【ラブライブ!】病弱なダイヤさん
- 2020.04.25
- SS

ダイヤ「こほっこほっ…これはこれは…今日も来て下さったのですか…俺さん」
ダイヤ「…そうですか///もう、そんな事言われたらちゃんとこの体を元気にしなきゃいけませんね」
ダイヤ「…そうそう、今日は妹にりんごを貰ったので、一緒に頂きましょう」
ダイヤ「zzz…」
ダイヤ「…はっ!俺さん…いらしたのなら起こしてくださいな…」
ダイヤ「ま、また可愛いって…もう、ドキッとさせないでください…」
ダイヤ「…体に…悪いです。」
ダイヤ「おはようございます」
ダイヤ「日曜日なのに、朝からありがとうございます…」
ダイヤ「嬉しいのですが…その、毎日こんなに優しくされると勘違いしますよ…?」
ダイヤ「…こほっ」
ダイヤ「その、好きになると…辛いですから…」
ダイヤ「もし、ですよ?」
ダイヤ「私が長くない命だとして」
ダイヤ「明日、死んでしまったら…俺さんは悲しんでくれますか?」
ぎゅっ
ダイヤ「あっ…///」
ダイヤ「だめ、ですわ…お熱が上がりそうです…けど…」
ダイヤ「もうちょっとだけ、こうしていてくださいますか?」
ダイヤ「大丈夫ですよ、皆さん私の自慢の友人達です。」
ガラッ
鞠莉「シャイニー★」
果南「やっほー」
ダイヤ「お久しぶりです、果南さん、鞠莉さん」
果南「うんうん、ダイヤとお似合いだよー?」
ダイヤ「~///」
きゃっきゃっうふふ…
ダイヤ(鞠莉さん達と話してる俺さん、楽しそうですわね…あんな笑顔、私に見せてくれた事ありましたっけ…)
鞠莉「じゃ、ダイヤ!またくるネ★ちゃお~!」
果南「俺くん、ダイヤをよろしくね?」肩パン
…
ダイヤ「どうか、私の前で…」
ダイヤ「…いいえ、なんでも…」
ダイヤ(わ、わたくしは俺さんに何を求めて…)
ダイヤ「…すみません、俺さん…少しお薬が効いてきたので眠くなりました…また俺さんの気が向いた時に、いらしてくださいね…」
ガララ
ダイヤ母「ダイヤさん」
ダイヤ「お母様…」
ダイヤ母「今日お医者様から聞いたのですが、最近どうやら殿方がダイヤさんの病室を出入りしているらしいですね?」
ダイヤ「…!」
ダイヤ母「…ダメだ、とは言いません」
ダイヤ「お母様…」
ダイヤ母「貴女が少しでも、幸せを感じれる時間が増えて欲しいと思っているのも本音、ですが…」
ダイヤ母「…別れるのが、辛くなりますよ?」
ダイヤ「…」
つぎのひ
ガララ
ダイヤ「俺さん…」
ダイヤ「もう、会うのをやめましょう」
ダイヤ「私、は俺さんが好きです。ですからこそ…別れの時を考えたら、辛いんです…」
ダイヤ「勝手な事を言ってすみません。俺さんなら、分かってくれると…」
ダイヤ「…ですから、さよな…
ちゅっ
ダイヤ「…///な、ななな、なにを!?」
ダイヤ「…諦めるな、ですって?」
ダイヤ「まず、手術する際に輸血が必要でして…」
ダイヤ「それならドナーなら、とも思っていたのですが…どうやら私の血液に適合するドナーの方が居ないらしく…」
ダイヤ「え?俺さんが?しかし…」
ダイヤ「ものは試し?…な、なら血液検査から…」
しばらくして
医者「俺さんとダイヤさんの血液が適合しますね!これなら…!」
ダイヤ「い、いいのですか?俺さん!?私なんかに俺さんの貴重な血液を…」
ダイヤ「俺さん、ありがとうございます。黒澤ダイヤ、一生を貴方に捧げます。」
ダイヤ母「…ダイヤ。」
ダイヤ「はい」
ダイヤ母「退院したら、俺さんと旅行に行ってきなさいな。全て黒澤家で用意します。」
ダイヤ「お母様…!」
ダイヤ母「さあ、明日は手術ですよ。今日はいっぱい寝なさい」
ダイヤ「俺さん、手術が終わったら、旅行に行きましょうね」
ダイヤ「…それでは」
ガラガラガラガラ
俺さん、ごめんなさいね
ダイヤは不器用です。こんな嘘をつかないと貴方が離れられません。
どうかわたくしいがいのおんなのこと…おしあわせに…
BAD END
ダイヤ「…それでは」
ぎゅっ
ダイヤ「あの、俺さん…」
ダイヤ「すき、です。」
~数時間後~
医者「無事、成功しました。あとは、ダイヤさんの回復を…」
~つぎのひ~
ダイヤ「俺さん…」
ダイヤ「おはようございます。大丈夫です、なんだか体がとても軽い…」
ドサッ
ダイヤ「き、きゃあ!?」
ダイヤ「/////だ、だめです…病院で、なんて…」
ダイヤ「あせも、かいてますし、その、今度、俺さんのお家で…」
ちゅっ
ダイヤ「んんんぅ///」
ダイヤ「あせ、ふきたい、です」
ダイヤ「拭いて、くださいます?///」
ガラガラ
ルビィ「」
善子「」
花丸「」
ダイヤ「」
俺「」
ルビィ「し、しつれいしまし」
ダイヤ「待ちなさい!!!」上裸
善子「上着なさいよ!上!!!」
ダイヤ「あぁぁああぁぁぁ…」
ダイヤ「違います!!!今汗を拭いて貰おうと!!!ねえ!?旦那様!?」
ルビィ「旦那様!?!?!?」
ダイヤ「あっ!ちが、いや、そうですが違います!!!違わないけど!!!断じて!!!断じて今から病院で行為を行おうとはしてませんでした!!!」
善子「はいはい、邪魔者は消えますよ」
花丸「ダイヤさん、付けるものは付けたほうがいいずらよ」
ダイヤ「お気遣いどうもありがとうございます!!!」
ガラガラ
二年生ズ「」
ダイヤ「あらまあ!!!更にご来客!!!」
ガラガラ
かなまり「」
ダイヤ「いらっしゃい!!!」
ガラガラ
ダイヤ母「」
ダイヤ「知ってた!!!」
ダイヤ母「ダイヤ、俺さん」
ダイヤ「はい」
ダイヤ母「場所はわきまえなさい」
ダイヤ「申し訳ございませんでした」土下座
ダイヤ母「まあ、ダイヤの元気な顔が見れてよかったですわ。明後日には退院出来るそうです、よかったですね」
ダイヤ「…お母様」
ダイヤ母「どうしました?」
ダイヤ「私、黒澤ダイヤは俺さんに生涯尽くしたいです」
ダイヤ母「いいですか、ダイヤ」
ダイヤ母「大人になる、ということは自分の生き方を自分で見つけることです。ですから貴女の未来は貴女だけのものです。」
ダイヤ母「そして黒澤家の長女たる者、しっかりと生きなさい。」
ダイヤ「承知しております」
ダイヤ母「どうか、ダイヤをよろしくお願い致します」
~数年後~
ダイヤ「おはようございます、俺さん。」
ダイヤ「ねえ、俺さん」
ダイヤ「幸せ。あなたと居るだけで」
happy end
またSS書いたらよろしくね
よかった
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