1: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 22:57:04.13 ID:o8cUtUyf
クッソ久々にダイちか
短め
2: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 22:57:31.05 ID:o8cUtUyf
千歌「さむっ!?」
ダイヤ「さすがに12月は冷えますね……」
千歌「あ、でも手を繋ぐのにすごくちょうど良くないですか?ほら」
ダイヤ「何かどこかの歌に聴いたようなフレーズですわね?」
千歌「そんなことどうでもいいじゃないですか、あったかいし」
3: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 22:57:57.78 ID:o8cUtUyf
ダイヤ「そうですわね」
千歌「あ、そうだダイヤさん?」
ダイヤ「はい?」
千歌「はい、メリークリスマス!」
ダイヤ「少し早くありません?」
千歌「だってクリスマスお互い忙しいじゃないですかー。2人で会える時間もそんなないし今のうちにってことで」
4: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 22:58:24.50 ID:o8cUtUyf
ダイヤ「まあそういうことでしたら……ありがたく頂戴しますわ。中身は何ですの?」
千歌「開けてみれば分かりますよー」
ダイヤ「あら、これは……素敵ですわね」
千歌「万年筆です。ちょっと奮発して買ってみました、どうですか?」
5: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 22:59:08.51 ID:o8cUtUyf
ダイヤ「ええ……とっても素敵だと思いますわ。ありがとう」
千歌「うへへ、喜んでもらえたなら良かったです」
ダイヤ「でも……私の方は何も用意してませんでしたわ」
千歌「別に良いですよー、この手の温かさを少し分けてくれるだけで私は幸せです」
6: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 22:59:41.80 ID:o8cUtUyf
ダイヤ「でも……ええ、そうですわね。今はそういうことにしておきましょう」
千歌「素直でよろしい」
ダイヤ「貴女ね……」
千歌「……はー、冬が開けたらダイヤさんも卒業なんですよね」
ダイヤ「そうですわね」
7: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:00:20.87 ID:o8cUtUyf
千歌「もう1年高校生やる気ないですか?」
ダイヤ「ありません」
千歌「ぶー」
ダイヤ「人の将来をなんだと……」
千歌「もしくは私がもう1年早く生まれてればなー……一緒に卒業できて楽しかったのに」
8: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:00:49.87 ID:o8cUtUyf
ダイヤ「素直でよろしい」
千歌「ぶー……」
ダイヤ「ほら、そんなしんみりした顔は似合いませんわよ?貴方がクリスマスと言ったんですもの、もう少し幸せそうにしていないと」
千歌「……はいっ」
9: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:01:29.29 ID:o8cUtUyf
ダイヤ「Aqoursでクリスマスは……やはり部室で行うのですかね?」
千歌「鞠莉さんあたりが少し奮発しそうですけどね」
ダイヤ「あの子は本当……やることが全部金持ちの道楽そのものというか……付き合う身にもなってもらいたいものですわね」
千歌「あはは、伊勢海老とか普通に出してきた時はびっくりしましたね」
10: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:02:07.67 ID:o8cUtUyf
ダイヤ「クリスマスが終われば次は初詣ですか。千歌さんは毎年どうなさっていたのです?」
千歌「いつもは曜ちゃんと果南ちゃんと3人で行ってましたけど、今年はAqoursの皆で行きたいですね」
ダイヤ「良いですわね。ルビィも喜びそうですわ」
千歌「その後はしばらくイベントごとってないですね」
11: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:03:26.99 ID:o8cUtUyf
ダイヤ「バレンタインが次ですか?」
千歌「とびきりのチョコ用意しておきますね!」
ダイヤ「楽しみにしておきますわ」
千歌「あーっ、ダイヤさんもちゃんと用意してくださいね?女の子なんですから」
ダイヤ「も、もちろん!」
12: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:03:53.00 ID:o8cUtUyf
千歌「で……その後は……」
ダイヤ「……千歌さん?」
千歌「……」
ダイヤ「……もう、そういうのはダメって言ったでしょ?」
千歌「分かってますけどぉ……!」
13: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:04:19.21 ID:o8cUtUyf
ダイヤ「ああもう、ほら……おいで?」
千歌「分かってるんですけどぉ……!やっぱり寂しいですぅ……」
ダイヤ「卒業しても別に離れ離れになるわけじゃありませんわよ?」
千歌「それも分かってます……」
15: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:04:51.78 ID:o8cUtUyf
ダイヤ「泣いたりしたら怒りますわよ?」
千歌「……泣いてないです」
ダイヤ「……嘘つき」
千歌「……うぅ」
ダイヤ「はあ、もう……千歌さんったら」
16: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:05:29.20 ID:o8cUtUyf
千歌「……なんて、びっくりしました?」
ダイヤ「……は?」
千歌「騙されましたね?私の泣き真似、上手かったですか?」
ダイヤ「……も、もう!歳上をからかわないで下さい!」
千歌「分かってますって……卒業しても離れ離れになんてならないし、なりたくもない……なるつもりもありません」
17: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:06:01.25 ID:o8cUtUyf
ダイヤ「……はい」
千歌「なので、覚悟して下さいね、ダイヤさん?」
ダイヤ「……はい、心得ていますわ」
ダイヤ(そう言う千歌さんの目が少しだけ腫れてしまっていたのは、その強がりに免じて内緒にしてあげましょう……私も少し、泣いてしまいそうだったので)
18: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:07:22.22 ID:o8cUtUyf
千歌「……あ、そうだ!いっこ今のうちに欲しいプレゼントありました!」
ダイヤ「何でしょう?」
千歌「それはですね……ダイヤさんのー」
ダイヤ「唇、ですの?」
千歌「あ……はい、当たりです……」
19: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:07:48.42 ID:o8cUtUyf
ダイヤ「……もう、そこで照れないで下さい」
千歌「ダイヤさんこそ分かってるなら言わないで下さいー!」
ダイヤ「……ふふ」
千歌「……えへへ」
ダイヤ(それでもやっぱり、貴女には笑顔が似合いますわ……これも内緒ですけど)
20: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:08:15.51 ID:o8cUtUyf
これにておしまい
年の終わり、別れの始まり、出会いの終わり
そんなテーマでした
ありがとうございました
21: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:08:54.76 ID:o8cUtUyf
良く考えたらクリスマスなんも関係ねえ
22: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:10:23.95 ID:WfRrlT4I
おつおつ
23: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:16:22.46 ID:ojt/FVht
乙
これからもよろしく
24: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/21(水) 23:23:12.30 ID:YkqL89p9
|c||^.- ^||
25: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 00:12:12.37 ID:DyqXZasd
|c||^.- ^||
26: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 05:00:29.16 ID:gLPkQ45F
おつ
27: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 13:24:45.00 ID:zjqdxtek
そなたに心からの感謝を…