘘です」
千歌「……えへへ」
ダイヤ「……ふふっ」
千歌「今日ってどうします?明日休みですけど……」
ダイヤ「そうですわね……泊まってほしい?」
千歌「そりゃもちろん!」
千歌「えへへ、やったぁ」
ダイヤ「ちょっとルビィに連絡しておきますわね」
千歌「そう言えばダイヤさんガラケーですよね」
ダイヤ「ええ、それが何か?」
ダイヤ「やはり昔から使っているものの方が馴染みがありますもの、そう易々と変えられませんわ」
千歌「そういうもんですか?」
ダイヤ「そういうものですわ」
千歌「……実は機械オンチですか?」
ダイヤ「なっ、違いますわ!」
ダイヤ「……なんですの」
千歌「別にー?」
ダイヤ「……むぅ」
千歌「あ、そうそう今日の夕飯は何がいいですか?」
ダイヤ「そうですわね……いえ、おまかせしますわ、私は客人ですもの」
ダイヤ「千歌さんが……どことなく、不安ですわ」
千歌「えー、なんですかそれひどいなー」
ダイヤ「冗談ですわ……期待してますわね」
千歌「はーい、任せて下さい!」
千歌「そうですねー、なんかします?」
ダイヤ「……なにかあるんですの?」
千歌「いえ特には」
ダイヤ「ないなら提案しないで下さい!」
千歌「えー、だって暇そうですし」
千歌「うーん……そんなもんですか?」
ダイヤ「ええ、そういうものですわ」
千歌「ダイヤさんの言う事はたまに難しいですす」
ダイヤ「あら、たまにですの?」
ダイヤ「フォローになってませんわ!」
千歌「あはは、すみません」
ダイヤ「……まあ良いとして、千歌さんはのんびりするの、あまりお好きではなさそうですものね」
千歌「分かります?」
ダイヤ「ええ、今にも遠くへ飛び出しそうなくらい」
ダイヤ「それくらい、分かってますわ」
千歌「ダイヤさんも同じですか?」
ダイヤ「ええ……でも貴女がどんなに遠くに行っていても、私は大丈夫ですわよ?」
千歌「……待っててくれますか?私のこと」
ダイヤ「信じられない?」
千歌「信じてます」
千歌「約束ですよ?」
ダイヤ「もちろん」
千歌「……なんて、そんなこと言ってなんだかんだ離れなかったりして」
ダイヤ「ふふっ、そうですわね」
ダイヤ「歳上なんだから仕方ないですわ、それに言ったでしょう?いつまでも待ってあげるって」
千歌「あ、それって留年するってことですか?」
ダイヤ「なんでそうなるんですの!せっかく良い雰囲気が台無しですわ、もうっ!」
千歌「あはは……なんか重い話がちょっと辛くて」
千歌「……なんか今のプロポーズっぽい?」
ダイヤ「なっ、ぷろっ!?///」
千歌「でも私も同じです!Aqoursの皆はもちろん、ダイヤさんと、ずっとずっと一緒にいたいです!」
ダイヤ「……そうですわね」
千歌「そろそろ夕飯の支度してきます、本当におまかせで良いですか?」
ダイヤ「……でしたら、千歌さんの1番得意な料理でお願いしますわ」
ダイヤ「忘れ物?一体何を……」
ちゅ
千歌「……ダイヤさんの唇奪うの忘れてました、じゃちょっと行ってきます!」
ダイヤ「……」
ダイヤ「……もう、なんなんですの、ほんとに……///」
何もしてなくても、貴女といるなら幸せだ
そんなテーマでした
ありがとうございました
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