【ラブライブ！】ダイヤ「私の寝そべり…」ルビィ「ぎゅうううう！！」

ダイルビ

ルビィ「ただいまー！」ﾀﾞｯ

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ルビィ「はっ！」ｶﾞﾁｬ

ﾊﾞﾀﾝｯ

ルビィ「こちらルビィ、みっしょんコンプリートしました！」

ルビィ「…」ｽｩ

ルビィ「よし、よしよしよし！！」

ルビィ「えへへ、早く早くー♪」ｶﾞｻｺﾞｿ

ルビィ「わぁ！いらっしゃい！！ずっと待ってたよぉ！！」

寝そべりダイヤ「…」

ルビィ「もぉもぉもぉ！どれだけこの時を待ったことか！！」

ルビィ「寝そべりお姉ちゃんさん、ぎゅってしてもいいですか？」

寝そべりダイヤ「…」

ルビィ「うゆ！するね！！」ｷﾞｭｯ

ルビィ「…」

ルビィ「はぁ…ぁぁぁぁ」ｷﾞｭｩｩｩｳｳ

ルビィ「やだ…可愛い…なにこれ…」ｷﾞｭｩｩｩｳｳｳｳｳｳｳｳ

ルビィ「はぁぁぁぁ」ｷﾗｷﾗ

ルビィ「いいこいいこ…んー！！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ルビィ「可愛い…可愛い可愛い可愛い！！」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

ルビィ「はぁ…幸せ」ｳｯﾄﾘ

ルビィ「今日からおねえちゃに抱きつき放題…機嫌も悪くならないしうるさいことも言われないし」

ルビィ「好きなときにぎゅってできる…」

ルビィ「…」

ルビィ「ちらっ！」

ルビィ「スカートの下は…まぁ」

ルビィ「…」

ルビィ「あのね、ルビィね、あなたに会うためにね」

ルビィ「放課後にね、沼津の街まで行ったの」

ルビィ「でもどっこ探してもなくてね」

ルビィ「そしたらゲームセンターにあったの」

ルビィ「でもルビィ全然そういうのじょうずくないからね…全然だめだった…」

寝そべりダイヤ「…」

ルビィ「今月のお小遣いほとんど使っちゃったの…どうしてくれるの？」

ルビィ「そんでね、諦めて帰ろうとしたらね」

ルビィ「そうなの」

ルビィ「…もうこれは運命かと思った」

ルビィ「１度も入ったことないお店にね、ポツンってあなたが置いてあったの」

ルビィ「もうその瞬間！！これくださいって！！そんでお家に連れてきたの！！」

ルビィ「どう思う？」

寝そべりダイヤ「…」

ルビィ「なんとか言ったらどうなの？」

寝そべりダイヤ「…」

ルビィ「はぁ…かわいい」ｷﾞｭｯ

ルビィ「…」

ルビィ「ちゅ…ちゅーとか…」

ルビィ「ちゅー…したい…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ルビィ「寝そべりお姉ちゃんさん、ちゅーしたいですルビィ、いいですか？」

ルビィ「…」

ルビィ「うん、それはダメな気がする…しちゃいけない気がする」

ルビィ「がまんがまん…」

ルビィ「あっ、そーだ！」

…

ルビィ「じゃじゃーん！寝そべりルビィをおねえちゃのお部屋から連れ出しちゃった！」ﾃﾍﾍﾟﾛ

ルビィ「ちゅー！ちゅー！」

寝そべりルビィ「…」

ルビィ「ねぇあなた、もっと嬉しそうにしたら？おねえちゃとちゅーしてるんだよ？」

寝そべりルビィ「…」

ルビィ「いいなぁ…羨ましい」

ルビィ「ルビィもおねえちゃと…したい」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ルビィ「寝そべりお姉ちゃん…」ｷﾞｭｯ

ｳﾄｳﾄ

ルビィ「うゆ…なんだか眠くなってきた」ｺｸｯ

ルビィ「んん…」

ルビィ「…」ｽﾔｧ

—–
—
–

「ルビィ…ルビィ…」ﾕｻﾕｻ

ルビィ「…んん」

「ルビィ、起きなさい」ﾕｻﾕｻ

ルビィ「ん…うゆ」ﾊﾟﾁﾘ

ダイヤ「おはよ、ルビィ」

ルビィ「ん…おはよ…ほねぇちゃ…あれ？」

ダイヤ「どうしました？」

ルビィ「る、ルビィのお姉ちゃんどこ！？」ｷｮﾛｷｮﾛ

ダイヤ「あなたの姉はここにいますが？」

ルビィ「ちがくて！！」

ダイヤ「えぇ…」

ルビィ「ルビィもいなくなってゆ！！」

ダイヤ「あぁ、もしかして、じゃんぼぬいぐるみのこと？」

ルビィ「そう！」

ダイヤ「あれなら、棚の上に」

ルビィ「はぁぁぁ、良かった」

ルビィ「んー！」ｷﾞｭｯ

ダイヤ「というか私のルビィを勝手に持ち出したのですね」ｼﾞﾄｯ

ルビィ「あっ、ばれた」

ダイヤ「バレバレ」

ルビィ「えへへー」

ダイヤ「まぁいいですけど…というかそれ」

ルビィ「うん、おねえちゃのぬいぐるみ！もうほんと可愛いんだー！」

ダイヤ「…」

ルビィ「いいこいいこー♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイヤ「晩ご飯、もう準備出来てるから制服着替えてきなさい」ﾌﾟｲｯ

ルビィ「ん、わかったー」

ﾊﾞﾀﾝｯ

ルビィ「…」

ルビィ「？、なんかおねえちゃ機嫌悪くなかった？」

寝そべりダイヤ「…」

ルビィ「気のせいかな」

—–
—
–

ルビィ「よぅし！お風呂もご飯も宿題も済ませたし！」

ルビィ「とう！」ﾋﾟｮﾝｯ

ﾎﾞｽﾝｯ

ルビィ「一緒に寝よーねー」ｷﾞｭｯ

寝そべりダイヤ「…」

ルビィ「なにかお話ししよっか？うーん…まぁルビィの独り言なんだけどね」

ルビィ「これじゃ端から見たら変な人だよね」

ｺﾝｺﾝ

ルビィ「？」

「ルビィ、入りますわよ」

ルビィ「うん」

ｶﾞﾁｬ

ダイヤ「…」

ルビィ「どしたの？」

ダイヤ「いや…えーと…その」

ルビィ「なに？」

ダイヤ「た、たまには…ルビィのお布団で一緒に寝るのも悪くないかなぁ…と」

ﾁﾗｯ

ダイヤ「って、あなたそれ」

ルビィ「ん？そうそう！寝そべりお姉ちゃんと寝ようねーってしてたとこ！」

ダイヤ「そう…ですか」ｼｭﾝ

ルビィ「？」

ダイヤ「ごめんなさい、なら戻りますね」

ルビィ「っっ！」ﾀｯ

ﾃｸﾃｸﾃｸ

ﾆｷﾞｯ

ダイヤ「え？」

ルビィ「寝ないの？ルビィもおねえちゃと一緒にがいい」ﾆｺｯ

ダイヤ「だって、あなたにはあの子が」

ルビィ「えー、本物のお姉ちゃんのほうが嬉しいもん、ほら早く来て来て」ｸﾞｲｸﾞｲ

ダイヤ「ちょ」

ﾎﾞｽﾝｯ

ルビィ「ふふっ、あったかいねー」

ダイヤ「そう、ですわね」

ルビィ「おねえちゃ、これ抱いて」

ダイヤ「？、…はい」ｷﾞｭｯ

ルビィ「えいっ」ﾊﾟｼｬ

ダイヤ「ちょっとあなた」

ルビィ「見て見て、おねえちゃがおねえちゃのぬいぐるみ抱いてる！」

ダイヤ「んなっ、消しなさい！」

ルビィ「やだもーん、携帯の待ち受けにするもーん」

ダイヤ「こんのぉっ！」ﾎﾟｲｯ

ルビィ「あれ？寝そべりおねえちゃは…」

ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

ダイヤ「あ、」

ルビィ「ぎゃああああああああ！！！ルビィの６０００円がぁあああああ！！！」

ダイヤ「６０００円！！？」

ルビィ「もうなんてことするの！！」ｸﾜｯ

ダイヤ「す、ごめんなさい、つい」

ルビィ「ついってなにさ！」ﾌﾟｸｯ

ダイヤ「だ、前にあなたも私のルビィに同じようなことしたでしょ！！ぽいって！！」

ルビィ「ついしちゃったの！」

ダイヤ「ほら！」

ルビィ「やり返しとかよくない！世界から争いが消えないのはこういうことなの！」

ダイヤ「え、世界レベルの会話に…」

ルビィ「ふんっ」ﾌﾟｲｯ

ダイヤ「ごめんなさいほんとに、わざとではないの」

ルビィ「知ってる…もういいよ…代わりに頭なでなでして」ｷﾞｭｯ

ダイヤ「ん…ん？代わり？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ルビィ「お姉ちゃんさ」

ダイヤ「なんです？」

ルビィ「ちょっと嫉妬してたでしょ」

ダイヤ「…」ﾋﾟｸｯ

ルビィ「してたよね？ぬいぐるみに」

ダイヤ「はて、なんのことやら」

ルビィ「ルビィがね、もし寝そべりお姉ちゃんにちゅーしたら、怒る？」

ダイヤ「ちゅー…ぬいぐるみに？」

ルビィ「うん」

ダイヤ「…」

ダイヤ「怒らないけど…嫌ですわね」

ルビィ「そっか」

ダイヤ「したのですか？」

ルビィ「ううん、してない」

ダイヤ「ほんとに？」

ルビィ「ほんと」

ダイヤ「…」

ルビィ「…」

ダイヤ「ルビィ」

ルビィ「？」

ダイヤ「こっち向きなさい」

ルビィ「ん、うん」ｽｯ

ﾁｭｯ

ダイヤ「んっ…」

ルビィ「んん…ん」

ダイヤ「ん…ちゅ…はぁ」

ルビィ「…いきなり…ずるい///」

ダイヤ「ぬいぐるみなんかに、ルビィの隣は譲れないですわ」

ルビィ「やっぱり嫉妬してる」

ダイヤ「当然です」

ルビィ「ん、良かった」

ダイヤ「よかった？」

ルビィ「なんでもなーい」

ダイヤ「なんですかそれ」ｸｽｯ

ルビィ「それじゃ逆にさ」

ダイヤ「？」

ルビィ「お姉ちゃんはぬいぐるびぃにちゅーしたこと…ないの？」

ダイヤ「…」

ルビィ「ねえ」

ダイヤ「…」

ダイヤ「ないですけど」

ルビィ「なに今の間」

ダイヤ「ないですわ」

ルビィ「おねえちゃ…ルビィ嘘つきな人は嫌いだよ」

ダイヤ「うっ」

ルビィ「…」ｼﾞﾄｯ

ダイヤ「…そういえば」

ダイヤ「前に１度だけ…あったような…気がする…」ﾒｿﾗｼ

ルビィ「…」

ダイヤ「…」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ルビィ「おねえちゃ」

ダイヤ「はい」

ルビィ「最ｯ低」ﾎﾞｿｯ

ｸﾙｯ

ダイヤ「や、ごめんなさいルビィ！もうしませんから！！こっち向いて！！」

ルビィ「ふんっ、しりません…おねえちゃなんてぬいぐるびぃとイチャコラしてればいいよ」

ダイヤ「る、ルビィ！」ﾕｻﾕｻ

ルビィ「つーん」

ダイヤ「いやその、気の迷いというか、つい」

ルビィ「またでた、つい？なにそれ、それじゃさっきのルビィにしたキスも、ついしちゃったの？」

ダイヤ「うぐっ」

ルビィ「あーそっか…がっかり…正直がっかりだなぁ…がっかりの２乗だよもう」

ダイヤ「あの、ちがうの、さっきのはほんとに」

ルビィ「…」ｸﾙｯ

ダイヤ「ルビィ…」

ルビィ「いいから電気消して、夕方」

ダイヤ「わ、わかりましたわ」

ｶﾁｯ

ルビィ「…」

ダイヤ「…あの」

ルビィ「ん」ｷﾞｭｯ

ダイヤ「うぅ」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ルビィ「今日のルビィ、ちょっとワガママだから」

ダイヤ「え…それはいつものことじゃ」ﾎﾞｿｯ

ルビィ「…」ｷﾞｭｩｩｩｳｳｳｳｳｳ

ダイヤ「うごごごごご！！」

ルビィ「おねえちゃ…おねえちゃ…」ｽﾘｽﾘ

ダイヤ「ちょ、恥ずかしい///」

ルビィ「おねえちゃの匂い…好き…全部好き」ﾊｧﾊｧ

ダイヤ「私も、ルビィのこと好きよ」

ルビィ「どのくらい？」

ダイヤ「んーこのくらい」

ルビィ「えーぜんぜんわかんないそれー」ｸｽｯ

ダイヤ「それじゃルビィは私のことどのくらい好きなのです？」

ルビィ「んー、ソーダアイスの次くらいかなぁ」

ダイヤ「がーん！！」

ルビィ「冗談だよぉ」

ダイヤ「当たり前ですわ！」

ルビィ「んー」

ダイヤ「？」

ルビィ「ポテトフライの次くらいかな！」

ダイヤ「ずーん…」

ルビィ「あははは！おねえちゃ面白い！」

ダイヤ「んなっ、姉をからかって弄ぶなんて、とんでもない妹ですわ！」

ルビィ「もぉ耳元でうるさいなぁ」

ダイヤ「う、うるさいってことないでしょ！」

ルビィ「んっ」ﾁｭｯ

ダイヤ「ん！？」ﾋﾞｸｯ

ルビィ「んん…はぁ、えへへ」

ダイヤ「うぅ…///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ルビィ「好き、伝わった？」ﾆｺﾆｺ

ダイヤ「もう…おばか」

ルビィ「ほら、もう一回ルビィにも」ｷﾞｭｯ

ダイヤ「ん」

ルビィ「ぬいぐるみにしたのより、もっと気持ちいいキス…して？」

ダイヤ「ふふっ」

ルビィ「むっ、どうして笑うの」ﾌﾟｸｯ

ダイヤ「いえ…ルビィも嫉妬するんですのね、ぬいぐるみなんかに」

ルビィ「…するもん…いけない？」

ダイヤ「いいえ…むしろ」

ルビィ「？」

ダイヤ「それが少し、嬉しかっただけですわ」ｽｯ

ﾁｭｯ

おわり

乙乙
最高ですわ

|c||^.- ^||なんてこと…

ああ、ダイルビ尊い姉妹百合尊い