【ラブライブ!】海未「穂乃果のプロフィール変更の議事録です!」
- 2020.05.03
- SS

ことり「いいんじゃないかなぁ…って海未ちゃん、この会話まで入ってるよ。取り直しだよぉ…」
花陽「海未ちゃん惜しかったね…つ、次は大丈夫だよっ」
凛「頑張れ海未ちゃーん!」
穂乃果「なんだろうこのデジャブ…」
海未「というわけで全員揃いましたし始めましょうか」
凛「なんだか変更する立場って新鮮だねー」
花陽「わ、私にも出来るかな…」
ことり「花陽ちゃんっ。皆でやるから大丈夫だよ」
穂乃果「あ、あのー?何がどうなってるの?」
海未「ですから、穂乃果のプロフィール変更ですよ」
穂乃果「私の!?…って部室でやらないの?」
ことり「部室はちょっと使えないの。だから今日はことり達の教室でやりまーす」
凛「小さいホワイトボードも持ってきたから準備万端だよ!」
ことり「あっ、そういえばICレコーダーは?」
海未「そういえば準備していませんね。スマホの録音機能使いましょうか」
穂乃果「いやでも…わ、私のプロフィールなんか見てもつまんないよ?」
海未「そんな事ありませんよ。それに面白いかどうかではありません。変更点があるかないかですからね」
花陽「穂乃果ちゃんはリーダーだからプロフィールは常に良いのにしておかないとね。日々更新あるのみだよ!」
凛「かよちんが輝きだした…!凛はこういうかよちんも好きだにゃー」
ことり「じゃあ早速穂乃果ちゃんのプロフィール見ていくよー」
年齢:16歳(高校2年生)
誕生日:8月3日(獅子座)
血液型:O型
身長:157cm
3サイズ:B78W58H82cm
好きな食べ物:いちご
嫌いな食べ物:ピーマン
趣味:水泳、シール集め
特技:道でよくお金を拾う!運がいいみたい♡
チャームポイント:元気な笑顔!
子どもの頃の夢:お花屋さん
得意料理:あげまんじゅう♡
海未「ふむふむ…こう見ると結構おかしな点がありますね」
ことり「これは話し合いの甲斐がありそうだね」
凛「大丈夫かなぁ」
花陽「凛ちゃん?」
凛「ほら、穂乃果ちゃんとにこちゃんって話し合いを7回もやってきたのに何一つ変えてないよね。凛達もそうなっちゃわないかなぁって」
海未「それなら大丈夫です。穂乃果に詳しい私とことり、アイドルに精通している花陽、トンデモないアイディアを生み出す凛がいるのです。何とかなりますよ」
凛「そ、そうだね!何とかなるよね!」
花陽「うんっ。とにかく好きな食べ物のところから見ていこうか」
ことり「はーい」
穂乃果「いちご好きなんだよねー」
ことり「いちご美味しいよね」
凛「凛もいちごは好きだにゃ」
花陽「いちご大福食べたくなってきちゃった…」
海未「なぜいちご大福?」
花陽「お餅に入ってるから…///」
穂乃果「そういえばお餅も好きなんだっけ…」
ことり「…あれ?今気付いたけどこれおかしいよね」
海未「おかしいとは?」
ことり「穂乃果ちゃんの好きな食べ物ってパンじゃないの?」
花陽「た、たしかに…」
凛「穂乃果ちゃん、どうしてパンじゃないの?」
穂乃果「これはね…にこちゃんに修正させられたんだー」
凛「穂乃果ちゃんもにこちゃんに修正受けてたんだね。凛もだよー」
花陽「わ、私も」
ことも「ことり達でも知らない好きな食べ物って何だか変だなぁって思ってたよ」
穂乃果「最初はパンって書いていたんだけど可愛くないからっていちごにされちゃったんだ」
ことり「じゃあいちご好きじゃないの?」
穂乃果「一応好きだけど昔よりは食べなくなってるね。高いし」
海未「お小遣いを無駄に使うからですよ…」
穂乃果「だって漫画とかシールとか欲しいんだもん…今はもういちごジャムかことりちゃんの作るショートケーキでしかいちご食べられないなぁ…」
ことり「そうなんだぁ」
穂乃果「いちご…食べたいなぁ…」
ことり「あ…じゃあ週末に穂乃果ちゃん家に手作りケーキ持っていこうかな」
穂乃果「ありがとうことりちゃーんっ」ギュッ
ことり「え、えへへぇ…///」
海未「まったくことりは…して、変更でいいんですね?」
穂乃果「えー?でもパンが好きなアイドルってどうなのかなぁ」
花陽「たしかに…」
海未「よくありませんよ!1番好きなものを書くべきです!これは早速変更ですね」
ことり「ことりは可愛いと思うよー?」
穂乃果「可愛いよねー」
海未「2人までそんな事言わないで下さい。ほら、さっさと、」
ことり「待って海未ちゃん!ここは発想を変えてパンではなく穂乃果ちゃんが好きで、なおかつ可愛いの食べ物に変えた方がいいと思いますっ!」
海未「ほぅ…例えば?」
ことり「『ことりちゃんの作るショートケーキ』とかどうかな?」
穂乃果「あっ!それいいね!ことりちゃんのケーキ好きだよ私!」
海未「っ…!だ、ダメです」
ことり「どうして?」
海未「そんな…メンバー間で親密と思わせるような事を書くのはどうかと…」
凛「あれ?海未ちゃんも似たような事書いてなかったっけ?」
海未「…いやぁ?書いてませんよー?」
花陽「えっと…海未ちゃんのプロフィールの好きな食べ物に『穂乃果の家のまんじゅう』って書いてあるね」
凛「…」
ことり「…」
海未「こ、これは穂乃果の家、とあるのでメンバー間ではありませんよ!」
海未「それも…ど、どうなのでしょうか…」
凛「海未ちゃんわがまま言っちゃダメだよー」
海未「わがままなんかじゃありません。穂乃果、考えてみて下さい。もしこんな事書いてことりと不純な関係だとファンの皆さんの間で噂でもされたらどうするんですか」
穂乃果「そ、それは…まぁ…あはは…///」
ことり「穂乃果ちゃん…///」
海未「何で2人して顔を真っ赤にするんですか!」
花陽「今日の海未ちゃん激しいね…」ボソボソ
凛「穂乃果ちゃんを取られまいと必死だにゃ」ボソボソッ
海未「そこっ!何か言いましたか?」
りんぱな「なんにも言ってないですっ!」
海未「よろしい。では『海未ちゃんの作る餃子』で進めていきますね」
穂乃果「餃子!?」
ことり「海未ちゃん!?」
海未「何ですか穂乃果、好きでしょう?」
穂乃果「いや好きだけど…」
海未「では何も問題ありませんね。好きな食べ物は変更に、」
花陽「も、問題あると思いますっ!」
ほのことりん「(花陽ちゃんが噛み付いた!?)」
花陽「ほ、ほほ、穂乃果ちゃんは私のおにぎり美味しいって言ってくれたから…『花陽ちゃんのおにぎり』に変えた方がいいと思うの…お、思います」
海未「穂乃果…二股ですね」
穂乃果「どういう事!?」
凛「そういえば穂乃果ちゃん、この前凛の作るカップラーメンは世界一美味しいって言ってたにゃー」
海未「三股ですか」
穂乃果「いやだから何でそんな表現するの!?私浮気してないよ!?」
ことり「穂乃果ちゃん酷い…1番はことり(の手作りケーキ)だけって言ってたのに…」
穂乃果「ことりちゃんも勘違いされそうな言い方やめてよ!」
海未「四股なんて信じられません」
穂乃果「何なの…今日そんな日なの…?」
花陽「じゃあどうしよう…食べ比べしてもらう?」
凛「それがいいと思うにゃ。こればっかりはかよちんに負けられないね」
ことり「ことりも美味しいケーキ作って頑張るっ」
海未「皆やる気ですね…わかりました。では後日、」
穂乃果「では後日じゃないよ!パンかいちごかの話なんだよ?」
穂乃果「どちらかと言えばパンだね」
海未「ではパンに変えましょう」
穂乃果「でもパン好きってかっこ悪くない?」
海未「ですから『海未ちゃんの餃子』にしましょうと、」
穂乃果「あ、あー、なんだかめちゃくちゃいちご好きになってきたなー。これパンよりも餃子よりもケーキよりもラーメンよりもおにぎりよりも好きな感じだなー」
ことり「ほ、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「はいっ。という事で好きな食べ物は変更なしだね」
凛「えー?」
花陽「おにぎり作りたかったのに…」
海未「あ、ではチャーハンを、」
穂乃果「面倒だからいちごでいいの!はい次!」
穂乃果「まったく…人のプロフィール変える話なのに4人で喧嘩するなんて信じられないよ!」
ことり「喧嘩というほどでもなかったけどね」
凛「勝負だよ勝負ー」
穂乃果「そんな事してる暇なんてないよ。話し合いは長引けば長引くほどグダグダするんだよ?」
花陽「さすが場数をこなしてきた穂乃果ちゃんすごい…!」
ことり「かっこいいー」
海未「Printempsのノリだと進みませんよ?嫌いな食べ物の話し合いやりましょうか」
凛「えっと、ピーマン嫌いなんだね」
穂乃果「あの苦味はこの世のものだとは思えないよ」
海未「小学生の頃から嫌いですよね」
ことり「昔から海未ちゃんがピーマン嫌い治そうとしても上手くいかないんだよね」
海未「えぇ、刻んでチャーハンに入れたり細かく潰してりんごジュースに混ぜたりしてきましたが…」
穂乃果「だって美味しくないんだもん」
花陽「チャーハンが美味しくない…?」
穂乃果「ち、違うよ!ピーマンが美味しくないの!チャーハンは美味しいよっ!?」
穂乃果「ぇ…?米俵で何する気だったの?殴るの?ねぇ花陽ちゃん?」
花陽「…」
凛「穂乃果ちゃん危なかったにゃ」
ことり「なんだか話が逸れてるけど…ピーマン嫌い、いつか治るといいね」
凛「あっ!凛みたいにすればピーマン嫌い治ると思うよ!」
海未「凛みたいに?」
凛「うん。凛ね、この前にこちゃんにお寿司屋さんに連れて行ってもらったの。そこでいろんな美味しいお寿司食べたんだ」
穂乃果「私も連れて行ってもらったよー」
花陽「凛ちゃんがお寿司!?食べられたの!?」
凛「骨があるのも少しだけ…頑張ったにゃ」
花陽「凛ちゃん…!」ウルウル…
海未「泣くほどですか?」
凛「だから穂乃果ちゃんも美味しいピーマン料理食べれば治ると思うにゃ!」
穂乃果「美味しいピーマン料理ねぇ…何かあるっけ?」
ことり「青椒肉絲、ピーマンの肉詰め、あとは牛肉や鶏肉と炒めたり…パプリカもいろいろあるよね」
穂乃果「どれも苦手だなぁ」
花陽「それじゃあ今は保留って事でいいのかなぁ」
凛「凛はそれでいいと思うよ?」
海未「穂乃果も保留でいいですか?」
穂乃果「いいよー」
ことり「(なんだか2人が話し合いしてた時とおんなじ流れだけど…大丈夫かなぁ)」
凛「シール集めは知ってたけど…」
花陽「水泳?」
穂乃果「あはは…」
海未「これは私も知りませんでしたね…。ことり、何か知っていますか?」
ことり「ことりも初めて知ったけど、これってその時ハマってたからじゃないかなぁ」
海未「…あぁ、そういえばμ’s結成当時にそんな事もありましたね」
花陽「2人ともどういう事…?」
海未「説明しますね。穂乃果の趣味は毎年変わるんですよ」
ことり「ここに書いてある水泳っていうのは、μ’sを結成した時に穂乃果ちゃんが水泳で持久力をつける為にやってたの。だから趣味に書いたと思うんだ」
凛「今はやってないの?」
穂乃果「飽きちゃった!」
凛「えぇ…凛も泳ぐのは好きだから知ってたら一緒に行ってたのに…」
花陽「残念だったね凛ちゃん」
凛「…でもやっぱり行きたいなぁ。ねぇ穂乃果ちゃん!今度泳ぎに行こうよ」
穂乃果「え?今プール行っても寒いよ?」
海未「寒中水泳…アリですね」
凛「近くに温水プールあるよ」
凛「うんっ。かよちんも行こうよ」
花陽「わ、私は少しお腹が…だから水着は恥ずかしいかなぁ…///」
穂乃果「花陽ちゃんは気にし過ぎだと思うけど…ことりちゃんは?」
ことり「ことりも少しお菓子食べ過ぎちゃって…その…」
穂乃果「そっかぁ」
海未「お腹が…?まさか2人とも太ったのですか?」
花陽「あっ…いや、あの…えっと…」
ことり「…」
海未「…わかりました」
花陽「よかったぁ…」
ことり「(この、わかりましたはきっと…)」
海未「来週末、全員でプールに行きましょう。修行です」
花陽「( ゚д゚)」
ことり「(だよねー)」
凛「かよちん…ドンマイにゃ」
海未「では次にシール集めですが…これは今もやってましたよね」
穂乃果「うん。最近絵里ちゃんからビック◯マンシールたくさんもらってるんだ」
凛「あっ!それ凛も昔集めてたよ!」
花陽「わ、私も。凛ちゃんと一緒にたくさん持ってたよね」
穂乃果「そうなの?」
花陽「うん。今も押入れの奥にファイリングして眠ってるはずだけど…穂乃果ちゃん貰う?」
穂乃果「い、いいの!?」
穂乃果「2人とも…!ありがとうっ!」
凛「穂乃果ちゃん苦しいにゃー」
花陽「あはは…」
海未「ではシール集めは今もやってるとの事なので変更なし…水泳は…」
ことり「水泳ももしかしたら再熱するかもね」
凛「凛と泳げば楽しくなるから大丈夫!このままで次いこうっ!」
穂乃果「花陽ちゃーん///」ギュッ
花陽「穂乃果ちゃん…///」
凛「穂乃果ちゃんって運良いの?」
海未「さぁ…運が良いって特技なんですかね」
穂乃果「どうだろう」
ことり「穂乃果ちゃんって運が良いんだね。知らなかったよぉ」
花陽「え?海未ちゃんことりちゃん、幼馴染なのに知らなかったの?」
海未「はい。初めて知りました」
ことり「初耳だよね」
凛「10年来の幼馴染が知らない特技ってらどうなのかにゃー」
穂乃果「私も何でこんな事書いたんだろ…疲れてたのかな」
海未「ではこれを消して穂乃果の特技をそのまま書けばいいじゃないですか」
穂乃果「私の特技…なんかあったっけ」
ことり「穂乃果ちゃんしかわからないと思うよぉ」
穂乃果「…パンをたくさん食べられる」
凛「凛もラーメンならたくさん食べられるよ?」
穂乃果「じゃあシール集め、」
海未「それは趣味でしょう…」
海未「何で私が…3人も手伝って下さい」
花陽「え?う、うん」
ことり「そうだねぇ…」
凛「はいはいっ!」
海未「凛、どうぞ」
凛「穂乃果ちゃんって1度、雨やめー!って言って晴れにした事あるよね。だから特技は雨を止ます事!」
海未「ほぉ…穂乃果、どうですか?」
穂乃果「あれまぐれだからね。2度と出来ないんだよね」
海未「残念ですね。他にはありますか?」
ことぱなりん「…」
海未「私も思いつきません。どうしたものか」
穂乃果「ないのぉ…?」
ことり「穂乃果ちゃん落ち込まないで…」オロオロ…
海未「あなたに特技なんてものいらないと思いますよ?」
穂乃果「ふぇ…?」
海未「特技なんてなくても穂乃果は穂乃果です。μ’sのリーダーで私達を引っ張れるのはあなたしかいませんよ?」
穂乃果「海未ちゃん…」
穂乃果「ほ、本当?」
海未「はい。見た人を元気にする穂乃果の笑顔です。最高の特技ですね」
穂乃果「海未ちゃん///」
海未「穂乃果///」
花陽「2人とも自分達だけの世界に入っちゃったね」
凛「これがほのうみのイチャコラだにゃー」
ことり「私も入りたいけど話し合い進めなきゃ…2人ともー?まだ終わってないよー。戻って来てー」
海未「え?あ、すいません。何の話でしたっけ」
凛「穂乃果ちゃんの特技の話だにゃ。どうするの?」
海未「穂乃果に特技なんて、」
ことり「ないとメッ!だよ?」
穂乃果「別になくても…じゃあこのままでいい?」
花陽「今から穂乃果ちゃんの特技見付けるわけにもいかないしね…」
海未「まぁ仕方ありませんね。特技が出来るまでこれも保留で」
ことり「いいの海未ちゃん?穂乃果ちゃんのプロフィールもう半分終わっちゃったよ?」
海未「勝負はこれからですよ。3人とも気を引き締めていきましょう!」
りんぱなこと「お、おー!」
海未「元気な笑顔ですか。いいですね」
ことり「こればっかりは変更のしようがないもんね。穂乃果ちゃんの笑顔だーいすきっ」
花陽「見てると元気になるね」
凛「やる気わいてくるにゃ」
穂乃果「皆して褒めないでよ///照れちゃうなぁ///」
ことり「照れてる穂乃果ちゃんも可愛いー」
穂乃果「ことりちゃんったら…でも私は笑顔よりこのサイドテールが気に入ってるんだけどなぁ」
凛「そうなの?」
穂乃果「うん。サイドテールにしてる娘ってあんまりいないでしょ?だからちょっとした自慢なんだ」
花陽「たしかにアイドルでもサイドテールは少ない…目立つね」
凛「良い個性だにゃ。昔からサイドテールにしていたの?」
穂乃果「うん。ことりちゃんに教えてもらってからずっとこれなんだ」
花陽「という事は穂乃果ちゃんのサイドテール…通称『ほのまげ』の生みの親はことりちゃんだったんだ…!」
ことり「生みの親だなんて大袈裟だよ。ことりはただ、穂乃果ちゃんもサイドテールにしたら可愛いからお揃いにしようって言っただけだよぉ」
花陽「ことほのうみの戦いはすでに始まっていたんだね…!」
海未「何をボソボソ話してるんですか…」
穂乃果「そうだ、海未ちゃんもサイドテールやってみようよ!」
海未「どうして私もなんですか!は、恥ずかしいです///」
穂乃果「恥ずかしがると余計にやりたくなっちゃうんだよねー」
海未「あぁっ!そんな無理やり…!」
穂乃果「はい出来たよーっておぉ…///」
サイドテール海未「うぅ///こんなの似合いませんよぉ…」
ことり「海未ちゃんとっても可愛い!」
花陽「なんだか新鮮でいいね。海未ちゃん、とっても可愛いよっ」
凛「海未ちゃん可愛くなってるにゃー」
海未「ありがとうございます…穂乃果?」
穂乃果「///」
海未「大丈夫ですか?」
穂乃果「わひゃぁっ///!う、海未ちゃん!?」
海未「海未は私ですが?」
凛「あー!今穂乃果ちゃん、見惚れてたー!」
花陽「顔真っ赤だよ?」
穂乃果「うっ///」
海未「す、少し話が逸れすぎましたね。チャームポイントに戻りますよ」
ことり「これは変える必要ないと思うよ?」
穂乃果「そ、そうだね。笑顔の方がアイドルっぽいし」
花陽「穂乃果ちゃん大丈夫?なんだか顔赤いし汗かいてるし…」
穂乃果「大丈夫!海未ちゃん次やるよ!」
海未「は、はい」
凛「お花屋さんになりたかったなんて穂乃果ちゃん可愛いにゃー」
花陽「穂乃果ちゃんのお店なら大繁盛しそうだね」
海未「まぁこれも毎年変わるやつですけどね。一時期私と同じ武闘家になるとか言ってませんでしたか?」
穂乃果「あったねー。海未ちゃんの修行が辛くてやめたんだよ」
ことり「ことりと同じ保育園の先生になりたいって言ってた事もあったよね」
穂乃果「先生はお昼寝出来ないって聞いてから諦めたんだよね」
凛「穂乃果ちゃん楽したいだけなんじゃ…」
穂乃果「い、今は違うよ!?ちゃんと将来の事考えてるもん!」
海未「そうなのですか?」
穂乃果「うん。まず大学に行くの」
海未「はい」
穂乃果「4年頑張る」
海未「はい」
穂乃果「…あとは大学に入ってから考えるの」
海未「何にも考えてないですね」
穂乃果「未来ってさ…不確かだよね」
花陽「穂乃果ちゃん、それ普通の事だよ」
穂乃果「うん」
ことり「ことりのお嫁さんになりたいって時期もあったんだよね」
海未「っ!?」
穂乃果「あれはまぁ…あはは…」
海未「本当なのですか?」
穂乃果「だ、だって昔の海未ちゃん怖かったし…だから優しいことりちゃんのお嫁さんに…」
海未「…ほ、穂乃果ー?頭撫でてあげますねー」
凛「すごい無理してるにゃ」
海未「む、無理なんかしてませんよ。これがいつもの私じゃないですかー」
穂乃果「海未ちゃん逆に怖い…それに今は厳しい海未ちゃんの方が好きだよ?」
海未「え?」
穂乃果「たしかに昔は優しいことりちゃんのお嫁さんになりたいなんて安直だったけど、今は厳しいけど私の事を1番に考えてくれる海未ちゃんの有り難さにも気付けたから…」
海未「2人とも…」
花陽「やっぱりことほのうみだね…3人だから尊いんだよね…」
凛「なんだかまた話逸れてない?」
海未「そ、そうでした。穂乃果とことりとはあとでイチャつくとして、ここは変更しなくてもいいような気がするのですが…」
ことり「ことりもそう思うー」
花陽「お花屋さんなんて可愛いしね。穂乃果ちゃんもこれで大丈夫?」
穂乃果「うん!」
凛「それじゃあ次で最後だにゃー」
海未「や、やってしまいました。あれよあれよと言う間に最後です!」
ことり「1つくらい変えられるってね油断してたねぇ」
凛「中々難しいね」
花陽「ねー」
海未「真剣にやっていたはずなのにおかしいですねぇ…」
穂乃果「いや私のせいじゃないよ?わりと海未ちゃんふざけてたよね」
海未「まぁこの話は置いておいて、早速得意料理の話に移りましょうか」
凛「海未ちゃん逃げたにゃ」
花陽「凛ちゃんダメだよそんな事言っちゃ…穂乃果ちゃんはあげまんじゅう得意なんだね」
穂乃果「う、うん」
花陽「え?ち、違うの?」
穂乃果「…」
海未「…なるほど。そういう事ですか」
ことり「海未ちゃん?」
海未「穂乃果、これは得意料理ではなくお店の手伝いなのでは?」
穂乃果「うぐっ…」
凛「えー?お手伝いで作ったもの書いたのー?」
ことり「けどちゃんと作れるなら、」
穂乃果「お父さんいないと…作れないの」
花陽「穂乃果ちゃん、この前3人で肉じゃが練習してるって言ってなかった?」
穂乃果「最近時間が合わなくなっちゎってね…」
海未「私も歌詞に追われて参加出来てません」
ことり「急に忙しくなっちゃったね」
凛「そうなんだー。じゃあさじゃあさ、かよちんから教えてもらったら?」
穂乃果「花陽ちゃん?」
凛「うん。かよちん料理上手いからきっと穂乃果ちゃんも上手になるよ!」
穂乃果「たしかに…花陽ちゃん、今度お料理教えて欲しいんだけど…」
花陽「わ、私でよかったら…じゃあ次の休みに一緒に見に行こうね」
穂乃果「見に?え?どこか行くの?」
花陽「そうだよ?まずはお米を作る現場から見ないとね。だから収穫体験行こうか」
穂乃果「え…り、凛ちゃん…?」
凛「そういえばかよちんお米になると人が変わるんだった…穂乃果ちゃん頑張って!」
穂乃果「えぇ…?」
ことり「おにぎりの具、何がいいかなー」
穂乃果「あ、わ、私実は稲アレルギーなんだよね!だから収穫体験行けないなー」
花陽「そうだったの!?なら…仕方ないね」
海未「何でそんな嘘に引っかかるのですか花陽…」
ことり「ピュアだからねぇ。けど穂乃果ちゃんの得意料理どうしよっか」
凛「海未ちゃんとことりちゃんは穂乃果ちゃんに教えるって出来ないの?」
ことり「ライブも近いしお料理教えるってのは難しいね…」
穂乃果「ないならないでいいんじゃない?料理出来ないキャラってのも、」
花陽「ダメです。お料理出来ないキャラは凛ちゃんと真姫ちゃんの2人がいるから穂乃果ちゃんはなれないよ!」
穂乃果「2人も3人も変わらないじゃん…どうしよっかなー」
ガチャ…
絵里「あら、皆まだ話し合い続いてたの?」テクテクテク…
真姫「こっちは終わったわよ」スタスタスタ…
希「穂乃果ちゃんやっほー」トテトテトテ…
穂乃果「絵里ちゃん達!?な、何でここに!?」
絵里「えぇ。にこったら完璧なプロフィール書くもんだから変更なしだったのよ」
真姫「さすにこね。パーフェクトアイドルよね」
凛「本当かにゃー?もしかして真姫ちゃんが変えさせまいと妨害したんじゃないのー?」
真姫「…」
花陽「真姫ちゃん?」
真姫「に、にこちゃんの事はいいの!穂乃果のプロフィールはどうなのよ。さすがに2、3個は変えられたんでしょ?」
海未「それが…」
ことり「その…」
希「ダメだったん?」
凛「1つも変えられなかったにゃー」
絵里「そんな…!海未とことりと花陽というマジメ三姉妹でも不可能なのね…」
凛「絵里ちゃーん?凛の名前出てこなかったよー?あれー?」
真姫「凛は3バカトリオでしょうが」
凛「凛バカじゃないもん!穂乃果ちゃんや絵里ちゃんよりは賢いもん!」
絵里「何で私まで巻き込むの!?」
希「えりち喧嘩しちゃあかんて。して、今はどこら辺なん?」
ことり「得意料理のところなんだけど…穂乃果ちゃん料理苦手で…」
希「穂乃果ちゃんもかぁ…」
海未「はいはい」
真姫「どうしたもんかしらね」
絵里「…」
希「ちょっと2人とも、えりちガチ泣きしそうなってるやん。話だけでも聞いたげて」
凛「 絵里ちゃん最近可哀想なくらいポンコツ扱い進んでるよね」
穂乃果「でもいじける所とか可愛いよね」
絵里「ありがとう希…私が言いたかったのは、穂乃果もにこに教わればいいんじゃない?」
真姫「にこちゃんに…」
絵里「今から真姫の家でカレーパーティーするのよ。そこににこも来るから、何か料理教えてもらって一品作ったらと思ったのよ」
ことり「にこちゃんなら料理上手だし安心できるね」
花陽「カレーパーティー…!」
凛「ねぇ真姫ちゃん、凛達もカレーパーティー行っていい?」
真姫「人数たくさんいた方が楽しいしね。いいわよ」
真姫「もちろん。ことりも来るわよね?」
ことり「うん!ありがとう真姫ちゃんっ!」
真姫「いきなり抱き着くんじゃないわよ…それじゃあ穂乃果の得意料理は…もうこの際保留であとから見付ければいいわよ」
希「そやね。じゃあウチらは先に校門行っとこか」
絵里「皆早く片付けてくるのよ?」
真姫「にこちゃんも待ってるんだから急ぎなさいよ」テクテクテク…ガチャン
海未「…という事は穂乃果のプロフィール話し合い終わりですね」
ことり「うーん…プロフィール変えられなかったね」
凛「なんだか穴だらけに見えるのにね。やっぱり穂乃果ちゃんはすごいにゃ」
花陽「リーダーは違うね」
穂乃果「ふふんっ。私もこう見えてちゃんとしたアイドルだからね」
海未「勉学の方もちゃんとして欲しいですね。最近数学の成績が下がってると聞きましたよ?」
穂乃果「うっ…」
ことり「まぁまぁ海未ちゃん。この後カレーパーティーもあるんだしお説教は明日じゃダメ…?」
海未「…今日のところは許してあげましょう」
凛「穂乃果ちゃん待ってにゃー!ほら、かよちんも行くよ!」グイッタッタッタッタ…
花陽「り、凛ちゃん!?」ズルズルズル…
ことり「行っちゃった…海未ちゃん、ことり達も追いかけよっか」
海未「…」
ことり「海未ちゃん?穂乃果ちゃんのプロフィールなんか見つめちゃってどうしたの?」
海未「あ、すいません。ついμ’s結成当時の事を思い出してしまいまして」
ことり「そっか…いろんな事があったね。ライブや合宿…他にもたくさん」
海未「えぇ。あの頃に比べると皆の顔つきも随分変わりました。最初は全然出来なかったダンスも歌も上手くなり人に見せられるほどになりました」
ことり「でも変わらない事もあるよね。穂乃果ちゃんのおっちょこちょいとか、海未ちゃんは相変わらず恥ずかしがり屋さんだし」
海未「す、少しは改善しましたよ?…ですが変わらないというのも良いものですね」
ことり「うん。もしかしたらこのプロフィールは変えちゃいけないものだったのかもね。ある意味にこちゃんと穂乃果ちゃんに感謝しないと」
海未「変わらないといけないものと変わってはいけないもの…そういう事なんでしょうか」
ことり「難しいけどいつかまたプロフィールを見直す時に分かるのかもね」
海未「理解出来る時がくるといいですね。そろそろ私達も行きましょうか。私が鍵を返してきますので先に校門に行っておいて下さい」
ことり「そんな事言わないで2人で返しに行こっ♪」
海未「…はいっ」
穂乃果「ふひゃぁ…///真姫ちゃんのカレー美味しかったー」
ことり「上手だったね。でも穂乃果ちゃんのサラダも美味しかったよ」
絵里「サラダって料理なのかしら」
希「野菜切って乗っけただけやけど…」
にこ「穂乃果が作るんだから最初はこんなものよ」
凛「でもカレーに合うにゃー」
花陽「お米美味しい…///」
海未「こう、皆でちゃぶ台を囲んで食事というのはやはり良いものですね」
真姫「普段はキッチンのテーブル使ってるけど…たまにはいいわね」
穂乃果「ことりちゃん膝貸してー」ゴロンッ
ことり「ほ、穂乃果ちゃん…」
海未「こら穂乃果っ、食べた後すぐに横になってはいけません。行儀が悪いですよ?ことりも何か言って下さい」
ことり「(穂乃果ちゃんを膝枕…///し、幸せ…///)」
海未「どうしてニヤついてるんですか…こ、ことり、私にも少し穂乃果を…」
絵里「海未まで何してるの」
海未「…」ギロリッ
絵里「あ、何でもないチカ…」
希「海未ちゃんにも弱いんか」
凛「わかるにゃー」ゴロンッ
希「凛ちゃんまで…」
花陽「凛ちゃんも横になっちゃダメだよー。ほら、お皿片付けよ?」
凛「はーい」ムクリッ
希「凛ちゃんは花陽ちゃんの言う事ならすぐ聞くんやなぁ…そういえばご飯は花陽ちゃんが炊いたんやっけ?」
花陽「うんっ!ちょうどいいお米手に入れたから持ってきたんだ」
絵里「でもさすがに俵で持って来る必要ないんじゃ…」
花陽「だってどのくらい食べるかわかんなかったし…皆あと5回はお代わりするでしょ?」
絵里「…」
希「…」
真姫「…花陽、太るわよ」
花陽「き、聞こえないもーん。お米粒が耳に入って聞こえないもーん」
穂乃果「ふむふむ…海未ちゃんのお膝も中々だね」ゴロンッ
海未「(ほ、穂乃果が私の膝に…何とも言えない気持ちになりますね///)」
海未「自分で片付けなさい」ペシッ
穂乃果「あたっ」
ことり「まぁまぁ海未ちゃん。それにしても本当にこれ美味しいね」
真姫「そりゃあ私が作ったから当然よ」
希「この調子ならすぐにこっち超えるんちゃう?」
にこ「それならそれで毎日真姫ちゃんにご飯作ってもらおうかしら?」
真姫「えっ///そ、それって…///」
にこ「…あっ///ち、違うのよ!そういう意味じゃ、」
真姫「違うのね…」
にこ「…ち、違わないわよ///」
真姫「にこちゃん…///」
絵里「最近あの2人どこでもイチャついてない?」
希「今までいろいろ溜まってたんとちゃう」
絵里「大変ねぇ」
穂乃果「…あっ。そういえば…」ポチポチ…
穂乃果「(にこちゃんのプロフィールの話し合いしたって事はにこちゃんも何か付け足してるかも。真姫ちゃん大好きとか結婚したいとか足してたりして)」
穂乃果「…なになに…」
穂乃果「…にこちゃん」ウルウル…
ことり「穂乃果ちゃん!?」
穂乃果「これ…」
ことり「にこちゃん…」ウルウル…
海未「ふ、2人ともどうして泣いてるのですか!?まさかカレーに何か入ってましたか!?」
凛「えっ!?凛全部食べちゃったよ!」
真姫「何言ってるのよ!何にも入れてないわよ!」
絵里「あれ具なしだったの?知らなかったわ…」
希「はーい、ポンコツさんは少し静かにしておこうなー」
花陽「という事は私が炊いたご飯に…そんな…もうダメ死ぬしかないね…」
にこ「 お米に命かけすぎよ。穂乃果、ことり、どうしたのよ」
穂乃果「にこちゃんのプロフィール見てみて…」
にこ「(私のプロフィール…ってまさかアレ見られたの!?)」
海未「これは…なんだか恥ずかしいですね///」
凛「にこちゃんが素直になってるにゃー!」
花陽「私もずっと一緒にいたいなぁ」
真姫「にこちゃんったら…もう///」
絵里「ふふっ、いつもこう素直なら可愛いのにね」
希「たまにはにこっちもええ事言うやん」
にこ「こ、これは違うのよ///!ファンの皆が見るから可愛くしただけなのよ!勘違いしないでよねっ///」
ことり「ことりもー」
海未「では私もやりますね」
凛「凛も凛も!」
花陽「私もいいかなぁ…」
絵里「皆でやりましょ♪」
にこ「ちょっと!真似すんじゃないわよ!」
希「まぁまぁにこっち、皆と一緒がええんやろ?なら皆でプロフィールに一言足すのもええやん」
にこ「それは…もう!勝手にすれば!」
真姫「にこちゃん素直じゃないわねー」
にこ「真姫ちゃんに言われたくないわよ…けどまぁいいわよ。そうだ真姫ちゃん、パソコン使ってもいい?」
真姫「いいけど何に使うの?」
にこ「今までの録音データまとめようと思ってね。海未、穂乃果の話し合いのデータある?」
にこ「学校より真姫ちゃん家のパソコンの方がハイスペックなのよ。こういうのはとっとと終わらせておきたいし」
海未「そうですか…はい。このスマホに入ってます」
にこ「ありがとっ。真姫ちゃんの部屋ってこっちよね」テクテクテク…
真姫「えぇ、行ってらっしゃい」
穂乃果「よしっ!出来たよー!」
【高坂穂乃果のプロフィール(最新)】
年齢:16歳(高校2年生)
誕生日:8月3日(獅子座)
血液型:O型
身長:157cm
3サイズ:B78W58H82cm
好きな食べ物:いちご
嫌いな食べ物:ピーマン
趣味:水泳、シール集め
特技:道でよくお金を拾う!運がいいみたい♡
チャームポイント:元気な笑顔!
子どもの頃の夢:お花屋さん
得意料理:あげまんじゅう♡
μ’sの皆へ一言:私も皆の事大好き!いまが最高!
ことり「穂乃果ちゃん早いなぁ。ことりはなんて書こうかなぁ」
海未「素直に皆への気持ちを書いてはどうですか?」
花陽「なんだか恥ずかしいね…///」
絵里「凛はどう書くつもりなの?」
凛「ひみつー!」
絵里「教えてよりーんー」
希「まぁファンの人達も見るんだから変な事書いちゃダメやで真姫ちゃん?」
真姫「何で私が変な事書く前提なのよ!」
希「にこちゃんの事が好きー、とか書きそうやん」
真姫「書かないわよ///」
穂乃果「…あれ、にこちゃんどこ行ったの?」
海未「真姫の部屋のパソコンで録音データをまとめると言ってましたよ」
穂乃果「ふーん…ちょっと様子見て来るね!」タッタッタッタ…
ことり「行ってらっしゃーい」
絵里「いいじゃないのりーん」
凛「ダメだにゃー恥ずかしいもーん!」
希「えりちいつまでやってるんや…」
穂乃果「真姫ちゃんの部屋どこだっけなー」
穂乃果「(たしか奥の角を、)」
ベキャッ
穂乃果「うわっ!?な、なんか踏んじゃった…?」
穂乃果「(な、なんだろう…小さいけどこれってUSBメモリ?…誰かが落としたのかな…いやでもUSBメモリなんて持ち歩く人っているのかな?)」ヒョイ
穂乃果「…あとで戻ったら皆に聞いてみよ。まずは真姫ちゃんの部屋行かないと」
にこ「(海未のスマホからデータをパソコンに移してっと…さすがハイスペック。転送も早いわね)」
にこ「(あとは録音データを私のUSBメモリに移して終わり…なんだかんだ話し合い楽しかったわね)」
ガチャ…
穂乃果「あ、にこちゃん見っけー」
にこ「穂乃果?」
穂乃果「にこちゃんが1人でデータまとめに行ったって聞いたから様子見に来たの」
にこ「見ててもつまんないわよ。あとは…あれ?ん?」
穂乃果「どうしたの?」
にこ「USBメモリ持ってきたはずなんだけど…どこいったのかしら」
穂乃果「…えっ」
にこ「何よ」
穂乃果「USBメモリ…って…もしかして黒くて小さいやつ?」
にこ「何で知ってるの」
穂乃果「…これ…」スッ
バッキバッキのUSBメモリ「」
にこ「( ゚д゚)」
穂乃果「廊下に落ちてて…その、踏んじゃって…ごめんなさい…」
にこ「っ!?な、泣かないでよ!わざとじゃないんでしょ!?それより怪我はなかった?」
穂乃果「ないけど…これ中身は何だったの?」
にこ「…今までの録音データよ」
穂乃果「( ゚д゚)」
穂乃果「うん…」
ー5分後・リビングー
穂乃果「た、ただいまー」
絵里「あら穂乃果、戻ってきたのね」
にこ「ただいま」
凛「にこちゃんおかえりー」
穂乃果「…み、皆!話があるの」
海未「話?あぁ、わかっていますよ。私達も今その話をしていたのです」
にこ「えっ。じゃあ許して、」
ことり「議事録が売れたお金で旅行にでも行こうかって話してたんだよ♪」
穂乃果「えっ」
にこ「えっ」
花陽「アイドルの話し合いを録音したデータなんて斬新かつ需要もあると思うんです!だからCD化して特典として売り出したらファンの方達も喜んで買ってくれるよ!」
希「最近ライブばっかりでろくに休みもなかったから、1週間くらい皆で旅行に行ってもええやんってね。今回は特訓も修行もなしやで海未ちゃん?」
海未「き、筋トレくらいはいいのでは…」
海未「ですが…うぅ…ただ遊ぶというのに慣れてないので体がウズウズしそうです…!」
凛「じゃあ旅行で遊ぶのに慣れなきゃね!凛とたくさん遊ぼー!」
絵里「いいわね。じゃあどこがいいかしら」
ことり「温泉巡りもいいよねぇ///」
絵里「温泉…!いいわねいいわね!」
にこ「な、なんか大変な方向に話が進んでるわね…!」
穂乃果「…こ、こうなったら!」
にこ「穂乃果?」
穂乃果「皆聞いて!」
海未「どうしたんですか穂乃果」
穂乃果「…もう1回プロフィールの話し合いをやろうと思うの」
にこ「!?」
花陽「ど、どうして?」
ことり「話し合いはにこちゃんと穂乃果ちゃんで終わったはずじゃ…」
穂乃果「たしかに私達の録音データを売ればいいのかもしれない…けど私達はプロフィールを最新のものに出来てないんだよ!?付け足しただけ!ある意味ゼロなんだよ!」
にこ「穂乃果ー?それはさすがにマズいわよー?ある意味って何なのー?」
花陽「今からだと大変だと思うけど…」
真姫「また毎週やるっての?ライブも近いのにそんな暇ないわよ」
希「そうやねぇ…今日やるってなら別かもしれへんけど」
絵里「今日?」
希「そや、皆で泊まり込み♪」
ことり「という事は皆で皆のプロフィール会議?」
絵里「今まで通り2人で話し合うよりは変更しやすいかもね…真姫、どうかしら?」
真姫「今日はママもパパも帰ってこないから別にいいけど…」
凛「それに明日は学校も練習も休みだし皆でそのまま遊びに行くにゃー!」
花陽「そ、そのままはちょっと…」
穂乃果「海未ちゃんいい?」
海未「あまり夜更かしするのはダメですよ?」
ことり「お肌に悪いからねー」
穂乃果「うんっ!」
凛「やっぱり1番最初は…」
花陽「そうだね。決まってるよね」
真姫「じゃあにこちゃんは2番目ね」
希「まぁリーダーが先陣切らんとね」
絵里「この賢いエリーチカにまっかせなさい!」
海未「心配ですね…」
ことり「大丈夫大丈夫♪」
穂乃果「え?じゃあ…」
にこ「穂乃果のプロフィール変更の議事録…でいいのよね?」
完
ついに完結か
毎週金曜楽しみだった
希以外の「…して、」と
高坂穂乃果こと穂乃果
だけ気になってた
シリーズほぼ読んできた
面白かったぞ
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