【ラブライブ！】凛「ねぇねぇ海未ちゃん」　海未「なんですか、凛？」

海未「それは、ふたを開けやすくするためですね。左右均等だと開けるのに力が必要になりますし、もし開けられたとしてもその勢いで中身が飛び散ったり、バリが残る可能性があります」

凛「へぇー…あまり気にしたことないけどすごいにゃー」

海未「ちなみに、この開封の方法を【ステイオンタブ】といいます」

凛「海未ちゃんはかしこいにゃー！」

海未「ありがとうございます、凛」

海未「なんですか、凛？」

凛「お寿司のお茶はどうして「あがり」っていうの？」

海未「それは、江戸時代、お茶はお寿司を食べ終わった最後に出されていたからです」

凛「なるほど、だから「あがり」なのかにゃ？」

海未「ええ、お寿司を食べている最中は皆お酒を飲んでいましたから、そもそもお茶を出す必要もなかったようです。水の確保も難しいですし」

凛「へぇー…昔は大変だにゃー」

海未「ちなみに、生魚には身体を冷やす効果があるので、そういった意味でも暖かいお茶はありがたいですね」

凛「海未ちゃんはかしこいにゃー！」

海未「ありがとうございます、凛」

海未「なんですか、凛？」

凛「コーラを飲んだら骨が溶けるって本当…？」ｶﾞｸｶﾞｸ

海未「それは、8割程度が迷信ですよ」

凛「残りの2割は！？」

海未「コーラのある成分が骨にあるカルシウムとくっついて、そのまま体外に放出されてしまうからです。とは言っても微々たるものですから、そんなに気にしなくても大丈夫ですよ」

凛「へぇー…コーラは怖いにゃー」

海未「ちなみに、歯のエナメル質も溶かしてしまいますが、唾液により溶けた分は戻るそうです。ただし、コーラを飲んで30分は歯を磨いてはいけませんよ」

凛「海未ちゃんはかしこいにゃー！」

海未「ありがとうございます、凛」

海未「なんですか、凛？」

凛「どうして土用の丑の日はウナギを食べるの？」

海未「それは、江戸時代に平賀源内という人が「丑の日にウナギを食べると疲れませんよ！」という風に広めたのが始まりです」

凛「あ、凛知ってるよ！えれきてるって物を作った人だよね！」

海未「はい、よく知っていますね」ﾖｼﾖｼ

凛「えへへ♪」

海未「当時、平賀源内は有名な人物でしたから、平賀先生が言うなら間違いない！ということで瞬く間に広まりました。まぁウナギは栄養価も高いですから、間違いではないですからね」

凛「へー…江戸時代はすごいにゃー」

海未「ちなみに、それまでは暑い日にはウナギはまったく売れなかったそうです。そこで、ウナギ屋さんが平賀源内に相談したらしいです」

凛「海未ちゃんはかしこいにゃー！」

海未「ありがとうございます、凛」

絵里「」

海未「なんですか、凛？」

凛「赤ちゃんはどこからくるの？」

海未「それは…は？」

凛「赤ちゃんはどこからくるの？」

海未「そ、それは…その、あの//////」

凛「凛、保健の授業のときいっつも寝てて…あはは」

海未「そ、その…おしべとめしべが…コウノトリが…//////」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

凛「って、う、海未ちゃん！？顔が真っ赤だよ！？」

海未「あ、あのあのあの…り、り、り、凛！！！//////」ｶﾞｼｨ

凛「にゃ！？」

海未「くくく口では説明できないので、かかか身体で教えます！！！！//////」

凛「う、海未ちゃん落ち着くにゃー！」

凛「にゃー、びっくりしたにゃー」

海未「あ、赤ちゃんに関してはちゃんと授業を聞いてない凛が悪いので教えません！」

凛「えー！」

海未「えー！ではありません！まったく…」

凛「わかったにゃー…家に帰ってパソコンで調べてみるにゃ！」

その日、凛ちゃんは一つ大人になった

海未「？どうしたのですか、凛、顔が赤いですよ？」

凛「あ、あのね、昨日はごめんね？」

海未「昨日？なにかありましたか？」

凛「あの、赤ちゃんの、つ、作り方…」

海未「っ…///そ、そのことですか…」

凛「おうちでね、パソコンで調べたの…その、あ、あはは///」

海未「ま、まぁこれに懲りたら授業中は寝ないでくださいね」

凛「わ、わかったにゃ…///」

海未「なんですか、凛？」

凛「どうして空や海は青いの？」

海未「それは、光の屈折のせいですね。海は太陽光を反射、散乱、屈折・反射、これら3つの光が合わさって青に見えるのです」

凛「へー…空は？」

海未「空は、光の中にある青の波長が空気中のチリに阻まれ、私達の目に届きません。逆に赤の波長は届くので、太陽の光は視認できるのです。だからといって直接見てはいけませんよ？」

凛「海未ちゃんはかしこいにゃー！」

海未「ありがとうございます、凛」

海未「なんですか、凛？」

凛「スズメを飼いたいんだけど、飼えるのかにゃ？」

海未「それは、鳥獣保護法という法律で禁じられているのでダメです」

凛「ガーンだにゃ…」

海未「ですが、時期、場所、方法や適切な種類などを守れば、一般人でも飼えることができますよ」

凛「ほ、ほんと！？どこどこ？どこなのかにゃ！？」

海未「申し訳ありませんが詳しいことは知りません…ごめんなさい」

凛「えー…残念だにゃー…でも教えてくれてありがと！やっぱ海未ちゃんはかしこいにゃー！」

海未「ありがとうございます、凛」

続きは…多分書く

海未「なんですか、凛？」

凛「このヨーグルトの上に浮かんでる液体ってなぁに？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

海未「それは、ホエイといって、発酵が進んだりして出てくる液体です。食べても特に害はありませんよ」

凛「へぇー…凛いっつも捨ててたにゃー」

海未「ちなみに、そのホエイはタンパク質、ミネラル、ビタミンなどが豊富で脂質も少ないので、とても身体にいいものですよ」

凛「海未ちゃんはかしこいにゃー！凛、これからはホエイも食べるにゃ！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

海未「ありがとうございます、凛」

海未「なんですか、凛？」

凛「このドーナツにはどうして穴があいてるの？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

海未「それは、火を通しやすくするためです。真ん中をあけることで、早く揚がるようになっています」

凛「へぇー…はい、ドーナツあげるにゃ」

海未「ありがとうございます。ちなみに、穴のあいたドーナツは19世紀半ばに軍人が考えたらしく、それまでは穴のあいていないドーナツが主流でした」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

凛「海未ちゃんはかしこいにゃー！」

海未「ありがとうございます、凛。これおいしいですね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

海未「なんですか、凛？」

凛「ハヤシライスはどうしてハヤシライスっていうの？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

海未「それは、ハッシュドビーフをご飯にかけたものをハヤシライスといい、ハッシュドビーフのハッシュが訛って伝わったからです」

凛「へぇー…ハヤシさんが作ったからじゃないんだにゃー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

海未「ちなみに、ハヤシライスを考案したのは早矢仕さんという人らしいですよ？」

凛「ほ、ほんと！？海未ちゃんはやっぱりかしこいにゃー！お礼に一口あげるね！はい、あーん♪」

海未「ありがとうございます、凛。あーん」

凛「あ…///（か、間接キスだにゃ…）」

海未「？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

海未「なんですか、凛？」

凛「ラーメンって、どうしてラーメンっていうの？」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

海未「それは諸説あるのですが、中国語で手で引き伸ばしてめんを作る技法を拉麺（ラーミェン）というのですが、これが変化して伝わった、と言うのが一番有力ですね」

凛「へぇー…訛ったり変化したり大変だにゃー」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

海未「ちなみに、ラーメンは大正時代に中国から横浜にうどんやそばとは違う麺類が伝わり、ソレを中華そばと呼び、日本人好みの味にしていったのが始まりです」

凛「やっぱり…ｽﾞﾙｽﾞﾙ…海未ちゃんは…ｽﾞﾙｽﾞﾙ…かしこい…ｽﾞﾙｽﾞﾙ…にゃー！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

海未「ありがとうございます、凛。ですが、食べながら喋るのはお行儀が悪いですよ、まったく」

海未「なんですか、凛？」

凛「どうして海未ちゃんは凛の質問にいっつも答えてくれるの？」

海未「え？だめでしたか…？」

凛「ううん、そうじゃないよ！海未ちゃんのお話するの面白いし、楽しいよ！」

海未「ふふ、ありがとうございます、凛。…こう見えても私は凛の先輩ですからね、可愛い後輩が質問してきたのであれば、答えてあげるのが先輩の常というものです」

凛「ぁう…そ、そうなの、かにゃ…///」

海未「ええ、ですから、私のわかる範囲であれば、いつでも答えてあげますよ、凛」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「わ、わかったにゃ…海未ちゃん、ありがと///」

ネタが尽きた