【ラブライブ!】千歌「カキ氷の魔法」
- 2020.04.22
- SS

千歌「うぐぐっ!絶対!手はださないよっ!出しちゃ駄目!」
ルビィ「千歌ちゃぁぁん♡」
千歌「うぐっ!」ドキ
ルビィ「千歌ちゃあん♡…千歌ちゃん♡」グイグイ
千歌「いけない!駄目!約束は守るもん!」ブンブン
千歌(そもそも私の責任だもん。ルビィちゃんがこうなったのも)
ルビィ「すみません千歌ちゃん。家だと、どうしても親が気になって」
千歌「全然いいよ!気にしないで!私も見たいし」
千歌(ある日にルビィちゃんがアイドルの雑誌を買った時に特典でDVDを手に入れた)
千歌(しかしそのDVDは思ったより時間が長く、家ではTVを制限されてるルビィちゃんは、なかなか見れないでいた)
千歌(花丸ちゃん家は寺の関連もありDVD再生する物が無いらしい。そこで私の出番!)
千歌(私の家ならノートパソコンからでも見れるし、文句を言う人は誰も居ない!)
ルビィ「うわぁぁ~カキ氷機ですね!」
千歌「涼しくなったとは言え暑いといえば、まだ暑い!そんな時こそカキ氷だよ!一緒に食べよう!」
ルビィ「有難うございます!DVDだけじゃなくて、かき氷まで」
千歌「いいのいいの、さて早速」ゴリゴリ
千歌「ルビィちゃんは私と同じミルク味でいいよね?」
ルビィ「ハイ、お願いします」
千歌「はいはい~♪ん?何だろコレ?小瓶?……はっ思い出した!」
鞠莉「千歌ッチ、千歌ッチ」
千歌「鞠莉さん?」
鞠莉「フフフフ……驚いてねサプライズプレゼント!」
千歌「え!?今日私の誕生日じゃないよ!」
鞠莉「ノン!ノン!!皆に感謝の気持ちを込めてAqoursの皆にプレゼントしてるの」
千歌「へ~有難うございます。……で、この小瓶なんですか?」
鞠莉「よく聞いてくれました!この小瓶は甘くて美味しくなる液!食べ物や飲み物に混ぜて食べさせて想い人もラ~ブラ~ブになるわ!」
千歌(ハチミツみたいな物かな?少し甘くしたい時に使うのかな?)
千歌「甘いのは正義だし使おう」キュ
ビチャ
千歌「あ」
ルビィ「千歌ちゃん?」
千歌「何でも無いよ!何でも!」
ルビィ「?」
千歌(やってしまった。片方のかき氷に全部かけちゃった……)
千歌(うう……甘いの好きだけどルビィちゃんにあげよう)
千歌(そうだ!もし甘すぎて食べれない時は食べっこしよう!)
ルビィ「有難うございます」
千歌「ささっ!一口食べてみてよ?」
ルビィ「?……はっはい」パク
千歌「ど……どう?」
ルビィ「とっても美味しいです♡」
千歌「さてと、このDVDを再生しようっと」ポチポチ
ルビィ「はい」
千歌「へ~有名なスクールアイドルを特集したDVDか~」
ルビィ「はい!見るのも好きですし、これからのAqoursの参考にもなります」
千歌「偉いね~ルビィちゃん 勉強熱心だね」
ルビィ「えへへへへ♡(何かぽわぽわする)」
数分後
千歌「凄い!凄い!!キラキラしてる!」ウキウキ
ルビィ「うん♡……うん♡」ボー
ルビィ「♡」ポスン
千歌「え?(ルビィちゃんが私の肩に頭を……)」
ルビィ「♡♡」///
千歌「(凄く私の顔見てる……何かついてる?)」
ルビィ「千歌ちゃぁん」スリスリ
千歌「ふぇ!?」
千歌「はうぅ!可愛い!……って違う!ルビィちゃんどうしたの!?」
ルビィ「しゅき……♡」
千歌「どうみても、おかしいよね!ごめんルビィちゃん!」グイ
ルビィ「ぴぎゃ!」
千歌「どうしよう!とっ取りあえず!お隣さんにも協力してもらおう!梨子ちゃああああああああん」
千歌「梨子ちゃあああああん!!梨子ちゃあああああああああん!!」
ガラ
梨子「ちょっ!ちょっと!!近所迷惑よ!」
千歌「たっ助けて梨子ちゃん!実はカクシカジカで!!」
千歌(それから事情を説明したら梨子ちゃんがルビィちゃんを見た)
千歌(おかしな事に梨子ちゃんには全く反応しなかった。どれだけ名前を呼んでも反応しなかった)
千歌(梨子ちゃんも、おかしいって事でAqoursの皆を呼んだ」
ダイヤ「ルビィ!」
ルビィ「………」トロン
花丸「ルビィちゃん」
ルビィ「………」
果南「ルビィちゃん」
ルビィ「……」
善子「ルビィ!」
ルビィ「………」
千歌「………ルビィちゃん」
ルビィ「♡」クル
ダイヤ「ね?って言われても」
花丸「善子ちゃんならともかくオラやダイヤさんに何の反応がないのは、おかしいずら」
善子「え?ディスられてる?」
曜「病院に連絡した方がよくない?早期発見って大事だよ」
ダイヤ「そうですわね……」
善子「でも本当にどうしたのかしら?普通にDVD見ただけよね?」
千歌「うん……二人でカキ氷を食べながらDVDみてたの」
千歌「あっ……」
鞠莉「?どうしたの?」
千歌「その……気が動転して忘れてたけど……ルビィちゃんにだけ鞠莉ちゃんがくれた小瓶をつかったの」
ダイヤ「ああ……甘くする液体ですわね」
梨子「なら関係なさそうね」:
鞠莉「え?
鞠莉「それ惚れ薬よ」
鞠莉「おう!成程!成程!!この小瓶が原因なら頷けるわ」
鞠莉「よかったねダイヤ!大事はないわ」
ダイヤ「ちょ!ちょっと!どういうことですの!!」
鞠莉「え?だからルビィが惚れ薬飲んだんでしょ?」
ダイヤ「それですわ!」
梨子「惚れ薬ってどういう事ですか!」
鞠莉「え!?説明したじゃない」
曜「そんな説明じゃ解らないよ!」
鞠莉「え?そうなの?」
果南「鞠莉………はぐ」ギュ
鞠莉「え?何でこのタイミングで!?って、がああああああああああ」ミシミシ
果南「ハグはハグでもベアハッグだよ全部鞠莉の所為だよ!ちゃんと説明しなかった鞠莉の!」ググ
鞠莉「ソーリ!!ソーリ!!!ごめんなさああああいい!!」
ダイヤ「で、一日経てば効果は無くなるの?」
鞠莉「そうよ。パパの知り合いの…西……なんだったかしら?ニシキ?……まぁいいわ。そこからもらったのよ」
鞠莉「アレ?でもその時の説明は……」
ダイヤ「鞠莉さん?」
鞠莉「ううん。何でも無いの それよりルビィよね」
千歌「一日ならうちに泊まっていけばいいよ」
ダイヤ「……そうね千歌さんの言うことしか聞かないものですもの。もし何か起きた時にルビィを誘導できないから家に置くのはかえって心配ですわ」
千歌「やっぱり、これは鞠莉ちゃんの所為じゃなくて私の責任でもあるもん」
ダイヤ「申し訳ございません。妹がお世話になります」ペコ
千歌「うん!まかせてよ!」
ダイヤ「千歌さんなら間違いも起きなさそうですわね」
ダイヤ「お父様とお母様には私から連絡を入れています」
曜「それじゃ、私たちも帰ろうか」
帰り道
果南「鞠莉」
鞠莉「ん?」
果南「最後の方にダイヤに何か言おうとしてたね?」
鞠莉「その事ですか……」キョロキョロ
鞠莉「周りには誰も……特にダイヤは居ないよね?」
果南「聞かれたらマズイの?」
鞠莉「まずい!激まずよ!……そもそもあの惚れ薬……普通なら効果でないわ」
鞠莉「アレは確かに惚れ薬に近いものよ……でも誰にでも好きになる薬じゃないの」
鞠莉「好きという感情を、かなり高くする薬なの」
果南「その好きってのは……まさか」
鞠莉「そう……ライクじゃ反応しない……ラヴゥじゃないと」
果南「……という事はルビィは千歌の事……」
鞠莉「さぁ?」
果南「さぁ?って」
鞠莉「知らないであげるのもルビィの為になるんじゃない?」
果南「……そうだね誰かを好きになるのは自由だもんね」
鞠莉「そうね、ルビィの場合は大丈夫でしょう」
果南「ルビイの場合?」
鞠莉「好きという感情が高まった時に出る行動は意外と単純なものよ」
鞠莉「ルビィを見た感じだと好きな人の物になりたい……簡単に言えば依存型ね」
鞠莉「好きな人の言う事しか聞きたくない、私は貴方の物って感じね」
果南「千歌には危険はないんだね?」
鞠莉「ええ。好きの対象が千歌っちなら絶対に危害を与えることはないの」
鞠莉「しかも、この薬の凄い所は強い攻撃の意思に対して弱いの」
鞠莉「もし、何らかのアクシデントでルビィが千歌に攻撃しようとしても 攻撃の意思を感じて効力は一瞬で無くなるの」
果南「普通の状態に戻るってわけだ」
鞠莉「ヤンデレ防止ってことね」
鞠莉「そう。直ぐに効力を無くす事は出来たけど どうせ一日で効力はなくなるのよ?」
鞠莉「だったら誰も負い目もなく過ごした方がいいじゃない?」
果南「そうだね……まぁ千歌に危険はないならいいよ」
鞠莉「千歌っちはね」クスクス
果南「……どういう事?まさか、まだ隠してる事が!?」
鞠莉「違うわよ、確かに攻撃といった危害をあたえる行動は絶対にしないけど愛の行動はするわ」
鞠莉「まぁ、抱きついたりする程度ね」
鞠莉「だけど私でも可愛いと思えるルビィよ?千歌ッチが襲ったりして」
果南「それは無いんじゃない?一応はAqoursのリーダなんだから」
鞠莉「ルビィには悪けど、手を出したら出したで面白そうね」
果南「千歌なら大丈夫だよ ああ見えて意思が強いからね」
鞠莉「そうね……何事もなく明日を迎えそうね」
千歌「明日には効力が無くなるなら、早く寝て明日を迎えたほうがいいね」
千歌「という事でルビィちゃん。今日は早いけど寝ようか」
ルビィ「はい///」ゴソゴソ
千歌「え?……何で私の布団の中に……」
ルビィ「……♡」
千歌「一緒に寝ようって事?」
ルビィ「♡」コクコク
ルビィ「……」
千歌「……」
ルビィ「……」
千歌「……」
ルビィ「……///」ギュウ
千歌「!?(ルビィちゃんが抱きついてきた!?)」
ルビィ「千歌ちゃん…」
千歌「ルビィちゃん……(うわ……何だろう……いい香りがする……)」
ルビィ「♡」スリスリ
千歌「うっ!」ドキ
千歌「うっ…うん」ドキドキ
千歌(うう……なんで私ドキドキしてんだろ?)
千歌(この感じ……曜ちゃんや果南ちゃんと、お泊りしたときには無かったよ)ドキドキ
ルビィ「千歌ちゃん…♡」
千歌「ルビィちゃん……」
ルビィ「………」
千歌(あ,目を閉じた…でも寝るってわけじゃないよね……これってTVとかで見た…)
ルビィ「……」
千歌(キ……ス)
ルビィ「……」
千歌「……」
千歌「危なかった!あと数センチで唇奪っちゃうところだった!」
千歌「まともな状態じゃないルビィちゃんにするのは駄目だよ!」
千歌(アレ?でも……まともだったら……私してたのかな?)
千歌「駄目駄目!まともだろうが何だろうが駄目だよ!」
ルビィ「千歌ちゃん♡」
千歌「うぐっ!///」ドキ
千歌(何で!?ルビィちゃんに名前を呼ばれるだけでドキドキする)ドキドキ
千歌「ねっ、寝ようよ!ルビィちゃん!」
ルビィ「はぁい」
千歌(だからといって悪戯しちゃ駄目だよね……本当に寝よ)
ルビィ「……」ギュ
千歌「!?(また抱きついてきて……いや落ち着け……我慢すればいいんだ)」
ルビィ「……千歌ちゃん」
千歌(上目づかいのルビィちゃん可愛いな~……って眠れないよ~!)ドキドキ
ルビィ「……」パチ
千歌(ルビィちゃんが目を閉じて私に顔を近づけてくる……駄目だ)
千歌(そう駄目なんだよ……皆との約束を……)
ルビィ「……」
千歌「……(や……く……そく)」チュ
ルビィ「……んっ♡」
千歌「あむっ……れろっ……あむ」
LINE!
梨子「本当に二人は大丈夫かしら?」
曜「見た感じルビィちゃんから何かしようとは思えないから千歌ちゃんだね問題は」
梨子「問題って……」
曜「可愛い後輩に手を出したり……な~んてね ソレは無いか」
梨子「そうね……どっちかと言うと可愛がるって感じで襲うとか、あまり想像出来ないのよね」
曜「千歌ちゃんはね意思が強いからね大丈夫だよ」
千歌「ルビィちゃん♡……大好き」
ルビィ「ふぁ///……ぁああっ!…ふゅう♡」
千歌「あむ……れろ」
ルビィ「ひゃ///千歌ちゃぁん♡」
朝チュンチュン
千歌「………ふぁ!」パチ
千歌「朝か……ふぁぁぁ……眠たいや……ん?」
千歌「私裸だ!何で!?……んん!?」
ルビィ「すぅ……すぅ」
千歌「アレ?ルビィちゃん!?ルビィちゃんも裸で……あっ」
千歌「ごめん!ごめんねルビィちゃん!でも!でも!!」
ルビィ「あ゛っ♡ふぁ♡ああ゛っ♡」ビクビク
千歌「止まらないの!ルビィちゃん!好き!大好き!!」
ルビィ「♡♡」ガクガク
千歌「あ……ああっ」ブルブル
千歌「あああああああああああああ!!あああああああああああああああああ!!!!」
千歌「うああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
美渡「こらぁ!!うるさい!!」
千歌「……ごめん」シュン
ルビィ「う~ん」
千歌「!?」
ルビィ「ふあぁ……アレ?ここは……」
千歌「ルビィちゃん……」
ルビィ「千歌ちゃん?」
千歌「ごめん」ドゲザ
千歌「だって私!ルビィちゃんに!あんな……」
ルビィ「?ルビィがどうしたんですか?」
千歌「え!?」
ルビィ「え!?」
千歌「……もしかして……」
ルビィ「?」
千歌「昨日の記憶が無いとか……」
ルビィ「昨日?……確か千歌ちゃんの家に遊びに行ってそれから……それから……」
ルビィ「アレ?そういえば何でルビィは千歌ちゃんの家に?」
千歌「………やっぱり、いけない事だよ(手をだしたのは)……ここは私が黙れば完全犯罪だよ」
千歌「千歌は悪人になるよ」
ルビィ「悪人!?悪いことは駄目ですよ!」
千歌「もう後には戻れないの……ごめんね」
ルビィ「そ……そんな」
千歌「さて茶番は置いといて、そろそろ服を着ないと」
ガラッ
梨子「千歌ちゃん!」
梨子「もの凄い叫び声が聞こえたから来たわよ!何かあった!?」
千歌(しまった!そうだった!!梨子ちゃんに……)
~~~~~~
回想
梨子「そうだ、もし何か起きたときは叫んでね」
梨子「近所迷惑とか言ってられないしね」
梨子「二人の事もあるから直ぐにかけつけるわ」
梨子「え?ルビィちゃん?……その格好……」
ルビィ「ふぁあ!?裸!?」
梨子「今気づいたのね……」
千歌「……」ダラダラ
梨子「この状況から察するに着替えてたわけじゃないのね……起きた時には既に脱がされてたのね」
千歌「……トイレ行こ」
梨子「千歌ちゃん……」ガシ
千歌「ナニカナ?梨子チャン?私ナニモシラナイヨ?」
梨子「詳しい話を聞かせてもらうわよ」
千歌「ルビィちゃん……」
ルビィ「?」
千歌「悪い事すると直ぐにバレるもんだよ」
ルビィ「??」
千歌(それから私は梨子ちゃんに全てを正直に話した)
梨子「そ…そう///その……ごめんなさい言葉が出なくて」
千歌「こっちこそごめん…私最低だよね?ルビィちゃんにも……そして皆との約束を破って……」
梨子「え~と……(駄目……本当に言葉が見つからないわね)」
梨子(でも千歌ちゃんを見損なったとか、そんな思いは無いのよね……ただ励ますべきなのかな?)
梨子(一応悪い事をしたってことだから、励ましたり慰めたりするのは違うよね)
梨子「それで……ルビィちゃんは本当に記憶が無いの?」
千歌「うん……カキ氷を食べたあたりの記憶がないみたい」
梨子「そう……ルビィちゃんの気持ちもあるから、黙っておいた方がいいかもね」
千歌「うん……」シュン
千歌(それから、皆にルビィちゃんが戻った事を報告した……梨子ちゃんは私がルビィちゃんを襲った事は内緒にしてくれた)
千歌(でも私の気持ちは沈むばかりだ……私は最低だ)
学校
千歌「……」シュン
曜「?……千歌ちゃん元気ないね」
梨子「そうね……(さて、どうしたものか……)」
梨子(私一人じゃ何も浮かばない……誰かに相談……駄目ね)
梨子(それじゃぁ、千歌ちゃんがルビィちゃんを襲ったのがバレるわね)
梨子「う~ん」
曜「んん?梨子ちゃん?」
梨子「ごめん…なんでもないの」
曜「ふ~ん」
三年教室
鞠莉「ルビィの様子はどう?」
ダイヤ「ちょっと記憶の混乱がありますが、異常はありませんわ」
果南「たしか千歌達に聞いた話じゃカキ氷のあたりから記憶がないみたいね」
ダイヤ「ちょっとソレが心配ですが鞠莉さん…本当に大丈夫ですわよね?」
鞠莉「ドントウォーリ!心配しないで!今無くなった記憶は……」
鞠莉「どんどん思い出してくるから」
ルビィ(お姉ちゃんに聞いた話じゃ、ルビィは薬のせいで変になってたとか)
ルビィ(それで千歌ちゃんがルビィの面倒を見てくれた……千歌ちゃんに迷惑かけちゃったな)
ルビィ(今度の休みに何かお礼しなきゃ)
―――千歌ちゃん♡
ルビィ「!?」ドキ
―――ルビィちゃん♡
ルビィ(え!?えええ!?)
~~~~~~~
回想
千歌「あむっ…あ”っ♡うみゅ」
ルビィ「れろっ……んむ♡」
ルビィ「あああ……ああああああ!///」
花丸「?どうしたのルビィちゃん?」
ルビィ「ううっ…ううん!何でもないよ!何でも!!」
花丸「顔が凄く真っ赤ずら?本当に大丈夫?」
ルビィ「平気!平気だよ!!」
ルビィ(あああ!間違いないよ!これは昨日の記憶だよ……)
ルビィ「昨日……千歌ちゃんと……」
放課後(練習終り)
ダイヤ「千歌さん、ルビィ…ちょっといいかしら?」
千歌・ルビィ「「?」」
ダイヤ「私は、はっきりと物申します。今日の練習での二人の動きは微妙でしたわ」
千歌「うっ」
ルビィ「うっ」
ダイヤ「いつもの二人でしたら、もっと動けたはずです!今日は何だか遠慮してる感じでしたわ」
千歌「ごめん。来週にはちゃんとするから」
ダイヤ「頼みますよ」
ルビィ「うう……」
千歌「今日は家のお手伝いあるから帰るね」タタッ
梨子(今日のルビィちゃん、どうしたんだろ?昨日千歌ちゃんに襲われたとは言え、動きが悪かったわよね)
鞠莉「何も副作用は無い筈よ!」
梨子「うわぁ!鞠莉さん……聞いてたんですか」
鞠莉「まぁね……でもルビィはどうしたんだろ?」
梨子「もしかして記憶が飛んでるのが、落ち着かないとか?」
鞠莉「おかしいわね…記憶は戻ってるはずよ」
梨子「……え?戻って?」
鞠莉「そうよ?治った時は記憶は曖昧になるけど」
鞠莉「どんどん思い出す筈よ」
梨子「そ、それでルビィちゃんは……」
鞠莉「梨子?どうしたの?」
梨子「い、いえ!何でもないです!」
鞠莉「……何か隠してるわね」
梨子「え!?」
鞠莉「言わないと!胸もんじゃうよ~!」モミモミ
梨子「ちょっ///揉みながら言わないでください///」アタフタ
鞠莉「さぁ、言いなさい!何を隠してるの!!」
梨子「ひっひ~!ごめん千歌ちゃん!ルビィちゃん~!!!」
鞠莉「おう///」カァ
梨子「……」
鞠莉「ちょめちょめ?ちょめちょめしたの?」
梨子「そのちょめちょめの意味は解りませんが千歌ちゃんがその……」
梨子「ルビィちゃんを……」
鞠莉「それは///はうぅ」
梨子「ちょっと!聞き出しといてガチ照れは止めてくれませんか!?」
鞠莉「聞いてるこっちが恥ずかしくなる心理です」
梨子「ちょっと解ります……」
梨子「じゃなくて!千歌ちゃんが落ち込んじゃって……」
梨子「薬のせいとは言え、誘惑に負けた事に……」
鞠莉「そっか…知らないのか」
梨子「?」
鞠莉「元からある「好き」という感情を高めるだけなの」
梨子「え!?」
鞠莉「だからルビィが惚れ状態になったのは元から千歌の事がすきなのよ」
梨子「それってつまり……」
鞠莉「一度言ってみたかったわ、この台詞を」
鞠莉「つまり合法よ」
ルビィ「千歌ちゃんもルビィの事が好きって事ですか?」
鞠莉「好きじゃなきゃ襲わないよね」
梨子「」
鞠莉「ん?梨子?」
ルビィ「………」
鞠莉「………え?」
鞠莉「ルビィ……聞いてたの!?」
ルビィ「梨子さん」
梨子「はっはい!」
ルビィ「お願いがあります!」
翌日(休みの日)
ルビィ「お、おじゃまします……」
梨子「いらっしゃい。ルビィちゃん」
ルビィ「ごめんなさい……急に無理言って」
梨子「ううん。気にしないで」
梨子(いきなり簡単な料理を教えて欲しいって言われた)
梨子(簡単な……オヤツでも作ろうかしら?)
梨子(揚げ物してたし、その油でフライドポテトでも作ろうかな?)
数分後
ルビィ「ふあぁ美味しそうです」
梨子「冷めても美味しいポテトよ」
ルビィ「こっちがルビィのでこっちが……」キュポン
梨子「その小瓶……そう……何となく解ったわ」
ルビィ「有難うございます。ルビィの我儘を聞いてくれて」
梨子「いいのよルビィちゃん」
梨子「どうなるか解らないけど……頑張ってね」
ルビィ「はい!」
美渡「千歌~ルビィちゃん来てるわよ~」
千歌「え?ルビィちゃん!?」
ルビィ「すみません。いきなり来て」
千歌「え!?ううん!どうしたの?」
ルビィ「オヤツがあるので一緒に食べませんか?」
千歌「うん、上がって上がって」
千歌の部屋
ルビィ「あ、あの!コレ良かったら食べてください!」
千歌「え?うん…有難う」
千歌「へ~フライドポテトだ~いっただきます」パク
千歌「うん美味しい!」
ルビィ「……有難うございます」モジモジ
千歌「?」
千歌(気のせいか……ルビィちゃんの顔が赤くなったような……)
千歌「ふへへ赤くなったルビィちゃん可愛いな~♡」ポー
ルビィ「ふえ!?」
千歌「ほっぺ触らせて」ムニ
ルビィ「ふひゃっ」
千歌「可愛いな~なんか……はぁ……はぁ///」
千歌「頭が…はぁ……まわんなくて……はぁ///」
ルビィ(千歌ちゃん……)
ルビィ「」スッ両手を差し伸べ
ルビィ「いいですよ……千歌ちゃんならルビィの事好きにしてください///」
千歌「ルビィちゃん……大好き」スッ
ルビィ「ルビィも千歌ちゃんが大好きです♡」
朝 チュンチュン
千歌「う~ん」ゴロン
千歌「アレ?朝?……私何して」
ルビィ「スゥー……スゥー……」
千歌「可愛いルビィちゃんも寝てるし……」
千歌「……」
千歌「ん!?」
千歌「ルビィちゃん!?」
ルビィ「う~ん……ぁ……千歌ちゃんおはよう」
千歌「え!?どういう状況!?」
ルビィ「暫くすれば……思い出すから」
ルビィ「思いだしたら……伝えたい事があるの……」
数時間後
千歌(それから私達は、アイドルの動画見たりして、いつもと変わらない遊びをした)
千歌(思い出す?一体ルビィちゃんは何を……)
―――
――
―
千歌「はぁ///んむっ……あむ」チュ
ルビィ「んんっ//♡あむっ”んむ”」
千歌「すき!大好き!好きいいいい!」クチュクチュ
ルビィ「ルビィも”っ//だいしゅきぃっ///あ”あ”む”」ビクビク
千歌「」ピシ
千歌(え……今の……)
ルビィ「千歌ちゃん?」
千歌(あ……あ”あ”あ”あ”っ!!)
千歌(また私!ルビィちゃんを!///)カァァ…
ルビィ「……思い出したんですね」
千歌「あぅ///私っ!ごめっ!」アタフタ
ルビィ「千歌ちゃん。薬の事聞きました」
千歌「う!?」
ルビィ「それで負い目を感じての?」
千歌「……うん」
ルビィ「おあいこです」
千歌「?」
ルビィ「ルビィもあの薬使いました」
千歌「え!?……あ!あのオカシ!?」
ルビィ「」コクリ
ルビィ「好きだから使いました……」
千歌「ルビィちゃん……」
千歌(勇気をだして言ってくれたんだね)
千歌(私の気持ちは最初にルビィちゃんとした時から決まってる)
千歌「私もルビィちゃんの事好きだよ」ギュ
ルビィ「千歌ちゃん……」ウルウル
ルビィ「ごめんなさい……嬉しくて涙が」ポロポロ
千歌「うん…うん」ギュウウ
千歌「それじゃ、一緒に学校行こうか」
ルビィ「はい」
千歌「えい」テヲニギリ
ルビィ「ふぁ!」
千歌「このままで行こうよ……駄目?」
ルビィ「ううん!このままがいい!」
千歌「ふふ…ルビィちゃん大好き」
ルビィ「ルビィも千歌ちゃん大好きです♡」
おしまい
これはかしこい
-
前の記事
【ラブライブ!】男版ラブライブにありがちなこと 2020.04.22
-
次の記事
【ラブライブ!】ポケットモンスター園田/ポケットモンスター南 2020.04.22