【ラブライブ!】善子「ずら丸の夜は早い」
- 2020.05.01
- SS

善子「でしょ!ふふふ、私自ら暗黒の淵にて手に入れた食材から生み出した物……」
ルビィ「へぇ~善子ちゃんが作ったんだ」
善子「ま、まあね……お母さんに教えてもらったから」
ルビィ「凄い美味しいよ!ねえ、マルちゃん」
花丸「すー……すー」Zzz
よしルビィ(えっ……もう寝てる)
ルビィ「あ!そっか!」
ルビィ「マルちゃんお寺育ちだから寝るのも早いんだよ」
善子「え?そういえば寺育ちらしいけど……そういうもん?」
ルビィ「多分」
善子「でもこのまま私たちだけで遊ぶのも悪いわね」
ルビィ「そうだね……起こしちゃうのも可哀そうだし」
善子「それじゃあ私たちも寝ましょうか」
ルビィ「うん」
ルビィ「うん!」
善子「ほいっと」パチッ
ルビィ「じゃあおやすみ、善子ちゃん」
善子「ヨハネよ。じゃあ、おやすみ」
ルビィ「マルちゃんもおやすみ」
花丸「すーすー……」
善子(って、寝れるわけないじゃない!!)
善子(いつも遅い時間に寝てて今更10時でもう寝ろって!!)
善子(それにベッドの下にはずら丸が……)
善子(ずら丸が……)
善子(……)
善子(って!ルビィがいるのに何してるのよ私はあ!!!)
善子「ずら丸は寝てる。ルビィも寝てる」
善子「要するに二人にいたずらができるという事」
善子「ふ、ふふ……暗黒の淵から私に囁きが聞こえてくるわ……」
善子「いざぁ!いたずらスタート……」ガッ
善子「え?」
ドサーッ!!
善子「ま、まさかベッドから落ちるなんて……」
善子「ずら丸に当たらなように位置はズレたけど……起きてないわよね?」ソーッ
花丸「ずりぁ……」スヤァ
善子「……よし、寝てるわね」
善子「さーってと、何をしてやろうかしら!」
善子「まあここは王道のくすぐりよねー……」ハッ
ルビィ「ジトー」
善子「お、おはヨハネ……」
ルビィ「だめだよ!マルちゃん寝てるんだから!」
善子「わ、わかってるわよ!ちょっとした出来心じゃない!!あと、ヨハネよ!」
ルビィ「その出来心がだめなんだってば!」
善子「あ、あんたダイヤに似てきたんじゃない……」
ルビィ「いやいやいや!当り前のことだよね!?」
善子「わかったわよ。大人しくベッドに戻りますよーっとおおおお!?」グイッ
花丸「すー」ギュッ
善子「……」
ルビィ「つ、捕まっちゃったね」
ルビィ「まあいいんじゃないかな?これで善子ちゃんも大人しく寝れるよ」フワァー
善子「ちょっ!?あんた私を見捨てる気!?」
ルビィ「見捨てるも何もそこで寝ればいいんじゃないかな?」ネムイ
ルビィ「じゃあルビィはもう寝るね。おやすみー……」
善子「ちょっ!!」
善子(私の背中にあの大きくて柔らかいものが押し付けられてるのよ!?)
善子(あ、そうか。夕飯後に飲んだお茶のせいかな?)
善子(なわけないでしょ!!)
花丸「ん~……」ギュー
善子「ハウワァ!!」ビクンッ
善子(や……やわらかい……)
善子(お日様に干した後のお布団の様に柔らかくいい匂いがするわ……)ウトウト
善子(うん、これなら寝れるかもしれないわね)ウト……ウト
善子(この子のなせる業って事で……おやすみなさいっと)ウト……
善子「すー……」Zzz
花丸「……」
花丸「寝たかな?」
花丸「まさか自分から落ちてくるとは……」アハハ……
花丸「まあ手間も省けたみたいでよかったずら」
花丸「うーん、寝てるときは静かなのになぁ……」
花丸「マルが本を読んでるときはこのぐらい静かにして欲しいずら!」頬グイッ
善子「んにゅ……」
花丸「ふふ、このまま善子ちゃんでちょっと遊ぶずら♪」グイグイ
善子「ん~~……ヨハネよぉ……」ウググッ
善子「……なんか頬が痛いんだけど……」
ルビィ「ふわぁ……虫歯?」
善子「なわけないでしょ!!」
花丸「すやぁ……」Zzz
善子「それにしてもこの子よく寝るわねえ」
ルビィ「そうだね。いつもならもう少し早く起きるのになぁ」
善子「え?そうなの?」
ルビィ「うん、前はよくお泊りとかしてたから」
善子「もう9時なんだけどなぁ……」
善子「まあいっか。もう少し寝かせてあげようか」
ルビィ「うん!」
善子「さーて、顔でも洗いにいこーっと」ガチャッ
ルビィ「あ!ルビィも!」
ルビィ(善子ちゃんの頬の痛みって……マルちゃんのせいなのかな?)バタンッ
花丸「……えへへ……善子ちゃん」Zzz
おわり
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