【ラブライブ！】鞠莉『私マリーさん、いま浦の星の理事長室にいるの』果南「はあ」

鞠莉『はあじゃなくって』

果南「お勤めお疲れさま」

鞠莉『むー……』

果南「なに？」

鞠莉『……なんでもないのよなんでも』

鞠莉『労いThank you, 果南』

ｶﾞﾁｬ

ﾂ-…ﾂ-…

「私エリーさん、今おうちに帰るの」

|c||^.- ^|| わたくしダイーさん、今SSスレにいますの

私リリーさん、今あなたの後ろにいるの

果南「さて、と……」ﾉﾋﾞ-ｯ

果南「えーっと、なになに…」

果南「とりあえずチョコは刻んだから、生クリームを火にかけて……」ｶﾁｯ

ﾎﾞｯ

果南「沸騰するまで待つ、と」

果南「普通の料理なら適当でいいのにお菓子となると大変だよねぇ……」

果南「前適当にやったら大変なことになったし…」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

果南「もう」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

ｷｭｯ ｼﾞｬ- ｷｭｯ

…ﾌｷﾌｷ

ﾌﾟﾙﾙｶﾞﾁｬ

鞠莉『私マリーさ 果南「もしもし？」

鞠莉『電話に出るのがtoo lateよ？果南』

果南「電話に出んわ……なんちて」

鞠莉『…………果南』

果南「鞠莉」

鞠莉『鞠莉じゃないわ、マリーさん』

果南「マリーさん」

鞠莉『Good girl、果南』

果南「で？今度はどこにいるの？」

鞠莉『私マリーさん』

果南「…またそこから言う必要ある？」

鞠莉『今校門にいるの』

果南「歩くのはやいね」

鞠莉『だって早く会いたいもの』

果南「も～まりぃ♡」

鞠莉『ノンノン、私マリィじゃなくてマリーさんよ』

ﾌﾞﾂｯ

果南「……」

ﾂ-…ﾂ-…

………

果南「よし、この状態になったらチョコを入れて…」

果南「おー、溶ける溶ける」

果南「あと……コレも、入れなきゃね」ｽｯ

果南「インスタントしかなかったけど…いいかなぁ」

果南「……ん？」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

果南「……」ﾁﾗｯ→履歴

果南「なるほど……十分おき」

ｷｭｯ ｼﾞｬ- ｷｭｯ

……ﾌｷﾌｷ

果南「こんにちは、マリーさん」ｶﾞﾁｬ

鞠莉『私マリーさん』

果南「うん。だからこんにちは、マリーさん」

果南「うぇーあーゆー？」

鞠莉『いま、帰路についてるの』

果南「漠然としてるね！？」

………

果南「ラップを引いて……うわっ、くっついた！」ﾜﾀﾜﾀ

果南「あちゃー…今度はチョコがはねちゃった」

果南「後で拭かなきゃ…うぅ、忘れそう」

果南「……さて」

果南「前の着信から9分経過」

ｷｭｯ ｼﾞｬ- ｷｭｯ

……ﾌｷﾌｷ

果南「よいしょっ」ｾｲｻﾞｯ

果南「……」ｿﾜｿﾜ

果南「むー……」ｼﾞ-ｯ

果南「……」

果南「来ない……」ｼﾞ-ｯ

ﾌﾟﾙﾙ

果南「！」ｶﾞﾁｬ

鞠莉『Wow……今度はso fastね』

果南「やだった？」

鞠莉『うぅん、とってもうれしい』

果南「ほんと？」ﾊﾟｧｧ

鞠莉『ほんと♡』

果南「……えへへ」

鞠莉『ふふっ……』

鞠莉『……あ、私マリーさん』

果南「やっぱりそこから言うんだ……」

果南「っていうか『あ』ってなに？いま完全にキャラ忘れてたよね？」

鞠莉『What !? 』

果南「うん……まぁいいけどさ……」

鞠莉『Good girl♩』

鞠莉『I’m on a ferry, now』

果南「…………おんなふぇりー？」

鞠莉『ぷっ』ｸｽｸｽ

果南「ぇえ？だって女フェリーって何のこと……あ」

果南「……///」ﾌﾟｼｭ-

果南「もぉ、冗談だよっ！///」

鞠莉『どうかしら』ﾌﾌｯ

果南「もー……/// 英語苦手なんだってば」

鞠莉『ま、海外行くときはマリーが翻訳してあげるから大丈夫よ♡』

鞠莉『……あ、一回帰ってシャワー浴びてから向かうね』

果南「！」

果南「うんっ待ってる」ﾆｺｯ

………

ﾊﾞﾀﾝｯ

果南「わー固まってる！！」ｷﾗｷﾗ

果南「……」ｺﾞｸﾘ

果南「味見だけ……味見だけしよう」

果南「……っ」ﾊﾟｸｯ

果南「ん～～～おいしい…！」

果南「その場の思いつきでも案外なんとかなるもんだね！！」

果南「案外私、お菓子作りも結構いけるんじゃ……」

果南「って、鞠莉みたいになっちゃった」ｸｽｸｽ

果南「それにしても」

果南「鞠莉、いつ頃来るかな？」

果南「結構時間ないかなぁ……」ﾁﾗ

果南「よしっ手早く包んじゃおっ」

果南「……」

果南「……」ｳ-ﾝ

果南「……」ﾜｶﾗﾝ

果南「『ラッピング やり方』」ｶﾀｶﾀ

果南「検索……っと」ｶﾁｯ

果南「できた♡」

果南「ちょっと不恰好だけど……！」ﾌﾝｽ

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

果南「タイミングいいなぁ……はーい」ｶﾞﾁｬ

鞠莉『……私マリーさん』

鞠莉『いま、あなたの家の前にいるの』ﾌﾞﾂｯ

ﾂ-…ﾂ-…

果南「……」

ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ

果南「！」

ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ!!

果南「はいはい……」ｸｽｯ

ﾀﾀﾀｯ

ｶﾞﾁｬ

……ｷﾞｭｯ

鞠莉「Good evening～かなん♩」

果南「お疲れさま、鞠莉」

果南「適当に座ってて」

鞠莉「ん」

果南「何飲みたい？」

鞠莉「ん～……」

鞠莉「……」ｽｸｯ

鞠莉「……ねぇ」

果南「なぁに？」ﾄﾞｷ

鞠莉「……わたし、マリーさん」

鞠莉「いま、あなたの後ろにいるの」

ｷﾞｭ

果南「……まり？」

鞠莉「わたし、鞠莉」

鞠莉「いま、あなたのことが大好きなの……っ」

果南「……大好きなのは今だけ？」

鞠莉「……」ﾌﾙﾌﾙ

果南「うん、知ってる」ｸｽ

果南「ほら、こっち向いて」

ｽｯ

鞠莉「……これ」

果南「一足遅い、ホワイトデー」

鞠莉「………っ！！」ﾊﾟｧｧ

鞠莉「あけていい？」

果南「おふこーす」

ｼｭﾙ

鞠莉「わぁ」

鞠莉「……おいしそう」ｺﾞｸﾘ

果南「コーヒー味だよ」ﾌﾌﾝ

鞠莉「……果南の、手作り」

果南「鞠莉も手作りでくれたから。私も作りたいなって」

果南「……私の割には上手にできたでしょ」ｸｽ

鞠莉「うれしい……いつの間に」

果南「ついさっき。鞠莉がマリーさんだった頃だよ」

鞠莉「むっ……私マリーさん」

鞠莉「鞠莉じゃないよ？」

果南「……それまだ続けるの？」

果南「強情だなぁ……まあいいけど」

果南「じゃあ、ほら、マリーさん」

果南「チョコ食べる前にさ…することがあるでしょ？」

鞠莉「？」

果南「ハグ」ｽｯ

鞠莉「っ」

ｷﾞｭ

果南「……ふふっ♡」

鞠莉「わたし、マリーさん」

鞠莉「今とーーーーっても、しあわせっ！！」

おしまい

乙
良き、癒される

控えめに言ってとっても幸せ

ああ＾～
乙ですわ

鞠莉「私マリーさん、今果南のベッドの中にいるの」

果南「知ってるよ」

果南「ねえ、いつもいきなりやってきて求めてくるのはいいけどさ…」

果南「普通に入ってきてもいいんじゃないかな？」

鞠莉「えーでも楽しいじゃない☆」

果南「うーん、まあ私は鞠莉が楽しいならいいけどね」

果南「そういうお茶めなマリーも好きだよ♡」

鞠莉「きゃな～ん♡」

良作 乙

私オジーさん、今とっても幸せ♪

|c||^.- ^|| あらあらうふふ

|c||^.- ^||あらあら破廉恥ですこと

乙
おれもとても幸せだぞ

本物はまだ理事長室にいるんだよなあ…

一年前にほぼ同じアイデアでSS書こうとして挫折したわ
かなまりじゃなくてまるまりだったけど

乙

可愛かった
コーヒー味おいしそう

最後の「今とーーーーっても、しあわせっ！！」がくそかわいい