【ラブライブ!】果南「部室に1人…」
- 2020.04.22
- SS

果南(普段は恥ずかしくて人前でやれないこと、思う存分させてもらうよ!)
果南「私は『荒波のカナーン』!」
果南「ふふふ…! 私に出くわしてしまったことが、今日のおまえのアンラッキー…!」
果南「歩く道を選び間違えたね! あの世で後悔するんだな!」
果南「必殺! 超奥義松浦流派!『果南斗水鳥拳 極!』」
果南「ほわたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!」
花丸「こんにちはずら~」
果南「たたたぁ!!?」
花丸「ずらっ?!」
花丸「お、おはようございます…」
果南(やばい…聞かれてた?!)
花丸「い、いまの…たたーって」
果南「…ぁた! タクラマカン砂漠!!」
花丸「えっ?」
果南「いやーね、地理の勉強なんだけど、声出ししながらやってたんだよ!ほら、よく音読しながら勉強すると頭に入るって言うじゃん?」
花丸「はぁ…」
果南「タクラマカン砂漠、タクラマカン砂漠…よし!覚えた! みんなまだこないみたいだから、私ひとっ走りしてくるね!」ガラガラッ
花丸「あ…はい…」
果南(ああ~恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!)
花丸「…」ぽつーん
花丸(まあ…いいか、 そんなことより、まるは今部室にひとり…)
花丸(この機会に普段は恥ずかしくて人前でやれないこと、やらせてもらうずら…!) ごくっ
花丸「ンン…おい、なに見てるずら?」
花丸「なにガン飛ばしてんだよっ!おいアァン?!」
花丸「てめぇ、マルに喧嘩売って、生きれ帰れねぇずらよ?」
花丸「このマルが『内浦の狂犬』と知っての態度かゴルァ!!!」
花丸「…ふぅ」
花丸(前にルビィちゃんと観たヤンキー映画…! とてもかっこよかったずら)
花丸「いまのマル、ちゃんとヤンキーみたいだったずらかね…」
梨子「花丸ちゃん?」
花丸「?!」
梨子「ついさっきだけれど… 今のって」
花丸「今の?なんのことかマルにはわからないずら~!」
梨子「花丸ちゃん…あんまり汚い言葉遣いはダメよ?女の子なんだからね?」
花丸「だ、だからなんのこといってるのかマルにはさっぱり… あマル図書委員の仕事でやることあったんだった!ちょっといってくるずら!」ガラガラッ
梨子「え…」ぽつーん
花丸(見られた!見られたずら~!は、恥ずかしぃ!!)
梨子(まあいいか、誰にも秘密にしておきたいことぐらいあるものね)
梨子(かくいう私も…)
梨子「…昨日はお母さんが入ってきて最後までやりきれなかったし…部室に1人…チャンス、やるしかないわ…!」
…
ダイヤ「おはようございます」ガラガラッ
梨子「おい、なぜ私から目を逸らすんだ…?(低音ボイス)」
梨子「だ、だって… 先輩の顔…見てるとドキドキしちゃって…直視できないんです…!」
梨子「だったら」クイッ
梨子「な、なっ!?」
梨子「そんなドキドキ、気にならないくらいすごいことしてやるよ…(ウィスパーボイス)」
梨子「やっぱり一人二役壁クイは最高ね!やめられないわ」
ダイヤ「なにをしているんですの…」
梨子「ひゃあ?!」
ダイヤ「ダが多いですわ」
梨子「なななななんでここに?!」
ダイヤ「なんでって、今日はAqoursの練習日ですから私がいるのは当たり前です…」
梨子「で、ですよねぇ!はは!あはははは!」
ダイヤ「…」
梨子「は…はは…」
梨子「… 音楽室で作曲してきます」ぼそぼそ
ダイヤ「わかりました」
梨子「…」とぼとぼ
ダイヤ「そうそう梨子さん」
梨子「は、はい…?」
ダイヤ「人の趣味には口出ししませんが…楽しむ場所は考えた方がいいですわよ…」
梨子「…///」ガラガラッ
ダイヤ「……」
ダイヤ「まあ、気持ちはわからなくもないですが…」
ダイヤ「ちょうど部室に一人ですわね…」
ダイヤ「…すこしだけ…少しだけなら私も…」
…
曜「おはヨーソロー!」ガラッ!
ポニテダイヤ「みんな~! 今日はエリーチカのライブにきてくれてありがとぉ~! 次の曲はキューティーパンサァ! 」
ポニテダイヤ「盛り上がっていくわよ~! ハイ!ハイ!ハイ!」
ポニテダイヤ「捕まえちゃう! どこにいるの?無理よ無理よ! どこにいたって無理よ! つかまえちゃ…」
曜「」
ポニテダイヤ「… 曜さん」
曜「…はい」
ポニテダイヤ「おはようございます」
曜「…おはようございます」
ポニテダイヤ「わたくし、生徒会の仕事でやらなければならないことがありますので… また後でこちらにきますわ」
曜「はぁ…」
ポニテダイヤ「それでは…」
曜「…髪」
ポニテダイヤ「…!」
曜「…イメチェンですか」
ポニテダイヤ「…まあそんなところです」ガラガラッ
ダイヤ「…」ダッ
ダイヤ(あああああし、しにたいいいいいいいい!!!)ダダダダダダッ
曜「…いっちゃった」
曜「さっきのアレ…」
曜「いや、触れるのはやめておこう」
曜「まあ、一人の時はね、変な気おこしちゃうよねー、ついついいつもは人前でできないことやっちゃうよね!」
曜「わかるなぁ… うんうん」
曜「まあ、善子ちゃんは関係なさそうだけど…」
曜「…わたしも… 」
ルビィ「おはようございます!」ガラガラッ
曜「ヨーソローラリアットォオオオ!」ぶんぶん!
ルビィ「ピギィ?!」
曜「続いてゴブラツイストぉおおお!」
曜「フィニッシュは、ヨーソローコンドルダイブ!!!」
ぴょん
ごろごろ!
曜「わぁーはっはぁ! 覆面レスラー キャプテン ヨーソロ またまた勝利ぃ! 無敵の称号を欲しいがままにしております!!」
ルビィ「…曜さん?」
曜「?!?!!!」
ルビィ「え、えぇ?!」
曜「ヨーソロー!!!」
ルビィ「よ、よーそろー…?」
曜「ヨーソローがあれば、なんだってできる!! 」
ルビィ「ぅゅ…」
曜「というわけで!! わたし、衣装製作のための裁縫セット、クラスに置きっぱだからとってくるね!!それではさらばっ!!!わぁーはっはぁ!」ガラガラッ
曜「わぁーはっはぁ!…はぁ」
曜「はぁーーー………(ため息)」
曜「まぁ…ルビィちゃんならいっか」
ルビィ「ってあれ? ルビィ部室にひとりだ…」
ルビィ「……」
…
千歌「おはようございますぅ!」ガラガラッ
ルビィ「ひぇええええええ!!」
千歌「ぬっ?!」
ルビィ「おらの怖ーい、怖ーいまんじゅうが山ほどおいてある!! ああおっかねぇおっかねぇ…!こんなおっかねぇもんは喰っちまおう…あむあむ…ああおっかねぇ」
ルビィ「やい正一! おまえ、俺たちにまんじゅうが怖いなんて嘘つきやがったな!! ほんとはまんじゅうが食いたいだけだったんじゃねぇか!」
ルビィ「おめぇ、ほんとは何が怖いんだ!!いってみやがれ!」
ルビィ「ああ、おら今は あつーいお茶がこぇえよ…!」
ルビィ「お後がよろしいようで」チャンチャン
ルビィ「気持ちいい! お家で落語の練習すると、騒がしいっておねえちゃんに怒られちゃうから… 」
千歌「おおー!」パチパチ
ルビィ「ピギッ?!」
ルビィ「あわわわわわわ」
千歌「マイ扇子まで持ち歩いてる…落語アイドル…うん!間違いなく売れるよ!ルビィちゃん落語アイドルにならない!?ってあれ」
ルビィ「ピギャあああああ!!(千歌さんに見られたあああああ!!)
千歌「ああルビィちゃん!…いっちゃった」
千歌「それにしてもルビィちゃん落語好きだったんだ…」
千歌「ととのいましたぁ! 落語とかけまして 芸術ととく! そのこころはぁ?」
千歌「どちらも、扇子(センス)が大事でしょう!」
千歌「ちかっちです!!」
千歌「なーんちゃって!…お笑いアイドル…うれるかもしれない!」
千歌「あ、お笑いといえば…昨日見た動画のあれ、面白かったなぁ」
千歌「誰もいないしー…ちょっとマネしちゃおうかな…」
千歌「…よしっ!」
千歌「ぬわああああん疲れたもおおおおん! きつかったすねぇ今日は!」
千歌「すっげぇきつかったゾ…」
千歌「なんでこんなにきついんすかね、部活ぅ! やめたくたりますよぉー!」
千歌「おまえのことが好きだったんだよ!(迫真)」
千歌「うん! 淫夢は最高、GO is GOD 4章は純愛!はっきしわかんだね!」
鞠莉「何がはっきりアンダースタンドゥだって?」
千歌「ぬおおお?!」
鞠莉「チャオ~♪」
鞠莉「ノンノン、今来たところよ それよりなにがはっきしわかるの?」
千歌「いや、なんでもないです!!」
鞠莉「隠し事はダ メ よ?」
千歌「隠してなんか… わたしちょっと…トイレいってきます!」すたこらさっさ
鞠莉「オゥ…行ってしまったわね」
鞠莉「今のって… 知ってるわ INMUよね」
鞠莉「日本で流行してるときいたわ」
鞠莉「それより、まだみんな来てないのかしら」
鞠莉「少し発声練習しちゃおうかな♪」
善子「うぅ、寝坊してしまった…きっと私が最後ね」
善子「遅刻なんて情けないわ… でもここは余裕そうに入るのよヨハネ! 遅刻したから急いで来たなんてカッコ悪いもの!」
善子「リトルデーモンたち、おはよう!」ガララッ!
鞠莉「エ゛ブ゛リ゛ワ゛ン゛ ス゛タ゛ン゛ダ゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ッ゛プ゛!゛
ブ゛レ゛イ゛ク゛ ユ゛ア゛ ソ゛ウ゛ッ゛!゛
ブ゛レ゛イ゛ク゛ ユ゛ア゛ ハ゛ー゛ト゛!゛
シ゛ェ゛ケ゛ェ゛ ハ゛ン゛ド゛ゥ゛!゛!゛」
善子「ひぃい?!」
鞠莉「あらよっちゃん、おはヨハネ♪」
鞠莉「あらやだ!失礼ぷんすこしちゃうワ!! インダストリアルメタルって知らなーい?」
善子「インダストリアル… 産業?」
鞠莉「ノンノンノーン♪ まあ一種のミュージックジャンルよ」
善子「はぁ」
鞠莉「それより、私ちょっと喉痛めちゃった、理事長室いってのど飴とってくるわ」
鞠莉「あ、そうそうみんなもうすぐ来ると思うから、それじゃバイビー!」ガララッ
善子「……マリーってあんなデスボイスだせたのね…」
善子(デスヴォイス…ちょっと魅力的な響きじゃない)
果南「…」
花丸「…」
梨子「…」
ダイヤ「…」
曜「…」
ルビィ「…」
千歌「…」
7人(なんか空気がきまずい…!)
花丸「果南さんって、もしかして少年漫画読んだり…」
果南「そ、そんなの読まないよ! 読んだこともないしね!」
ダイヤ「梨子さん…その、時々ならあなたの趣味に付き合ってあげてもいいですわよ?」
梨子「けけけけっこうですぅ!」
曜「かしこいかわいい…」ぼそっ
ダイヤ「!!!」かぁーっ
ルビィ「千歌さんさっきのは忘れてくださぃ!」
千歌「人数もいることだし、笑点アイドルとかやってみない?!」
花丸(はぁー… もう二度とあんなことしないずら…!)
ダイヤ(恥ずかしい…黒澤ダイヤ、一生の不覚!!)
曜(ルビィちゃんのことだし…誰にも喋らないよね?)
果南(ダイヤとかならまだしも…後輩に見られるなんてなぁー …今日一日胃が重い…)
ガララッ
7人「……」ぽかーん
果南「…ぷ…ぷぷ…!」
曜「…く…くく!」
7人「あっはっはっはっ!」どっ
善子「な、なに笑ってんのよあんたたち!!」
果南「はーっ! 相変わらずだね善子♪」
善子「ヨハネ!」
ダイヤ「もう、その魔法陣タオルケット早くたたんでください善子さん」
善子「だからヨハネ!」
花丸「善子ちゃんまーた儀式やってたずらね」
善子「べ、べつにいいでしょ!部室に1人だったんだからぁ!」
ルビィ「うわぁ、善子ちゃんろうそくたやしてるのに締め切ってるから部室あっついよぉ…とけちゃう」
善子「なによ、あんたたち私よりあとにきたくせに!」
鞠莉「おまたせーって あらみんな揃ってたのね」
千歌「よぉーし!じゃあ今日も練習はりきっていこー!」
「「「おーー!!!」」」
気まずい空気は堕天使ヨハネによって粉砕されたのであった
ありがとうヨハネ さらばヨハネ
また会う日まで
ヨハネ「ちょっと!私べつに殉職してないわよ!」
をわり
おつおつみんなかわいい
乙ですわ!
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