【ラブライブ!】真姫「にこちゃんと付き合いたい。」
- 2020.03.25
- SS

真姫「でも、どうして良いか分からなくて…」
希「なるほど。それでウチが呼ばれた、と。」
希「真姫ちゃんから『ファミレスに来て』なんてメール来たから何かと思った。」
真姫「希なら、力を貸してくれると思って…」
希「……まあ、ウチでよければ力になるよ。でも、頑張るのは真姫ちゃんやで?」
真姫「それは分かってるけど…にこちゃんを前にしたら、焦って何も出来なくなって…」カミノケクルクル
希「そうやなあ…でも、普段から二人とも仲ええし、告白したら付き合えそうな気もするんやけど…」
真姫「それが出来ないから困ってるのよ…」
真姫「どうしても気持ちを伝えようとすると、言葉が出なくって…」
真姫「そんなの、どうやったらいいのよ…」
希「もうすぐクリスマスやし、どこか誘ってみたらええんとちゃう?」
真姫「く、クリスマス…いきなりハードル高いじゃないの…」
希「せやけど、聖なる夜に二人だけって、めっちゃロマンチックやん。」
希「それに、あまーい夜を二人で過ごせば、真姫ちゃんの七面鳥なハートも、勇気出るかもやん?」
真姫「ナニソレ。クリスマスだけにって?全然上手くなんかないわよ。」
希「うん、ウチもこれはないなと思った…」
真姫「クスッ。でも、元気でたわ、ありがと。」
希「お、真姫ちゃんが素直にお礼言うとは、珍しいやん。」
真姫「ちゃ、茶化さないでよっ///」ガタッ
真姫「よく覚えてるわね。でも、確かにそうね…にこちゃん、よろこんでくれるかしら…」
希「それは、真姫ちゃん次第やで。でも、本当に喜んでほしかったら、気持ちはきっと伝わるよ。」
真姫「希……うん、頑張る。この真姫ちゃんに不可能なんてないんだから!」
希「その意気や!応援してるで!」
真姫「ありがとう、希。また、こうして話聞いてもらってもいいかしら?」
希「もちろん!クリスマスまで時間もそんなにないし、計画しないとやね♪」
真姫「そうね…それじゃ、そろそろ出ましょ?今日はありがとう。」
希「ええんよ、ほなまた学校でな!」
ガラッ
にこ「にっこにっこにー!」
にこ「って、希だけ?」
希「そうみたいやね。えりちは二年生組と生徒会やし。一年生組はわからんなあ…」
にこ「そう…ところでアンタ、この間の土曜日、真姫とファミレスで何してたの?」
希「…いややなあ、にこっち。ファミレスはご飯を食べるところやで?それ以外は何もせんよ?」クスクス
にこ「そういう事を聞いてるんじゃないでしょ?ったく…珍しい組み合わせだったから、ちょっと気になったの。」
希「たまたま駅前で会ってな、せっかく会ったし喋ろうかってなってん。」
にこ「ふーん…」
希「そう言えばにこっちは何してたん?」
にこ「ニ、ニコは一人でアイドルグッズ巡りニコ!」
にこ「そしたら、たまたま二人が見えたから…」
ガラッ
マジか…まあ、初SSなんで温かい目で見てくれ
真姫「ええ…って、にこちゃんと希二人だけ?」
希「そうやねん。凛ちゃんと花陽ちゃんは?」
真姫「もうすぐ来るわ。」
希「ほな、そろそろ練習の用意しよか。」
真姫「ええ、そうね。」
にこ「…ちょっと、にこも会話に混ぜなさいよね。」
真姫「あら、にこちゃんいたの?」
にこ「さっきアンタにこと希二人だけ?って聞いたじゃない!」
真姫「はいはい、にこちゃん怒らないの。」
にこ「ちょっと!にこが悪いみたいじゃない!」
希「まあまあにこっち、抑えて抑えて。真姫ちゃんも、ほどほどになー。」
真姫「ワ、ワカッテルワヨ…」
海未「では、今日はここまでにします!各自ストレッチしてから上がりましょう!」
穂乃果「ふぅ~疲れた~。」
海未「穂乃果、寝転がる前にストレッチをすませなさい!」
穂乃果「海未ちゃんのケチー。ちょっと位良いじゃーん。」
海未「駄目です!」
ことり「クスクス…。」
にこ「真姫ちゃーん。一緒に帰るニコ!」
真姫「もう…しょーがないわね。」
希(真姫ちゃん…)
真姫(分かってる…ちゃんと言うから。)
にこ「真姫ちゃん?希の方見てどーしたの?」
真姫「ナ、ナンデモナイワヨ!」
希「ほなえりち、帰ろっか~。」
真姫「…」
にこ「…って事があってね?って…真姫ちゃん、聞いてる?」
真姫「…えっ?…ごめん。」
にこ「もう…真姫ちゃんったら、にこの話キョーミないんだぁ~。」
真姫「ち、違うわよ!ちょっと考え事してて…」
にこ「何かあったの?」
真姫「ううん、そんなのじゃなくて…」
真姫(やっぱり言えない…)
真姫(どうしたらいいのよ…)
にこ「顔赤いけど大丈夫?風邪?」ピトッ
真姫「!?!?」
真姫(チョ、チョットマッテッ///ニコチャンノカオガコンナニチカクニ…///)
にこ「ちょっと、よけいに熱くなってるじゃない…今すぐ帰って、早く寝なさい!」
にこ「なんなら、にこがつれて帰ってあげよっか?」
真姫「大丈夫…一人で、帰れる…」
にこ「そう?なら、気をつけて帰りなさいよ?」
真姫「うん、それじゃあね、にこちゃん…」
真姫(希…ごめんなさい…)
希「…で、真っ赤になって誘えなかったと。」
真姫「ごめんなさい…」
希「いや、責めてる訳と違うんよ。」
希「でも、真姫ちゃんが誘わない限りは状況は変わらへんしなあ…」
真姫「うん、分かってはいるんだけど、どうしても緊張しちゃって…」
希「せやなあ…いっそのこと、当日のデート服とかプレゼントとかを先に用意してみる?」
希「言わなあかん状況になれば、流石の真姫ちゃんでも言うやろ?」
真姫「そうね…それしかないかしら。」
真姫「でも、確かにプレゼントは用意したいし…」
希「よし、思い立ったが吉日や!今から買い物行こか!」
真姫「今から!?」
希「よっしゃ、行くで、真姫ちゃん!!」
希「と、来てみたはいいものの、何をプレゼントしようか…」
希「真姫ちゃん、何が良いと思う?」
真姫「いきなり振らないでよ…そもそも、考える余裕なんて今まで無かったし…」
希「ほな、ちょっとその辺ぶらぶらしてみよか♪」
真姫「はあ、しょうがないわね…ていうか、どうして希はそんなにテンション高いのよ…」
希「そりゃあ、今はウチが真姫ちゃんとデートしてるからやん♪」
真姫「イ、イミワカンナイ///」
希「まあまあ、単にショッピングしてるだけやん?」
真姫「それはそうだけど…」
希「て事で、ゴー!!」
真姫「はいはい…」
希「お!あっちのペンダントも捨てがたい!」
希「見て見て~このカエルさんの置物、実は加湿器らしいねん!」
希「真姫ちゃん、こっちのひ「ちょっと!!」
真姫「これじゃ、希のプレゼント探しになってるじゃない…」
希「あ……真姫ちゃん、ごめんなぁ。」
希「ちょっと、暴走しすぎてしまったみたいや…」
真姫「我を忘れるほど楽しんでたの…?」
希「うぅ…なんやめっちゃ恥ずかしいやん…///」
真姫「全く、どっちが年上なんだか…」
希「き、気を取り直してにこっちのプレゼントさがそか!!」
真姫「うーん、もう冬半ばだし、ニコちゃんも持ってると思う。」
希「そっかぁ~。ほな、あっちのアクセサリーとかかな?」
真姫「そうね…あら?このペンダント…きれい…」
希「おっ。お客さん、なかなかお目が高い!」
真姫「なんで店員口調なのよ…しかもちょっと怪しいし…」
希「エヘへ…でも、それほんとに奇麗やね。」
希「ん?でもこれ…」
真姫「どうかした?希。」
希「真姫ちゃん、これペアのや!にこっちとお揃いつけたらいいやん!」
真姫「ほんとね…でも、もしも振られたら…」
真姫「わかんないじゃない…」
希「いや、きっと上手く行く!カードがウチにそう告げるんや!!」
真姫「どこからカード出したのよ…」
真姫「それに、希にしては珍しく強気だし…」
希「ま、まあ、ウチかて二人には幸せになってほしいし?」
真姫「どうして大事なところが疑問系なのよ…」
真姫「まあいいわ、これにしましょ。」
希「まいどありい!」
真姫「だから、もう良いって…あら?」
真姫(このブレス、可愛い…でも…)
希(………)
希「これで、プレゼントは無事完了やね♪」
真姫「そうね。予想以上の値段だったけどね。」クスクス
希「ウチら値段見ずに考えてたからなあ…ポンと出せる真姫ちゃんも真姫ちゃんやけど。」
真姫「そう?これくらい普通よ。」
希「いやあ、一人ぐらしのウチからすると払えんかなあ…」
真姫「にこちゃんとのクリスマスのためだもの。これくらいはね。」
希「これで誘えてたら文句はないんやけどなぁ~。」
真姫「う…。が、頑張るわよ!!」
希「その意気や、真姫ちゃん!」
真姫「あ…ちょっとお花摘んで来るわ。ここで待ってて。」
希「はーい、いってらしゃい。あ、荷物持っといてあげる。」
真姫「そうね、プレゼントだし、お願いするわ。」
?「に……あ……こ…よ!」
?「しょ……ほ……で…よ。」
希「ん?この声は…」
?「に…んって……そ…く……よー。」
?「いい……誰…て……し…」
希(あれは…!)サッ
穂乃果「にこちゃんってば甘えん坊だねー。」
にこ「そのことばっか言うんじゃないわよ///」
穂乃果「学校じゃ全然くっつかないのにー♡」
真姫「希?」
希「!?」
真姫「どうしたのよ、そんな陰で…」
希「い、いやあ、ちょっと疲れたなーって。」
真姫「あ…付き合わせてごめんなさい。」
希「あ、ほら!目的も済んだし、駅前のカフェ行こ!」
希「美味しいとこ知ってるねん!!」
真姫「ちょ、分かったから引っ張らないでよ…」
希(うん、きっと普通に遊んでただけやんな!)
希(穂乃果ちゃんはだれとでも仲いいし、くっつくし!)
希(でも、あのとき…)
にこっちが、腕組んでた…
希「……」
真姫「希、今日は付き合ってくれてありがとう。」
真姫「希がいなかったら、私はきっと…未だに何も出来てなかったと思うから。」
希「そ、そんなんええんよ。ウチは、ちょこっと背中押しただけやし。」
真姫「希にとってはそれだけの事かもしれないけど、私は勇気をもらったわ。」
希「ホンマにええのに…お礼は、真姫ちゃんの希望が叶うまでとっといて♪」
真姫「そうね、これでゴールじゃないし…」
真姫「希の協力、無駄になんかしないわ。」
希「…そう言ってくれるだけで、ウチは満足や。」
希「真姫ちゃん…頑張ってな。」
真姫「ええ、良い報告が出来るように頑張るわ。」
真姫「今日はどうもありがとう。」
真姫「最近、希にはお礼を言ってばっかりね。」
希「ええって。ウチが、したくてしてる事やし。」
希「少しでも、真姫ちゃんの力になれたら嬉しいんよ。」
真姫「ねえ希、どうして、ここまで協力してくれるの?」
真姫「いつもの希なら、ここまで具体的に何かを手伝う事って無いじゃない?」
希「…確かに、いつもならここまではしないかな。」
希「でも、真姫ちゃん達には幸せになってほしいし。」
希「それの手助けが出来るなら、ウチは頑張るで♪」
真姫「…ありがとう、希。あ…また。」クスクス
希「もう…。」クスクス
希「今日の真姫ちゃん嬉しそうやったな…♪」
希「いやあ、かわいらしかった!眼福、眼福♪」
希(それにしても、穂乃果ちゃん達…)
ブルブル
希(考えるのはやめよう。)
希(たとえどうなったとしても、こればっかりは本人達の問題や。)
希(ウチが干渉できる事じゃない…)
希「でも…」
トードーケテーセーツーナーサーニハー
希「ん…電話…誰やろ…?」
pi
希「もしもし?」
真姫『希、まだ起きてた?』
希「うん、大丈夫やでー?」
真姫『あの…さ…今から、少し出て来れない?』
希「今から!?なんかあったん!?」
真姫『ちょ、驚きすぎよ…すこし、行きたい所があって。』
希「分かった、どこ行けばええ?」
真姫『今、希の家の前にいる。』
希「!?ちょ、ちょっとまって!!」ガタガタッ
希「ここって…」
真姫「そう。今度、ニコちゃんを呼ぶ所。」
希「先にウチが来てよかったん…?」
真姫「今回、希にはいっぱい助けてもらったからね…」
真姫「そのお礼、とまではいかないけれど…」
真姫「私のとっておきの場所を、教えておきたくて。」
希「真姫ちゃん…」
真姫「海未に聞いたらね、クリスマスイブは、少しだけ練習するらしいの。」
真姫「だからそのあと、にこちゃんを誘おうと思って…」
希「先に誘っとかなくてもいいん?」
真姫「それが一番ベストだけど、誘ってから当日までどんな顔してれば良いか分かんないし…」
真姫「それに、きっとにこちゃんの事だから、家族でパーティするだろうから。」
真姫「私はその後でもいいかなって。」
希「……」
真姫「希?」
希「でも、当日なっても誘えなかった。って言ったらわしわしするで?」ニヤリ
真姫「絶対…伝えてみせるわ。」ヒキツリ
希「…真姫ちゃん、あのな「希。」
希「…ん?」
真姫「私、あなたに相談して、本当に良かったと思ってる。」
真姫「他の誰でもない希だったからこそ、私も決意できたと思う。」
真姫「ありがとう。」
希「真姫ちゃん…」
希「こ、これで成功しーひんかったら、ウチは神さん呪ったるわ!」
真姫「クスッ。何よそれ…」
真姫「でも…そうね。」
真姫「もし、希にもそんな人が出来たら…」
真姫「私は、希がしてくれたように、全力で協力させてもらうわ!」
希「…そんなん、無理やのに…」ボソッ
真姫「…?何か言った?」
希「…ううん、ありがとな!」
希「その時は真姫ちゃんにそばにいてほしいな。」
真姫「だから言ってるじゃない、何でも協力するって。」
希「うん、ありがとうな♪」
希「でもまずは、真姫ちゃん自身の成功やな!」
真姫「うん。にこちゃんと、この夜空が見れたらいいわね。……!」
希「あ…流れ星。」
真姫(……)
希「ちゃんとお願いした?」
真姫「…ええ。バッチリよ!」
希「それは良かった。ほな、もう遅いしそろそろ帰ろうか。」
真姫「そうね。今日はいろいろと付き合わせてごめんなさい。」
希「ええんよ。ウチも楽しかった。」
真姫「プレゼント探しに大忙しだったもんね♪」クスクス
希「そ、それは忘れてぇ~」アセアセ
海未「はい、では今日はこれくらいにしておきましょう。」
穂乃果「やったあ、もう終わり~♪」
海未「おや、まだ余裕がありそうですね。」
海未「穂乃果、もう一回踊りましょうか。」
穂乃果「やだやだやだやだ!!助けて~ことりちゃーん!」
ことり「今日はクリスマスイブだからね♪」
ことり「海未ちゃんも、今日は許してあげて?」
海未「はあ…わかりました。では、次回を楽しみにしててくださいね」ニコッ
穂乃果「ガクガクブルブル」
希「じゃあな真姫ちゃん。頑張って。」
真姫「ありがとう、希。いってくるわ。」
希「うん♪それじゃあウチは帰るな?」
真姫「ええ、また連絡するわ。」
希「ほな、えりち帰ろ~。」
絵里「待ってよ希。あっ駅前のケーキ買って帰りましょう?」
希「ええなあ、亜里沙ちゃんの分も買って帰る?」
絵里「亜里沙は、今日は雪歩ちゃんとクリスマスパーティですって。」
希「なら、ウチでささやかにパーティしよか。」
絵里「いいわね、お邪魔させてもらうわ♪」
凛「昨日のうちに、いっぱい飾り付けしたもんね!」
花陽「花陽はご飯頑張ってつくるからね!」
凛「わーい!!かよちんのごはん、だぁーいすきっ♡」
凛「もちろん、かよちんもだいすきにゃー!!」
花陽「り、凛ちゃん…///」
にこ「全く…クリスマスなんかではしゃいじゃって…」
真姫「……にこちゃん。」
にこ「どーしたの?真姫ちゃん。」ウ”ウ”ウ”…
真姫「ちょっと、いいかしら…?」
にこ「あー、ちょっと待ってニコ♪」
pipi…pipipipipi…
にこ「ごめん真姫ちゃん!ちょっとだけ待ってて。」
にこ「すぐ戻るから!」
ガララッ
真姫「あ…にこちゃん…」
花陽「おまたせ凛ちゃん、アルパカさんのお世話おわったよ♪」
凛「よーし、かえるにゃー♪」
凛「……あれ?真姫ちゃんは帰らないの?」
真姫「うん、にこちゃんを待ってるんだけど…」
花陽「そういえば遅いね、にこちゃん。」
花陽「もうかれこれ30分くらい…」
凛「あーっ!!もしかして真姫ちゃん、ニコちゃんに愛の告白?」
真姫「ウ”ぇぇ!?」
凛「あれ?当たりかにゃ?」
花陽「え!?真姫ちゃん本当に!?」
真姫「ナニソレ、イミワカンナイ。ドーシテワタシガニコチャンニ…///」パクパク
凛「悪あがきは良くないにゃー!」
凛「さあ、白状しろーっ♪」
真姫「わ、分かったわよ…実は…」
凛「真姫ちゃんはにこちゃんの事が大好きなんだにゃー!!」
花陽「ちょ、ちょっと凛ちゃん…」
凛「そうとなれば、今すぐニコちゃんを探そっ?」
凛「きっと、宿題の提出忘れたとかで怒られてるだけにゃ!」
真姫「そんな、悪いわよ…私は待ってるから、二人は仲良くパーティしてなさいよね。」
花陽「で、でも、花陽も二人の行方は興味あるかなあ…///」
真姫「もう…それじゃ、にこちゃんを探しにいきましょうか。」
凛「出発にゃー!!」
凛「うーん、職員室にもいなかったし、教室にも…」
花陽「後探してないのは、屋上くらいですか…?」
真姫「いって見ましょう」
真姫「何か聞こえるわね。」
凛「ちょっと覗いてみるにゃ。」
花陽「い、いいのかなあ…」
凛「そ~っとそ~っと…」
凛「!?」
真姫「どうしたのよ凛…」
真姫「にこちゃん、いた?」
凛「い、いやあ…こっここにはいないみたい!!」
真姫「じゃあ、誰が喋ってるっていうのよ…」チラッ
凛「あっ!!だめ!!」
真姫(え……?)
穂乃果「に~こちゃん♪」
にこ「何よ穂乃果…」
穂乃果「何よって何さぁ~…」
穂乃果「ニコちゃんのために、穂乃果特製のお菓子作ってきてあげたのにぃ~」
にこ「はいはい、どうもありがとうね。」
にこ「じゃ、これはにこから。」
にこ「手作りなんだから、感謝しなさいよね!」
穂乃果「うわぁ…オレンジのマフラー!!」
穂乃果「にこちゃん、ありがとう!!」
穂乃果「だぁーいすきっ♡」
にこ「ちょっ!抱きつくなっての!!」
にこ「誰が見てるか分かんないじゃない…」
穂乃果「誰もいないよ?だから…ご褒美ほしいな…」
にこ「全く、アンタは………ほら」
穂乃果「あっ…」
ちゅ。
にこ「アンタが欲しがるからでしょーが…」
にこ「それににこ、真姫ちゃん待たせガタンッ
穂乃果・にこ(!?)
「待ってよ真姫ちゃんっ!!」
「真姫ちゃん!!」
にこ「あのバカ…」グッ
にこ(!?)
穂乃果「行っちゃやだ…」
穂乃果「にこちゃんは、穂乃果のにこちゃんでしょ?」
にこ「それは…」
穂乃果「ね、もう一回しよっ?」
にこ(真姫ちゃん…)
凛「真姫ちゃんっ」ガシッ
真姫「離してよっ!!」
真姫「あんなの見て、正気でいられる!?」
真姫「信じらんない!!」
花陽「真姫ちゃん…」
真姫「もう…嫌。」
真姫「もう…どうでもいい。」
ガサッ
花陽「あ…これ…プレゼント…?」
真姫「こんなもの…っ」クシャ…
『『真姫ちゃん、これペアのや!にこっちとお揃いつけたらいいやん!』』
真姫「っ!!希…」
凛「ごめんなさい。」
真姫「……凛が、謝る事じゃないわ。」
真姫「見抜けなかった、私のせいよ。」
花陽「で、でもそれは…」
真姫「いいの、花陽。いまは、無理して慰めてくれなくてもいいわ。」
花陽「あの、その、ごめんなさい…」
真姫「気にしないで。むしろ、二人には感謝してる。」
真姫「一人であんなもの見ちゃったら、きっと壊れてたから。」
凛「真姫ちゃん…」
真姫「ありがとう、ふたりとも。」
そういって笑う真姫ちゃんの目は、
見てられないほどに濁っていました…
絵里「ふう、お腹いっぱいね。」
希「そやなあ…ちょっと食べ過ぎたかもしれへんね。」
絵里「あ、洗い物は私がやるわ。希はくつろいでて。」
希「ありがと、えりち。それじゃ遠慮なく…」
トードーケテーセーツーナーサーニハー
希「ん?電話や…」
絵里「誰からー?」
希「凛ちゃんや…二人のパーティにお呼ばれかな?」
絵里「もう…早くとってあげなさいよ。」
pi
希「もしもし凛ちゃん?パーティ楽しんでる?」
凛『それどころじゃないよ、希ちゃん!!真姫ちゃんが…』
希「どしたん!?」
希「真姫ちゃんが、まだ家に帰ってないらしい。」
希「それに、にこちゃんと穂乃果ちゃんが…その…」
希「ちゅーしてるとこ、見てしまったらしい…」
絵里(……)
希「えりち!!ウチ、真姫ちゃん探して来る!」ダッ
ガシッ…
希「えりち…何してるん?真姫ちゃんの事心配じゃないん?」
絵里「ええ…心配よ。でも、その前に希に話したい事があるの。」
希「そんなん、いつでも聞くやん!今は真姫ちゃんが「希!!」
絵里「私は…貴女が好きよ。」
希「え、えりち…冗談言ってる場合じゃ…」
絵里「冗談なんかじゃないわ…」
絵里「いつも誰かのために頑張る希が好き。」
「いつも私の事を支えてくれる希が好き。」
「私と友達になってくれた希が好き。」
「その顔も声も性格も言葉も。」
「全部が好きなの。」
「私なら、貴女を辛くなんかさせない。」
「私なら、貴女だけを愛してあげられる。」
「私なら…」
絵里「ねえ…どうして私じゃだめなの!?」
「どうして、報われない方を選ぶの!?」
「どうして……私じゃ……」
希「えりち……」
希「ごめんな。」
希「えりちがウチの事を想ってくれるように、ウチは真姫ちゃんが大好きなんや。」
「ご両親の反対押し切ってまでウチらのために動いてくれて。」
「自分の事もあるのに、μ’sを一番に考えてくれて。」
「そんな真姫ちゃんを、いつの間にか目で追ってた。」
希「ウチは、えりちが想ってるほどいい子やないよ?」
「結構自分のわがまま通すし、流される時もある。」
「でも、こんなうちの事好きになってくれたのなら。」
「こんなウチを大切やと思ってくれたなら。」
「ウチの気持ちを分かってほしい。」
希「えりちとは、付き合われへん。」
絵里「希……」
絵里「もし、もっと早く出会っていれば、貴女の心を振り向かせる事が出来たのかしら。」
希「それは…分からへん。」
希「でも、一つだけ言えるのは…」
希「今までも、これからも、えりちはウチの親友やで。」
希「それじゃ、行って来る!!」
希「えりち、あとは…」
絵里「ええ、後は任せて。」
絵里「取り乱してごめんなさい。」
絵里「こういう時は、親友を元気よく送り出してあげなきゃね♪」ウインク
希「えりち…」
絵里「行きなさい、希。」
絵里「今の真姫には、貴女が必要よ。」
希「うん!行って来る!!」ガチャッ
絵里「ばいばい、希……」
希「凛ちゃんっ花陽ちゃんっ!!」タッタッ
凛「希ちゃん!!」
花陽「どうしよう、真姫ちゃん見つからないよう…」
希「他にはどこ探したん?」
凛「えっと…えっと…学校でしょ?」
凛「ショッピングモール、駅前、真姫ちゃん家」
花陽「あと、他のみんなにも聞いたんですけど来てないって…」
花陽「ただ…」
花陽「ニコちゃんが…希ちゃんに。」
花陽「『真姫の事、たのんだわよ』って…」
希「にこっち…気づいてたんやな。」
希「やから、きっと…」
希「よしっ!!」パンッ
希「あとは任せて!二人は、もし真姫ちゃんが来た時のために家で待機してて。」
希「ここからは、ウチが探す!」
凛「でも…」
希「大丈夫や!アテはあるっ!」
花陽「希ちゃん…真姫ちゃんの事、お願いしますっ。」
希「…」
希「ウチに任しときっ」ニコ
希「真姫ちゃん、どこにいるんや…」
希「きっと、誰かの家は行かんし、帰っても無いとすると…」
『『私のとっておきの場所を、教えておきたくて。』』
希「まさか……!!」
真姫(……)
真姫(馬鹿ね……)
真姫(みんなに迷惑かけて…)
真姫(希にも、なんて言ったら良いのか…)
真姫(希は…)
あの二人の事知っていたのかしら
希「はぁ…はぁ…」
希(真姫ちゃんは…)
キョロキョロ…
希(いた…)
希(よし、行こう)
pipi
希(メール……!?)
真姫「なんだか、ニコちゃんよりも希に会いたくなってきちゃった…」
真姫「そりゃあ、あんなの見ちゃったらね…」
真姫「希……」
希「呼んだ?」ヒョコッ
真姫「希!?」
希「うん、ウチが希やで♪」
真姫(………)
希「あの…真姫ちゃん…その…」
真姫「ねえ、希。」
真姫「ひとつ、質問しても良い?」
希「…なに?」
真姫「希は………」
「あの二人の関係を……知ってたの?」
真姫「もう誰も、信用できない!!」
真姫「ニコちゃんも!穂乃果も!!」
真姫「みんな裏切った!!」
真姫「あなたも……裏切るの?」
希「……」
真姫「ねえ…どうなの?」
希(きっと真姫ちゃんは、信じれる人がほしいんや…)
希(上辺だけじゃなくて、ちゃんと、心から…)
希(そんなん、答えは決まってるやん…)
希「…知ってたよ。」
真姫「みんな、この真姫ちゃんを騙してた!!」
真姫「きっと、影で笑ってたんでしょう!!」
希「そんな事、ないよ。」
真姫「嘘!じゃあなんで黙ってたのよ!!」
希「自分のために、や。」
真姫「え…」
希「前に、買い物言った時の事覚えてる?」
希「真姫ちゃんがトイレ行ってたとき。」
希「あの時に、二人を見てしまってん。」
希「でも、あの時の真姫ちゃんの嬉しそうな顔見てたら、言えんかった。」
希「あの顔を、曇らせたくなかった…」
真姫「でもそれは…!」
希「それにな…」
希「これはチャンスや。」
希「そう…思ってしまってん。」
希「ウチな、すっごいずるい人間やねん。」
希「二人のを見てからな?」
希「これで、真姫ちゃんがにこっちを諦められる。」
希「そう…思ってしまったんよ…」
希「はは…馬鹿みたいやろ?」
希「結果、真姫ちゃんを裏切ってるんだから…」
希「嫌われても、仕方ないと思ってる。」
希「その覚悟あって、ここに来てる。」
真姫「どういう…意味?」
希「ウチは…」
「真姫ちゃんの事が、他の誰よりも大好き」
希「この気持ちに、嘘はないよ。」
真姫「だって、希は…」
『『そりゃあ、今はウチが真姫ちゃんとデートしてるからやん♪』』
『『少しでも、真姫ちゃんの力になれたら嬉しいんよ。』』
『『真姫ちゃん達には幸せになってほしいし。』』
『『その時は真姫ちゃんにそばにいてほしいな。』』
『『真姫ちゃんの事が、他の誰よりも大好き』』
真姫「のぞ、み…」
ドサッ…
希「真姫ちゃんっ!!」ギュッ
希「真姫ちゃん…めっちゃ冷たいやん…」
希「どれだけ長い間ここにいたんよ…」
真姫「さあ…忘れたわ。」
真姫「ねえ…希…」
真姫「いったい、いつから…?」
希「いつの間にか目で追ってて」
希「いつの間にか好きになってた。」
希「…案外、一目惚れやったんかもしれんね…」
真姫「そう…」
真姫「私ね、さっき一人で空を見てた時、希に会いたいと思ったの。」
真姫「ニコちゃんじゃなくてね…」
真姫「なぜかは分からないけど…希。って、口に出た。」
真姫「そしたら、アナタが来てくれた。」
真姫「偶然だとは思うけど…案外、悪くないものね。」
希「真姫ちゃん…」
真姫「あの二人が一緒にいたの。」
希「えっ…?」
真姫「思い出したの…あの時希は、背中で二人を隠した。」
真姫「でも、見えてた。ただそれを、現実と思いたくなくて。」
真姫「見てないフリをしたんだと思う。」
真姫「私も、アナタと同じ…」
真姫「自分のために隠した。」
真姫「だから…おあいこね。」
希「真姫ちゃん…」
真姫「ねえ、希…」
希「なあに、真姫ちゃん?」
「アナタの事…好きよ」
希「え…」
真姫「でも、これはきっと親愛の方…」
真姫「希とエリーのものと一緒ね…」
希「そう、やんな…」
希「やっぱりウチ「でも…私は、アナタに教えてほしい。」
希「…?」
真姫「今はまだ、分からないけれど…」
真姫「アナタとなら、分かる気がする。」
愛情って何なのか
真姫「だから…私のそばにいてくれない?」
希「ほんとに…」
希「ほんとに…ウチでええの?」
希「散々、真姫ちゃんの事振り回したで…?」
希「真姫ちゃんが振られて喜んでるような人間やで…?」
だから、よ
真姫「希を、そばで感じてたいの。」
真姫「それに…」
真姫「希に好きな人が出来たら、そばにいてあげるって約束したしね。」
希「ぷっ。そんなん、覚えとかんでもいいのに…」
真姫「希…」
希「?」
ちゅ。
真姫「なによ。ファーストキスをあげたんだから、もう少し喜んでよ。」
希「え…だって…真姫ちゃ…ちゅっ。
真姫「…これで、信じられる?」
隣には、私がいるから
真姫「ねえ、希?」
希「んー?」
真姫「この間と、同じ時間になっちゃったわね。」
希「そやなあ…」
真姫「…これ、もらってくれないかしら。」チャラ…
希「これ…にこっちにあげるって言ってた…」
真姫「そう…希には、少し複雑かもしれないけど…」
真姫「二人の証として、持っていてほしい。」
真姫「初めて、二人で選んだものだから。」
希「……ほな、ウチからはこれをプレゼントや。」ガサガサ…
真姫「これ…私が見てたブレス…買ってたの…?」
希「欲しそうな目で見てたから、気になっててんよ。」
希「それにな、このブレスも、ペンダントも、二つの意味があるんよ。」
真姫「ふたつ…?」
希「ひとつは、真姫ちゃんがくれたペンダントトップ。」
希「ダイヤモンドがついてるやろ?」
希「これは、4月の誕生石。つまり、真姫ちゃんの。」
希「それにウチがあげたブレス。」
希「ついてるのはムーンストーン。」
希「ウチの誕生石や。」
真姫「こんな偶然…」
希「偶然も突き詰めれば必然になる。」
希「起こるべくして起こった事や。」
真姫「じゃあ、私がこのブレスを受け取ったのも必然なのかしら……」
希「そうやね…」
希「それと、もうひとつの意味。」
真姫「?」
希「見て、真姫ちゃん。」
月が、奇麗ですね。
真姫「ああ…」
わたし、死んでもいいわ。
おわり
と、言う事で書きながらじゃんじゃん送ってました!
キャラdisっぽいのは許してくれ
テーマ上、大団円には出来んのだ…
一応、頭の中でエピローグは出来てるんで、風呂入ってからゆっくり書くわ
にこの立ち位置も、ストーリー的にこうなってしまったが、エピローグで幾分救済できたらとは思っている
すまんが、もうちょっとだけ付き合ってくれ!!
まあ好きなキャラがあんな立ち位置だったけど次の作品も期待してる
ちっと世界観変わるかもなんで、この終わりでいい人はスルーでお願いします。
希「さあ、これ以上いたら風邪引いてしまうなあ。」
真姫「そろそろ、帰らないとね。」
真姫「まあ、私としてはもうちょっと希に包まれていたいのだけれど…」
希「真姫ちゃんも甘えん坊さんになったなあ…」クスクス
真姫「希だけよ?そのかわり、希も私に甘える事。」
真姫「いつまでも、一人で悩んでないで、話して?」
希「ありがとな、真姫ちゃん。」
希「二人で、支え合っていこうな。」
真姫「ええ、約束よ。」
希「そういえばな、ここに着く直前に、にこっちからメール届いてん。」
真姫「どうせ、真姫を頼んだ、とかそういうメールでしょ?」
pipipi
希「ほら、これ。」
真姫に会ったら、伝えといて。
見てたの、知ってたって。
いつまでも真姫の気持ちに
気づかないフリしてごめん。
本当は、真姫と遊びにいく
ようになってからすぐ分かった
だって、あんなに楽しそうな
顔するんだもん。
それがにこには心地よくて、
気づかないフリすればずっと
続くんだと思ってた。
決して許される事ではないの
だけれど、ごめんなさい。
穂乃果と付き合ってなければ。
そう思うことすらあった。
それだけ、心から楽しめたから
ずっと隠し通せないと思って
穂乃果とひと芝居うったの。
これ以上真姫の笑顔も、
希の辛い顔を見るのも嫌で。
すべてはにこが招いた事だから
だから、これで許してとは言わ
無いけれど…
にこはμ’sを抜けるわ
後の事は、絵里に頼んである。
だから、安心して戻りなさい。
アナタ達の居場所はそこなんだ
から。
P.S.
アナタ達の事、本当に。
本当に、大好きだったわ。
さようなら。
==============
真姫「ふざけてるの!?」
真姫「何勝手に自己完結してるのよ…」
真姫「希!にこちゃんを捕まえるわよ!」
希(……)
希「そういうと思った♪」
希「ほな、ウチにいこか。」
真姫「希の家…?」
希「来れば分かるよー。」
真姫「…で、来たはいいけど…」
真姫「どういう事?」
にこ(?)「ん”ー!!ん”ん”!!」
絵里「え?にこが逃げようとしたから縛っておいただけだけど?」
希「えりち、流石にこれは…やり過ぎ?」
絵里「そうでもないわよ?」
絵里「手と足縛って猿轡して目隠ししただけだもの♪」
真姫「エリー…壊れちゃったの?」
絵里「いいえ?にこに罰を与えただけよ。」
希「えりち、全部ほどいてあげて?」
絵里「分かったわ、希!」シュルッパサッ
にこ「ぷはーっ!!く、苦しかった…」
にこ「……真姫ちゃん…」
にこ「の、希にメールしたのがすべてよ!」
にこ「言い訳も何も無いわ!!」
パチーーーーン!!!!
花陽「ぴゃあっ!?」
凛「い、いたそう…」
にこ「な、何よ。憂さ晴らし?良いわよ、いくらでもやりなさいよ!」
にこ「それだけのことを、にこはしたんだから…」ジンジン
真姫「……」テヲフリアゲル
にこ「ひっ…」
ギュッ…
にこ「え……」
真姫「馬鹿ね……」
真姫「許す訳ないでしょっ!!」グィーン
にこ「ひ、ひひゃいよ!まひひゃん!!」
真姫「アンタはね、一生消えないような傷を残したのよ!」
真姫「こっちがどれだけ悩んで、行動したと思ってるの!?」
にこ「はい…」
真姫「…でもね。」
真姫「にこちゃんが、私と希をつないでくれたのも事実。」
真姫「こんなことでも無かったら、私は希の事を好きになんてならなかったと思う。」
真姫「やり方は強引通り越して最悪だったけど…」
真姫「それに!」
真姫「私たちの居場所がここであるように。」
真姫「にこちゃんの居場所もここなのよ。」
真姫「だから、抜けるなんて言わないで。」
真姫「この天才真姫ちゃんが惚れたにこちゃんは、そんな人なんだから!!」グスッ
にこ「ま”ぎち”ゃあ”ん”…」
絵里「なら希!私たちで真姫を嫉妬させちゃえばいいんじゃない?」ウインク
希「えりちは、なんでこんなんなってんの…?」
ことり「私たちが着いた時はすでに…」
絵里「私、諦めないわよ、希!」
絵里「だって、結婚した訳じゃないんだもの!」
絵里「希に振り向いてもらえるように頑張るんだから!!」
希「ああ、吹っ切れたんはそういうことなんか…」
真姫「ちょっとエリー!!どういうことよ!!」
真姫「希は私のなんだからね!!」
絵里「あら真姫、そんなに言うなら貴女がつなぎ止めておけばよろしいんではなくて?」
真姫「言ったわね!!絶対に希は渡さないんだから!!」
希「ちょ、ふたりともー…」
絵里・真姫「希は黙ってて!!」
希「ええ、ウチの意思は…?」
ことり「きっとこれが、私たちμ’sのあり方なんじゃないかな♪」
海未「そのようなものですか…まあ、皆がよしとするなら良いでしょう。」
凛「そーんーなー事より!!」
凛「凛達まだ何も食べてないにゃー!!」
花陽「さ、流石に花陽ももう限界です…」グゥゥゥゥゥゥゥ…
花陽「ああっ!ダレカタスケテー!!」
穂乃果「じゃあみんな!」
穂乃果「仲直りとクリスマスを祝って!!」
全員「かんぱーい!!」
絵里「ホントね。お咎めなし…と言う訳にはいかないわね…」
穂乃果「ちょ、ちょっとまってよ!!」
穂乃果「穂乃果はもう十分、ことりちゃんと海未ちゃんにしぼられたんだから!!」
希「でも、実際穂乃果ちゃんが誘わんかったら、真姫ちゃんに見られる事も無く…」
凛「単に真姫ちゃんが振られて終わる。っていう状況だったのかにゃ?」
にこ「つまり…」
真姫「穂乃果。ちょぉーっとこっちに来なさい?」
穂乃果「え、やだやだやだやだ!!痛いのヤダ!!」
真姫「海未、希。やっちゃいなさい。」
希「ごめんなあ、穂乃果ちゃん」ガシィッ
海未「そうですね、当然の報いです!!」ハァァァァァ
希「わしわし~♡」
穂乃果「いやぁぁああぁぁぁぁぁぁぁああぁあぁ!!」
海未「ラブアロー・ビンタ!!」
バチコーーーーーン!!!!!!
終われ。
初SSを完成できた事に喜びを覚えつつ、
まだまだ未熟だと思い知らされました。
支援してくれた方々ありがとう!!
やっぱりのんたんはみんなの中心が似合うぜ
最後まで見てくれてありがとう!!
のんたん大好きだからまた書こうと思う!!
たっぷりお休みになっていい夢見て
また名作を書いて下さいな
乙
次も期待してるで
にこ推しだけど面白かった
よかった
穂乃果にそのこと愚痴ってたら意外と真摯に穂乃果が聞いてくれて穂乃果に惚れちゃったとかと思った
これが初SSとか今後期待せざるを得ない
寝てる間に感想来ててすげえ嬉しい
今、2作目制作途中なので、夜中には投稿できると思います
良かったら読んでください
あと、質問があったから。
にこがファミレス覗いたとき、ほのにこでデート中
ばれてなかったかを、希に打診…って感じです。
分かりにくくてごめんよ
俺の一番好きなのぞまきじゃないか!
おつおつ!
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