【ラブライブ！】希「両親と卒業祝に焼肉屋来たらμ’sメンバーが打ち上げしてた・・・」

穂乃果「希ちゃんどうしても外せない！って言ってたけど両親とお祝いだったんだね！」

希「うちの両親滅多に会えないから…ごめんね」

海未「もしかしたら希は私達と打ち上げしたくなかったのかと不安になりましたが、そんなことはありえませんでしたね」

希「この年で両親とお出かけいうのもちょっと恥ずかしいやん」

凛「でも偶然同じ店になるなんてやっぱりμ’sは強い絆で結ばれてるんだにゃ！」

絵里「ハラショーね」

ことり「チュンチュン」

真姫「ｳﾞｪｴｴ」

花陽「じゃあさっそくご飯を食べましょう！」

優しい世界

にこぉ……

にこはお家で豚肉で焼肉パーティしてるから…

すまんかったよがツボに入った

ぬぁんでよ！

にこちゃんは皆のお肉焼いてくれてるんだよ

3月下旬　焼肉ジョルノ苑

希「パパママ！今日は焼肉ってほんと！？」

パパ「ああ、希にはずいぶん寂しい思いをさせたからね、今日はその償いの意味もかねて希の大好きな焼肉にしたよ」

ママ「たっぷり食べていいのよ？のんちゃん」

希「わぁい！パパママ大好き！」ｷﾞｭｰ

パパ「///」

店員「いらっしゃいませ、3名様でご予約の東條様ですね？お席にご案内します」

店員「こちらのお席にどうぞ、超特上コースになります」

希「わぁ！お肉出てきたよ！すごい！霜降りだよ！」

ママ「子供じゃあるまいし少しは落ち着きなさいな、のんちゃん」

希「だってだって！こんなお肉はじめてだよ！うれしい！」

パパ「喜んでもらえたら連れてきた甲斐があったよ」

穂乃果「あれ？希ちゃん？なんでこんなところに！？」

両親の前では標準語なの可愛い

この後どっちの喋り方になるのか

希「穂乃果ちゃん！？」

穂乃果「希ちゃん今日はダメっていってたけどご両親とお祝いだったんだ？」

希「そうなの、そうなんよ、わた、ウチ今日は両親が東京きてくれてなー」ｱｾｱｾ

穂乃果「はじめまして希ちゃんのお父さんお母さん！私希ちゃんと同じグループでスクールアイドルやってた高坂穂乃果といいます！」ﾍﾟｺﾘ

パパ「君が穂乃果ちゃんか、希からいろいろ聞いてるよ」

ママ「いつもうれしそう煮穂乃果ちゃんは元気でみんなを引っ張ってくれているってのんちゃんが話してましたよ」

穂乃果「そんなことないです///」ﾃﾚﾃﾚ

希「もうっ！パパマ、お父さんお母さん恥ずかしいからやめてよ！」

穂乃果「みんなも来てるんだよ！呼んでくるね！」

希「待って！」

ママ「のんちゃんのお友達ならぜひご挨拶したいわ」

穂乃果「みんなー！ちょっとこっち来て！」

海未「穂乃果！騒がしいですよ！」

絵里「そうよ、他のお客さんの迷惑になるでしょ」

穂乃果「だって希ちゃんも来てるんだよ」

花陽「希ちゃん！？」

希「ナハハー・・おはよーさん・・・」

真姫「ご両親とお食事、ね」

ママ「あらあら、のんちゃんもお友達がたくさんできたのね」

パパ「μ’sの皆さんの話は希からよく聞いてますよ。星空さんと園田さんは同じユニットでいろいろと遊んだり小泉さんは活動に熱心なことなど」

ママ「本当に希はあなたたちのことを楽しそうに話すんですよ。希と仲良くしていただいて本当にありがとうございます」ﾌｶﾌﾞｶ

希「恥ずかしいからやめてよ」ﾋｿﾋｿ

穂乃果「こちらこそ希ちゃんにいつも助けてもらってるんです！希ちゃんは包容力があって優しいお姉ちゃんなんです！」

凛「そうなんです！でもお茶目なところもあって凛と一緒にイタズラしたりもするんですよ！」

ママ「あらあら」

希「///｣ｶｧｰ

凛「それにしてもおいしそうなお肉だにゃ・・・」ｼﾞｭﾙﾘ

花陽「りんちゃん！？」

真姫「はしたないわよ！」

パパ「ハハハ、もって行ってもかまわないよ」

海未「そんな、受け取るわけには」

にこ「うちの後輩が失礼で申し訳ありません、こら凛！」

ママ「のんちゃんもお友達ともっとお話したいでしょう？このお皿もってあちらの席でお話してきなさいな」

希「あぅ」

穂乃果「そうだ！希ちゃんのお父さんお母さんも一緒に来たらどうですか？希ちゃんの昔の話とか聞きたいです！」

ことり「逆に学校で希ちゃんの活躍のお話なんかもしたいです！」

パパ「それじゃあご同席させてもらおうかな」

希（バカバカバカバカ！なんでこうなるの！うー）

穂乃果「お父さんお母さんこっち座ってください！」

パパ「じゃあ失礼して」

凛「希ちゃんはこっちだにゃー！」

希「」ﾏｯｶｯｶ

凛「じゃあさっそくこのおいしそうなお肉焼こ！」

海未「まったく凛は、すみませんね、せっかくの家族水入らずだったのにお邪魔してしまって」

ママ「希ちゃんにやっとできたお友達ですもの、お邪魔なんてありませんよ」

パパ「私たちの仕事の都合で希には何度も転校させてしまって友達もろくにできなくてね、本当親として希には悪いことをしたと思ってるよ」

絵里「大丈夫ですよ、希さんと私たちは親友です」

希(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい)

にこ「じゃあお肉どんどん焼いていくわよ！」

穂乃果「待ってました！」

海未「こんないいお肉をいただいてしまって申し訳ありません」

ママ「気にすることはありませんよ、今まで希と仲良くしてくれたお礼とでも思ってください」

パパ「君たちも育ち盛りなのだから遠慮なく食べなさい」

ことり「こっちのお肉焼けたよ！はい凛ちゃん、希ちゃん」

凛「待ってましたにゃ！」

希「あ、ｱﾘｶﾞﾄｳ・・・」ﾎﾞｿ

花陽「ご飯が進みます！」

真姫「このサンチュにキムチとお肉をまいて食べるとおいしいわよ」

にこ「うーほっぺたが落ちる！チビたちにも食べさせてあげたかったわ！」

凛「希ちゃんおいしいね！」

希「そ、そうやね」

にこ「ほら希、あんた焼肉すきでしょ、もっと食べなさいよ」

希「あ、そうですね、いやそうやな」

絵里「希もご両親がいるから緊張しちゃってるのかしら、かわいいところもあるわね」

パパ「そういえばμ’sのビデオを見せてもらったけど希はμ’sのときは関西弁を使っているんだね！」

希「！？」ｹﾞｯﾎｺﾞｯﾎ

花陽「希ちゃんの関西弁はかわいいんですよ！アイドルにキャラ作りは重要なんです！」

にこ「しっかりキャラ作りできてるわよねー」

穂乃果「関西に住んでたこともあったんですか？

ママ「住んでたことはないけれど昔家族旅行で大阪行ったときに希がすごく喜んでましてね、そのときの思い出で関西弁を使いたくなったのかしら」ｳﾌﾌ

真姫「家族との思い出を大事にしてるのね」

希（あああああああああああああああああああああああ何ぞコレ江ええええええええええええええええ）

穂乃果「そういえば希ちゃんはタロットとかスピリチュアルなことが大好きなんですよ！」

ことり「神社でお手伝いもしてますね♪」

パパ「ああ、それは祖母の影響だね、希はおばあちゃんっこでね」

ママ「おばあちゃんといつも神社にお参りにいってその帰りにタロット買ってもらったって喜んでたわね」

希「もう恥ずかしいよぅ」

凛「かっわいいにゃー！」

ママ「今度おばあちゃんの家にもいきましょうね」

希「・・・うん！」

にこ「あー食べた食べた！」

凛「すっごいおいしかったにゃ！」

真姫「まあ悪くなかったわね」

パパ「それで、希に大事な話があるんだが」

ママ「パパね、次の移動で東京本社の栄転が決まったのよ」

希「ほんと！」

パパ「年齢的にはそろそろだと思っていたがやっと本社勤務だよ」

ママ「高校も一緒につれていっていたら地方に高校だったら卒業してお友達と離れることになってたわね」

パパ「そう思って先に買っていたマンションで一人暮らしをさせていたけど、正解だったね」

ママ「ええ、こんなすばらしい友達に恵まれましたからね」

希「パパ、ママ・・・」

パパ「これからは一緒に暮らせるんだよ」

ママ「もう寂しい思いはさせませんよ、のんちゃん」

希「パパ！ママ！」

希「・・・」

希「実はね、大学入学したら絵里ちとルームシェアしようと思ってるの、ほら電車だと大学遠いし！それに！それに・・・」

絵里「希！別に今言わなくても！それにまだ決めたわけじゃないし・・・」

パパママ「・・・」

パパ「そうなのか・・・」ﾎﾛﾘ

ママ「そうよね、今まで一人にしておいて虫がいい話よね」ﾎﾟﾛ

希「違うの！パパとママを恨んだりなんかしてないよ！転校していろいろと学んだおかげでμ’sのみんなの役に立てたり！パパとママが仕事で忙しくても私を愛してくれたことをしってるよ！」

希「でもね、絵里ちは本当に初めてできた親友なの！今までも、これからもずっといたいって思える親友なの、二人で協力してこれからの人生を歩んで生きたい！・・・ダメかな？」

パパママ「・・・」

絵里「お父様お母様に失礼とわかりながらそれでもお願いします！希さんは私の大切なパートナーなんです！幸せにしますから娘さんをください！」

パパ「君達の覚悟はよくわかった。絢瀬さん、どうか希を幸せにしてあげてください」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ママ「のんちゃんも、絢瀬さんもたまにはうちに来なさいな、歓迎しますよ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

希「パパ！ママ！」

絵里「ありがとうございます！ありがとうございます！・・・」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

穂乃果「感動しちゃったよ！」

海未「希！絵里！幸せになってください」

ことり「ウェディングドレスは私が頑張って作るね！」

真姫「イミワカルワ！」

花陽「これからも二人で頑張ってください！」

凛「まるでプロポーズみたいだにゃー」

にこ「幸せになりなさいよ！」

店員「お二人の未来に祝福を！」

店長「いいものを見させていただきました！お二人の門出を祝って今日は料金をサービスです！おい！ケーキももってこい！」

パパママ「皆さんありがとうございます！」

絵里「何ぞコレ江えええええええええええええええ」

希「百合はアカーーーン！！！」

その後希と絵里は両親公認のもと末永くし合わせな結婚生活を送りましたとさ

なんだこの既視感(いい意味で)は

一応けいおん澪のグッドエンドバージョンのつもり

けいおんの方タイトル教えて

澪「卒業式が終わってママと焼肉屋行ったらクラスのみんながいた」

別に俺が書いたわけじゃない

娘が同性愛者であることを何も違和感なく認める優しい世界

良い話だなーと思ったら当たり前のようにレズで草