【ラブライブ！】穂乃果「海未ちゃん助けて…！夏休みの宿題が」

海未「はぁ…またですか」

穂乃果「えへへ…手伝って欲しいなーって」

海未「だいたい穂乃果は毎年そうです！」

海未「毎回毎回、8月の下旬になって始業式の2日ほど前に宿題の存在を思い出して」

海未「そのせいで私とことりの宿題が毎年増えるのです！」

穂乃果「うぅ…」

海未「いい加減にして下さい！もう生徒会長なのですよ！？」

海未「毎年『来年はちゃんとやる』って約束して、毎年同じことの繰り返しじゃありませんか！」

海未「いつになれば成長するんですか！ええ！？」

穂乃果「…ぅ…ごめんなさい…っ」ｳﾙｳﾙ

海未「」

穂乃果「ちゃんとするから…っ…でも…一人じゃとても終わらないし…」グスン

穂乃果「…お願い、海未ちゃん」ｳﾜﾒﾂﾞｶｲ

海未「」ｿﾞｸｿﾞｸｯ

海未（どうしましょう…穂乃果の泣き顔を見ていると何かに目覚めそうです）

海未（もう泣いてしまいましたし…説教は後にして手伝ってあげますか…）

海未（…）チラッ

穂乃果「…」ｳﾙｳﾙ

海未（…もう少し説教しないと、また来年も同じ事になるでしょう）

海未（いやしかし…泣いてる所に説教は流石に穂乃果が…）

海未（…）チラ

穂乃果「海未ちゃん…怒ってる…？」ｳﾙｳﾙ

海未（…）

海未（どうしましょう）

泣いている穂乃果が見たい、厳しくお説教
or
やはり穂乃果には笑顔が一番です、宿題を手伝う

海未（>>5に任せましょう）

説教

海未「…ええ、怒ってるに決まってるじゃないですか」

穂乃果「っ」ビクッ

海未「どうせ今年も、私とことりに手伝ってもらえると思って放置していたんでしょう？」

穂乃果「ち、違うよ！そんなんじゃ…」

海未「なら、何故私に言われるまでやらなかったのですか？」

穂乃果「ほんとに忘れてたんだもん…！」

海未「へえ…机の上にこんなにも陣取ってある宿題の山を忘れるのですか」

穂乃果「…ぅ…」

海未「正直に言って下さい、面倒だから放置していたのでしょう？」

海未「ギリギリになれば、一人では間に合わない量を私とことりが手伝ってくれると思ってやらなかったのでしょう！」

穂乃果「ち、ちが…っ」

海未「貴女は最低です！」

穂乃果「うぅっ…ぁ…」ポロポロ

がんばれ

海未ちゃん偉いぞ

それでこそ海未ちゃん

海未「今年から、私とことりは手伝いませんので」

穂乃果「…ぇ？」キョト

海未「甘やかしていては穂乃果が成長しません」

穂乃果「こ、今回だけは…来年はちゃんと！」

海未「何回同じ事を言うのですか！！」

穂乃果「ひっ…」ビクッ

海未（大声出すとビビる穂乃果可愛い）

穂乃果「お願い…一人じゃ絶対間に合わないの…だから…」

海未「寝ずにやればいいじゃないですか」

穂乃果「…へ？」

海未「始業式まであと50時間程あります」

海未「頑張って下さい、では」

穂乃果「ま、待って…海未ちゃん！」ガシッ

海未「…」

穂乃果「寝ないなんて…穂乃果死んじゃうよ…」

海未「大丈夫です、徹夜で勉強した受験生は皆生きています」

穂乃果「うっ…海未ちゃんのケチ！」

海未「は？」

穂乃果「」ピクッ

海未「誰が悪いのです？」

海未「宿題をやらずに放置して人に頼んで…断られたらケチ呼ばわりですか」

穂乃果「ご、ごめん…穂乃果が悪いよ…」

海未「本当に分かっているのです？」

穂乃果「うん…だから、お願い…ほんとに今回だけ…」ｳﾙｳﾙ

海未「…」

おい流れが怪しいぞ！負けるな海未ちゃん！

海未「今、反省すれば手伝って貰えると思ったでしょう？」

穂乃果「っ…そ、そんなことないよ」

海未「…はあ、流石に慣れない徹夜で体を壊されても困るので…」

穂乃果「…海未ちゃん！」パァァ

海未「起きてる間に頑張って終わらせて下さい」

海未「私は3日で終わったので、急げば2日でも大丈夫です」

海未「では」ガチャ

穂乃果「ぁ…海未ちゃん…」ｳﾙｳﾙ

これはいい

海未ちゃん帰らないで見張らないと絶対始めないよ

穂乃果「……」

穂乃果「……」

穂乃果「……」ﾍﾟﾗｯﾍﾟﾗｯ

穂乃果「……」ｶｷｶｷ

穂乃果「……」ｼﾞﾜｯ

穂乃果「…穂乃果、海未ちゃんに酷いこと言っちゃった…」

穂乃果「手伝って貰えるのが当たり前じゃないのに…ケチなんて…うぅ」

穂乃果「海未ちゃん…もう、穂乃果の事…う、うぅっ」ｳﾙｳﾙ

穂乃果「…く…っ……うぐ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

…

たぶん扉の外で見てる

海未「…」ｿｰｯ

穂乃果「うぅ…ひぐっ…うみちゃ…ぁっ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

穂乃果「……」ｳﾙｳﾙ

穂乃果「……ぅ…ぐすっ…」ｶｷｶｷ

穂乃果「……ぁ…プリント濡れちゃった…」

海未「…穂乃果」

穂乃果「…泣いてちゃ終わらないよね…」

穂乃果「…よしっ！やろう！明後日までに終わらせて、海未ちゃんに報告しなくちゃ！」ゴシゴシ

穂乃果「ファイトだよっ！」ｶｷｶｷ

海未「…ふふ、大丈夫そうですね」

頑張れ穂乃果ちゃん

始業式の日・朝

ことり「あっ、海未ちゃんおはよ～」

海未「おはようございます、ことり」

ことり「いい天気だね！」

海未「ええ…暑いくらいです」

ことり「じゃ、穂乃果ちゃん迎えに行こうっか♪」

海未「…はい」

海未（あれから穂乃果とは連絡を取っていませんが…大丈夫でしょうか）

海未（何かあったなら連絡が来ると思いますが…）

ことり「？海未ちゃん、どうかしたの？」

海未「…いえ、何でも」

高坂家

ピンポーン

ほのママ「あら、来てくれたのね、ちょっと待ってて」

ほのママ「穂乃果ー！早くしなさいよー！」

海未「…」

ことり「ふふっ、そういえば穂乃果ちゃん、今年は宿題手伝って～って言ってこなかったね？」

海未「…まぁ」

海未（絶対に手伝って貰えることりは後回し…ですか）

タタタッ

穂乃果「お待たせっ！」

海未「！」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん…凄いクマだよ、どうかしたの？」

いいぞー

続けたまえ

穂乃果「へ？い、いやーこれはその、ちょっと…」チラ

海未「穂乃果！」

穂乃果「」ビクッ

海未「……よく頑張りました」ギュッ

穂乃果「！…へへ…なんとか間に合ったよ…」

海未「無茶しすぎです！…ああ、酷いクマですね…もう、そんなにもなる前に連絡でも…」

穂乃果「だって…海未ちゃんに嫌われたくなかったから…」

海未「へ？」

穂乃果「穂乃果、海未ちゃんの事…酷く言っちゃって」

穂乃果「もう嫌われちゃうのかなって思ったら…」ｳﾙｳﾙ

海未「…はぁ」

穂乃果はできる子

自業自得だが無茶させたんは誰だよ(笑)

穂乃果「あのね…海未ちゃんの事、ただの宿題手伝ってくれる人だなんて思ってないよ…？」

海未「ぷふっ…なんですか、それ」

穂乃果「えっと！その…とにかく、海未ちゃんは大事なお友達なの！」

穂乃果「だから、もう宿題は全部自分でやるよ！」

海未「それは当たり前です」コツン

穂乃果「うっ…」

海未「…何となく、言いたいことは分かりましたよ」

穂乃果「ほんと…？穂乃果の事、嫌いじゃない…？」

海未「ええ、もちろん」

穂乃果「海未ちゃあああん！」ギュッ

海未「っ！…も、もう！暑いです！」

ほのうみは神

ほのぼの

海未「だいたい、何故私が穂乃果の事を嫌いになんか…」

穂乃果「だって…あの時の海未ちゃん、怖かったから…」

海未「…」

穂乃果「ほんとに穂乃果を放って帰っちゃうし…見捨てられたのかなって」

海未「実はあの後、少し穂乃果の様子を見ていたんですよ？」

穂乃果「…へ？」

海未「…宿題をやり始めるも泣き出して、やっぱり手伝ってあげようかと思ったのですが」

海未「どうやら、やるったらやる！モードに入ったようだったので帰りました」

穂乃果「…全部見てたの？」

海未「はい」

穂乃果「ぅ…」カァァ

ことり「…あのー…まだ穂乃果ちゃんの家の前から動いてないけど…」

海未「」ハッ

海未「急ぎましょう！遅刻してしまいます！」タタッ

穂乃果「ええっ！？ちょ、ちょっと待ってよー！」

ことり「穂乃果ちゃん！始業式の挨拶のスピーチ、考えてきた！？」

穂乃果「…あっ」

ことり「…だと思ったよ、はいこれ、書いてきたから…」

海未「ことり！」

ことり「ぴぃっ！」

海未「穂乃果を甘やかしてはいけません！」

ことり「で、でも…」

穂乃果「…ううん、大丈夫！学校で考えるよ！」

ことり「…そっか」ニコ

ことり（海未ちゃん凄いなぁ…何したんだろう…）

穂乃果「…はぁ…はぁ…」フラフラ

ことり「っ！穂乃果ちゃん！」ガシッ

海未「穂乃果！」ガシッ

穂乃果「あ…ご、ごめん…ちょっと寝不足かな…」

海未「…すみません、私が徹夜でやれだなんて…」

穂乃果「ううん、穂乃果、自分で宿題終わらせて、すっごく気持ちいいもん！」

穂乃果「だから、海未ちゃんには感謝してる！」

海未「…そうですか」ニコ

穂乃果「よーし！いっくよー！…っ」フラッ

ことり「あわわっ」ガシ

海未「…穂乃果」

穂乃果「へへ…ごめんごめん…」

海未「たまには私達に頼っても良いのですよ」

ことり「そうだよ、穂乃果ちゃんには海未ちゃんとことりが付いてるんだもん！」

穂乃果「海未ちゃん…ことりちゃん…」

海未「頼りっぱなしはダメ、ですけどね」

穂乃果「あはは…」

海未「…穂乃果に迷惑をかけられるのも、日常の一部になっていますからね…ことり」

ことり「だよねっ！」

穂乃果「…うん…じゃあ、海未ちゃん」

海未「はい？」

穂乃果「抱っこして？」

海未「」

ｷﾏｼﾀﾜｰ

穂乃果「…うぅ…フラフラして立ち上がれないよー…」

海未「さっきよりわざとらしくなってませんか…」

ことり「きゃあ、大変！これはもう力のある海未ちゃんが抱っこしてあげるしかないよね！」

海未「ことり…もう」

海未「ほら、首に手を掛けて下さい」

穂乃果「…」ギュッ

海未「せーのっ……っしょ、穂乃果…案外軽いのですね」

穂乃果「へっ！？…そ、そうかな…？」

穂乃果（お姫様抱っこされちゃったよ…///）ドキドキ

ことり「海未ちゃん、王子様みたいでカッコいい！」

海未「こ、こら！ことり！///…もう、急ぎますよ！」

多少の鞭も必要だったってわかるな

なんかもっとこうDVぐらい発展するのかと思ったら割といい方向にいってるじゃないか

なんやこのあまあま空間は

音ノ木坂・正門

モブ「キャー！あれ見て！お姫様抱っこしてる！」

モブ「マジ！？」

モブ「あれって園田先輩じゃない！？キャー！かっこいいー！」

モブ「抱っこされてるの、μ’sのセンターの穂乃果ちゃんじゃない！？」

＜ｷｬｰｷｬｰｷｬｰｷﾏｼﾀﾜｰ ｷｬｰｷｬｰｷｬｰｷｬｰｷｬｰｷｬｰ…

海未「くうっ…///」

穂乃果「…///」

ことり「みんな見てるね♪」

海未「穂乃果！もうここまで来れば大丈夫でしょう！？」

穂乃果「…」ギュッ

海未「…くっ///」

ことり「よしっ、教室まで行っちゃおう！」

ノリノリのことりちゃんかわいい

ことりナイス

教室

海未「……」

穂乃果「ふー、楽しかったよ♪」

ことり「海未ちゃん、かっこよかったね♪」

ほのこと「ねー♪」

海未「この…！」

穂乃果「海未ちゃん、ありがと！」ギュッ

海未「もう…甘えても良いと言っただけで甘えすぎです！」

ことり「穂乃果ちゃんばっかりずるい！ことりも！」ギュッ

海未「ことりまで…っ！」

＜ﾋｭｰﾋｭｰﾋｭｰ

海未「…///」

海未（一度突き放して甘やかすとこうなるのですね…）

海未（飴と鞭とはこう言うことでしょうか）

海未（それからと言うもの…）

穂乃果「海未ちゃーん！一緒に柔軟しよ！」ギュッ

絵里「…」ニヤニヤ

海未「うぅ…」

穂乃果「疲れたぁ～…海未ちゃん、今日はもう歩けないよぉ～」

海未「抱っこは無しです！」

穂乃果「…」ｳﾙｳﾙ

海未「…か、帰りましょう！ほら！」グイ

希「…」ニヤニヤ

海未「くっ…///」

結局甘々になる海未ちゃん可愛い

…

穂乃果room

穂乃果「ねぇ海未ちゃん、ここ分かんないや…」

海未「はぁ…さっき公式を教えてたでしょう」

穂乃果「忘れちゃった…へへ」

海未（宿題の分からないところは、私にやらせずに教えて貰って自分で解くようになりましたが…）

穂乃果「よしっ！終わったよ！」ギュー

海未「も、もう…歌詞を考えているので少し静かにして下さい」

穂乃果「…」シュン

海未「そんな顔しても…」

穂乃果「…」ｳﾙｳﾙ

海未「…ああもう！」ギュッ

穂乃果「えへへ…」ギュー

海未（やる時はやる分、甘える時はとことん甘えて来るようになりました…）

海未（まぁ、きちんとやる事を終わらせれば甘えて良いと言ったのは私ですがここまでとは…）

穂乃果「…」ｽﾔｽﾔ

海未「…ふふっ」ナデナデ

海未「穂乃果は、どんな表情でも可愛いですね」

この後も滅茶苦茶イチャイチャした

思いつきで書いていったから滅茶苦茶だけど
ほのかわいい

俺「乙」ニヤニヤ

ハラショー！

変態チックにならないほのうみSSを久々に見た

変態かキチガイが多いから甘々ほのうみは貴重

コミックス版ならあり得そうな展開なのが良い

希「アツアツやなぁー」ﾆﾔﾆﾔ
絵里「あっつ！！」

やはり基本あってこそ