【ラブライブ!】善子「うぅ…」梨子「ん」サスサス
- 2020.05.04
- SS

梨子「失礼します」ガララ
梨子「…」
梨子「…」テクテクテク
梨子「…よっちゃーん」ヒソヒソ
「…りこ?」
梨子「お、いたいた」
善子「どうしたの?」ヒョコ
善子「運ばれてないもん」
梨子「なに?仮病?」
善子「…」プイッ
梨子「あーごめんごめん」
善子「ただの生理痛、だからへいき」
梨子「んー、まぁ時期的になんとなくそんな気がしたけど…よっこいしょ」ギギッ
善子「…いいわよ居てくれなくて」
梨子「よっちゃん、手かして」
善子「?、…ん」
善子「わっ、梨子の手あったかい…」ニギニギ
梨子「ちょっとだけベッドのこっち側に寄ってくれる?寝たままでいいから」
善子「ん」モゾモゾ
梨子「…」スッ
善子「うひゃっ!?」ビクッ
梨子「そんな驚かなくても」クスッ
善子「いきなりお腹触るんだもん」ムスッ
梨子「ん…よしよーし」サスサス
梨子「ちょっとは痛み和らぐかな」サスサス
善子「…梨子」
梨子「んー?」サスサス
善子「…ありがと」ボソッ
梨子「どういたしまして」クスッ
梨子「んー…まぁそのときはそのとき」
善子「ふふっ、そんなてきとーな」
梨子「心配してきてるだけだもん、やましいことなんてしてないし」
善子「でもなしこの撫でる手つきはいやらしいけどね」
梨子「もうしない」フンッ
善子「あーごめんなさい!」
梨子「ばか」ムスッ
梨子「ん」ナデナデ
善子「どうしてだろ…リリーがお腹触ってくれると落ち着く」
梨子「おへその下があったまってるからだよ、きっと」サスサス
善子「ふーん」
梨子「…」サスサス
善子「…ねぇ」
梨子「なに?」
梨子「ん」ニギッ
善子「…」
梨子「ほら目閉じて…寝るまで傍に居てあげるから」ナデナデ
善子「…」コクッ
梨子「いいこいいこ」ナデナデ
善子「んんん」ウトウト
梨子「…」
—
–
梨子「今までこんなことなかったのに」
鞠莉「っていっても、ただの生理でしょ」
梨子「そうですけど、あんなに重そうにしてるのは初めてで…」
鞠莉「心配?」
梨子「…」
鞠莉「あの子も成長してるってことよ、女性として」
梨子「うん…」
鞠莉「…」ジッ
鞠莉「…っ♪」グッ
梨子「…あだだだだだだ!!!?」
鞠莉「オゥ!そーりーなしこ、つい力入れすぎちゃった」テヘペロ
梨子「もぉ絶対わざとですよね今の!!」
鞠莉「あなたがストレッチに集中してないからでしょ?ぼーっとして」
梨子「うっ」
鞠莉「あの堕天使のことで頭がいっぱいなんでしょうけど」
梨子「…」ウツムキ
梨子「ごめんなさい…」
鞠莉「…」チラッ
梨子「?」
鞠莉「ダイヤー!!」
梨子「ちょ」
ダイヤ「?、…どうしました鞠莉さん」
鞠莉「今日の練習さぁ、私もアゼリアに混ぜてほしいんだけど」
梨子「え!?」
ダイヤ「はぁ!?」
梨子「んなっ」
ダイヤ「そうなのですか?」
鞠莉「このまま練習続けても怪我しかねないし、善子もいないから…だめかしら?」
ダイヤ「…まぁ、しかたないですわね、梨子さんも今日はあがられては?」
梨子「え、あの…」オロオロ
鞠莉「…」ウインク
梨子「は、はい…すいません、お先失礼します」ペコッ
ダイヤ「お大事にしてください」
鞠莉「ばぁーい」ノシ
テクテクテク バタンッ
いつもありがとうございます
ダイヤ「梨子さんの体調はともかく、鞠莉さんがアゼリアでできることといったら…」
鞠莉「あっ!!!」
ダイヤ「ん?」
鞠莉「かにゃーん!!♪」ダッ
ダイヤ「ちょ、鞠莉さん!!おまちなさい!!!」ダッ
梨子「さすがにもう帰ってるだろうけど」コンコン
梨子「失礼します」ガララッ
梨子「…」
梨子「あれ?」
梨子「よっちゃん?」ヒソヒソ
善子「…」スースー
梨子「この子、もしかしてあれからずっと寝てるの!?」
善子「ん…んん」スースー
善子「ん…んあ?」パチリッ
梨子「はぁ…もぉ」
善子「んっ…んん、おはよ梨子…」
梨子「おはよ…」ジトッ
善子「まさかずっと傍に居てくれたなんて」
梨子「ちょっぷ」ペシッ
善子「あだっ!」
善子「うそっ!?昼からずっと寝てた…」
梨子「はぁ…」
善子「練習は?」
梨子「ん、今日はー…うん、ギルキスだけお休みになったよ」
善子「え、…それって私のせい…?」
梨子「ううん、違う」
善子「んじゃどうして」
梨子「いいからほら、帰ろ?まだおなかいたいたなんでしょ?」
善子「…、ん」コクッ
—
–
『次は~…駅』
善子「…」
梨子「…」ポチポチ
善子「…」
梨子「…」ポチポチ
善子「あ、あのさ」
梨子「ん?」
梨子「…」
善子「えっとぉ」オロオロ
梨子「なに?言いたいことあるなら言って?」
善子「いや…天気いいなぁって…」
梨子「…」
善子「…」ダラダラダラ
梨子「そだね」ニコッ
善子「…はぁ」
善子「携帯いじってなにしてるの?」
梨子「ないしょ」
善子「むぅ…」
梨子「よっちゃん」
善子「?」
梨子「この手、いつまで握ってるの?」
善子「あ、ごめん」
梨子「いや、嫌とかじゃなくて」
善子「う、うん…」
梨子「…」
善子「あ、梨子…」
梨子「…」
善子「またね」フリフリ
梨子「降りないけど?」
善子「え?」
『ドアが閉まります』
善子「ちょ、いいの!?」
梨子「うん」
善子「…どうして」
善子「?」
梨子「今日はよっちゃんちに泊まることにしたから」
善子「え!?」
梨子「強制的に、先輩権限で、たった今お母さんにも帰らないって連絡したから」
善子「なんて勝手な!!」
梨子「お家に来てほしいんでしょ?…あなたの心を読んだわ」ギランッ
善子「んなっ、能力者だと…!?」
梨子「よっちゃんのことなら何でも知ってるよ」ニコッ
梨子「ちがう?」
善子「うぅ…」
梨子「なにを遠慮してるんだか、後輩のくせに先輩の顔うかがって生意気な」
善子「だ、だっていきなりそんなお願い普通できないじゃない!」
梨子「ん、善い子のよしこだからね、よっちゃんは」ポンポン
善子「よしこいうな!!」プンスコ
梨子「だからね…今日だけは私のわがままってことにしてあげる、それでいいでしょ?」ニコッ
善子「むぅ」
梨子「ね?」
梨子「こらっ、そんなこと言われたら帰りたくなるなぁ」
善子「やーんごめん!」
梨子「ふふっ」
善子「もぉ…そういうとこずるい///」ボソボソ
梨子「なーに?」
善子「ふんっ、なんでもないわよ!」
—
–
善子「お風呂、あがりました」
梨子「ん、こっちおいで」
善子「んあー」
梨子「髪乾かすね」ボォァァァァ
善子「んんんー」
梨子「…」ワシャワシャ
善子「きもちいい…」
梨子「ん、おっけー」
梨子「ちょ」
善子「なしこの膝は私のものよぉ」スリスリ
梨子「こらっ」シュッ
善子「はっ!!」サッ
梨子「なに!?私のなしこちょっぷをかわした!?」
善子「ふふん、この堕天使ヨハネ様がいつまでも人間ごとき攻撃に」
梨子「なしこぱんち!」
善子「うごっ!」
梨子「勝った…」
梨子「元気だねぇ…わたし泊まる必要なかったかな」
善子「うっ…がはっ、…」
梨子「重症すぎでしょ」
善子「んー」ダキッ
梨子「ふふっ、堕天使も甘えんぼさんだね」ナデナデ
善子「くくくく…甘いわね人間」
梨子「?」
梨子「それは恐ろしい」
善子「しかしこの体は偽り…たとえ今ここで朽ちようとも、真のヨハネが」
梨子「説明長い」ギュゥゥゥゥゥ
善子「ぎゃああああああ!!!」
梨子「ほらいい加減寝るよ」
善子「えー」
梨子「せっかくお風呂で体あたためたのに冷えちゃうでしょ」
梨子「おなかもっと痛くなるよ?」
善子「寝る」
梨子「ん」
善子「なしこも一緒に」
梨子「あ?」
善子「梨子も一緒に寝てほしいです。」
梨子「はいはい」
梨子「でんき消すよ?」
善子「夕方にして、真っ暗やだ」
梨子「わかってるよ、おこちゃま悪魔」ピッ
善子「なにおー!」ポコポコ
梨子「ん、おいで」ボソッ
善子「むぅ」
梨子「ほら」
善子「んー」ダキッ
善子「こどもあつかいしてる」ムスッ
梨子「でも嬉しいでしょ?」
善子「…」
梨子「ん?」
善子「…///」コクッ
梨子「すなおでいいこだね」サスサス
善子「うるさい///」
梨子「おなか、まだ痛い?」
善子「うん…でも」
梨子「私は天使だからねぇ…そういう能力なのかも」
善子「癒し系の能力か…けどリリーってどっちかっていうと」
梨子「?」
善子「悪魔のイメージ…とても怖いし」ボソッ
梨子「ふーん」ニコニコ
善子「あ、うそ、冗談、ほんとに!」アセアセ
梨子「あー…力がみなぎってきた」ギュゥゥゥゥ
善子「あーががががが!!」
善子「ぐるぢいぐるぢい!!」
梨子「生理のせいかな?」
善子「ちがう!!」
梨子「ふふっ、ごめんね…イラついてついいじわるしちゃった」ナデナデ
善子「目、目が笑ってない」
善子「うん」ギュッ
梨子「…」サスサス
善子「ねぇリリー」
梨子「んー?」
善子「今日はなにもしてあげられなくて、ごめんね」
梨子「ほんとにね」
善子「うぅ…」シュン
梨子「なんて、よっちゃんの傍に居れるだけで嬉しいよ、私は」
善子「…ほんと?」
善子「そんなのぜんぜん平気よ」
梨子「ん」ナデナデ
善子「えへへ」
梨子「眠れるよね?」
善子「うん」コクッ
梨子「おやすみなさい」ポンポン
善子「おやすみなさい」ギュッ
梨子「…」
善子「…」スースー
梨子「…」
梨子「寝ちゃったね」
梨子「はぁ…ん」
梨子「え…」
梨子「あれ?」
—–
—
–
鞠莉「ってなに、今日はあっちがダウンなの?」
善子「うん」
鞠莉「昨日あんだけ人の心配してたのに、今度は自分なんてね」クスッ
善子「…」
鞠莉「会いに行ってきたら?練習なんて1日くらいすっぽかしたって」
善子「…それはやめとく」
鞠莉「遠慮してるの?」
善子「いや…そのぉ」
鞠莉「?」
善子「すっごく機嫌悪くて恐いの…まるで」
善子「…悪魔みたいに」ボソッ
鞠莉「あー…そういうこと」ニヤッ
善子「?」
鞠莉「ダイヤー!!」
善子「え?」
鞠莉「今日の練習さぁ、私もアゼリアに混ぜてほしいんだけど」
善子「はぁ!?」
ダイヤ「またぁ!?」
鞠莉「ヨハネったら、まだ調子悪いみたいなの」
善子「んなっ」
ダイヤ「そうなのですか?」
ダイヤ「…まぁ、しかたないですわね、善子さんも今日はあがられては?」
善子「ちょ、マリーまって!!」アセアセ
鞠莉「…」ウインク
善子「ちがうちがうちがう!!!」
ダイヤ「お大事にしてください」
鞠莉「ばぁーい」グイグイグイ
善子「ぎゃああああ押さないで!!」
鞠莉「さよならー、グッドラッグ♪」ニコッ
バタンッ
ダイヤ「今日もアゼリアは4人ですか…」
鞠莉「うりゃあああ!!」
ダイヤ「ん?」
鞠莉「かにゃーん!!♪」ダッ
ダイヤ「ちょ、鞠莉さん!!あなたねええええ!!!」ダッ
善子「…」
善子「すー…はー…」
善子「り、りこぉ…」チラッ
梨子「…」チーン
善子「あ、あの…だいじょぶですか?」
梨子「…」フリフリ
善子「…そう、みたいね」
善子「な、なに?」
梨子「おなか…なでてほしい」
善子「え?…う、うん」
梨子「むり…つらい…無理の2乗くらい…」
善子「これでいい?」サスサス
梨子「ん…ありがと」
善子「うん」サスサス
善子「え?」
梨子「なぜ…痛みは平等じゃないのか…かみさま…」
善子「あー、それはたぶん…リリーがスケベおやじだから」
梨子「…」
善子「えっちな人ほど重いって聞いたことある…だから」
梨子「へぇ…そっか」
善子「…いや、うそ、ちがうちがう、なんでもない!」
梨子「そっかそっか…よっちゃんは私がスケベおやじだと思ってるのね」
善子「は、はい…いや、ちがくて!」
善子「ん、うん…」
梨子「津島善子」ボソッ
善子「ひっ」ビクッ
梨子「あとで…覚えておきなさい」ギロッ
善子「や、やだやだやだ、ごめんなさい!!」
梨子「おなかに響くから大きな声出さないで!!」
善子「やだぁぁぁぁああ!!」
ギャーギャー
おわり
やっぱり、もんじゃさんのよしりこはいいね!
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