【ラブライブ！】凛「もっと教えて海未ちゃん！」海未「ええ、構いませんよ？」

海未「それは、鼻の粘膜が玉ねぎのある成分によって刺激されるからですよ、凛」

凛「お鼻が関係してるのかにゃ…」ｸﾞｽｸﾞｽ

海未「ちなみに、涙を出さなくするには玉ねぎ、もしくは包丁を冷やすのが効果的ですよ」

凛「さっすが海未ちゃんだにゃー…」ｸﾞｽｸﾞｽ

海未「ありがとうございます、凛。…代わりますよ？」

凛「…おねがいするにゃ」ｸﾞｽｸﾞｽ

海未「ええ、構いませんよ？」

凛「こたつっていつからあるにゃー？」ﾇｸﾇｸ

海未「はい、炬燵は室町時代、中国の僧侶さんが日本に教えたのが始まりですね。昔は電気なんてものは無かったので、囲炉裏や火鉢の上に櫓を建てて布団をかけて、その中に入って暖をとっていたそうですよ？」

凛「にゃー…その僧侶さんを褒め称えたいにゃー…」ﾇｸﾇｸ

海未「ええ、そうですね（猫は炬燵で丸くなる…ですね）」ｸｽｸｽ

海未「ええ、構いませんよ？」

凛「どうしてオリンピックのマラソンって42.195ｋｍなの？」

海未「それは、マラソンの規定距離は第8回のパリオリンピックまで無かったのですが、ある出来事が第４回のロンドンオリンピックで起こり、そのロンドンオリンピックでの距離が規定距離になったからです」

凛「へー、それが42.195ｋｍなのかにゃ？」

海未「ええ、性格には41.843ｋｍなのですが、当時の王妃アレクサンドラが宮殿の庭とスタート、ロイヤルボックス席…いわゆる貴賓席の前をゴールにするようにという要望が出たため、
　　　41.843ｋｍに延長した352ｍを足した42.195ｋｍが規定距離になりました」

海未「ちなみに、ある出来事とは、イタリアのマラソン選手がゴール直前で倒れ、競技役員に補助されながらゴールしたものの、失格になってしまいました。これを「ドランドの悲劇」といいます」

海未「この「ドランドの悲劇」が多くの人々を感動させたため、第4回のロンドンオリンピックで走った距離が規定になりました」

凛「な、なるほどにゃー！」ｶﾘｶﾘ

海未「ふふ、ちゃんと言い直すのでメモはゆっくりで大丈夫ですよ、凛」

凛「あ、ありがとにゃー…///」

海未「ええ、構いませんよ？」

凛「エスカレーターってなんで片側を空けるの？」

海未「それは、実は間違った習慣なんですよ、凛。エスカレーターを片側に偏って乗ると重心がそちらに偏ってしまい、機械が磨耗し、短時間での故障の原因になります」

凛「え？ほ、ほんと？」

海未「ええ、エスカレーターに乗るときはなるべく中央に乗って、しっかりと手すりに捕まって立ち止まって乗ってくださいね？」

凛「わかったにゃー！」

海未「えらいですよ、凛」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「えっへへ～♪」

海未「ええ、構いませんよ？」

凛「『已己巳己』ってなんて読むにゃ…？」

海未「これは『いこみき』と読みます。使われている漢字が似ていることから意味も『良く似ていて、見分けがつきにくい』という意味になります」

凛「す、すごいにゃ～…海未ちゃんほんとに2年生かにゃ…？」

海未「ふふ、ちゃんと2年生ですよ（昨日たまたま読んでた漫画で覚える四字熟語辞典…助かりました）」

海未「ええ、構いませんよ？」

凛「紅白歌合戦っていつからやってるにゃ？」

海未「はい、それはまだテレビの無い1951年にラジオ放送で第1回目がスタートしました。
　　　それ以降、恒例化した紅白歌合戦は1953年の第4回から、テレビの本放送に伴いラジオと共に放送されました。テレビでの放送と考えると、1953年が本当の最初なのかもしれませんね」

凛「へー…すっごく古いんだにゃー」

海未「ええ、ちなみに第1回の放送は大晦日ではなく、1月3日に行われたらしいですよ？」

凛「時代の流れはすごいにゃー…」

海未「ええ、構いませんよ？」

凛「どうして温泉では頭にタオルを置いてる人がいるのかにゃ？」ｻﾞﾊﾟｰ

海未「はい、それはちゃんと意味があるんですよ、凛。のぼせやすい場合に、冷たいタオルを頭全体を覆うようにすることでのぼせにくくなるんですよ」ｻﾞﾊﾟｰ

海未「冬場の露天風呂の場合も、お湯と外の気温差で立ちくらみが起きやすい為、暖かいタオルで頭を覆うことで立ちくらみ防止にも役に立つんです」

凛「へぇー、思っていたより大事なんだにゃー…冷たっ！？」

海未「はい、これは凛の分ですよ」

凛「あ、ありがとにゃー…///」

海未「ええ、構いませんよ？」

凛「コーヒー牛乳ってなんでお風呂上りによく飲まれるの？」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ

海未「はい、それは昭和30年頃、銭湯がもっとも増えてきた時代であると同時に、冷蔵庫が出始めた頃でもあります。
　　　ですが当時はまだ一般家庭での冷蔵庫の普及率は高くなかったのですが、銭湯ではよく普及されていることに乳製品メーカーが気づき、銭湯を中心に営業をして行った結果といわれています」ｸﾞﾋﾞ

凛「へぇー、その営業の人は大勝利だにゃー…」ｹﾌﾟｰ

海未「ふふ、そうですね…ﾌﾞﾌｫ！」

凛「う、海未ちゃん大丈夫かにゃ！？」

海未「だ、大丈夫、です…ぷぷ…（ちゃ、茶色い髭が凛の口周りに…）」

海未「ええ、構いませんよ？」

凛「煩悩ってなんで108個もあるんだにゃ？」

海未「それは、実は108という数は”とても多い”という意味があるので、数が決まっているわけではないんですよ」

凛「へー…そんな意味があったんだにゃー」

海未「ちなみに、時代や教義によって煩悩の数が変わってるので、8万4000煩悩という考え方もあるんですよ？」

凛「そ、それはちょっと多すぎだにゃ…」

ｺﾞｰﾝ…ｺﾞｰﾝ…ｺﾞｰﾝ…

凛「あ、除夜の鐘だにゃ！」

海未「ふふ、今年はありがとうございました、凛。また来年もよろしくお願いしますね？」

凛「お礼を言うのは凛のほうだよ！今年は海未ちゃんにいーっぱい色んなこと教えてもらったからとっても楽しかったから、来年もいっぱい教えて欲しいにゃ！」

海未「ええ、頼りにしてくださいね、凛」

海未「いえいえ、今年は両親が旅行で3日まで帰ってこれないのでとても助かりました」

凛「そ、そうだったの？（どうりで静かだと思ったにゃ…）」

海未「ええ、ですので元旦ですが凛さえよければもう一日泊まれますよ？」

凛「え、あ、う……そ、それじゃあもう一日…///」

海未「はい、ありがとうございます」

凛「こ、こちらこそ、だにゃ…///」

海未「あ、そういえばいい忘れてましたね。…新年あけましておめでとうございます、凛」

凛「あ、うん！あけましておめでとうございます、海未ちゃん！」

うみりん「今年もよろしくお願いします！」

おわり

あと鯖がアレだし