【ラブライブ!】ルビィ(11)ダイヤ(13)
- 2020.04.26
- SS

花丸「うん!」
ルビィ(今日は…なんにもないよね?)
ルビィ「ばいばいまるちゃん」
花丸「またあとでね」
お母さん「いけません!!今日はくもんの算数があります!!」
ルビィ「ふぇ…でも…まるちゃんと約束しちゃった…」
お母さん「関係ありません!!お金を払っているんです!くもんに行きなさい!!」
ルビィ「うぅ……はい…」
花丸「あっ!ルビィちゃーん」
ルビィ「まるちゃーんおまたせ!」
ルビィ(授業まで…ちょっとだけ…大丈夫だよね…?…)
花丸「さっそくいくずら!」
ルビィ「うぃんどうしょっぴんぐ!!」
ルビィ「うわぁ…みて……」
テレビ「今スクールアイドルが熱い!!」
花丸「かわいいお洋服だね」
スタッシュタッ
ルビィ「えいっ!えいっ!」
花丸「うまいうまい!ルビィちゃんはダンスもできそうだね」
ルビィ「えへへ、そうかなぁ?」
花丸「つぎはほんやさんいこう?」
ルビィ「うんっ!」
電話「プルルルルルル」
お母さん「はい黒澤です」
電話「おたくのルビィちゃんがまだ」
お母さん「えっ!?」
電話「来ていません、16時から算数で入っていたのですが…」
お母さん「は、はいわかりました!」
お母さん(どうしましょう…警察!?…)
お母さん「…!!」
お母さん(まさか……)
ルビィ「楽しかったねぇ」
花丸「ルビィちゃんもすっかりあいどるのとりこだね」
ルビィ「えへへ…ルビィもあんなふうになりたいなぁ…」
花丸「今何時かな?おじいちゃんに5時には帰ってねって言われてるんだけど」
ルビィ「えへへ、ルビィはお父さんに買ってもらった時計があるんだよ♪」
16:30
ルビィ「あっ!!!」
花丸「ええ!?」
ルビィ「急いでいかなくちゃ!!ごめんねまるちゃん!ばいばい」
花丸「あ…うん!またあした!!」
ルビィ(4時からだから…遅刻だ…大丈夫かな……)
ルビィ「ごめんなさぁい!」
お母さん「……………」
ルビィ「え…お母さん……」
お母さん「え?じゃないですよね?」
ルビィ「う…え……」
お母さん「おうちに帰ってから話しましょうか?」
ルビィ「は……はい」
お母さん「どうして嘘をついたの?」
ルビィ「うぇ……まるちゃんと…遊ぶ約束したから……」
お母さん「今日はくもんの日だってわかってますよね?」
ルビィ「わ…忘れてて」
お母さん「忘れた?……毎週毎週いってるのに?」
ルビィ「ふぇ…えぇ…うぇぇぇぇぇぇぇん」ポロポロ
お母さん「あらダイヤ、お帰りなさい」
ダイヤ「?ルビィはどこに?」
お母さん「あの子くもんを忘れてお友達と遊びに行ってたんですよ、今は反省するまで蔵に閉じ込めてます」
ダイヤ「ルビィを!?出してあげてください!ルビィも悪気があって
お母さん「黙りなさい!!」
ダイヤ「!!」
お母さん「お父様があなたを甘やかしたからルビィが頑張らなければいけないのですよ……」
ルビィ「ふぇ……ひっぐ…うぅ…」
コンコン
ダイヤ「ルビィ」コソコソ
ルビィ「おねえちゃん……」
ダイヤ「プリンですわ」プルン
ルビィ「……?…」
ダイヤ「食べなさい」コソコソ
ダイヤ「こんどからは忘れないでいくのですよ?」コソコソ
ルビィ「……」コクッ
ダイヤ「……楽しいですか?学校は」
ルビィ「うん……きょうね、まるちゃんとうぃんどうしょっぴんぐしたんだよ…」
ダイヤ「ふふふ」
…………
ルビィ「おはようまるちゃん!」
花丸「おはようルビィちゃん」
ルビィ「………」ウトウト
花丸「大丈夫?」
ルビィ「ふぇ!?大丈夫!!ルビィは元気元気!!」
ルビィ(うゅ……昨日は遅くまでくもんの分の算数のお勉強したから眠いよぉ…)
ルビィ「えっとぉ……」
ルビィ(くもんは昨日…書道は明日でお花があさって……)
ルビィ「うん!!大丈夫!!」
花丸「今日はくもんない?」
ルビィ「うん!!なんにもないよ!!」
花丸「じゃあ学校終わったら図書館いこうね」
ルビィ「うん!!」
ルビィ「ただいまー」
お母さん「あら、お帰りなさい」
ルビィ「あのね
お母さん「ルビィ!」
ルビィ「?」
お母さん「今日英会話教室のお試しを予約しました…黒澤家もグローバル社会に適応しなければいけません…」
ルビィ「え…今日ま
お母さん「行きなさい…あなたが黒澤家の跡継ぎなのですよ」
お母さん「もっと黒澤家という自覚を持たなければいけません!!しっかり勉強するのです!!」
ルビィ「………やだ…」
お母さん「はい?」
ルビィ「やだぁ!!いかない!!」
お母さん「いけません!!」
ルビィ「やだやだ!!いかない!!」ジタバタ
ガチャ
ダイヤ「………」
ルビィ「やぁだ!!やぁだ!!としょかん!!」ボロボロ
お母さん「あらダイヤお帰りなさい、私これからルビィを英会話につれていきますから」
ルビィ「やだやだ!!」ジタバタ
ダイヤ「………」
冷蔵庫メモ「英会話お試し授業体験」
ダイヤ「!!……なんと…」
ダイヤ(図書館……ルビィは図書館にいく予定だったのでしょうか……図書館といえば花丸さん……)
ダイヤ「………」
花丸「………ルビィちゃんまだかなぁ……」
ダイヤ「あっ!花丸さん」
花丸「あれ?ルビィちゃんのおねえちゃん」
ダイヤ「はぁ…はぁ…実は…」
花丸「どうしたんですか?」
ダイヤ「今日ルビィは英会話教室だったのです…」
花丸「えっ!?」
ダイヤ「なので…申し訳ありません…」
ダイヤ「いえ…すみません」
花丸「……ルビィちゃん……マルのこと好きじゃないのかな……」
ダイヤ「!…そんなことは……」
花丸「せっかく約束したのに…ルビィちゃんと遊びたかったなぁ……」
ダイヤ「すみ……ません」
ルビィ「…………」
花丸「ルビィちゃん…おはよう」
ルビィ「うえっ…うぅ…」ポロポロ
花丸「昨日のこと?」
ルビィ「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇんごめんねぇ!ごめんねまるちゃん!!」ポロポロ
花丸「大丈夫だよ」
ルビィ「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇん約束!やぶっちゃったぁ、ごめんねぇごめんなざいぃぃぃうぇぇぇぇぇぇぇぇぇん」
花丸「大丈夫だってば、マルひとりでも本読めるよ」
ルビィ「待ったよねぇ…うえっ」
花丸「大丈夫!!ルビィちゃんのおねえちゃんが来てくれて教えてくれたんだよ」
ルビィ「おねえちゃんが……」
花丸「うん、少し本のお話もしたよ」
ルビィ「えへへ…」
ルビィ「ただいま……」
お母さん「………聞きましたよ」
ルビィ「ふぇ?」
お母さん「学校に着くなり、朝から大泣きしたらしいですね」
ルビィ「え」
お母さん「六年生にもなって……恥をかかせないでください!!あなたは黒澤家の跡継ぎなのですよ!!」
ルビィ「うぅ……ごめんなさい」
お母さん「今日は書道ですよ」
ルビィ「はい……」
ルビィ「ふぇ…」
ダイヤ「ルビィ…今日は…」
ダイヤ(学校で泣いたと……大丈夫でしょうか……)
ルビィ「うん……書道頑張ったよ……」
ダイヤ「……」
ルビィ「おねえちゃんは中学校楽しいの?」
ダイヤ「……はい」
ダイヤ「………」
ルビィ「うえっ…ずるいよぉ…おねえちゃんは…ならいごとも…あとつぎも…なんでルビィは…」
ダイヤ「すみません…」
ルビィ「ぅ…うぇぇ…」ポロポロ
ダイヤ(………どうすれば……)
ダイヤ「……お願いがあります」
鞠莉「?……どうたのあらたまって」
ダイヤ「……ご指導してほしいのです…」
鞠莉「……誰の?」
ダイヤ「私です……英語や…ほかの勉強など…」
鞠莉「…お父さんにやらなくていいって言われたんじゃなかったの?」
ダイヤ「………実は」
ダイヤ「そんなルビィを…もう見ていられません……私は決して優秀ではありません…でも…がんばります…私が跡継ぎにふさわしいくらいになれば…きっとルビィは……」
鞠莉「……Englishならいいんだけど…生け花とか書道は無理かなぁ…」
ダイヤ「かまいません!とにかく…他の誰にも負けないくらいに……黒澤家として誇れるような成果を見せれば…跡継ぎは私になってきっとルビィは解放されますわ」
鞠莉「……じゃ…書道の先生も探さなきゃね♪」
学校の書道「困るんだよねぇ…こっちも仕事でやってるからさぁ…それってタダ働きってことでしょ?」
ダイヤ「お願いします!!」
学校の書道の先生「いや…いったでしょ…」
鞠莉「……………ちょっと来て?」
学校の書道の先生「?」
ダイヤ「?」
学校の書道の先生「小原さんは違うでしょ?」
鞠莉「いいのよ、コンクールで金賞が取れるくらいにしてあげて…放課後一時間半…金賞が取れたら6万…銀賞なら4万…それ以外なら3万でどう?」
学校書道「……小原さんは」
鞠莉「私が出す!!いい?」
学校書道「まあ……」
鞠莉「あと…私がお金出すってこと…ダイヤには言わないでね?」
学校書道「わかった……」
ダイヤ「本当ですか!?」
学校書道「ああ…放課後…一時間半くらい…」
ダイヤ「ありがとうございます!!ありがとうございます!!」
鞠莉「良かったわねダイヤ♪」
ダイヤ「あとは私が頑張るだけです!!」
鞠莉「じゃあ今日はさっそくうちに来て?本場のEnglishを教えてあげるわ♪」
ダイヤ「すみません…いくら感謝しても…」
鞠莉「いいのよそんなこと、友達でしょ?」
ダイヤ「…た…ただいま帰りましたわ…」ヘトヘト
お母さん「あら、遅かったわね」
ダイヤ「はい…今日は」
ダイヤ「…!……委員会の仕事が長引きましたわ」
お母さん「そう」
ダイヤ「ルビィは……」
お母さん「まだ生け花教室です」
ダイヤ「そう……ですか……」
黒澤家の跡継ぎとして恥ずかしくないような人間となってルビィを解放するために…
毎日鞠莉のところに通い英語を…週に3日学校で書道を…空いた日に鞠莉から紹介された生け花の先生に…
もちろん家では数学など学校の勉強…
秋は生徒会選挙に向けて地盤を固め…
14歳になる頃には学校でも優秀な生徒だと評判がたつようになった……
鞠莉「ふぅ…もう教えることは無いわ♪」
ダイヤ「……あとは…期末テストで学年上位に入って…」
鞠莉「半ばの書道と生け花のコンクールで金賞をとれば新聞に載るわ♪それを見せてやれば」
ダイヤ「きっと……」
鞠莉「うん!良く頑張ったわね」
ダイヤ「いいえ…これからですわ」
鞠莉「そうね、しっかりやりなさいよ?」
ダイヤ「当たり前です」フンス
ダイヤ「ありがとうございました」
学校の書道「……………言うなって言われてるんだけど」
ダイヤ「?」
学校の書道「小原さんにお金ももらう約束をしてるの…」
ダイヤ「えっ!?」
学校の書道「私が給料が出ないならやらないっていったから……」
ダイヤ「そんな……鞠莉さん」
学校の書道「でも大丈夫、受け取りません」
ダイヤ「?」
学校の書道「黒澤さんの頑張ってる姿を見たら…それを支える小原さんも…とても素敵なことです…絶対金賞をとりましょうね」
ダイヤ「は……はい」ウルウル
ダイヤ(鞠莉さん…先生…ありがとうございます)ぽろり
ダイヤ「あしたは出掛けますわ……」
お母さん「そう……」
ルビィ「……」
お母さん「さあルビィ…今日は英会話教室ですよ」
ルビィ「うぇ……」コクッ
ダイヤ(明日は英検…再来週は期末テスト……ルビィ、待っていてください…中学生になるころには…たくさん遊べますよ…)
鞠莉「ワアッ!!」
ダイヤ「ひっ!?」ビクッ
鞠莉「どう?」
ダイヤ「はぁ…鞠莉さん…驚かさないでください…心臓に悪いですわ」
鞠莉「しっかし粋なことしてくれるわね♪」
ダイヤ「…期末テストの結果発表に加え…英検の結果も今日学校に届き…早ければ夕方には書道と生け花のコンクールの発表もあるとは…」
鞠莉「ドントウォーリィ!テンメーをウェイト!」
ダイヤ「……はい」
鞠莉(大丈夫よ…ダイヤならきっと出来るわ…)
ダイヤ「英語からですね」ドコッドコッ
果南「私今回自信あるよ」フンム
鞠莉「ま、本場の味を知ってる私が一番なんだけどネ」
果南「おっ!…76点!」
鞠莉「ダイヤ?!」
ダイヤ「…………」フルフル
鞠莉「……ダイヤ?」
ダイヤ「やりましたわ!!英語100点です!!」
バーン100点!!
鞠莉「fantastic♪!!」
果南「おおっ!?いつも鞠莉がぶっちぎりで私とダイヤの勝負だったのに…」
果南「くっ…私も100点取るしか道は……」
ダイヤ「まだ早いですわ!!」
鞠莉「そうよ、油断はキンモツ!英語以外が0ポイントだったら台無しよ?」
ダイヤ「頼みますよ……」
━━━━━━━━━━━━━━━━
その後のテスト返却もダイヤは満点に近い評価を受けていった……
ダイヤ「英検は届いているでしょうか!?」
鞠莉「職員室にgo!!」
コンコン
ダイヤ「失礼します」
ガラララ
担任「英検の発表はネットで……あと10分ですよ」
ダイヤ「はい……」ドコドコ
プルルルルルル
担任「はい…はい……書道の先生?はい…今変わりますね」
ガチャ
ダイヤ「!!」
書道「……黒澤さん……」
ダイヤ「………」ゴクリ
書道「金賞です!!」
ダイヤ「金賞……」
鞠莉「ジンジを尽くしたかいがあったわね♪」
ダイヤ「………」フルフル
鞠莉「ふふ、まだ泣いちゃダメよ?」
ダイヤ「!?」
担任「いくよ」クリック
英検二級合格
ダイヤ「まあ!」パァァァ
鞠莉「oh!!」
担任「おめでとう」
ダイヤ「み…みなさん…ありがとうございました」ポロポロ
担任「素晴らしいです中学生で二級なんて!」
書道「黒澤さんのがんばりあってのことです」
ダイヤ「うぅ…」ポロポロ
その後…生け花も入選……惜しくも生け花は銀賞だった…
鞠莉「あとは…お母さんを納得させるだけね♪」
ダイヤ「鞠莉さん……私…聞いてしまいました…書道の先生に…」
鞠莉「?………もう…生徒との約束を破るなんて…先生失格ね」
ダイヤ「本当に……本当にありがとうございました……鞠莉さんがいなければ…私は…こんなに…」
鞠莉「全部…ダイヤの力だよ?」
ダイヤ「……」
鞠莉「私はちょっと手を添えただけ…頑張ったのはダイヤだよ」
ダイヤ「む……むぁりさん……うわぁぁぁぁぁ」ポロポロ
鞠莉「もう、子供ね♪………でも…この借りはいつか返して貰おうかしら」
ダイヤ「当たり前ですぅ…」ホロリ
鞠莉「さあっ!急いで帰りなさい♪ルビィちゃんが待ってるわよ!」
ダイヤ「はい…もういちど…本当にありがとうございました」ヘコッ
高校生になってからスクールアイドルとして借りを返すのは少し後の話だ……
ダイヤ「………」
ダイヤ(明日の新聞に…私の書道と生け花の写真が名前と一緒に載ります…それをお母様に見せて……)
ルビィ「ふゅ……おねえちゃん…ルビィ中学生になっても大丈夫かなぁ?」
ダイヤ「大丈夫ですわ」
ルビィ「ルビィ…ぜんぜんダメで…お母さんを怒らせてばかりで…うえっ…」ウルウル
ダイヤ「大丈夫です!」
ダイヤ(ルビィ…絶対に…楽しい中学生活にさせますわ…)
ダイヤ「……ルビィは部屋で本でも読んでいてください」
ルビィ「?…どうしたの?」
ダイヤ「大丈夫……」
ルビィ「今日はお父さんも単身不倫から帰ってくるよ」
ダイヤ「赴任です!それでは離婚ですよ!」
ルビィ「ふぇ…」
ダイヤ(ちょうどいいです…お父様にも…)
お母さん「あら、ダイヤ」
ダイヤ「………」シンブンペラペラ
バーン
初春中学生書道コンクール金賞
黒澤ダイヤ
中学生花の会…2月批評会銀賞
黒澤ダイヤ
ダイヤ「!」
テストペラリ
学年1位!!
ダイヤ「…………」
ダイヤ「お願いがありますわ」
お母さん「聞きましょうか」
ダイヤ「私が…黒澤家の跡継ぎにふさわしい女性となります…だから…ルビィは…ルビィはどうか…自由に…させてあげてください」
お母さん「…自由…とは?」
ダイヤ「……今までの私のように…習い事も無しで…」
お母さん「ダイヤが頑張ったのは認めます…しかしだからといってルビィの習い事をやめさせる理由にはなりません……ふたりで競いあって…より黒澤家の跡継ぎにふさわしい女性を目指してもらいます」
ダイヤ「……そんな!私がやります!!私が黒澤家の跡継ぎに」
ガチャ
「ただいまー」
お母さん「おかえりなさい」
お父さん「ただいま…はぁ…って…その新聞…」
ダイヤ「私です!」
お父さん「おっ!?すごいなぁダイヤぁ」
ダイヤ「お願いがあります!私が黒澤家の跡継ぎとなりますので…どうかルビィを自由に…好きなようにやらせてあげてください」
お母さん「何いってるの!!一年も家に居なかった人が!!」
お父さん「おいおい…ちょっと話が見えない…」
ルビィ「おとぉさんおかえりぃ♪♪」
お父さん「おっ!ルビィ!お土産あるぞ~赤福だぁ」
ルビィ「やったぁ!!」
お母さん「私は反対です」
お父さん「いいじゃないか、ダイヤだって頑張ったんだし」
お母さん「ルビィにも続けてもらいます!」
ダイヤ「あわわ」
ルビィ「ほぇ…?…」
お母さん「………」
お父さん「ふたりはお部屋で赤福でも食べてな」
ダイヤ「……」アカフクモグモグ
ルビィ「えへへおいしぃい♪」モグモグ
ルビィ「お母さんたち…ケンカしてるのぉ?」
ダイヤ「大丈夫ですよ…さあ…何かして遊びますか?」
ルビィ「ほんとぉ!?おねえちゃん最近忙しそうだったから」
ダイヤ「ふふ、久しぶりですね」
ルビィ「えっとぉ…すごろくやろう!!」
ダイヤ「ふふふ去年のお正月以来ですね」
コンコン
「はいるぞー」
ルビィ「はぁーい」
お父さん「ルビィ喜べ、もう習い事は全部やめていいぞ!国木田さんとたくさん遊びな」
ルビィ「ほんとぉ!?」
ダイヤ「!」
ダイヤ(お母様が…折れたのですね……)
ルビィ「うゅ……でも…お母さんに怒られちゃう……」
ダイヤ「良いのですよ…気にせず…」
お父さん「そうだ!たくさん遊ぶんだぞ」
ルビィ「やったぁ!またまるちゃんと遊べるの!!」
ダイヤ(……良かったです…ルビィ…)ほろり
ルビィ「あっ!まるちゃぁぁぁん」
花丸「ルビィちゃん!!」
ルビィ「今日から中学生だね!」
花丸「髪…切ったんだね」
ルビィ「うん!あのアイドルみたいにかわいい髪型にしてみたの!似合ってる?」
花丸「とってもかわいいずら♪似合ってるよルビィちゃん」
ルビィ「えへへ、またおんなじクラスになれたらいいね」
花丸「うん」
ルビィ「たくさん遊ぼうね!」
~fin~
また会う日まで……
おつ
素晴らしかった
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